思考力を失っているこの国の指導者
全員
が
交流の電力消費を減らせば
その分だけ
発電所で燃やしている
化石燃料を減らす効果
が得られる
とする
物理法則を完全に無視した
有害な法律を採用し
止まらない温暖化を
いま
世界中で
盛んに
生み出している最中
という現状が
既にある
問題の本質を見失っている
というその事実が
大気中の二酸化炭素濃度を
400ppm以上の水準へと
着実に高めさせてきたのは
数値結果が示す通り
明か
異常気象の連鎖は
いうまでもなく
指導階級に属する総員が
こぞって
引き起こした
とすべき
粗末な事態
周波数がなければ
絶対に
成り立たない交流電流を
電力消費を減らすことで
抑制できる
としてきた世界共通の頑迷な思い込みに
相変わらず気づかないまま
効果のないことが
夙にわかっている
各種の温暖化防止対策の実施
に投じられた国家予算を
いたずらにただ積み上げ
国民に還元するための成分を
ひたすら
無駄に費やしてきた
行為が生んだ
損失
が経済成長に不可欠の
需要の有効性を
完璧に消し去った
その夥しい数の不始末の合計が
いま
市場主義経済
で成り立っている国際社会に
一層強いデフレ圧力を
懸けている
地下資源の大量消費が
温暖化防止目的で失われてしまうと
決済通貨であるドルの需要も
同様に低下せざるを得なくなる
ドルの供給を生業とする
国際金融資本と
通貨発行権を有する
合衆国政府とが
温暖化対策から実効性を
予め取り除いておくことで
世界中で
石油の需要が増え続けるよう
背後にまわって
温室効果ガスの濃度上昇を
問題視することを
一貫して
避けさせてきた
このため
世界は実効性がない
各種の不毛な対策に
安心して邁進できるようになり
石油の消費を心置きなく増加させ
それによる経済成長率
の上昇を維持しながら
ドルの需要を
恒常的に高め続けさせる行為に
意味を知らないまま
せっせと勤しんできた
ドルに過剰流動性が備わるようになったのは
アメリカが一方的に離脱した
金本位制を見限ったドあのルショック
から後になってからのこと
それと全く同じ方法で
気候変動枠組み条約から
真っ先に離脱する
と一方的に決めたのは
当時の米政府
即ち
ブッシュジュニアが大統領となっていた
その時代
それから
石油の利権を巡るかけひきを経て
アメリカがイラク戦争へと
国際社会を誘導するようになり
今では中東を
世界中で最も危険な地域
へと
変えしまう結果を
引き出した
皮肉なことに
原油相場は現在
最低水準を突破する
値下がりを記録するほど
軟弱化してしまい
米大陸で
地下資源を効率よく取り出す術が
実用化されたということが
産油国に
強い値下げ圧力を懸ける
予期せぬ変化を
与えることとなったのだった
不具合の一切は
機軸通貨となっているドルの発行権をもつ
アメリカと
ドル需要国
即ち
産油国の思惑と
石油消費国のすべてとが
こぞって招いた
不埒な結果
諸悪の根源は
アメリカのもつ独善主義
に帰することなのだ
ドル経済圏の関与
に絶対的に依存するようになった
国際経済の在り方というものが
政治と経済のそれぞれの反応場
に於けるいくつもの不安定性を
人知れず
与えてきた
その主体こそ
かつてのドル資本
現在では
資本の供給と調整を担当する
世界中いたるところに拠点を置く
国際金融資本と呼ばれる
巨大なネットワークで繋がった
貪欲な組織
ドルの過剰流動性を拡散させてきた窓口
の役割を果たしつつ
FRBが
政策金利を調節する機能を担うことで
市場から
余ったドルを回収する
インターフェースとなるシステムを
着々と
作り上げてきた
リーマンショックが
ドル余り現象の結果として
サブプライムローン市場に
活路を見出そうとして
資本をそこへと収斂させてきた
挙句の果てに起きた
金融事件
であることは既に総括されている
たった二年しかない
支払猶予期間が短すぎた
いうことが
資本の回収を急いだ
貸し手である国際金融資本に
焦げ付きを生じさせた
その理由
借り手の返済能力を大幅に超えた融資を
連綿として
行ってきた
不動産関連の大規模融資の在り方が
08年秋
ついに
米本土で全容不明な
大規模な焦げ付き
所謂デフォルト
を発生させてしまったのだった
急遽とられたゼロ金利政策と
三度に亘って実施された
量的緩和はこの金融事件がきっかけ
となって引き起こされたもの
それだけではなく
G8をG20へと拡大することで
