大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

8x10作品の「稲垣徳文写真展 HOMMAGE」を訪れる。

2017年03月31日 | 写真展

大判カメラを駆使して世界中を取材撮影する写真家の稲垣徳文さんから写真展はがきが届きました。「稲垣徳文写真展 HOMMAGE」と題した写真展はウジェーヌ・アジェ(1857-1927)が撮影したパリを訪れ、8x10カメラで撮影した作品を約50点展示していますが、同じ写真をゼラチンシルバープリントと19世紀当時の写真仕上げに近い鶏卵紙によるプリントを同時展示していると言います。写真展はがきを見ると会場の「gallery bauhaus」はワイズからも徒歩10分程で行ける神田明神の近くなのです。これは「早速行かなければ」と昨日会場を訪れました。灯台下暗しで「gallery bauhaus」が神田明神近くに在ることは何となく解っていたのですが今回が初見参でした。中に入ると重厚なギャラリー仕様が、稲垣徳文さんのプリントをより引き立てるようで「これは心して観なければ」と呟きます。1階を見終わり地階スペースに行くと丁度、稲垣徳文さん在廊していて地階の作品を丁寧に案内してくれました(感謝)。大判カメラを知り尽くした稲垣徳文さんの今回の作品は撮影技術とプリント技術が相まって1枚1枚が心に刻まれて行くようです。因みにこの「gallery bauhaus」は作品を販売する事を目的とするギャラリーで、今回もマット仕様のゼラチンシルバープリントが4万円、鶏卵紙プリントが5万円で販売されていました。皆さんも是非ご入を検討して下さい。特に日本リンホフクラブ、マミヤカメラクラブ、ワイズ大中判写真の会会員の皆さんが購入された場合はスペシャルプレゼントを用意しますとのことでしたので一声お声がけ下さい。貴方もこの機会にお部屋に飽きない写真を飾りませんか?(日本カメラの次号で稲垣徳文さんの「 HOMMAGE」が10ページで特集されるそうです。地方在住で写真展が観れない方は是非書店へ!)

2017年3月29日〜5月20日
gallery bauhaus
東京都千代田区外神田2-19-14
TEL 03-5294-2566

ギャラリートーク 稲垣徳文「アジェのパリを歩く」
2017年4月22日 19時〜
参加費2000円(要予約)

大判カメラ体験記
清水 実
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大判カメラマニュアル
木戸嘉一
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日本リンホフクラブ勉強会・講評会にご招待します。

2017年03月30日 | 日記

昨日の続きで日本リンホフクラブ関連のお話です。同クラブでは「銀塩写真文化の継承・発展」の理念からも、多くのリンホフカメラユーザーが集結し、銀塩写真の代表格とも言える大判カメラの魅力を多くの皆さんに知ってもらおうと、昨日紹介の基礎勉強会や写真展を積極的に開催しています。現在日本全国にかなりの会員を有していますが、リンホフユーザーの中には未だ入会されていない方が沢山おられます。入会されていない理由をお聞きすると「敷居が高そう」や「どの様な活動をされているか解らない」、「どんな会員が集まっているか解らない」等があるようです。確かにクラブ活動を遠くから垣間見るだけでは全貌を理解するのは難しいかも知れませんね。そんな声に応えようと昨年度から写真の「日本リンホフクラブ勉強会・講評会《ご招待券》」なるカードを作って、トライアル聴講してもらっています。まだまだ宣伝・告知が少なくこの「招待券」の存在を知らない方が多い様ですが、今日このブログで改めて紹介致します。招待券は会員又は事務局が紹介者記名でお渡しするもので、これがあれば日程の勉強会・講評会に無料で参加できます。もちろんトライアル制度でもあるので、1回のみ有効ですが、著名な写真家の講演や写真講評を生で体験出来ます。そしてもし一緒に活動してもよいと思われたら入会して下さい。この紹介カードは事務局、会員各位が持つ予定となりますのでお気軽にお声がけ下さい。(写真は前回開催の石橋睦美さんが担当された勉強会・講評会の様子)

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清水 実
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名刺大の大判カメラ基礎勉強会告知カードが完成しました。

