大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

大判カメラ書籍の大作を制作中です。

2013年04月30日 | BOOK

今、ワイズでは大判カメラ書籍の大作を制作中です。書籍名は「大判カメラ体験記 ~日本の森を訪ねて~」。著者は日本リンホフクラブ会長の清水実さんです。A4判横の体裁ですが何とページ数は170ページにも及びます。基本は見開きで左ページが大判カメラ撮影のハウツーと日本全国の森の解説で右ページが大判カメラで撮影された作品になります。全ページの原稿と作品を拝見させて頂き「こんな体裁の書籍は無かった!」と驚きを覚えます。読んでいるとアオリに代表される大判カメラの撮影技法と北海道から九州までの森の樹々について「そうなんだ!」と理解できます。デザイン、割り付け、校正とまだまだ発行には1~2ヶ月以上掛かりそうですが完成が楽しみです。もちろんISBNの書籍コードをとっていますので一般書店やアマゾンでも販売できますので皆様もご期待下さい。もちろん発行元はワイズクリエイトですよ。


谷中銀座の招きネコと大量のスズメ達。

2013年04月29日 | 東京散策

久し振りに「谷・根・千」こと谷中・根津・千駄木界隈を散歩しました。今の時代はちょっと時間が経つと今まで在った店が無くなっていたり、いきなりこんな店ができたんだ等と驚く事があります。今回も谷中銀座のお店が幾つか変わっていたのに気付きました。因に「谷中と言えばネコ」とばかりにネコが有名で谷中銀座にもネコのリアルな木彫りや可愛い人形を認める事が出来ます。そんな中、今まで気付かなかったかもしれませんが大きな招きネコを発見しました。その招きネコの鎮座する前の建物屋根には大量のスズメも発見です。この夥しいスズメを見ているとまるでネコがスズメを招いている様な光景なのです。あまりの珍しさにカメラを取り出して「パチリ」。東京の住宅地ではあまりスズメを見なくなりましたものね。


東京ドーム1階にあるの騙し絵の正体は?

2013年04月28日 | 日記

ゴールデンウィーク初日の昨日は大判カメラ勉強会でした。京都、栃木、神奈川からの参加者があり結構熱弁を奮ってしまいました(疲れた)。さて、先日マミヤ・デジタル・イメージング社にお邪魔しましたが同社の所在地はワイズと同じ文京区で、JR水道橋駅を降りて直ぐの後楽園の黄色いビルの前にあります。歩くと15分程掛かってしまいますが健康のためとばかりにいつも歩く事にしています。歩くコースは幾つかあるのですが今回は東京ドームを抜けるコースを選択しました。丁度巨人戦ナイターがある日で未だ早い時間なのにジャイアンツの帽子やユニフォームを着た人達が待ちきれないかの様に集まり出していました。急ぎ足でドームの地下施設を歩いていると写真の様なアーチの向こうにグリーンとクリーム色の建物を見つけました。何気なくこれを見ながら歩くとこの建物が動いて見えるのです。1枚の写真では表現出来ませんが1~2メートルの目の移動で建物のパースが大きく変わります。そうです・・・これこそ今流行の騙し絵なのです。時間がなかったので不覚解明しませんでしたが、次回通った時にはじっくりと正体を暴きたいと思います。皆様も近くにお出での時にご覧になって下さい。


佐藤仁重さんの写真展にお邪魔し男子会も開催でした。

2013年04月27日 | 写真展

昨日は新宿の富士フォトギャラリー新宿にて開催初日を迎えた佐藤仁重写真展「Shadow & Brightness ~ニューヨークメモリー~」にお邪魔しました。会場で写真家の吉野信さんと叶悠眞さんと合流しましたが、生憎主役の佐藤仁重さんの会場入りが遅れているとの事で急遽女子会ならぬ男子会で吉野信さん、叶悠眞さんと私の3人で近くの喫茶店で写真の様なクリームあんみつセットとケーキセットを食べながら写真談義でした(何年振りかでお店であんみつを食べました・・・太る!)。その後、写真やカメラの話で盛り上がったところで再度会場入りです。会場で主役の佐藤仁重さんにご挨拶後に記念写真とばかりに3人を撮影。吉野信さんのポーズが格好いいですね。それにしても佐藤仁重さんのスナップ写真って最高と思います。スナップ写真に興味のある方必見の写真展ですから是非ご覧になって下さい。また話は変わりますがゴールデンウィーク初日の本日午後1時よりワイズにて大判カメラ教室を開催します。関西からの参加も含め参加者は3人です。定員5名ですから未だ2人受け入れ出来ます。こちらにも参加下さい。

佐藤仁重写真展「Shadow & Brightness ~ニューヨークメモリー~」
2013年4月26日~5月9日(休館日4/28~29、5/3~6) 
富士フォトギャラリー新宿
東京都新宿区新宿1-10-3 TEL03-5368-2530  

