大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

今年も「美しい風景写真100人展」。

2011年05月31日 | 日記
今年も富士フイルム社と隔月刊風景写真を発行する風景写真出版の2社主催による「美しい風景写真100人展」が年末に富士フイルムフォトサロンにて開催されます。同写真展はプロ・アマ総勢100名の風景写真家がフイルムに捉えた風景が見せる美しい瞬間をこだわりの高品質で高画質の銀塩プリントに仕上げて展示する写真展。今回この写真展の応募要項がワイズに届きましたので紹介致します。このブログの読者の中で腕に覚えのある方は是非応募してください。一人5点までの応募でサイズは4つ切りとの事です。詳しくはワイズにも応募用紙がありますが主催の風景写真出版にもお問い合わせください。因に同社はワイズと同じ文京区・本郷に所在しますが東大・赤門前でワイズは東大・龍岡門前の位置関係になります。今日はこれから日本カメラ者の取材がありその後写真展会場を3カ所まわり夜からマミヤカメラクラブのホームページ、フライヤーの制作となります。本当に今の時期は忙しく感じます。

今年も雨の中の東大五月祭でした。

2011年05月30日 | 日記
28日に予定されていた写真家・吉野信さん指導の小石川植物園での大中判カメラ撮影会ですが、とても残念だったのですが雨天中止となってしまいました。何でも今年の梅雨は例年より十数日早く梅雨入りとなってしまった様です。29日の日曜日はマミヤカメラクラブのホームページ制作に精を出していたのですが、途中息抜きで東大五月祭に出かけてきました。前回も書いたように私の記憶の中ではこの東大五月祭は毎年雨のイメージがありましたが、今年もやっぱり雨でした。雨の中東大生が作って売るフランクフルト、たいやき、ちじみ等の模擬店テントが立ち並び、威勢良く呼び込みのかけ声が聞こえています。う~む、雨を感じさせない人の出だ。また昨年は矢沢永吉のライブが開催された安田講堂前のステージは東大生のバンドなのだろう大きなボリュームで演奏を行っていた。この五月祭の為にプレハブまで建てて何日も前から準備を行っていた東大生の姿を見ているので、何とか「晴れの五月祭」になって欲しかったものである。来年こそは「晴れ」を祈りましょう。

東日本大震災復興支援プロジェクト 紙飛行機「手をつなごう日本号」

2011年05月29日 | 日記
東日本大震災に遭いオモチャも無くした子供達の閉塞した心を、紙飛行機を飛ばすことによって少しでも癒すことが出来ないか?またこの紙飛行機を販売してその売り上げを義援金として使えないかとの一存で航空写真家の芥川善行さんが設計された紙飛機に「手をつなごう日本号」と命名し製作致しました。完成した飛行機は順次避難所の子供達にお送りして行きたいと思っています。また一般販売した売上金は全額を義援金として然るべき団体を通し寄付させて頂きます。これらにご協賛頂ける方は是非、紙飛行機「手をつなごう日本号」をお買い求め頂きたくお願い致します。「手をつなごう日本号」の販売は飛行機10機、接着剤1個、組立図3枚のセットで1000円です。ご希望の方はワイズクリエイトまで申し込み下さい。なお、セットにするのは少ないワイズクリエイトのスタッフで行っていますのでセット生産に限りがあります。ボランティア頂ける方は大歓迎したいと思います。

紙飛行機「手をつなごう日本号」セット
復興義援価格1000円
【セット内容】
日本号飛行機・・・・・・10機
組み立説明書・・・・・・3枚
接着剤・・・・・・・・・・・・1本
企画・設計 有限会社アクタガワテクニカルフォト
企画・運営 株式会社ワイズクリエイト

皆さん朗報です!新しい写真ギャラリーがオープンします!