2017年03月29日 | 撮影

日本リンホフクラブ主催の「大判カメラ基礎勉強会」の新年度日程が決まりましたので下記の通りお知らせ致します。大判カメラ基礎勉強会は同クラブインストラクターが大判カメラ初心者・入門者の方々に親切丁寧に撮影指導するものですが、大判カメラに触れたことの無い方にも基本的なカメラ操作からお教え致します。どなたでも参加出来ますし、参加費は無料ですし、大判カメラに興味のある方は是非ご参加下さい。因みに写真は名刺大の大判カメラ基礎勉強会の告知カードです。従来のリーフレットですと、机や本立ての中に入れてしまい、いざ本番の日を失念してしまう傾向があるので財布や定期入れに入れ、何時でも日程が確認できる様に体裁を変えてみました。因みにこの告知カードは事務局が配布するだけでなく、同クラブ会員や指導講師が直接興味のある方に手渡す様になっています。新年度は是非大判カメラにチャレンジして下さいね。

《大判カメラ基礎勉強会》
○日程
2017年05月20日(土)10:00~13:00 
2017年08月19日(土)10:00~13:00
2017年11月18日(土)10:00~13:00
2018年02月17日(土)10:00~13:00 
○場 所
新宿御苑 大木戸門入り口 売店建屋集合 
○参加費
無料
○申し込み
必ず事前に事務局(03-5689-2776)までお申し込み下さい。
○備 考 
お使いの大判カメラをご持参下さい。カメラの無い方は会員のカメラはで講習します。
○主 催 
日本リンホフクラブ 

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清水 実
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今年もまた「Jingの桜 Vol.5」 が開催されます。

2017年03月28日 | 写真展

今年も桜の時期の恒例となった写真展が明日から開催されます。それは今年で5回目になる神宮前のスペース・ジングの「2017 Jingの桜 Vol.5」です。ベテランから若手写真家、写真大学関係者、メーカー関係者など錚々たる顔触れが出展する写真展です。これまでは東京の桜開花の若干前の開催でしたが、今年は東京の開花が一番早くて初めて開花宣言後の開催となります。今日はその錚々たるメンバーが自らが作品を持ち込み展示作業を行います。出展者各々が「桜」に拘った作品を展示するわけですが、飾り付け作業が終了した18時より恒例のお花見パーティも執り行われます。それは個性的な桜作品を見ながらの花見なので格別のものでもあります。私もこのパーティ用に熱海のミカン6種類の詰め合わせを送る手配を致しましたので出展者の皆さんお楽しみに。

2017 Jingの桜 Vol.5
2017年3月29日〜4月3日
Space Jing
東京都渋谷区神宮前5-45-5 中澤ビル
03-3409-2744 

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清水 実
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さくらの名所散策路と言う名の通学路。

2017年03月27日 | 熱海・湯河原・伊東

今日も昨日同様に「熱海・湯河原」ネタです。皆さんは高校時代にどの様な通学路を利用していましたか?熱海駅から伊東線で下田方面に向かい2つめの駅に「伊豆多賀駅」が在ります。小さな無人駅なのですが改札を出ると海が一望できる個人的にも好きな駅です。駅の周りには古いパン屋さん(失礼)が1軒しか無くて時間が止まった様な感じさえします。そんな伊豆多賀駅から1キロ程に県立熱海高校があります。実はこの駅から高校に行く通学路を2002年から整備着工していたのですが、この3月にやっと完成したのでした。その名称は「さくらの名所散策路(四季の道)」と言い、全長760メートルの散策路と通学路を兼ねたものです。山を切り開いた通学路には、あたみ桜85本、ヒマラヤザクラ15本、ソメイヨシノ5本が植えられ、更に相模湾に浮く初島や網代、多賀の街を眼下に見ることが出来ます。あたみ桜は1月から咲きますのでソメイヨシノの咲く4月まで長期間桜が楽しめる通学路と言えます。如何ですか?ちょっと羨ましくも贅沢な通学路と思いませんか?毎日自然を感じてこの通学路を利用していれば楽しい高校生活が送れそうですよね。熱海の様な観光地では人が集まる場所は限られていてそこは大混雑しています。この様な場所を見つけて、それを満喫するのもひとつの手かも知れませんね。

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梅の宴が終わった湯河原・幕山でゆったり流れる時間を楽しむ。

