こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

発 想 転 換

2011-05-08 08:37:36 | Weblog
文明に資源など

本来

不要

眠る地下資源であろうと

地表の天然資源であろうと

そもそも

まったく必要というものが

なかった

未知の選択肢に

気づこうとしなかった

秘密主義を貫く組織が

文明の覚醒



阻んでいた


温暖化は化石燃料を燃やしてきたことによって

地球に訪れた発熱を伴う

疾患

放射能汚染は

安全だと言い張っていた権威が

判断を誤ったことによって

人類に訪れた

すくわれることのない




皮膚感染だけでなく

経口感染を経て

放射線源をどんどん

増やしていく

という展開をとる


遺伝子を破壊しては

生命の存続を成り立たなくさせる

放射線を限度以上に浴びた人は

おしなべて

その被害から逃れることができない


資源を消費する行為は

それが生む

さまざまな副作用を

甘受してもよい

というメッセージになっている


人類は承知の上で

有害で高価な資源から

いくつかのエネルギーを取り出し

当然のようにして
 
環境条件を

大きく劣化させていくプロセスに依存する暮らしを

これからも末永く続けようとしている


このサイクルの有害性を分かっていながら

そこから抜け出そうとしなかった

他にエネルギーを取り出す手段がない

と勝手に思い込んでいたからだった


努力は続けていたのだったが

その有効性を

一度も

実地検証しなかった

実効が得られていなくても

問題にはならなかった

予め作って置いた法律で

その報われない努力を有効

だと定めていたからであった


電気エネルギーは

摩擦でも生じる

冷たい空気と暖かい空気とがせめぎ合う場所では

雷が数多く発生している

乾燥した冬の大気を掻き分けて

自動車が前へ突き進むことによって

摩擦を起こす境界面に

静電気を発生させている

ゴムのタイヤによって

電気的に絶縁されている冬の自動車は

帯電し易い条件を整えている


電気を起こす方法は

たくさん ある

だが

安定した状態で

電気エネルギーを生みだす方法は

ごく限られている


不安定な電力(電流x電圧)から

有効なエネルギーを取り出すことは

できない

いつ発生するか分からない負荷に即応するには

絶えざる発電が維持されていなければ 

な ら な い


自然エネルギーが原発を代替できずにいるのは

安定性に大きく欠けていたからだった

その欠陥を補うために

商用電源からのバックアップ



電力会社からの経済的支援などを

常に必要とする身分に甘んじざるを得なかった


自然エネルギーには

代替能力が基本的に備わっていないのだ

単独で安定的供給を維持する

能力そのものが

すっかり欠けているのだから


電力会社の商用電源にとって

不安定な出力しかだせない太陽電池は

高品位の電力を劣化させて

総合品質をただ悪くする原因にしかなり得ない

足手まといで 

しかも邪魔をする

品質的に劣った電流を

高い費用を負担してまで

送電系統に

紛れ込ませるのは電力会社の経営にとって

不都合なのだ

無益な結果が

累々と

電力会社へと訪れる


風力発電では

常時バックアップされていなければ

電力の供給を行うことが

まったく できない

これが何を意味するのかを

文明は振り返った後になってから

初めて

知ることになるだろう


電力会社には

知られてはならない秘密を

隠している魔屈が

たくさん

ある


安定的に電力を取り出す方法へと人類が近づくためには

発電原理を再確認することができるようになっていなければならない

発電機の仕組みを知れば

運動エネルギーの合理的な与え方を

模索することができるようになる


発想を変えると

資源に依らない発電が可能である

ということが明確に見えてくる


劣った方法を保守しようとしてきたということが

地球環境と

生命環境とを

ひとまとめにして

破壊するよう文明を仕向けていた


発想を変えるための変換キーは

おおっぴらに

あけすけに

そこに置かれている

隠されてなどいないのだ

キーのある場所が分かったら

それを押すだけで

状況はすぐさま一変するだろう


真実とはそのようなものなのだ

初めからそこに用意されていて

見出される時の到来を

おとなしく

ただじっとして

待っている

時期がくれば

問題の意味と形とが

一つになって

みえてくる
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