北朝鮮という名の
何をするか分からない
その意味で
とても剣呑な国が
東アジアの一郭に存在している限り
ドル経済圏の推進役を担う
エンジン機能をもった
国である日本は
アメリカの庇護
と
その関与を
切実に必要とする
そんな身分
から逃れることができずにいる
アメリカが日本を頤使することが
円滑にできていたというのは
北朝鮮を
意図的に温存させておくことが
アメリカの利益にかなっていたからに
他ならない
日本の戦後政治というものは
強い与党政権と
弱い野党からなる国会が
一見民主的とみえる政治システムを
アメリカの意向の下で
健全に
運営することができていた
あの
所謂
55年体制と
その復活を決定づけた
民主党政権の陋劣ぶりが
日本をアメリカの番犬
となることを
政府自らが
率先して
実行するよう努めさせてきた
いじめられた子供が
意を決して
反撃に転じることを
自衛権の行使
という
これは公知の事実であることから
内閣が関与するまでもなく
自然法
として
ひとしく認められているところのもの
反撃するための既成事実を
作ってから決着を急ぐ場合
と
いじめ行為を回避するために
自らの反撃能力の威力を
意識して
周囲に明確化させておく場合とが
選べる
日本では後者の道を選ぶのが一般的
前者の道を選んだなら
先制攻撃を誘導したその後に
反撃するための行為に合法性を与え
短期間で決着をつける
ということがよく行われる
この方法を内閣がとることを
アメリカは認めてこなかった
日本の一存で対外交渉をした
とする履歴はない
その結果
臆病ものがとる一般的な行動
すなわち
真っ先に身構える
という
率先して弱点をさらけ出し
却って
状況を劣悪化させてしまうという
道を
現政権は選び取った
先制攻撃を許して反撃の口実とする
というのは
アメリカがよく使う歴史的な常套手段
第二次世界大戦太平洋戦線の始まりは
このアメリカの引き技に乗せられた日本海軍が
用意された罠に
まんまと嵌ってしまったことによって
戦端が開かれ
核分裂反応の人体実験で終了する
という顛末を残した
その結果
米軍による日本の占領を合法化し
日本をアメリカに従属させておく
という経過を経て
今日の日米関係を築かせた
湾岸戦争に於いてはイラクを裏で唆し
クェートに侵攻させておいたその後で
世界一の軍隊がもつ攻撃能力を誇示する機会を得て
反米の旗手となっていたリビアのカダフィを
その直後にアメリカへと靡かせた
その10年後の9.11では
複数の通報が寄せられていたにも関わらず
同時多発テロを実行させ
3か月というごく短期間で
テロ組織の領袖二人を
アフガニスタンのはげ山に追い詰めておきながら
取り逃がし
後のイラク侵攻作戦の実施へと結びつていた
世界最強を誇る米軍が
消耗戦の末に
名誉ある撤退
という形をつくりだしはしたものの
今年
イスラム教の宗派対立を契機として
イラクを三つに分断しようとする
動因が新たに形成される次第となった
もとはと言えば
アメリカの誘導
による
テロ
が
今日の混迷を
世界各地に生み出した
ということになる
事実関係を時系列に並べ替えることによって
より
明確な姿が見えてくる
日本で起きている憲法解釈を巡る軋轢も
アメリカの意向に従順であろうとする内閣が
国民の大意を黙殺して
尾を振って見せようとした
スタンドプレイに他ならぬ
55年体制の前から始まっていた
対米従属型の国会が
自主独立を早い段階で目指していたなら
尖閣上陸へと相手を誘導した上で海上を封鎖し
自衛権の合法的実施を理由に
領有権を主張する防衛戦を
展開する程度のことは
できていた
日本を従属させておくそのために
北朝鮮という国をアメリカは必要とした
この先状況が変わったとしても
中国が北朝鮮に代わって
日本を制御するための存在となるならば
アメリカの利益は
これからも
末永く保証される
