熱海から三島・沼津方面に抜ける県道11号線は信号もほとんど無く、山間を抜けながら眼下に丹那盆地も見ながら走る事も出来てかなりお気に入りの道でもあります。途中に有名なベーカリーレストランとドイツソーセージの店が在り、これらを目的にこの地を訪れる人もあると聞きます。そんな県道11号を先日走っていると「あれ、こんなところにお蕎麦やさんが在る」と小さなお蕎麦屋さんを見つけました。食べモノには目のない私ですから直ぐにハンドルを切って入店です。このお蕎麦屋さんは2016年6月にオープンした自家栽培・自家製麺を売りにした「丹那そば 亮月」と言うお店でした。何でも近くに蕎麦畑を持って土作りから始め除草剤や農薬も撒かずに蕎麦を育てていると言います。店内に飾られた蕎麦畑の写真は大判カメラのチルトアオリを使って撮影出来そうなので更に興味が湧きます。メニューの中から「丹那の恵みとごはんセット(1250円)」をオーダーしましたが、蕎麦は勿論美味しいのですが、珍しかったのは自然薯の天ぷらでした。粗塩を少し付けて食べると口の中で何ともいえぬ自然薯の味が広がります。今度自宅メニューに加えようと思うと共に「蕎麦の花の咲く頃に大判カメラを持ってこよう」と決意のランチでもありました。
丹那そば 亮月
静岡県田方郡函南町丹那1196-6
090-9906-2085