資本制度の維持をかろうじて
保たせた
とする記録は経済史のエポック
となっている
その収束を意味する
FRBによる政策金利の引き上げが
示唆されていたのだったが
中国市場を起源とする経済事案が
そのタイミングで発症することとなり
原油相場の下落とも相俟って
ドルの需要水準を
大幅に引き下げる
最大の原因が国際化することとなった
市場経済全体に重大な影響を及ぼす
その変化は
株式市場全般に
世界同時株安
という変化をたった二日で齎した
ドル余り現象を放置しておけば
ドルの通貨価値は
過剰流動性の膨張
によって毀損され
世界規模の通貨インフレ
へと発展していく可能性を高める
これを避けるためには
ドル金利の引き上げは
急務なのだが
金利の上昇は株式相場に
強い下押し圧力を懸けることになる
他者資本を活用する企業は
金利上昇で支払利息が増え
それが企業収益を圧迫することから
株価の下落となって顕れる
FRBの今後の裁量次第で
市場経済の命運が決まる
ことさえあり得るのだ
アメリカ経済が成長余力のあるうちに
ドルを速やかに回収して
市場で余っている基軸通貨を
消しておかなければ
想像を絶する破局が待ち構える
滝壺
へと
一斉に世界中が沈み込む
実に高度な危機が
市場経済に忍び寄りつつあるようだ
ドル金利の反転上昇という
通貨当局が下すその意思決定は
外貨売りドル買いを急がせ
ドル需要国の多くが
自国通貨の価値低下による
購買力の喪失
を強制されるようになる
石油の消費を急がせることで
利益を得てきたそのアメリカが
過剰供給したドルを
市場で大量に余らせると
政策金利を機動的に引き上げることで
ドルの通貨供給量を制御することが
これまではうまくできていた
クリーンスパンの時代には
そんなことが頻繁に起きていた
リーマンショック以降
それとは様相を異にした
金融政策の実施を
その主体であるFRBが
近い将来
市場から迫られることになる
原因を与えた者が
結果を引き受けなければならない
というのは哲理
宇宙法則といってもよいほど
普遍的なこと
日本語の表記なら
因果応報
ということになる話なのだ
失った思考力を取り戻さない限り
正しい判断を下すことは
到底不可能
そのカギは
教育にある
全員
が
交流の電力消費を減らせば
その分だけ
発電所で燃やしている
化石燃料を減らす効果
が得られる
とする
物理法則を完全に無視した
有害な法律を採用し
止まらない温暖化を
いま
世界中で
盛んに
生み出している最中
という現状が
既にある
問題の本質を見失っている
というその事実が
大気中の二酸化炭素濃度を
400ppm以上の水準へと
着実に高めさせてきたのは
数値結果が示す通り
明か
異常気象の連鎖は
いうまでもなく
指導階級に属する総員が
こぞって
引き起こした
とすべき
粗末な事態
周波数がなければ
絶対に
成り立たない交流電流を
電力消費を減らすことで
抑制できる
としてきた世界共通の頑迷な思い込みに
相変わらず気づかないまま
効果のないことが
夙にわかっている
各種の温暖化防止対策の実施
に投じられた国家予算を
いたずらにただ積み上げ
国民に還元するための成分を
ひたすら
無駄に費やしてきた
行為が生んだ
損失
が経済成長に不可欠の
需要の有効性を
完璧に消し去った
その夥しい数の不始末の合計が
いま
市場主義経済
で成り立っている国際社会に
一層強いデフレ圧力を
懸けている
地下資源の大量消費が
温暖化防止目的で失われてしまうと
決済通貨であるドルの需要も
同様に低下せざるを得なくなる
ドルの供給を生業とする
国際金融資本と
通貨発行権を有する
合衆国政府とが
温暖化対策から実効性を
予め取り除いておくことで
世界中で
石油の需要が増え続けるよう
背後にまわって
温室効果ガスの濃度上昇を
問題視することを
一貫して
避けさせてきた
このため
世界は実効性がない
各種の不毛な対策に
安心して邁進できるようになり
石油の消費を心置きなく増加させ
それによる経済成長率
の上昇を維持しながら
ドルの需要を
恒常的に高め続けさせる行為に
意味を知らないまま
せっせと勤しんできた
ドルに過剰流動性が備わるようになったのは
アメリカが一方的に離脱した
金本位制を見限ったドあのルショック
から後になってからのこと
それと全く同じ方法で
気候変動枠組み条約から
真っ先に離脱する
と一方的に決めたのは
当時の米政府
即ち