ワイズ大判カメラ教室
開催日 2013年4月27日 13時~16時 
開催場所 ワイズクリエイト 
参加費 3000円
講師 木戸嘉一(ワイズクリエイト)
内容 大判カメラの基礎とアオリ撮影について(実習メインですがカメラ不要です) 


イマジン社スタッフによる写真展オープニングパーティに参加。

2013年04月26日 | 写真展

昨日は四谷・ポートレートギャラリーで開催初日を迎えたTHREE CAFES' PHOTO CLUB 写真展「想像 imagination 3」のオープニングパーティに出掛けてきました。数日前のブログで紹介した通り、写真展開催の裏方であるイマジン社のスタッフによる写真展でしたが思い思いの作品をこれまた思い思いの額装にして展示しています。これから写真展を開催したいと思っている方々にとっても注目の写真展かもしれません。因にオープニングの挨拶は日本写真文化協会会長・大石尚臣さんと日本写真家協会会長・田沼武能さん、乾杯の音頭を写真家・前田晃さんが務められた。途中この日の主役であるイマジン社の社長・福井一男さんとスタッフ全員の挨拶がありましたがアットホームな感じで何とも言えぬ心地良さが漂っていました。皆さんも是非見に行って下さいね。

THREE CAFES' PHOTO CLUB 写真展
「想像 imagination 3」
2013年4月25日~5月1日
四谷ポートレートギャラリー 


日本リンホフクラブの凄い新人会員と羽田栄治さんの訃報。

2013年04月25日 | 日記

先日のブログで日本リンホフクラブの総会・講評会・懇親会の事を書きましたが今日もその続きです。懇親会時に新入会員を紹介する場面があり、当日参加された2人の新会員の挨拶がありました。実はその二人の新入会員が凄いのですよ。写真の花香勇さんはベテランの山岳写真家で日本山岳写真協会の副理事でもあるのです。今も多くの作品を発表したり山岳撮影ツアー等でも活躍されてもいます。またもう一人の女性新会員も大判カメラ歴20年以上である大学で写真の講義を担当しているそうです。それにしても日本リンホフクラブの会員は多士済々をつくづく感じてしまいます。こんな事を書くとリンホフ初心者は入会しづらいと思ってしまいそいうですがご安心下さい。初心者も沢山入会しますし周りのベテラン会員が優しく指導してくれますよ。話は変わりますが前述の花香勇さんの所属する日本山岳写真協会の会長でもある羽田栄治さんのご逝去の知らせが入ってきました。羽田栄治さんとは私が若い頃からの知り合いで昨年秋もあるパーティでお元気な様子で「木戸さんも随分頑張っていますね」と優しいお言葉を頂戴しました。その後10月にお会いする事になっていたのですが「体調が優れないので」とご連絡をいただきそのままになっていました。ご冥福をお祈り致します。

《羽田栄治》1927年東京都に生まれる。1950年代半ばよりニュース映画の報道カメラマンとして活動。東京オリンピック、札幌冬季オリンピックの記録映画の撮影スタッフとして参加したのを始め、約35年にわたり政治・経済・社会・スポーツなどの取材記録活動に携わる。また、学生時代山岳部に所属していたこともあって山岳や自然の取材も多く、ネパール、ヒマラヤはもとより山岳映像の作品を多数撮影している。写真展、出版・執筆等多数あり。日本山岳写真協会会長、(社)日本山岳会資料映像委員長、写真関連の所属団体役員を多数歴任。


佐藤仁重写真展「Shadow & Brightness ~ニューヨークメモリー~」。

2013年04月24日 | 写真展

女性写真家として活躍する佐藤仁重さんが写真展「Shadow & Brightness ~ニューヨークメモリー~」を開催される。佐藤仁重さんからとてもオシャレな写真展案内ハガキをお送り頂いた。以前もニューヨークを題材にした写真集を頂きましたがニューヨークには何回か行った事のある私としては「なんで同じ風景を見ているのに、こんなにオシャレに作品を創り上げる事が出来るのか!」と感嘆した事がありました。今回の写真展もきっと佐藤仁重さんらしいオシャレな作品が一杯で素晴らしい写真展であることを想像します。因に佐藤仁重さんとの出会いは10年程前に写真家の石橋睦美さんに紹介された事から始まるが、失礼ながら小さな身体に何故こんなにパワーがあるんだと思うくらい勢力的に活動する写真家でもあります。

佐藤仁重写真展「Shadow & Brightness ~ニューヨークメモリー~」
2013年4月26日~5月9日(休館日4/28~29、5/3~6) 
富士フォトギャラリー新宿
東京都新宿区新宿1-10-3 TEL03-5368-2530  