アメリカにとっての最大の不利益は
日本の自立以外に比肩するものはない
拉致による被害者を生み出してきたのは
北朝鮮の存在が
日本政府を制御するためのツール
として有効な存在であったからなのだ
拉致事件の解決が長引いているのは
アメリカの都合によって起きたこと
遺骨を巡るDNA鑑定に
不正が認められたその直後
ごく小規模の核実験が唐突に実施された
その後二国間交渉は六カ国協議へと拡大され
拉致問題は当面の課題ではなくなってしまった
翻弄されていたのは
拉致事件の被害を受けた関係者すべて
小泉政権による詰めの甘さが
事件解決への時間を徒らに長びかせた
日本が当時から自主独立を果たしていたのなら
アメリカの顔色を窺って
行動を変える必要はなかった
反対に
アメリカを諌めたり
嗜めたりすることさえできていた
もしそのような展開になっていたら
イラク戦争とその後の混乱などの一連の変化なども
起きてはいなかった
ということになる
現状は日本に自主性が不在
であったというその過去が
現在に引き起こした
不都合の結果
が
対米依存型内閣の誕生で
憲法解釈の変更という結果へと
結びつかせたものなのだ
解釈の変更を許したことで
日本を防衛するための三軍を
その名称を用いずに
保有することを
その昔可能ならしめていた
という経緯が既にある
ことさら解釈を変えて見せるまでもなく
自然法
としての自衛権を行使していたのであれば
問題はよりシンプルな姿をとっていた
問題の所在を曖昧にしただけでなく
憲法を骨抜きにしてきた過去の事実が
解釈改憲へと今年
国会議員の大多数を走らせた
アメリカに依存しなければ成り立たない
エネルギーの安全保障政策
というものが
日本の自立を未だに阻んでいる
代替エネルギーの開発を怠ってきた政府内閣が
エネルギーを自給自足するための方法を
確保することが夙にできていたなら
日本は20世紀中に
世界を指導する立場に就いていた
選良がもつ思考力の欠如は
このようにして
国民に禍の種を植え付けただけでなく
アメリカの言いなりになりたがる内閣を
国民に支持させるところとなり
日本市場が生み出した富を
ドル資本に持ち去らせるがままに放置した
貧困化することを強いられた国民は
薪の上で寝るほどの苦痛に耐え
アメリカを栄えさせるために
熊の肝を舐めて自らを鼓舞する暮らしを
続けてきた
近い将来
覚醒した日本が
真っ先やるべきことは
考える力を
国民がその手に取りという戻すということ
そのためには
知育偏重型の教育システムから離れ
あそび
を通じた社会性の涵養
と
観察眼を磨いて得た
分析力と情報統合能力の錬磨
そしてそれによる
交渉能力の練達を
国を挙げて図らなければならない
知識欲に目覚めた学生は
禁を破ってでも
自発的に学ぶ
知識は授けるものではなく
学びて後知るもの
であるに相違ない
知識の使い方を教えることが
教育の本義
使えない知識をどれほど多く授けたとしても
それが
ものの役に立つことは
殆んど
ない
精々クイズ番組で
知識の一端を披歴して
終わるのみ
ひとの選抜を
容易にするための手段であり続けている教育が
認識能力のない国会を
今に維持させている
壮大なこの無駄を減らすだけのことで
この国は良い状態へとすぐ遷移する
無駄を無駄と認識することができなければ
より壮大な無駄が
経済成長の足枷となるばかり
日の本の民は
自らの明確な価値基準
をもっていなければならない
世界に真相を伝える役割を通じて
繁栄を地上へと導き
それによる
恒久平和の実現を
自覚を以て
意欲的に牽引していかなければならない
日本は
これから
エネルギーの自給自足体制を築き
不具合の真相と
それによる貧しい経過のもつ意味を
全世界へと
鋭意
伝えていかなければならない
国民が覚悟をもって
問題の解決に立ち向かうための
準備ができたとき
さまざまなサポートが
極東へと
押し寄せてくるだろう
