大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

カメラ型のパスケースは如何?

2011年06月30日 | 日記

街を歩いていたら、ある店のショーケースの中にやけに薄いカメラを発見した。カメラとなるとこのまま通り過ぎる訳にもいかなので近づいて注視。「おやっ!」であった。近くで見るとカメラではないことが解る。お店の人に聞くと「パスケースです」と一言。この様なオモチャは絶対に自分で使うことは無いが、必ずと言って良いほど買ってしまう。いわゆるカメラ屋としては「話題になるアイテム」だからだ。確か1300円位だったと思うが、買って直ぐに写真を撮影してそのまま机の抽出の中である。ただこのブログに紹介したのを機に今度は1階のショーケースに飾っておこうとも思っている。興味のある方は是非ご来店時にご覧下さい。「こんな素晴らしいパスケースは絶対に使ってみたい」と思う方がいたら差し上げますよ。


シュナイダーの新350mmレンズはで8x10インチカメラまで使用可能!

2011年06月29日 | 日記

大判カメラファンにお知らせです。ドイツのレンズメーカー・シュナイダー社から新製品レンズが発売されました。その名称はシュナイダーアポテレクセナー350mm/F11。なんとテレクセナータイプの350ミリレンズでありながらイメージサークルが350mmもあって8x10インチカメラでの撮影も可能。更に大きさは#1シャッター採用でコンパクトにまとめ重量も350gを実現しています。大変コンパクトな望遠レンズとなっていますので風景写真には最適でしょう。気になる価格は199,500円(税込標準価格)とシュナイダーレンズの中ではお安めでワイズスペシャルプライスは129,675円(税込)となります。残念ながら未だ撮影サンプル写真は入手できていませんが、きっとシュナイダー社の事、すばらしい描写力を想像します。

《Apo-Tele-Xenar 11/350mm》
イメージサークル=350mmφ
シャッター=コパル#1
絞り値=F11~F64
フィルター径=M58
重量=350g
標準小売価格=199,500円(税込)
ワイズスペシャルプライス=129,675円(税込)


真鶴岬の突端、三ツ石を海側から眺める。

2011年06月28日 | 日記

マミヤカメラクラブ撮影会のロケハン話題の2回目です。真鶴岬の突端には日の出で有名な三ツ石がありますが、そもそもこの三ツ石の撮影ですが、半島側にカメラを構え三ツ石と日の出を結ぶラインで撮影するのが一般的ですが、海から三ツ石~半島の逆ラインで撮影できないかと思い「それには船だ!」とばかりに港で情報を収集していたら土産屋のおばちゃんが「遊覧船がありますよ!」と教えてくれた。漁港の隣の岸壁桟橋から出航する「真鶴半島遊覧船」は三ツ石沖まで進み、そこでUターンして戻る30分コースで1200円と言う。乗船券を買おうと窓口を見たら「JAF会員は割引云々」と書いてある。JAF会員に15年以上なっているが、ここで初めての会員特典を使い1000円で乗船券を購入(いや~本当に初めての特典利用で大感激なのでした)。船に揺られ三ツ石沖から撮影したのが上の写真です。珍しい風景写真なのであえて紹介しましたがマミヤカメラらクラブの撮影会コースには入っていませんので悪しからず。ところで話は変わりますがこの真鶴遊覧船の売りは、三ツ石を逆から眺めるのはもちろんですがもう一つ遊覧船から乱舞するカモメたちに乗船者が自らエサを与える事だそうです。よくテレビで見るあのパターンなのです。ところが今年3月の東日本大震災以来、カモメがいなくなってしまいカモメへの餌やりは不可能となっていました。一緒に乗船した親子連れの子供はカモメへの餌やりのために真鶴に来たと言っていたが30分間で1羽のカモメも遊覧船から見る事はできなかった。ちょっと嫌な気がしませんか・・・。