2017年03月26日 | 熱海・湯河原・伊東

先週の話しですが湯河原の幕山に行って来ました。一般の人には幕山より湯河原梅林と言った方が解りやすいかも知れませんね。同地では2月4日から3月12日迄「梅の宴」と題し、いろいろなイベントや出店ブースまで設けた梅祭りを開催して沢山の来場者がありました。ただ1週間後だと、殆ど人が居なくて写真の様に未だ残された梅をゆっくりと観賞することが出来ます。どうも性格的に沢山集まる場所や列に並ぶことが苦手なので、この様に梅の花を見に行くときもピークを外して残り物を楽しむ傾向にあるのです。ごった返す中で盛期の梅を見るより、香りを楽しみながらゆっくり歩いていると寒桜や渓流沿いのクレソンや足元の小さな花も発見できます。また現地事務所で販売されている柑橘類がとても安くて美味しいので、ゆっくり流れる時間を楽しみながらベンチに座って食べれば至福の時を迎えられますよ。幕山は1年中各種の花が咲いているので何時行っても楽しめると思いますので、是非皆さんもどうぞ。

湯河原幕公園
神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋951−1他
0465-63-2111 

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清水 実
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不漁のあとは熱海•多賀の噂のうなぎ屋さん。

2017年03月25日 | 熱海・湯河原・伊東

熱海から国道135号線を伊東市方面に向かうと最初の街が上多賀・下多賀となります。この街に入って最初に目に付くのが写真の「うなぎ処 館」と言うお店。何でも「うなぎが美味しい」と地元の人からの情報で、一度は入店してみようと思っていたお店でもあります。因みに「なんちゃって漁師」が3人乗りボートを置いているのが下多賀港で、この店の前は良く通るから「何時でも入店できる」と思って、これまで入店しなかったお店でもあります。先日、今年初めての漁が不漁に終わり、心身共に疲労状態だったので「元気を付けよう!」と意気込んで入店しました。失礼ながらお店の外観と比べ店の中の方が、大きな生花や写真が飾られて「キレイだな!」が第一印象でした。メニューを見て、噂のうな重(3600円)をオーダーして運ばれてきたのが写真下です。値段よりもうなぎが大きい気がしますが(得した気分)、口に運ぶとうなぎのうま味が口の中で暴れるようで「美味〜い」のです。不漁に終わったことを暫し忘れて至福の時を感じました。皆様も一度ご賞味下さい。

 

うなぎ処 館
熱海市上多賀959-4
0557-67-2725 

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日本リンホフクラブ会報発送完了。

2017年03月24日 | 日記

一昨日ですが日本リンホフクラブの会報紙が完成しボランティア会員が集まり発送が無事完了いたしました。今回の発送には会報紙の他に総会案内、懇親会案内、年会費案内、アンケート集計、各種写真展ハガキなど内容物がかなりあって封入作業も大変でした。そんな時に限って集まったのは川太会長(会報委員)と江口理事(写真展委員)の二人でした(過去最小でした)。お二人の正確な作業により約3時間半で終了し無事投函となりましたが、本当にご苦労様でした。クラブ会員と関係者の皆さんに数日中には届くと思いますのでご期待ください。それにしても毎回毎回、これらの作業はボランティア会員により行われますが頭の下がる思いですすよね。また、この日は用事で参加出来なかった会報委員の佐川憲一郎さんから地元茨城の羊羹詰め合わせが届き休憩タイムには美味しく頂きましたが、お心遣いに全員感謝でした。

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連休明けは新宿のギャラリー訪問でしたが・・・また、やっちまった!

