2010年にメキシコ湾沖で発生し、日本でも大きく報道された海底油田爆発事故を映画化。2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmに位置する
石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田から逆流した天然ガスへの引火による大爆発が起こった。海上一面が火の海と
化す最悪な状況の中、施設内に閉じ込められた作業員たちは被害の拡大を食い止めるべく奔走し、決死の脱出を図る。「ローン・サバイバー」
「バトルシップ」のピーター・バーグ監督が、人為的ミスの連鎖や親会社と下請け会社の確執といった小さな原因の積み重ねが未曾有の大事故
の実話超大作です。
原因あるところに結果がある。これは、人災ですね。しかも、やっぱりと言うべきですね、お金が(過剰なコストカット)絡んでいます。
事故が起きると、得てして、人の慢心とか、事なかれ主義とかがありますが、この事故も正にそうでしたね。
前半のうちに人間模様がわかり、後半は手に汗握る展開で、実話であることが恐ろしくなる。まだこの事故から7年しか経っていないのにね
更に前半から嫌な予感がプンプンしてくるのも良かったですね~ 随所にこれから起こるであろう事の序章を感じさせていました。
事故の後は、正に必死ですね。一つ不具合が起きると、連鎖的に雪崩を打ったかのように、最悪の事態まで至っています。正直、何か
もっとドラマチックな話になるのかと思っていたんですが、実話ですからこうなるんでしょうね。。。
あんな中でよく生き延びたな~と・・・ 何であんなことになったのか聞いてもどうせ分かんないけど科学的説明が少し欲しかったかな?
地味だがとにかく大迫力。掘削施設大炎上シーンは必見です ☆☆☆★