ブッシュジュニアが大統領となっていた
その時代
それから
石油の利権を巡るかけひきを経て
アメリカがイラク戦争へと
国際社会を誘導するようになり
今では中東を
世界中で最も危険な地域
へと
変えしまう結果を
引き出した
皮肉なことに
原油相場は現在
最低水準を突破する
値下がりを記録するほど
軟弱化してしまい
米大陸で
地下資源を効率よく取り出す術が
実用化されたということが
産油国に
強い値下げ圧力を懸ける
予期せぬ変化を
与えることとなったのだった
不具合の一切は
機軸通貨となっているドルの発行権をもつ
アメリカと
ドル需要国
即ち
産油国の思惑と
石油消費国のすべてとが
こぞって招いた
不埒な結果
諸悪の根源は
アメリカのもつ独善主義
に帰することなのだ
ドル経済圏の関与
に絶対的に依存するようになった
国際経済の在り方というものが
政治と経済のそれぞれの反応場
に於けるいくつもの不安定性を
人知れず
与えてきた
その主体こそ
かつてのドル資本
現在では
資本の供給と調整を担当する
世界中いたるところに拠点を置く
国際金融資本と呼ばれる
巨大なネットワークで繋がった
貪欲な組織
ドルの過剰流動性を拡散させてきた窓口
の役割を果たしつつ
FRBが
政策金利を調節する機能を担うことで
市場から
余ったドルを回収する
インターフェースとなるシステムを
着々と
作り上げてきた
リーマンショックが
ドル余り現象の結果として
サブプライムローン市場に
活路を見出そうとして
資本をそこへと収斂させてきた
挙句の果てに起きた
金融事件
であることは既に総括されている
たった二年しかない
支払猶予期間が短すぎた
いうことが
資本の回収を急いだ
貸し手である国際金融資本に
焦げ付きを生じさせた
その理由
借り手の返済能力を大幅に超えた融資を
連綿として
行ってきた
不動産関連の大規模融資の在り方が
08年秋
ついに
米本土で全容不明な
大規模な焦げ付き
所謂デフォルト
を発生させてしまったのだった
急遽とられたゼロ金利政策と
三度に亘って実施された
量的緩和はこの金融事件がきっかけ
となって引き起こされたもの
それだけではなく
G8をG20へと拡大することで
資本制度の維持をかろうじて
保たせた
とする記録は経済史のエポック
となっている
その収束を意味する
FRBによる政策金利の引き上げが
示唆されていたのだったが
中国市場を起源とする経済事案が
そのタイミングで発症することとなり
原油相場の下落とも相俟って
ドルの需要水準を
大幅に引き下げる
最大の原因が国際化することとなった
市場経済全体に重大な影響を及ぼす
その変化は
株式市場全般に
世界同時株安
という変化をたった二日で齎した
ドル余り現象を放置しておけば
ドルの通貨価値は
過剰流動性の膨張
によって毀損され
世界規模の通貨インフレ
へと発展していく可能性を高める
これを避けるためには
ドル金利の引き上げは
急務なのだが
金利の上昇は株式相場に
強い下押し圧力を懸けることになる
他者資本を活用する企業は
金利上昇で支払利息が増え
それが企業収益を圧迫することから
株価の下落となって顕れる
FRBの今後の裁量次第で
市場経済の命運が決まる
ことさえあり得るのだ
アメリカ経済が成長余力のあるうちに
ドルを速やかに回収して
市場で余っている基軸通貨を
消しておかなければ
想像を絶する破局が待ち構える
滝壺
へと
一斉に世界中が沈み込む
実に高度な危機が
市場経済に忍び寄りつつあるようだ
ドル金利の反転上昇という
通貨当局が下すその意思決定は
外貨売りドル買いを急がせ
ドル需要国の多くが
自国通貨の価値低下による
購買力の喪失
を強制されるようになる
石油の消費を急がせることで
利益を得てきたそのアメリカが
過剰供給したドルを
市場で大量に余らせると
政策金利を機動的に引き上げることで
ドルの通貨供給量を制御することが
これまではうまくできていた
クリーンスパンの時代には
そんなことが頻繁に起きていた
リーマンショック以降
それとは様相を異にした
金融政策の実施を
その主体であるFRBが
近い将来
市場から迫られることになる
原因を与えた者が
結果を引き受けなければならない
というのは哲理
宇宙法則といってもよいほど
普遍的なこと
日本語の表記なら
因果応報
ということになる話なのだ
失った思考力を取り戻さない限り
正しい判断を下すことは
到底不可能
そのカギは
教育にある