マミヤカメラクラブの撮影会ロケハンに真鶴半島を訪ねる。

2011年06月27日 | 日記

マミヤカメラクラブ事務局を引き継いで、初の撮影会を本年11月11日(金)~12日(土)に指導講師に花畑日尚さんを迎えて催行予定しています。そんな訳でいろいろと候補地をセレクトしていましたが昨日その第一候補の真鶴半島にロケハンに行ってきました(マミヤカメラクラブ真剣に運営しますよ)。ズバリ被写体は「森と海」です。特に真鶴岬は樹齢350~400年の松の群生やシイ、クスの巨木が沢山生い茂り小さな岬内で巨木ウォッチングできます。またこの森は昔から魚付林(魚を育てる森)として漁師たちからも大切に守られてきたので、今日もその姿を残していたのです。岬にある駐車場に自動車を止めトレッキングシューズに履き替え案内看板を参考に「森林浴遊歩道」「番場裏遊歩道」「潮騒遊歩道」「御林遊歩道」全てを歩きましたがこの森で「最大級のクス」「三大巨木そろい踏み」「スダジイの樹林」等と巨木や美しい木々を発見する事ができました。本当にすばらしい森ですがこの遊歩道全てを歩いても9000歩位で比較的アップダウンも無く写真撮影には最適です。次に訪れたのが日の出で有名な三ツ石海岸。ここは駐車場から多少高低差があるのでゆっくり時間をかけて上り下りした方が無難。いや~久しぶりに森の中を歩いてリフレッシュした感じです。この時期は歩いていると汗が吹き出してきますが開催月の11月は丁度もり歩きに良い気候かも知れません。皆さん、マミヤカメラクラブに入会して是非真鶴撮影会に参加ください。

マミヤカメラクラブ主催「真鶴撮影会」
開催微 2011年11月11日(金)~12日(土)
指導講師 花畑日尚
備 考 詳細はマミヤカメラクラブホームページ
    http://www.mamiya-club.com/

 


石橋睦美さん指導の小石川植物園撮影会開催!

2011年06月26日 | 日記

25日の土曜日、石橋睦美さんの指導する小石川植物園での大中判カメラ撮影会が開催された。天気予報では雨だったが晴れ男・女が集まったせいか、撮影会開催中は一粒の雨も降らずに催行出来ました。今回の大中判撮影会ですが撮影技法や露出設定についても石橋さんが優しく教えていましたが、参加者の皆さんが何よりも参考になったのが被写体の捉え方だったと思う、皆が通り過ぎてしまう様な場所でも石橋さんが立ち止まりカメラを構構え構図を決めると、そこには誰もがビックリする石橋ワールドが誕生する。構図だけ見ているとここが小石川植物園であることを忘れてしまう程である。「森の写真を撮影するには、先ず森を知ること。植生等を知ることからスタート」と言う言葉がやけに重く心に残る。小石川植物園は石橋さんにとっても初めて訪れた場所であったが流石に東京大学の管轄する植物園で4000種類もの植物が植栽されており石橋さんも気に入られた様子で、次回7月30日予定の新宿御苑での撮影会をまた小石川植物園に変更することを希望し、主催者である私も了解で次回もこの自然が沢山残った小石川植物園にて開催です。皆様絶対に勉強になると思いますので参加して下さい。

2011年7月30日 12時~15時30分 
石橋睦美指導小石川植物園・大中判カメラ撮影会
参加社募集中!

それはそうと今回、小石川植物園での撮影会中に私の携帯電話が鳴った「今、東京スカイツリー上空だけど今から小石川に向かいます」と電話の主は航空写真を撮影している叶悠眞さんだった。その電話から5~6分でセスナが上空に飛来した。植物園の上空を3回ほどゆっくりと旋回し調布飛行場に戻っていった。写真は私が上空を見上げながら撮影したセスナの写真と、上空から私たちを撮影した叶悠眞さんの写真だ(拡大トリミング)。珍しい撮り合いなのでこのブログで紹介します。

 


日本リンホフクラブ第9号会報を発行

2011年06月25日 | 日記

昨日は日本リンホフクラブの第9号会報の発行日だった。いつもの通り手弁当で会報委員並びに会員有志が集まり印刷ホヤホヤの会報と各委員会よりのお知らせ等を封筒に詰め込み、宛名タックシールを貼り付け封をして行く。一人でやったら大変な仕事量も沢山の会員が協力して業務をこなせば、あっと言う間にできあがりです。仕事の後はお茶を飲みながらの写真談義の時間です。こんな雑談からいろいろなアイデアが生まれるもので今後の会報内容は更に充実したものになるでしょう。因みにこの会報は会員はもちろんカメラ雑誌社、メーカー、商社等にまで発送しています。興味のある方は日本リンホフクラブのホームページからもダウンロードすることが出来ます。