 


注目です。写真展裏方の開催する写真展。

2013年04月23日 | 写真展

写真家が著名なギャラリーで写真展を開催する場合の作品搬入や飾付けは、通常巧みの技を持つ展示業者に委託する場合がほとんどです。この業者と言うのは主に2社で銀座ファイブにギャラリーまで持つフレームマン社と2005年に設立されたイマジン・アートプランニング社です。その後者のイマジン・アートプランニング社スタッフ一同が4月25日より四谷・ポートレートギャラリーで写真展を開催します。写真展のオープニングパーティの挨拶には「写真展開催をきっかけとして、写真に対する理解がより深まり、また新たな気持ちで作品づくりに取り組むことができれば・・・」とありました。通常、写真家に対して裏方の展示業者スタッフが自身で拘りのの写真展を開催する事はとても良い事と思います。この様な経験が写真家であるクライアントの気持ちを汲んで良い仕事にも通じるとも思います。今回が4回目になる写真展ですが大応援したいと思います。皆様も是非ご覧になって下さい。因に前回の写真展も展示作品はもちろんですが額装に拘りがありましたよ(流石プロでした)。

THREE CAFES' PHOTO CLUB 写真展
「想像 imagination 3」
2013年4月25日~5月1日
四谷ポートレートギャラリー 


沢山のゲストも参加された日本リンホフクラブ懇親会。

2013年04月22日 | 日記

いや~っ、土曜日の日本リンホフクラブの懇親会は賑やかでした。総会が終了し遠地から出席の会員の中には帰られた方がいましたが、それでも30人以上の会員と沢山のゲストが集まり、楽しいパーティタイムとなりました。写真をご覧頂ければその賑やかさがお解りになると思いますが、ここでご挨拶頂いた主なゲストをお知らせ致しますと、写真家の近藤辰郎さん、吉野信さん、石橋睦美さん、大山謙一郎さん、知新温さん、石田研二さん、小山貴和夫さん、ラムダ社・佐久間さん、富士フイルム社・宇井さんなど豪華メンバーでした。そして皆様から日本リンホフクラブに対して暖かいお言葉を頂きました。ありがとうございました。本当に楽しいひと時でした。


日本リンホフクラブ総会無事終了しました。

2013年04月21日 | 日記

昨日は日本リンホフクラブの2013年度総会が新装なった湯島地域活動センター(新文京総合体育館内)で開催されました。会報、写真展、勉強会、撮影会各委員会、近畿支部、事務機局より2012年度の活動報告並びに2013年度の計画案等が発表され何の問題もなく総会はシャンシャンシャンと終了しました。その後の作品講評会は山岳写真家の近藤辰郎さんを指導講師に迎え会員が持ち寄った作品を一枚一枚丁寧に講評頂きましたが、その様子はユーストリームを使い全国に配信し30人以上の視聴を確認致しました。それにしても新しい施設(部屋)って良いですね。運営する身としては最高の場所と思いました。またその後夕方からは懇親会が開催され沢山のゲストも出席され盛大な宴になりましたがその様子は明日のブログで紹介します。


本郷マンション事情と建築カメラマン。

2013年04月20日 | 日記

ワイズオフィスのある文京区本郷では高層マンションの建築ラッシュ中である。オフィスの半径数百メートルの範囲でも入居が始まったマンションを含めると3棟にも及ぶ。また半径を拡大すると二桁棟になるのではと思う。価格も決して安くはなく4,000~7,000万円が中心で中には1億円もある。それでも売れていると言うから不思議になってしまう。いくらアベノミクスの幕開けでもこんなに高額なマンションが売れているのは何故だろう?確かに立地的には交通・教育・医療どれをとっても便利なエリアと思うが(買物は別)、写真下の野村不動産のプラウド本郷ヒルトップなどは高額なのに「即日完売」との看板が出ていた。つい先日も本郷の隣である湯島エリアを歩いていたら、今まで6~7階のビルの在った場所が更地になり、マンション建築の塀で囲まれていた。その塀の中からクレーンがニョキッと顔を出し最先端のゴンドラの中ではマンション周囲の風景写真(?)撮影がされていた。そう言えば近隣のマンションカタログ(リーフレット)には必ずと言って良いほど、マンション最上階からの東西南北の景観写真が掲載されている。昔の建築カメラマンと違い、今の建築カメラマンは高所恐怖症の人はつとまらないかも知れないなどとつまらないことを考えながら暫しクレーンを眺めていた。でも建築予定の15階クラスではこのクレーンでは足りないような気がする。


