こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

昏 い 知 識

2017-03-05 09:01:46 | Weblog
温暖化を止める有効な方法



現時点で

一つとして存在しない


火力発電所で

化石燃料を燃やすことを

止めない限り

二酸化炭素濃度は

これからも増え続け

大気中の濃度をひらたすら高め

平均気温を果てしなく

上昇させる


太陽光発電や風力発電の導入を急いでも

それが温暖化を止められないのは

これまでの経過の事実から

既に

あきらか

文明はその簡単な理由を

探る努力を行ってこなかった


商用電源を成り立たせている

交流送電

という方法では

環境性能の高い電源を

どんなにたくさん増やすことができた

としても           

CO2などの

有害物質の発生源となっている

火力発電所の燃焼炉の稼働率を

減らすことができない


そのため

二酸化炭素の排出量は

これから先も

増え続けて

とまることなく

果てしなく

つづく


温暖化を実際に止める

有効な方法は

現状で

一例も存在しない

単独でその能力を保持していても

交流送電のインフラに取り込まれた段階で

環境性能の高い優良なエネルギーは

一瞬で無駄となって

知の底へと堕ちてゆく


文明が経済発展を急げば急ぐほど

環境負荷因子の密度

は次第に増加してゆく

この不可逆的なサイクルを

断ち切ることが

文明には

永遠にできない

問題の本質を見損なっているからだ


これが京都議定書を無効に終わらせ

バリ協定を将来

結果として

失敗させる原因となって

生命に祟る

ということが

既に

決められていた

とする事実を文明に

若干の時間を措いて

悟らせる


交流の発電機は

周波数という絶対条件

に縛られていることから

装置の回転数を減らすことが

本質的にできない


三相交流は円を構成する

360度の範囲を

均等に三分割する

互いに120度づつ

ずれた

独立した位相

で成り立っている

その形はベンツや三菱のもつ

ミツマタのカタチをとり

互いに影響を及ぼさない

最大の感覚を設ける配置

となるよう

事前に

よく配慮されている


交流の波形

が表すそのカタチは

回転角を有する

円運動の様態を

二次元上に押し込め

平板な図形として

無理やり表示させたもの

実際の三次元図形とは

まったくかけ離れた概念として

広く受け入れられてきた


床屋であることを示すあのサイン

つまり赤と青の線からなる

常に回転している円筒

を平面図に映し出すと

交流電流の波形へと変化する


筒が一回転するその間に

右方向へと流れる電圧の波



左方向へと流れる電圧の波

とが水平線を境に

交互に立ち現れる


磁石の極性が切り替わる度に

上方向に表れる山型の波と

下方向に表れる谷型の波とが

交互に切り替わる

この特異な性質をもつ電流である

ということが

交流(AC=オルタナティブ カレンシー)

と呼ばれる二つの対蹠的に

相異なった方向を志向する

別々のベクトルに従う

もう一つの(オルタナティブ)電流

を誘導することとなり

電圧の変化を伴った

志向性を異にする

二系統の電流が併存する

その状態

を交流という呼称で

表現する慣行を生み出した


自然界には本来

直流電流しか存在しておらず

人工的に円運動を引き起こすことで

SとNの極性を互い違いに均等に

分極させた磁石のもつ磁場を

強制的に変化させることで

磁場変化を倍増させ

高い起電力を誘導することにより

電流の発生を制御する方式が

エジソンと二コラ・テスラによる

直流と交流を巡る

送電インフラの争いを引き起こすこととなり

最終的に現在の交流へと

統一された


円運動が毎秒五十回切り替わるとき

50ヘルツの周波数をもつ交流電流

が生み出される


発電機の回転数が乱れると

周波数を維持していることが

たちまち

不可能となる


このため外部電源からの電力の流入は

交流電流の波形の乱れとなって

顕れる


乱れた周波数は

発生させた電力を

その場で使い物にならない

無駄なエネルギー

へと変えてしまう


三相交流を単線で輸送することは

固よりできない

電信柱を繋ぐ配電線が

常に三本単位で統一されているのは

異なった位相の交流を

単線で輸送することが

できなかったからなのだ


自然エネルギーが生んだ

きれいな電力を

電力会社が買い取っていても

それを火力発電所が生み出した交流と混ぜて

輸送することは

波の始点を一致させない限り

絶対的に不可能なことなのだ


波を一致させることができなかったからこそ

送配電線を三本単位で構成しなければならなくなり

よりシンプルな単線で

複数の周波数を持つ交流電流を

輸送する手段が

永く失われていたのだった

位相制御を可能にすれば

送電系統を統合して

一本化するのは

容易な技


三相交流を単線で輸送するのが可能なら

位相制御をする必要はなく

複合する周波数を持つ交流から

任意の一つを選び出して

電気製品に供給すれば済むハナシ


それができなかったということが

火力発電所の役割を

避けがたいものにして

省エネ節電を無駄な努力に

し続けててきた

そこで生じた有効需要の喪失が

財務体質を劣化させ

千兆円を突破した財務合計を

国民へと押し付けて

増税やむなし

とする大方の意見を引き出した

第一ボタンを掛け違うと

最後になるまで

その事実に気づかない


周波数を成り立たせている

位相を制御は

直流化以外にその方法はなく

これからも不可能であり続ける


再生可能エネルギーを増やしても

火力発電所の燃焼炉で

化石燃料の消費が減る

ということには

当然ならない


国会は交流の性質を理解しないまま

官僚の言いなりになることしかできず

物理法則に反する法律を制定して

電力消費を国民が減らせば

二酸化炭素の発生量を減らせる

という誤った理解を植え付け

夏の暑い盛りに

28℃の室温を強制する

無駄な努力をするための忍耐を

国民すべてに強いてきた

電力業界の秘密主義が

国家に巨大な損失を

押し付けている

国会の不明以外に

その理由などない


温暖化防止に関する法律を制定して

国民に無駄な努力を強い

省エネ節電を実施するための

効果のない無駄な投資を

三十年間以上に亘って実施し

温暖化を止めた積もりになって

訳もなく満ち足りていた


その結果名目上で減らした筈のCO2は

却って増加し続けることとなり

一昨年の記録で

赤道上空で

400ppmの値を

突破する事態となった


世界中の電力会社が

秘密主義へと陥っていた

ということが

止まらない温暖化を確定させ

京都議定書を無効に終わらせ

パリ協定の履行を迫る事態



こうして引き出した


交流の意味を理解しないまま

直流と同じであると勝手に錯誤し

電力消費を止めれば

エネルギー消費も減らせる

と独善的に解釈し

時日関係の確認を

怠ってきた


交流電源は周波数を維持するために

その円運動を

常に安定化させていなければならない

という宿命を帯びて生み出されたもの

この事実が

電力会社に化石燃料の消費抑制を

忌避させて

自然災害の狂暴化を急がせ

降水量の増加と

それによる洪水の被害を拡大し

生命の生息環境に

自らの手で

強い淘汰圧をかけている

この余りにもアホらしい構図に

当事者のすべては

相変わらず

何一つ

気付くこともない


これが文明の現状なのである
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