日本リンホフクラブホームページ
http://www.linhof-club.com/


大山謙一郎さんの写真展オープニングパーティに出席。

2011年06月24日 | 日記

昨日は20日のブログで紹介した神田・オリンパスギャラリーで開催された大山謙一郎さんの 凝視展「PEN-1 が往く」の初日だった。写真展の内容は毎日持ち歩いているオリンパスPEN-1で撮影した日常のスナップから風景、更にお約束のヌード作品と何でもありの大山謙一郎さんらしい。写真を見て頂ければお解りのように長巻きペーパーに沢山の作品を配列良く並べた作品に暫し圧倒された。18時からは日頃親交のある親しい人を招いてのオープニングパーティが開催された。流石に交友関係の豊富な大山謙一郎さんらしく会場に入れないほどの人々が駆けつけた。会期中は会場にアテンドされるとのことですから皆様、作品を鑑賞しに行って直接ご本人ともお話になって下さい。私はパーティ会場で何人もの知人と久しぶりの会話を楽しみ、その後カメラマン、メーカー関係者と中華料理を食べに神田の町に消えました。

大山謙一郎 凝視展(その33)
「PEN-1 が往く」
【東京】2011年6月23日(木)~6月29日(水)
【大阪】2011年7月21日(木)~7月27日(水)

 


東京ビックサイトのPHOTO NEXT2011を訪ねる。

2011年06月23日 | 日記

昨日は東京ビックサイトで開催されていた写真館・カメラ店等を対象にしたフォトネクスト2011を見学した。銀座から晴海通りで築地、晴海を抜けると一直線に近い道で有明の東京ビックサイトに到着する。滅多に行く場所ではないが毎回、周辺の景色が替わり「ここが日本?ここが東京?」と思ってしまうのは古い人間なのかも知れない。そう言えばこのフォトネクスト2011にアテンドしているメーカースタッフは皆私より若いかも知れない?会場を一周すると案の定「デジタル!デジタル!」とカメラ、ストロボ等の機材も同時開催のビジネスセミナーも皆デジタル関連である。デジタルを活用することが成功への道!といった感じでもあった。あるセミナーを受講した人はデジタルカメラをを導入し、簡易的なライティングと背景装置の変化、並びにリーズナブルな撮影料金で商売を大成功させた例を話してくれたが、その結果どの様な写真が撮影されているかは疑問である。宣伝リーフレットを見るとそれなりのライティングとデジタルの鮮鋭度でそこそこの写真となっていたが、私の友人のカメラマンは写される人の顔やスタイル、服装によって時間が掛かるがライティングをその都度変えて撮影をしていた。前述のマニュアル通りに行程管理すれば誰がカメラマンでも撮影が可能だが、そこにはプロの技を微塵も感じることが出来ない。これでは本当のプロ写真家が育たなくなってしまうと心配するのは私だけなのだろうか?この展示会を見る限り、全員右向け右でその先にはデジタルがある。私はひねくれているせいか全員が右を向いているなら敢えて左を向いて活路を見い出すタイプである。要するに全員が同じ事をしても全員が成功する事は絶対に無い。そう言えば私が独立したとき業界関係者は皆「これからはデジタルだからデジタルに準じた商売展開しなければ先がない」と言っていた。そう言っていたメーカー、問屋、写真業の方達は皆いなくなってしまった。


靖国神社前からのスカイツリーと御苑のせせらぎ。

2011年06月22日 | 日記

所用で何カ所か廻らなければならないので、効率を考えて久しぶりに東京都内を自動車で走った。今回の運転で靖国神社前の靖国通りから東京スカイツリーが鮮やかに浮かび上がっているのを見つけ、東京の風景もこのタワーの出現で確実に変化していることを実感する。丁度信号が赤になったのでデジタルカメラを取り出して記念写真を1枚「カシャッ」う~む、自動車のガラス越しのため少し発色がおかしいのは勘弁でした。次に向かったのは新宿。新宿に用がある時はいつも新宿御苑の駐車場に自動車を停める事にしている。パーキングメーターでは50分と言う時間は短いし、コインパーキングはいつも一杯で探すのが大変なので最近はこのパターンが多い。今回も駐車場に止め歩き出したが、多少時間があったので新宿御苑と道路の間に遊歩道をゆっくり歩いてみた。すると足下に小川が流れていることに今更のように気づいた。比較的長い流れだが、場所場所によって川底が砂利だったり土だったりで微妙な流れの変化が見られる。そう言えば昔は東京のあちこちのも小川が流れメダカやクチボソ、エビなどを目撃したことを想い出す(いったい私は幾つだ?)。そんな気持ちになってず~っと川に目をやりながら歩いたが残念ながらメダカ等は見つけることは出来なかった。やはり自然と人工の流れの違いかも知れない。ただ東京で人工物とは言えこの様な小川を見る事が出来たのでちょっと得した気分で次の仕事場に足を早めた。


