文明が犯した二大迷妄の一つ
である核抑止力
として世界がこぞって信仰
してきたその秘められた
巨大な破壊圧という
ポテンシャルは
安全を保障するものとして
これまで百年以上に亘って
人類が共有する重要な価値
の一つとなっていた
だがたった一人の
狂った指導者が
エゴに執着したときを境にして
平和抑止力でもある
という対蹠した概念
へと変貌させてしまったようだ
国際社会はこの時から
有効な手段となる方途
をついに見失い
確証の無い未来
を生きなければならなくなった
核抑止力を信仰の対象として
崇め奉ってきた
その他の指導者たちすべては
それが平和を否定するために
使われることなど
一顧だにしていなかった
2022年二月
アメリカの情報力によって
追いつめられたその末に
狂気
へと至る道の門
をこじあける行為
を文明は簡単に許したのだった
核兵器にしがみついてきた
これまで営々として積み上げてきた
文明の過去の成果を
追いつめられた末の狂気で
意思表示するに至らしめた
その経過の記録が
一斉に呪うべき事態
を出来させた
その経緯を忘れ去ってはならない
E=MC2
を導いた明敏な覚醒が
欲望と不安心理とに結びついたとき
それを使った武装闘争
に備えようとする動因が
一斉に遅滞なく
ハタラいた
どのような正当と思われる理由があるにせよ
使い方に制約条件を失った核兵器を
制御することがまったくできない
という事実を文明は
欲の深い愚かな
狂気したたったひとりの
指導者によって
認識の過ちを
想定外のタイミングで
唐突に知らされて慄いた
文明社会は健全化する道
を一瞬で見失い
打つ手なく
切歯扼腕しながら
佇立して
ただ眺めている
ことしかできなくなった
核抑止力という概念は
共同幻想に過ぎなかった
経済封鎖を解くための条件
として核の放棄
を設定することが
文明が生き残るための
最大の義務となる
経済成長を重要視する以上
役に立たない核兵器
の保有コストは
安全保障から
経済活力の劣化喪失
へと
ただ単に結びつく
だけのもの
環境復元を可能にする
新電源の供給者は
未来型の電源システムを
核保有国に供与してはならない
というのはこの理由があることによる
核廃絶を急ぐなら
環境電源の開発
を
こそ寧ろ急ぐべきなのだ
核兵器の拡散
という事態こそ
人類が抱くに至った
最大の危機だった
ということなのだ
CO2と核抑止力という
並立した壮大な迷妄に
これまでまったく気付かずにいた文明は
覚醒する直前の
暁闇に達した
※CO2が空気より重いガスであるという事実は、固体となったドライアイスが気化したとき、白煙を地に這わせることを経験からよく知っている。つまり空気より重いものは、大気圏を上昇する能力を発揮できない。空気より五割も重い温室効果ガスCO2は、大気圏へと熱を運びあげることが不可能なのだ。この単純な事実さえ見失っている程、文明が陥っている二大迷妄は昏くて深い。
である核抑止力
として世界がこぞって信仰
してきたその秘められた
巨大な破壊圧という
ポテンシャルは
安全を保障するものとして
これまで百年以上に亘って
人類が共有する重要な価値
の一つとなっていた
だがたった一人の
狂った指導者が
エゴに執着したときを境にして
平和抑止力でもある
という対蹠した概念
へと変貌させてしまったようだ
国際社会はこの時から
有効な手段となる方途
をついに見失い
確証の無い未来
を生きなければならなくなった
核抑止力を信仰の対象として
崇め奉ってきた
その他の指導者たちすべては
それが平和を否定するために
使われることなど
一顧だにしていなかった
2022年二月
アメリカの情報力によって
追いつめられたその末に
狂気
へと至る道の門
をこじあける行為
を文明は簡単に許したのだった
核兵器にしがみついてきた
これまで営々として積み上げてきた
文明の過去の成果を
追いつめられた末の狂気で
意思表示するに至らしめた
その経過の記録が
一斉に呪うべき事態
を出来させた
その経緯を忘れ去ってはならない
E=MC2
を導いた明敏な覚醒が
欲望と不安心理とに結びついたとき
それを使った武装闘争
に備えようとする動因が
一斉に遅滞なく
ハタラいた
どのような正当と思われる理由があるにせよ
使い方に制約条件を失った核兵器を
制御することがまったくできない
という事実を文明は
欲の深い愚かな
狂気したたったひとりの
指導者によって
認識の過ちを
想定外のタイミングで
唐突に知らされて慄いた
文明社会は健全化する道
を一瞬で見失い
打つ手なく
切歯扼腕しながら
佇立して
ただ眺めている
ことしかできなくなった
核抑止力という概念は
共同幻想に過ぎなかった
経済封鎖を解くための条件
として核の放棄
を設定することが
文明が生き残るための
最大の義務となる
経済成長を重要視する以上
役に立たない核兵器
の保有コストは
安全保障から
経済活力の劣化喪失
へと
ただ単に結びつく
だけのもの
環境復元を可能にする
新電源の供給者は
未来型の電源システムを
核保有国に供与してはならない
というのはこの理由があることによる
核廃絶を急ぐなら
環境電源の開発
を
こそ寧ろ急ぐべきなのだ
核兵器の拡散
という事態こそ
人類が抱くに至った
最大の危機だった
ということなのだ
CO2と核抑止力という
並立した壮大な迷妄に
これまでまったく気付かずにいた文明は
覚醒する直前の
暁闇に達した
※CO2が空気より重いガスであるという事実は、固体となったドライアイスが気化したとき、白煙を地に這わせることを経験からよく知っている。つまり空気より重いものは、大気圏を上昇する能力を発揮できない。空気より五割も重い温室効果ガスCO2は、大気圏へと熱を運びあげることが不可能なのだ。この単純な事実さえ見失っている程、文明が陥っている二大迷妄は昏くて深い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます