先日、写真家の大山謙一郎さんから写真展案内はがきが届きました。大判ハガキの表面には、よさこいで踊る女性のアップ写真と「大山謙一郎凝視展(その40)炎えた女」とタイトルがあります。ライフワークにしている凝視展も40回目の開催になるんだと開催日・開催場所を確認すると、何と開催場所が九州・宮崎ではないですか。東京に住んでいる私にとっては簡単に行くことの出来そうもない場所です。以前マミヤカメラクラブ会報誌特集でインタビューした時に「よさこい祭りの写真展と写真集を出したい」とお聞きしていたので興味大なのですが・・・・・(残念)。そんな事があって暫くした昨日の午後、やはり大山謙一郎さんから大きな封筒が届きました。中を開けると「やっと写真集ができました!」と題した挨拶文と共の「よさこい祭り2001-2015 炎えた女」と題した写真集が同封されていました。挨拶文には「よさこい祭りを写し始めて4半世紀の時が流れました・・・写真集を創りたいと言い続けてきましたが、私の優柔不断な性格と整理不順が伸び伸びになる結果になってしまいました。・・・・・2001〜2015年の15年間の作品が中心です。・・・・8月のあの30度を超える炎天下、弾けるように踊る女の子の姿は神々しくさえ見えてきます。そこが、私を引き付け写欲を掻き立てやまない理由です。私は体力が続く限り写し続ける事でしょう(抜粋)。」とありました。そう、今回の写真集は15年間の撮影取材の集大成なのです。ページを捲ると躍動的なよさこい女性が飛び出して来そうな錯覚を覚えます。このブログをご覧の皆さんも是非写真集をご入手してその熱さを体感下さい。そして九州エリアの方は写真展にもお出掛け下さい。
大山謙一郎 凝視展(その40)
「炎えた女」
2016年8月9日〜31日
ArtSpace色空
宮崎市広島1-6-11-1 (TEL050-3615-4468)
大山謙一郎写真集
「よさこい2001-2015 炎えた女」
発行 遊人工房
定価 1000円+税
ISBN978-4-903434-81-0