大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

姫川温泉と大糸線の一両電車。

2010年10月20日 | 日記
今回の撮影会の宿泊でお世話になったのが姫川温泉・ホテル白馬荘でした。結構歴史があり(古いの意味)設備等はあまりぱっとしないけれど、温泉はナトリウム・カルシウム・塩化物・炭酸水素塩温泉で効能は神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔ろう・冷え性・病後の回復・疲労回復・健康増進などと何でも効きそうなちょっと熱めの最高の温泉でした。決してキレイとは言えない建物はロビーが3階で内風呂が2階、露天風呂が1階という造りで、私が泊まった部屋は4階でした。部屋の窓を開けると眼下に露天風呂が見える。手前が男用で奥が女用だ。脱衣場から直接岩造りの露天風呂に入る感じだが、洗い場が無いので最初は2階の内風呂で身体を洗い、その後1階の露天風呂に移るのが望ましい。ただちょっと面倒だ。何で露天風呂に洗い場が無いのだと立腹してしまう。そんな立腹も入浴するだけで全身の血流が良くなり疲れが取れたように感じる温泉に免じてここは許してしまおう。4階の部屋に戻ると露天風呂越しに一両で走る大糸線の電車が見えた。大糸線は松本駅から新潟の糸魚川駅に至る鉄道で松本駅 - 南小谷駅間はJR東日本、南小谷駅 - 糸魚川駅間はJR西日本の管轄となっていて「北アルプス線」という愛称もある鉄道マニアに人気の路線だ。「ガタコン、ガタコン」とちょっと懐かしい音を出して走る一両電車に哀愁を感じる。今回の目的は紅葉の撮影会だったが心が洗われる気持ちになってしまう。ちょっと気になったのは電車から女風呂が見えてしまうのではと思ったこと。やっぱり不純だ。

追伸 ホテル白馬荘の料理は魚が主体で大変美味かったです。