2011年05月28日 | 日記
六本木の富士フイルム・フォトサロンが2階から1階に移設された事により従来あった3スペースが2スペースになってしまい同サロンでの写真展開催が更に狭き門になってしまったのは皆様ご存知の事と思いますが、これが直接の原因かどうかわかりませんが富士フイルム社系のプロラボ・クリエイトでお馴染みの富士フイルムイメージテック社が6月1日の写真の日に新宿御苑の近くにギャラリーをオープンします。名称は「富士フォトギャラリー新宿」。何でも50坪の広さに2つのギャラリースペースを設け現在突貫工事中とのことで、これで写真展が開催できる場所が増えた事になります。。オープンを記念して著名な写真家30人による「オープニング写真展」が開催されますので注目ください。

富士フォトギャラリー新宿
東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル1F
TEL 03-5368-2530 FAX 03-5368-2570

28~29日と東大5月祭が始まります。

2011年05月27日 | 日記
昨日、愛犬を連れて夜の東大構内を散歩しました。東日本大震災直後は真っ暗になっていた東大構内ですが、あちこちの研究室にも明かりが灯り通常に戻りつつあるようです。そんな東大構内ですが中央図書館前がやけに明るく何人かの作業する人がいます。近づいてみると「あっ、そうだ!東大5月祭の準備だ!」と気づきました。毎年のようにこの時期には5月祭の準備プレハブ小屋が建ち学生達が一所懸命に看板や木造造作物の製作を夜遅くまで行っています。時計を見ると22時30分です。「何時まで掛かるのかな?」と多少心配にもなります。東大5月祭とは毎年5月末に本郷キャンパスで開催される東京大学全学の学園祭です。秋の学園祭シーズンとは外れた時期に開催されるために注目度も高く、参加団体は約400、来場者数は7万人以上と規模においても全国屈指の学園祭とのことです。昨年は一般ニュースでも紹介されましたが矢沢永吉のライブショーまでありました。今年は5月28~29日に開催されますが、ちょっと心配なのがここ何年かは雨にたたられせっかく学生達が何日もかかって作った造作物がいつもびしょびしょになってしまうことです。天気予報によると今年もやっぱり雨が・・・・。

フォトコン7月号で大判カメラの特集が。

2011年05月26日 | 日記
フォトコン誌の7月号で大判カメラによるコンテスト発表がされますが、それに合わせて大判カメラの特集が組まれます。大判カメラと言えばワイズクリエイトとの事で、記事への協力要請があった。内容は(1)大判カメラ座談会(2)大判カメラ実践(3)大判カメラの基本機材であった。頼まれれば何でも受けることを良しとするワイズクリエイトなので快くお引き受けしました。初日は座談会の会場をおさえ出席者を調整し無事終了。2日目は生憎の雨の中でしたが大判カメラ実践編のモデルとなる日本リンホフクラブの川太泰夫さんに登場頂き、フォトコン坂本副編集長と一緒に小石川植物園へ出かけ実際に大判カメラでの撮影を敢行しました。いや~流石に雨はきつく撮影時にはモデルの川太さんから傘を取り上げましたので川太さんはかなり濡れたのではと思います。ワイズに戻りカメラ、レンズ、ホルダーなど最低限必要なブツ撮りを行い終了でした。これらの様子は6月20日発売のフォトコン誌で紹介されますので是非お近くの書店でお求め下さい。

ちょっと贅沢に露天風呂付きの旅館に泊まってしまった。

2011年05月25日 | 日記
久しぶりの伊豆での撮影旅行であったが、伊豆と言えば温泉と魚料理とばかりにちょっと贅沢をして黒船来航でお馴染みの下田の「下田大和館」と言う露天風呂付きの旅館に宿泊してしまった。伊勢エビや地魚の刺身やアワビの躍り食いをたらふく食べて、露天風呂付きの部屋でゆっくりと身体を癒した。そう言えば撮影会のアテンドで日本中の沢山の温泉旅館に泊まってはいるがプライベートに近いこの様な旅行は10年以上経験がない様な気がする。小さいながらも部屋に隣接した露天風呂に浸かりながら眼下の海を眺めていると休みも取らずにがむしゃらに働いた会社の創立期、ある程度軌道に乗りながらも休みなどとれなかった時期のことが想い出された。そうだ今日は本当に久しぶりの休養日としよう。明日は撮影も止めて伊豆に来た観光客になろうと決意してしまった。夜になり月明かりの下に再度露天風呂に入ると潮の香りと潮騒だけが耳に入り、更なる至福の時を迎えた。