何をするか分からない
その意味で
とても剣呑な国が
東アジアの一郭に存在している限り
ドル経済圏の推進役を担う
エンジン機能をもった
国である日本は
アメリカの庇護
と
その関与を
切実に必要とする
そんな身分
から逃れることができずにいる
アメリカが日本を頤使することが
円滑にできていたというのは
北朝鮮を
意図的に温存させておくことが
アメリカの利益にかなっていたからに
他ならない
日本の戦後政治というものは
強い与党政権と
弱い野党からなる国会が
一見民主的とみえる政治システムを
アメリカの意向の下で
健全に
運営することができていた
あの
所謂
55年体制と
その復活を決定づけた
民主党政権の陋劣ぶりが
日本をアメリカの番犬
となることを
政府自らが
率先して
実行するよう努めさせてきた
いじめられた子供が
意を決して
反撃に転じることを
自衛権の行使
という
これは公知の事実であることから
内閣が関与するまでもなく
自然法
として
ひとしく認められているところのもの
反撃するための既成事実を
作ってから決着を急ぐ場合
と
いじめ行為を回避するために
自らの反撃能力の威力を
意識して
周囲に明確化させておく場合とが
選べる
日本では後者の道を選ぶのが一般的
前者の道を選んだなら
先制攻撃を誘導したその後に
反撃するための行為に合法性を与え
短期間で決着をつける
ということがよく行われる
この方法を内閣がとることを
アメリカは認めてこなかった
日本の一存で対外交渉をした
とする履歴はない
その結果
臆病ものがとる一般的な行動
すなわち
真っ先に身構える
という
率先して弱点をさらけ出し
却って
状況を劣悪化させてしまうという
道を
現政権は選び取った
先制攻撃を許して反撃の口実とする
というのは
アメリカがよく使う歴史的な常套手段
第二次世界大戦太平洋戦線の始まりは
このアメリカの引き技に乗せられた日本海軍が
用意された罠に
まんまと嵌ってしまったことによって
戦端が開かれ
核分裂反応の人体実験で終了する
という顛末を残した
その結果
米軍による日本の占領を合法化し
日本をアメリカに従属させておく
という経過を経て
今日の日米関係を築かせた
湾岸戦争に於いてはイラクを裏で唆し
クェートに侵攻させておいたその後で
世界一の軍隊がもつ攻撃能力を誇示する機会を得て
反米の旗手となっていたリビアのカダフィを
その直後にアメリカへと靡かせた
その10年後の9.11では
複数の通報が寄せられていたにも関わらず
同時多発テロを実行させ
3か月というごく短期間で
テロ組織の領袖二人を
アフガニスタンのはげ山に追い詰めておきながら
取り逃がし
後のイラク侵攻作戦の実施へと結びつていた
世界最強を誇る米軍が
消耗戦の末に
名誉ある撤退
という形をつくりだしはしたものの
今年
イスラム教の宗派対立を契機として
イラクを三つに分断しようとする
動因が新たに形成される次第となった
もとはと言えば
アメリカの誘導
による
テロ
が
今日の混迷を
世界各地に生み出した
ということになる
事実関係を時系列に並べ替えることによって
より
明確な姿が見えてくる
日本で起きている憲法解釈を巡る軋轢も
アメリカの意向に従順であろうとする内閣が
国民の大意を黙殺して
尾を振って見せようとした
スタンドプレイに他ならぬ
55年体制の前から始まっていた
対米従属型の国会が
自主独立を早い段階で目指していたなら
尖閣上陸へと相手を誘導した上で海上を封鎖し
自衛権の合法的実施を理由に
領有権を主張する防衛戦を
展開する程度のことは
できていた
日本を従属させておくそのために
北朝鮮という国をアメリカは必要とした
この先状況が変わったとしても
中国が北朝鮮に代わって
日本を制御するための存在となるならば
アメリカの利益は
これからも
末永く保証される
アメリカにとっての最大の不利益は