大判カメラ愛好会「彩・TAMA」展開催中。

2011年06月21日 | 日記

日本リンホフクラブの会員も多数所属する大判カメラ愛好の会「彩・TAMA」の写真展「美しい風景に目を向けて」が現在新宿御苑の「HCLフォトギャラリー新宿御苑」で開催中だ。同グループは埼玉県所沢市やその近隣市及び東京都多摩地区の西武線沿線の仲間を中心に大判写真を愛好する仲間の一部も加わっての会で定期的に写真展を開催してている。今回の写真展は会場で展示中の作品をそのまま販売してその一部を日赤を通じ東日本大震災に被災した方々に義援金として送るチャリティー展でもある。皆様も是非会場に足を運び気に入った作品を購入してチャリティーに協力して下さい。

大判カメラ愛好の会 グループ「彩・TAMA」展
-美しい風景に目を向けて-
(東日本大震災復興支援チャリティー展)
2011年6月16日(木)~6月29日(水)
HCLフォトギャラリー新宿御苑

 


大山謙一郎さんの写真展が開催されます。

2011年06月20日 | 日記

昨日のブログで大判カメラ勉強会に大山謙一郎さんが飛び入り講習を頂いたのを書きましたが、その大山謙一郎さんが今週23日からオリンパスギャラリー東京にて写真展を開催されます。何でもとても大きなプリントサイズの作品もあり、見応え間違い無しの写真展になりそうです。大山謙一郎さんは毎年のように写真展を開催されていますが、写真展を一回開催するだけでどれだけのパワーが必要かを開催した人ならばお解りになると思いますが、それを毎年と感嘆してしまいます。またこれはいつまでも若さを維持されている大山謙一郎さんならではとも思います。初日にはパーティも予定されているようで是非出席したいと思いますがパーティの様子はブログでも報告しますからお楽しみに。因み下記は大山さんからの写真展開催挨拶です。

「PEN E-P1が私のところに婿養子に来たのは09 06 30 のことでした…あれから2年、片時も私の体から離れたことは無い…ご存知の通り、写真は「写すから」「写ってしまう」時代になってしまった…今回、展示する作品群は…かなりの、悪条件の元でも写している!酩酊していても確り狙い通り、獲物を捉えてくれています。そうしたことによって、カメラの普及は定年のおじさん達の高級な趣味の世界から~若い女性の玩具的存在に変りつつある…BODYが赤、ピンク、紫、白等信じられない色調のものが好調に売り上げを伸ばしているようである…あるときはペンの代わり、あるときはマイクの代わり…写真は時代を読む生き物に変身中である。」

大山謙一郎 凝視展(その33)
「PEN-1 が往く」
【東京】2011年6月23日(木)~6月29日(水)
【大阪】2011年7月21日(木)~7月27日(水)


日本カメラ誌にも大判カメラの特集。いよいよ大判カメラブームが!

2011年06月19日 | 日記

昨日は忙しかった。午前中に来客があり午後からは大判カメラ勉強会のインドア編だった。今回の勉強会も遠くから参加頂いた方、大判カメラを所有するもお蔵入りになっていた方、まだカメラを持っていない方も有りでいろいろなスタンスでの参加者だった。大判カメラ、特にアオリの基本から複合アオリ、接写時のアオリなどを教習。教習している私自身が「この勉強会は為になる」と実感。途中何と大御所写真家・大山謙一郎さんが来社され勉強会に特別講師として参加。今回の参加者は大喜び。勉強会終了後も、あるテレビ番組で世界一大きいカメラを製造してそのカメラで東京スカイツリーを撮影すると言う企画の打ち合わせでテレビ局スタッフと面談。ここで注目です!今回の番組企画でもキーワードは「大判カメラ」ですよ。因みに昨日紹介したフォトコン誌に続いて今月号の日本カメラ誌でも「今始める大判カメラ」と銘打って6ページもの大判カメラ特集(6月1日のブログで取材風景を商会)です。今、大判カメラブームがひたひたと押し寄せてきているのです。本当に大判カメラに注目です!


