木祖村には他にも古木桜はあるのだが、今年は「村天然記念物」に指定されている古木を回ります
国道19号菅交差点からスキー場へ上がってくる道(きさらぎの道)沿いにあります
菅のエドヒガンザクラは、現総理大臣の「かん」ではなく「すげ」と読みます
別名「十王堂のエドヒガンザクラ」とも呼ばれ、他の桜に先がけて里山に春を告げると紹介されています
菅地籍の十王堂前の土手の斜面に、お堂と村道を覆うように大枝を張って育っています
正徳四年(1714年)の銘を刻む如意輪観音像をはじめ江戸前期のものが数体ある事からおそらく
時を同じくして植栽されたものと考えられています
かなりの老木ではあるが、樹木医の指導を受けながら手入れをしているそうです
樹齢 300年 樹高約 20m、目通り幹囲 3.9m、枝張り約 16m
昭和52年7月 村天然記念物に指定 2021年4月15日撮影 満開