日本の自立以外に比肩するものはない
拉致による被害者を生み出してきたのは
北朝鮮の存在が
日本政府を制御するためのツール
として有効な存在であったからなのだ
拉致事件の解決が長引いているのは
アメリカの都合によって起きたこと
遺骨を巡るDNA鑑定に
不正が認められたその直後
ごく小規模の核実験が唐突に実施された
その後二国間交渉は六カ国協議へと拡大され
拉致問題は当面の課題ではなくなってしまった
翻弄されていたのは
拉致事件の被害を受けた関係者すべて
小泉政権による詰めの甘さが
事件解決への時間を徒らに長びかせた
日本が当時から自主独立を果たしていたのなら
アメリカの顔色を窺って
行動を変える必要はなかった
反対に
アメリカを諌めたり
嗜めたりすることさえできていた
もしそのような展開になっていたら
イラク戦争とその後の混乱などの一連の変化なども
起きてはいなかった
ということになる
現状は日本に自主性が不在
であったというその過去が
現在に引き起こした
不都合の結果
が
対米依存型内閣の誕生で
憲法解釈の変更という結果へと
結びつかせたものなのだ
解釈の変更を許したことで
日本を防衛するための三軍を
その名称を用いずに
保有することを
その昔可能ならしめていた
という経緯が既にある
ことさら解釈を変えて見せるまでもなく
自然法
としての自衛権を行使していたのであれば
問題はよりシンプルな姿をとっていた
問題の所在を曖昧にしただけでなく
憲法を骨抜きにしてきた過去の事実が
解釈改憲へと今年
国会議員の大多数を走らせた
アメリカに依存しなければ成り立たない
エネルギーの安全保障政策
というものが
日本の自立を未だに阻んでいる
代替エネルギーの開発を怠ってきた政府内閣が
エネルギーを自給自足するための方法を
確保することが夙にできていたなら
日本は20世紀中に
世界を指導する立場に就いていた
選良がもつ思考力の欠如は
このようにして
国民に禍の種を植え付けただけでなく
アメリカの言いなりになりたがる内閣を
国民に支持させるところとなり
日本市場が生み出した富を
ドル資本に持ち去らせるがままに放置した
貧困化することを強いられた国民は
薪の上で寝るほどの苦痛に耐え
アメリカを栄えさせるために
熊の肝を舐めて自らを鼓舞する暮らしを
続けてきた
近い将来
覚醒した日本が
真っ先やるべきことは
考える力を
国民がその手に取りという戻すということ
そのためには
知育偏重型の教育システムから離れ
あそび
を通じた社会性の涵養
と
観察眼を磨いて得た
分析力と情報統合能力の錬磨
そしてそれによる
交渉能力の練達を
国を挙げて図らなければならない
知識欲に目覚めた学生は
禁を破ってでも
自発的に学ぶ
知識は授けるものではなく
学びて後知るもの
であるに相違ない
知識の使い方を教えることが
教育の本義
使えない知識をどれほど多く授けたとしても
それが
ものの役に立つことは
殆んど
ない
精々クイズ番組で
知識の一端を披歴して
終わるのみ
ひとの選抜を
容易にするための手段であり続けている教育が
認識能力のない国会を
今に維持させている
壮大なこの無駄を減らすだけのことで
この国は良い状態へとすぐ遷移する
無駄を無駄と認識することができなければ
より壮大な無駄が
経済成長の足枷となるばかり
日の本の民は
自らの明確な価値基準
をもっていなければならない
世界に真相を伝える役割を通じて
繁栄を地上へと導き
それによる
恒久平和の実現を
自覚を以て
意欲的に牽引していかなければならない
日本は
これから
エネルギーの自給自足体制を築き
不具合の真相と
それによる貧しい経過のもつ意味を
全世界へと
鋭意
伝えていかなければならない
国民が覚悟をもって
問題の解決に立ち向かうための
準備ができたとき
さまざまなサポートが
極東へと
押し寄せてくるだろう