2017年03月23日 | 写真展

マミヤ会報誌やワイズニュース、ラムダカタログ等が完成して一段落したと思っていても他にも結構いろいろな仕事があってゆっくりは出来ません。休み明けも雑多な仕事をこなし、少し時間に余裕が出来たので、新宿エプサイトギャラリーで開催中の「ILFORD Masters Photo Exhibition vol.2」とリコーギャラリー・新宿の吉村和敏写真展「MORNING LIGHT」の2カ所を訪ねました。「ILFORD Masters Photo Exhibition vol.2」はイルフォード社のグローバルアンバサダープログラムに参加するイルフォードマスターの根本タケシさん、中村成一さん、ハービー・山口さんの3名が同社のハイグレードインクジェット用紙シリーズとエプソンのプロセレクションシリーズの組み合わせでそれぞれの世界観を表現する作品を展示していましたが、素晴らしい作品を拝見することが出来ましたし、旧知の根本タケシさん(写真)と暫し談笑させても頂きました。そして次ぎに向かったのがリコーギャラリー・新宿でしたが、同ギャラリーは火曜日が定休日だったのですよ。これで定休日に訪ねてしまったのが2回目で年齢を感じさせる失態でした。ウインドウにあった写真展パネルを記念に撮影してきましたが、果たして会期中に再訪することが出来るかが微妙です。ワインを持参していたのですが吉村和敏さんゴメンナサイ。

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今年初の出漁は惨憺たる結果でした。

2017年03月22日 | なんちゃって漁師

先週末に今年初めての出漁をしました。前回は12月30日に正月用の魚の調達に出漁したのが最後ですから2ヶ月半振りでした。目標釣果はポイント等の調査をした超高級魚ノドグロ(アカムツ)を3匹と何時ものアマダイ3匹の合計6匹でした。いざ出漁!とボートを漁港スロープに移動させて気付いたのが「GPS付魚群探知機を忘れた!」でした。この時点でノドグロ釣りは諦めてアマダイ1本に絞り込みます・・・トホホ・・・・。スタートで躓くと釣果にも影響がでるのですかね?釣れるのはイトヨリダイやレンコダイばかりなのです。実は先日発行したマミヤカメラクラブの会報誌のインタビューに協力頂いた写真家の石橋睦美さんに大きなアマダイを送る約束にもなっていたのです。ある程度腕を上げてからアマダイが釣れない事は無かったので自信を持って約束したのですが・・・・。出漁して2時間もした時から天気も曇りだし、風も出て来たのでここで諦め港に向かいます。あ〜あ、大口を叩いておきながら情けないですよね。撃沈ですよね。石橋さんゴメンナサイ。次回は必ず送りますので今度こそ待っていて下さいね。それでも伊豆山に戻り情けない釣果の魚たちを刺身、塩焼き、味噌汁、昆布締めにして食べましたが・・・こんな魚たちでも美味いことは美味いのでした。さ〜っ、今度は何時リベンジ出来るかな?

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第9回界隈シリーズ撮影会は「亀戸界隈」です。

2017年03月21日 | 日記

皆さん、亀戸と聞くと何を想像しますか?ほとんどの人が東宰府天満宮である「亀戸天神」と答えると思います。ところが亀戸には他にも弥都波能売神を祀る「亀戸水神」やスポーツ振興の神様を祀る「香取神社」もあります。更には近年は「亀戸餃子」が大変有名になっているエリアでもあります。カメラ片手に歩いていると神社はもちろんの事、スカイツリーをバックにした昭和の町並みも撮影出来ますし、場所によっては異国の地に居るような錯覚を覚えながらシャッターを切る場面もあります。そんな興味津々な亀戸界隈の撮影会を下記の通り開催致します。因みに今回の撮影会にも写真家の石田健治さんがゲスト参加される予定です。好評の界隈シリーズ撮影会ですが今回で9回目の開催となりますが興味のある方はお問合せ下さい。

■開催日 4月8日(土)12時30分~16時
■撮影地 亀戸界隈
■集 合 JR亀戸駅 アトレ側改札口 
■案 内 木戸嘉一(ワイズクリエイト)
■参加費 1000円(税込)オリジナル地図付き。
■申 込 必ず事前に参加申し込みをして下さい。
■備 考 スナップ用のカメラをご用意下さい。

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北海道を代表する写真家・小林義明さんの写真展「光の色・風の色 2」。