フォトコン誌に大判カメラの特集とコンテスト発表。

2011年06月18日 | 日記

カメラ雑誌のフォトコン7月号が届きました。予定のテーマ別フォトコンテストが「大判カメラ」で8ページにわたってコンテスト結果が発表されました。17人の受賞者の中には日本リンホフクラブ・ワイズ大中盤写真の会会員の名前を沢山見つけることができます。皆さんおめでとうございました。これからも頑張って大判カメラ撮影に励んで下さい。また同時企画の「大判カメラを始めよう!」に5ページを割いて大判カメラユーザー座談会、撮影現場に密着などの取材記事も掲載。今月号のフォトコン誌はひと味違う内容となっています。大判カメラファンの皆さん書店にてお求め下さい。今日はこれから大判カメラ勉強会です。「頑張ります!」


近景・中景・遠景全てが揃うアオリ作例写真。

2011年06月17日 | 日記

栂池撮影会帰りの話をもう一編です。栂池高原から白馬駅に向かう途中にとてものどかな田園風景を見つけました。近景に田んぼがあり中景に雑木林があり遠景には山々がそびえる。まさしく大判カメラのパンフォーカスアオリに最適な光景だったのです。もちろん自動車を停め大判カメラをセットし撮影に取りかかります。普通のカメラマンは景色がキレイ、光がキレイなどの基準で被写体を見つけますが、私の場合はアオリの使用前・使用後の違いが分かることを条件に被写体選定を行ってしまいます。だから芸術的な写真や感動する写真を撮影することは絶対出来ません。カメラを構えた後ろの道を、何台もの自動車が通り過ぎますが、皆なんでこんなところでカメラを構えているんだ?等と怪訝そうな顔ばかりです。そんな冷たい目線にも負けずにピントを手前に合わせた普通の写真(写真中)とチルトアオリを使いパンフォーカスにしたアオリ写真(写真下)を撮影しました。ただ近景の田植えしたばかりの稲の存在が弱く、稲穂が垂れる様になった時の方が作例写真として色的にもキレイで解り易いのでは?と暫し反省です。再度この場所を訪れたいと思います。また新大判カメラ書籍にご協力頂いている方々へ、左の様なアオリ使用前・後の写真と上の情景写真があればひとつの作例としてまとめることが出来ますので宜しくお含みおき下さい。(イラストはこれより起こします)


碓氷峠のめがね橋はアオリ撮影に最高!

2011年06月16日 | 日記

栂池撮影会の帰りに碓氷峠のめがね橋の前を通りかかった。このめがね橋は日本最大級の煉瓦アーチ橋でとても高さのある橋でもあった。丁度、大判カメラもあるので、いざ撮影とばかりにカメラをセットしたところ、広角レンズが無いのと大判フイルムを使い切ってしまっているのに気付く。仕方ないので画面に入りきらないことを承知で標準レンズとロールホルダー6x7で撮影。アオリを使わない写真と形のコントロールアオリを使用した写真を両方紹介します。写真を見比べるだけでアオリの重要性が一目瞭然です。皆さんこのめがね橋、存在感があると思いませんか?じっくりと大判カメラで撮影してみたい等と思った人はいませんでしょうか?私自身この時、フイルムと広角レンズがあったらと多少の後悔も覚えましたので緊急大判カメラアオリ教室を開催したいと思います。丁度2冊目の大判カメラ書籍用にぴったりの被写体ですし、近くにはスイングアオリを駆使できる白糸の滝、チルトアオリで迫りたい鬼押し出しもあります。7~8人の少人数でアオリ撮影を行い、上手く撮れたら書籍採用と言う筋書は如何でしょう?我こそはと思う方はお申し込み下さい(要会員)。催行は平日がベストですが詳細は申込者と決めたいと思います。徹底的にアオリを教えますよ。(写真上はデジタルカメラで撮影。下左がアオリ無しで6x7で撮影。下右がアオリ使用で6x7撮影)