初めて話題のゴーゴーカレーを食べる。

2013年04月19日 | グルメ

噂の「ゴゴーカレー」を初めて食べました。今、巷で話題の北陸・金沢発祥のやみつきになるカレー「ゴゴーカレー」の店舗がいつの間にか本郷3丁目にオープンしていたのを発見して、以前から興味があったこともあり即入店してしまいました。因みに「ゴゴーカレー」とは(1)55の工程を5時間かけてじっくり煮込んだ特製オリジナル・ルーを55時間寝かし旨みを熟成させる(2)トッピングの揚げ物はオーダーが入ってから揚げる等が特長で若い人の間で急速にファンを増やしています。今回オーダーしたのは人気No1と言うロースカツカレーのビジネスクラスという大盛りカレー(よせばいいのに大盛りでした)。運ばれてきたのが写真ですがステンレス製の大きなお皿にこれでもかと言うくらいの大盛りのライスに熟成ルーが掛けられ、更に大きなカツがのっていました。いや~っ、確かに美味いのでしょうがこのビジネスクラスというのは中年のおじさんにはちょっと厳しいようです。時間を掛けて何とか完食しましたがあまりの量の多さに白旗状態でした。その後胃薬を飲んで何とかやり過ごしましたが、結論として「ゴゴーカレー」では中高年はエコにミークラス(普通盛り)又はヘルシークラス(少なめ)をオーダーする事でした。(正直言うとゴーゴーカレーは若い人向けかな?)


静岡県浜松の写真家・村松融さん写真集「富士山」出版。

2013年04月18日 | BOOK

2月に遠鉄百貨店で写真展「富嶽36景」を開催し、このブログでも紹介した静岡県・浜松市在住の村松融さんから写真集が送られてきました。添えられたお手紙には開催した写真展に3000人弱の来場があり大好評だった事のご報告と「私も喜寿を迎え記念に作品集を作りました」とあった。村松融さん静岡に住んでいることもあり富士山に魅せられ1年を通して富士山を取材しているアマチュアカメラマンで、もちろん今回の写真集名もズバリ「富士山」です。写真集をめくると四季の富士山を各所から撮った力作が満載でした。ご興味のある方はワイズの書庫に収めますので是非ご覧になって下さい。村松融さんおめでとうございました。


日本リンホフクラブ、ユーストリーム配信に秘密兵器登場!

2013年04月17日 | カメラ機材

ワイズクリエイトが日本リンホフクラブやマミヤカメラクラブの事務局を運営している事は皆さんご存知ですよね。特にカメラの原点と言うべき大判カメラに関してはまだまだベールに包まれている部分(露出が少ない)もあるので、ワイズでは広く一般に啓蒙活動しようと頑張っています。そんな訳で日本リンホフクラブ技術勉強会や作品講評会をインターネットを利用して配信する、今話題のユーストリームをいち早く採りいれて情報発信してきました。ところが今までの配信では廉価版のwebカメラを使用していたので画像のクオリティも今ひとつだったのですが「ジャジャジャジャ~ン」です。次回から高画質なユーストリーム配信出来る配信アダプターをゲットしました。写真がその配信アダプターなのですが、映画のエイリアンの頭の様な格好をしていますが、ビデオカメラに取付けるだけで楽々ユーストリーム配信出来てしまいます。それも今までと違いビデオのズームレンズを使う事が出来ますので講評する写真家の顔をアップしたり引きで撮影したりする事も出来ます。さあ20日の日本リンホフクラブ講評会の担当講師は山岳写真家の近藤辰郎さんです。会員の皆さん、一般の方も楽しみにしていて下さいね。


「花と肖像」橋本きよ子+荻島孝之 従兄弟展。

2013年04月16日 | 写真展

写真展の案内ハガキを頂いた。写真展の名称は「『花と肖像』橋本きよ子+荻島孝之 従兄弟展」とあった。荻島孝之さんは八王子で写真館を経営する写真家で日本写真文化協会の副会長で私が若い頃からいろいろとお世話になっていた人でもあり、昨年も日本リンホフクラブ技術勉強会をご担当頂いたばかりだった。従兄弟の橋本さんの事は存じ上げないので会場のポートレートギャラリーホームページを覗いてみると「今回で5回目のフォトグラム展になります。カメラを使わず、暗室で紙(印画紙、手作りの感光紙)の上に素材の花・種子・葉などを置いて、光をあて、透過する軌跡を捉えています。花との出会いには、一つひとつの物語があり、花のポートレートに託した私の思いをお伝えできればうれしく存じます。」とあった。だから案内ハガキの写真も不思議な感じがしたのだと解った。写真表現っていろいろあるのですね。荻島孝之さんは八王子ロータリークラブ会員の肖像写真を展示されます。ポージング、ライティング、撮影小物など勉強になりそうですね。

『花と肖像』橋本きよ子+荻島孝之 従兄弟展
2013年4月18日~24日
四谷ポートレートギャラリー
東京都新宿区四谷1丁目7番地 03-3351-3002