2017年03月20日 | 写真展

北海道在住の写真家・小林義明さんから写真展の案内はがきが届きました。4月5日よりリコーイメージングスクエア新宿で「小林義明写真展光の色・風の色 2」を開催されます。因みに写真展はがきには「5年ぶりの写真展となります。きれいな景色とほっとできる生き物の姿を捉えた作品を展示します。ご高覧頂ければうれしいです。会場でお目にかかれることを楽しみにしています。」とありました。小林義明さんとは昔からの知り合いで、私がワイズを創業(1999年)した時も直ぐに来社頂きライトスタンド類をお買い上げ頂いたのを覚えています。もちろん小林義明さんも、その当時はまだ北海道に移住される前で東京の調布近辺にお住まいでした。あれから誠実な人柄と地道な努力で北海道を代表する写真家になられて先日開催された写真業界の一大イベントのCP+でも各種講演をされていました。皆さんも是非会場にお出掛け下さい。

小林義明写真展
光の色・風の色 2
 リコーイメージングスクエア新宿
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階) 

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建築写真の大御所・佐藤健治さんから書籍が届く。

2017年03月19日 | BOOK

日本広告写真協会(APA)の特別会友に写真家の佐藤健治さんがおられます。1935年のお生まれの大御所写真家ですが「5x7の佐藤」や「建築写真の佐藤」と言われ大判カメラを駆使してかなりの建築写真やインテリア写真等を撮影していた匠の技を持つ写真家です。特に室内のミックス光を計算し撮影された写真は「素晴らしい」の一言です。国会議事堂の撮影では参議院事務総長から感謝状まで授与されました。そんな佐藤健治さんから「フォトグラファー佐藤健治」と言う書籍が届きました。ページをめくると佐藤健治さんの作品が惜しげもなく掲載されています。大判カメラユーザーにとっては撮影の教科書にもなる内容です。佐藤健治さんにはかなり昔からお世話になりいろいろな仕事の場面にも立ち会わせて頂きました。オンとオフの切り替えが素晴らしい人で仕事中の真剣な顔が、オフになるとにこやかな顔になって楽しいお酒をご一緒させて頂いた経験も何度もあります。書籍送付のお礼のお電話をさせて頂きましたが「もう年齢だから殆ど仕事はしていないんだよ」とおっしゃいましたが「5x7の佐藤さん」には何時までも素晴らしい写真を撮り続けて欲しいと思います。「フォトグラファー佐藤健治」はワイズの蔵書としますので建築写真やアオリに興味のある方は是非ご一読下さい。

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西嶋手すき紙 に写真をプリントした写真展が開催中。

2017年03月18日 | 写真展

山梨県の身延町にある、身延町なかとみ現代工芸美術館で西嶋手すき紙に写真をプリントした「おおむらさき写真展」が3月26日まで開催されています。西嶋手すき紙は、半紙に変わる紙として書画用の「画仙紙」に故紙や稲ワラなど、さまざまな材料を混ぜて製造したもので、にじみが美しく黒色をはっきり表現でき全国の書道家に愛用されているもので写真をプリントすると、独特の表現力が生まれると言います。この写真展に日本リンホフクラブ、ワイズ会員の志村暢三さんの個展コーナーが用意されB1プリント20作品が展示されています。皆さん是非お訪ね下さい。

西嶋手すき紙  おおむらさき写真展
3月10日~3月26日
場所なかとみ和紙の里内 なかとみ現代工芸美術館
9:30~5:00(入館は4:30まで)
休館日 火曜日 
入場料 無料
手すきの和紙でプリント用紙を作り20年目
今までおおむらさきを利用された方々の作品を100点展示
100cm×67cmの二三判サイズの作品を中心に
最大の大判作品は1m×6mのパノラマサイズ
手すき和紙の魅力をご覧ください。

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マミヤカメラクラブ会報誌30号が完成。そして即日発送です。

2017年03月17日 | 日記

昨日、マミヤカメラクラブ会報誌「マミヤギャラリー30号」が完成致しました。今号は巻頭企画に写真家・石橋睦美さんのインタビュー特集、この人を訪ねてがポートレートギャラリーの堀江事務局長と田村館長、ユーザーを訪ねて、お茶の水界隈撮影ガイド、大判カメラのすすめ等記事が満載です。即日、会員と関係者の皆様に発送させて頂きましたが、写真の様に封筒詰めなどの発送作業も全て社内で行うので結構な労働です。それでも会報誌を見て「良かった!」や「ご苦労様!」などの言葉を頂くと制作・発送の疲れも一気に吹っ飛んでしまいます。何時も産みの苦しみですが・・・次号もまた頑張りますので宜しくお願い致します。

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