本場のわさびソフトクリームはひと味違います。

2011年05月24日 | グルメ
伊豆ネタをもうひとつ。撮影取材のため長く自動車を走らせていたのでちょっと休憩と天城の道の駅に立ち寄りました、すると「わさびソフトクリーム」なる看板とのぼりを発見。この日は天気が良くて暑く感じる日だったのでためらいも無く即購入です。普通わさびソフトクリームと言うとソフトクリームの中にわさびを練り込んだ緑色のソフトクリームを想像していたのですが、ここ、わさびの本場は違いました。私が注文するとなんとサメ革のおろし器で本当のわさびをゴシゴシおろし始めたではないですか。小さな山になるほどおろした後、普通のソフトクリームのようにニョロニョロとカップの上にクリームを盛りつけます。その次におろしたてのわさびを写真の様にトッピングし「はい出来上がり!」だったのです。へ~こんな食べ方があるんだと感心しながら口に運ぶと「美味い!」初めての味覚でしたが「メタクチャ美味い!」のでした。ソフトクリームとわさびの量を調整しながら食べると更に味の七変化を感じることが出来ます。こんなのを食べたのですから自宅でもアイスクリームと一緒に食べようと、お土産用の本わさびを沢山購入しました。皆さんもだまされたと思ってチャレンジして下さい。味は保証しますよ。

新大判書籍の取材に西伊豆を訪れる。

2011年05月23日 | 日記
以前のブログでも紹介致しましたが「大判カメラマニュアル」に続く第二弾の大判カメラ書籍の話ですが、正直言って遅々として進行しません。あまりにもいろいろな仕事が入って来て、ついつい後回ししてしまうのが現状です。どこかで一度リセットしなければと多少プライベートの面も含みながら撮影機材を自動車に積み込み伊豆に撮影取材行ってきました。訪れたのは西伊豆・松崎町の岩科学校。ここは重要文化財にも指定されたなまこ壁を活かした社寺風建築様式とバルコニーなど洋風を取り入れた伊豆最古の学校で何と明治13年に完成した由緒正しき建造物なのです。ここで大判カメラのアオリの作例を撮影しようとカメラをセット。通常撮影では建物が先すぼまりになるものをバックアオリで修正したものや、一部分だけにピントを合わせた作例や風景写真で必ず経験する中ボケ現象の作例等も撮影しました。うまくいけば第二弾の大判カメラ書籍にも登場させるつもりです。首を長くしてお待ち下さい。「果たしていつになるやら?」

記憶の中のニューヨーク・ワールドトレードセンタービル。

2011年05月22日 | 日記
写真を整理していたらパノラマの使い捨てカメラで撮影したニューヨークの写真が出てきた。何年前の写真か記憶は無いが、私が独立して12年間は一度も海外に行っていないのでその前になるのは確かだ。写真は全てパノラマサイズできっとこの頃に流行っていたとフォーマットサイズと理解した。みなニューヨークの町並風景を俯瞰した写真ばかりなので高いビルから撮影したモノらしい。この頃特に回転の遅くなった頭脳を盛んに動かして記憶を思い起こすと、当時ニューヨークで行われていたカメラ関係の展示会に何回か出かけ、途中サボってお上りさんのごとくエンパイヤステートビルに上り土産物屋でパノラマカメラを買って撮影したのだとやや記憶の鮮明度が増してきた。写真をゆっくり見ていると「あれっ!」とあるビルに目がとまる。紛れもなく911事件で有名なワールドトレードセンタービルだった。この写真にはまだツインタワービルとして健在な姿をさらしている。2棟の巨大なビルが並び立つ姿はニューヨーク市やマンハッタンのシンボルとなっていたのだった。まさかこの数年後にあのような忌まわしい事件が起きようとは誰も思っていなかったはずだ。それにしてもこんな使い捨てカメラで撮影した写真でもこんなにいろいろ考えさせられるのだから、やはり写真の持つ力は偉大だと改めて関心してしまう。

無縁坂からの東京スカイツリー完結編。

2011年05月21日 | 日記
以前のブログでも紹介した無縁坂からの東京スカイツリーの眺望ですが、スカイツリーが最高到達高度になってから久しぶりに無縁坂を訪ねカメラにおさめてみました。東京大学の龍岡門から不忍池に通じる無縁坂は森鴎外の「雁」やさだまさしの歌にも紹介されている有名な坂で、歩いていると何とも言えぬ風情を感じることができます。特にこの坂を通る度に「雁」の主人公になった様な錯覚をも感じてしまいす。そんな風情のある坂の風景に日本一高いタワーが出現したのですから、ちょっとイメージが変わったと感じてしまいました。急激に変貌する東京に下町地区はやや遅れていた感がありますが東京スカイツリーの出現でその歩みを早めること思います。

