もう知り合ってから30年以上にもなる元・山と渓谷編集長の神長幹雄さんが6月1日から「アジアから北極圏へ」と題した写真展を開催します。また同時に「未完の巡礼ー冒険者たちへのオマージュ」も出版されると言います。この快挙を祝う宴も6月9日に開催されるとの事でご案内を頂いたのですが残念ながら当日は先約があって出席が叶いません。もちろん写真展会場にお伺いしてお祝いを申し上げたいと思っています。と言う事で今日のブログはこの写真展と出版本について書かせて頂きます。神長幹雄さんの言葉ですが「未完の巡礼ー冒険者たちへのオマージュは、極地の冒険やヒマラヤ登山が隆盛を極めていたころ、何人もの登山家や冒険者たちが突然の事故で命を失ってしまった。そうしたなかで直接会って話を聞くことができた忘れがたい冒険者たちがいる。植村直己、長谷川恒男、星野道夫、山田昇、河野兵市、小西政継の6人の人たちだ。 生前の交流や山と溪谷社との関わりなどを中心に、 6人の事績を顕彰して綴られた邂逅の記録である」と語っています。そして交流を回想して刊行と同時に現地を旅する途上で撮影した写真が今回の写真展の開催と繋がるのでした。因みに6人のうち4人までが43才という若さで亡くなっているそうです。大変興味深い写真展と書籍だと思います。皆さんも是非会場に足をお運び下さい(そして本も購入して下さいね)。
神長幹雄写真展
「アジアから北極圏へ」
2018年6月1日〜11日
四谷三丁目ランプ坂ギャラリー
東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内CCAAアートプラザ
03-3359-3413
「未完の巡礼ー冒険者たちへのオマージュ」
著者:神長幹雄
出版社:山と渓谷社
定価:1836円
ISBN-13: 978-4635178228