2012年、古くからの友人たちと悪事をした敦也(山田涼介)は、かつて悩み相談を請け負っていた「ナミヤ雑貨店」に身を隠す。
敦也は廃業しているはずの店の郵便受けからした音に気付き調べてみると、32年前に書かれた悩み相談の手紙があり、さらに
郵便受けは1980年につながっていた。三人は困惑しつつも店主に代わり返事を書くと、また手紙が投函されてくる
時空を超えた複雑な繋がりが無理なく自然な流れでまとめられていて、幾つものストーリーがひとつになっていく感じが良かった
やはり軸となるのは西田敏行さんの熟練された演技だと思います。流石だと思いましたね~
主演の山田さんも難しい役どころだったと思いますが、自然に敦也の気持ちを伝えていました。そのまぶしい演技力はもう俳優?
とも言えるの。心の闇みたいなものを表現されていて再生されていく過程を見れた気がします。
三人のバランスもすさんでいてもどこか微笑ましいのが救いでした。ただエンディングのその後の三人はちょっと取ってつけた様
な感じで、今までの流れとの違和感が・・・・・少し勿体なかったかな?しかし中盤の門脇さんのライブシーンもとても心に沁み
ました。ストーリーを知って聴くと新たな感動が生まれます。所々で涙を誘うのですが、私的にはここが一番涙腺が緩んだかも
素敵なお話を体験したい方はぜひ見てください
今年度私にとって一番の邦画だったと思います。 私の近くにも「ナミヤ雑貨店」無いですかね~ ☆☆☆☆☆