有楽町マリオンのからくり時計をじっくり観察。

2011年05月20日 | 日記
今日も銀座ネタをひとつ紹介します。皆さん晴海通りに面した有楽町マリオンのビル壁面の時計をご覧になったことはありますか?実はこの大きな時計は正時になると時計がせり上がり中から可愛い金色の音楽隊が現れやはり金のパイプを叩きながら演奏を始めます。銀座には公私で良く出かけますので、もちろんこのからくり時計のことは知っていましたが実際に作動したのは見たことはありませんでした(動き出しても通り過ぎていました)。今回はどの様な心境の変化があったか自分でも解りませんが3時の動き出しから、からくりが終了する3時3~4分まで、じっくりとその動きに注目してしまいました。辺りにも沢山の人が集まり気分は観光客になりきりです。因みにこのからくり時計は1984年完成で外観は懐中時計をモチーフにしているとか。またクリスマスシーズンになると演奏するこびとさん(?)がサンタクローススタイルになるなどの噂もあります。時間のあるときに是非立ち止まってじっくり眺めて下さい。

吉野信さん湯の丸高原撮影会のロケハン完了。

2011年05月19日 | 日記
写真家の吉野信さんが8月27~28日開催予定の「湯の丸高原撮影会」の打ち合わせに来社された。今回1泊2日で同地をロケハンされ宿泊候補の温泉旅館にも泊まられてきたとのことでした。主催者として頭が下がります。現地の地図を広げ「ここに苔むした滝がある」等と真剣に説明頂いたが、丁度和歌山からご来社の竹田元即さんも同席されて吉野信さんの撮影会に対する真摯な取り組みと撮影地の魅力に興味津々で「私も撮影会に参加します」と思わず表明。8月の暑い夏に涼しい高原で撮影に没頭する。至福の時だと思いませんか?是非貴方もご参加下さい。また今回吉野信さんから「くさってもライカ」「ライカの謎 謎のライカ」「撮るライカ」「撮るライカ2」の4冊もの書籍を頂きました。ここで発表します。これらの書籍をブログ「大判カメラ日記」を読んで頂いている読者にプレゼント致します。4冊まとめてと言う訳にはいきませんが各一冊ずつ4名にプレゼントです。メールにてお申し込み下さい。

お申し込みは
tokyo@yscreate.co.jp

銀座にある昭和時代のガード下。

2011年05月18日 | 日記
旧富士フォトサロンのあった銀座ファイブの道路向こうに怪しげなガード下の飲み屋さんが何軒かある。周りの景色から例えれば1絞りぐらい暗い感じのこのガード下には昔の看板やポスターなどが貼られ、そこはまるで古き昭和の時代の様相である。「トリスバー」「ミルクホール」「ビフテキ」「ハイボール」など何故か心地よい昔を連想する文字看板を見つけることも出来る。極めつけは大村崑のオロナミンCの看板である。そう言えばこんな光景を日常的に見ていた記憶が甦る。ブランドビルが建ち並びオシャレな人々が闊歩する洗練された街・銀座にもこのような場所があることにちょっとホッとしてしまった。今度一度この中の店に入ってみよう。

銀座・歩行者天国の看板の上のネコたち。

2011年05月17日 | 日記
休日の銀座は歩行者天国です。東日本大震災直後は少なかった人も大分戻ってきたようで沢山の人で一杯です。そうです。復興支援のためにも「買い物」をして経済を廻したいものです。皆さん大いに買い物をしましょう!(ついでにカメラもお願いします)さて銀座通りには1丁目から7丁目まで各丁目毎にオシャレなモニュメント看板が立っています。この看板が歩行者天国の日には沢山の注目を集めます。なんと今回も5丁目の看板の上にネコが戯れていたのでした。前回見たときは4丁目の看板でしたが何回か目撃しています。良くなれたもので狭い看板の上部に必ず2匹のネコがいます。これを囲んで銀座に来た人々が各々カメラに納めます。ある意味、歩行者天国の風物詩かもしれませんが、どうも買い主は中年のおじさんらしくネコに注目する人々を見て悦にいっている様子です。それにしても仕草が可愛く「今日もか」と思っても必ず近寄って見てしまいます。今度この看板の上に大判カメラを置いていたら皆さん近寄ってくるかな?などとくだらないことを考えてしまいました。