今日のブログも熱海ネタです。熱海駅前のお土産屋が軒を連ねる「平和通り名店街」に入り、観光客の間をすり抜け少し歩いて「萬八」と「魚ととや」の干物屋の間の路地を左に折れて直ぐの場所の右手に、観光客が列を作る「熱海プリン」が在ります。この「熱海プリン」の人気は凄まじく、この1〜2年程で熱海・銀座通りや熱海・多賀にも支店進出をして、一躍「熱海の名物」に躍り出た感まであります。あっそうそう、今日のお話は熱海プリンでは無くて、熱海プリンの前に在るカウンター7〜8席のみの小さなラーメン屋さん「雨風本舗」のお話です。以前にこのブログでも書いていますが、お兄ちゃん(らしき人)が一人で切り盛りするラーメン屋なのですが、何とも言えぬ昔ながらの雰囲気とラーメンが気に入って6~7年前から通っていました。ところが2年程前に、目の前に前述の「熱海プリン」がオープンし、周辺は観光客で溢れ出したのです(今は同店の待合スペースまで設けるほどです)。そんな事が影響してか、このお兄ちゃんのラーメン屋にもいつの間にか列が出来る程になってしまい、列に並ぶことに嫌いな私は2年間もここのラーメンを食べることが出来ないのでした。ところが先日(平日)、早めに熱海入りすることが出来た私は「ダメ元でも久々に行ってみるか」とこのラーメン屋を訪ねました。すると店の前に列んでいたのは若いカップルが一組なのですよ。念のため「列んで居ますか?」と尋ねると「はい。私たちは2人ですが、そこに1人分空いていますのでお先にどうぞ」と嬉しい返事です。やりましたよ。約2年振りだったのでチャーシューメンを奮発してオーダーです。久し振りに食べた「雨風本舗」のラーメンは味はもちろんですが、「雰囲気と言う調味料」が沢山加味され美味しく頂く事ができました。今度は何年後にこのラーメンを食べられるだろう・・・・。