大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

大変お得なリンホフ2000が登場!

2016年02月29日 | カメラ機材

さあ、今日もお得な委託品のお話です。登場するのはメチャクチャ程度の良いリンホフ2000ボディです。実はこのリンホフ2000ボディを委託品としてお預かりした時に「買ってから殆ど使っていません」とお聞きし、ベッド90度の精度やアオリ機構等を調べましたが寸分の狂いのない素晴らしいボディだったのですが・・・。ただ、使っていなかっただけにボディ各所の革張りが剥がれ、更に光線漏れ試験をしたところ微かな光線漏れを発見したのでした。ワイズとしても信用問題もありますので、このまま委託品として販売する事は出来ずに思い切って修理屋さんで蛇腹交換、革張貼り付け、グリスアップ等の修理を行ってもらいました。これで実質6万円以上の修理代金が掛かった事なのですが、これを含めての特別価格258000円(税別)で販売させて頂きます。精度も良く、蛇腹も安心で、外観もとてもキレイなこのリンホフ2000ボディがこの価格と言うのは絶対にお得と思います。このブログをご覧の皆さん、今回も早いもの勝ちですよ。メール等で購入申し込みをして下さい。またこのボディを販売するときには基本操作等も説明させて頂きますのでご安心下さいね。

リンホフ2000ボディ(委託品)
258,000円(税別)
新品国産蛇腹に交換、グリスアップ、革張り貼直し済み。 

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清水 実
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銀座・歌舞伎座の地下にある「木挽町広場」は穴場かも。

2016年02月28日 | 東京散策

築地から築地通りを銀座に向かって歩くこと数分の右手に、あの有名な歌舞伎座を認めます。歌舞伎座は1993年(明治22年)に開場しましたが2013年にオフィスビルと併設された近代的な建物となりました。ただ外観は昔の歌舞伎座の面影を存分に残しています。ところでこの歌舞伎座建物へは観劇のためにしか入れないと思っている方がいますが、実は地下2階には誰でもが無料で入れる「木挽町広場」と言う、歌舞伎関連のお土産やグッヅを販売したり、軽食を食べられるエリアが在るのです。ここで銀座土産(歌舞伎土産)をゲットする手も有りますよね。更にここからエレベーターで5階の屋上庭園に行くことが出来ますが歌舞伎座の屋上から見る銀座の風景だけでも最高のお土産になること間違いないですね。皆さんも是非お訪ね下さい。

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変貌する築地市場を歩いてみて・・・。

2016年02月27日 | 東京散策

先日のブログで築地市場が一大観光地化していることを書きましたが今日はその続きです。一昔前の築地場外市場の飲食店は市場に仕入れに来る仲買人や飲食店主らが朝食、昼食を摂るのに利用していました。だからお昼過ぎにはみんな閉店していました。もちろん土日などに殆どの飲食店が休業していたのです。因みに私の前職の会社で契約していたホテルが市場から徒歩数分の所に在ったので、残業で遅くなった時は良くこのホテルを利用していました。そして何と言っても一番の楽しみが出勤前に場外の飲食店に寄って朝食を摂ることでした。若かったせいもあり蕎麦屋とホルモン屋、お寿司屋とラーメン屋など2軒を梯子してから出勤したことを今でも鮮明に覚えています。さて話しを戻しますが今の場外市場の飲食店は市場利用者から観光客を対象にした形態へと変貌してしまいました。この傾向は飲食店に限らず海産物や乾物、お菓子などを売るお店も同じでした。写真の様に海産物売り場の店頭には殻剥きしたカキやホタテ、ウニが並べられその場で食べられるようになっていました(私もカキ2個を頂きましたが、味は・・・・?)。またお菓子屋の店頭にはイチゴの大福が並べられ店の人が観光客に向かって「イチゴ大福如何ですか~」と叫んでいました(実はこれも食べてしまいました)。まあ、この日は気持ちを変えて観光客の一人となって変貌した築地市場を歩いてみました・・・。ちょっと寂しい・・・。

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今年もアジア最大級の写真ショー「CP+」が始まりました。

2016年02月26日 | カメラ機材

25日からみなとみらいのパシフィコ横浜で「CP+(Camera&Photp Imaging Show2016)」が始まりました。「CP+」のサブタイトルが「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」となっているだけに日本最大のこのショーには海外からも含め沢山の来場者があります。だから各カメラ機材・用品メーカーも独自の商品展示やセミナー等に最大限注力しているのでした。私も約2時間ほど会場を見回りましたが、写真の様にキャノンブースでは石橋睦美さん、リコーブースで吉村和敏さん、エプソンブースで菊池哲男さんなどが、その機材を使って撮影した作品を大きな画面に投影して製品アピールをしていました。いや~っこの様なカメラショーの製品アピールの方法が私の前職時とは大きく変わった事を認識します。それは昔の様にただカウンターに沢山の製品を並べて、少しでも多くの来場者に見て・触れてもらう事から、今は大きなステージを作り、有名写真家が商品の優位性を叫ぶ様になった事です。展示製品も話題のドローンやウェアラブルカメラ、4Kモニターなども注目されていました(まるで浦島太郎のようですね)。ただ会場内の日本カメラ博物館ブース、ガラスケースの中にフィルムカメラが展示されているのを見つけ、更にその中に木製大判カメラを目にした時に自然とホッとした気持ちになったのは私だけなのでしょうか?CP+は28日迄開催していますので是非お出掛け下さい。ただ入場料が1500円なのですがインターネットで事前登録をすれば無料になります。ご注意下さい(こんなとこまで変わっているのですね)。

CP+(Camera&Photp Imaging Show2016)
2016.2/25~28
パシフィコ横浜
横浜市西区みなとみらい1-1-1
TEL 045-221-2155 (総合案内) 
事前登録URL
https://reg.cpplus.jp/public/application/add/55?lang=ja 

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築地市場場外での久しぶりのお寿司も感激無し。

2016年02月25日 | 東京散策

先日、美味しいお寿司が食べたくて久しぶりに築地市場場外のお寿司屋さんに出掛けました。中国の春節も終わり外国人はそれほど多くはないのではと思って築地市場駅で降りましたが、何と降りた途端に大きな中国語がこだまし多くの中国人を認めました。行きつけのお寿司屋さんは場外でも外れにあるのでそれほどの混雑は無く入店できました。カウンター席の奥に通され注文をしようとしていたところに、ドカドカと沢山の中国人が入店して、いきなりカウンター席に座り、用意されていた箸と醤油用小皿をいじりながら大きな声で板さんに向かって何かを叫んでいます。心の中で「あちゃー、ゆっくりと美味しいお寿司を食べようとしていたのに・・・」と呟いてしまいます。中国人一行は7人で全員が大きな声で何かを言っているのですが分かりませんが、その中の一人が「ヌードル、ヌードル」と言い出しました。板さんもそれを理解したらしく「ヌードルありません。ヌードル無い」と両手でバッテンを作って応えた途端でした。大波が一気に引くように中国人一行は店を出て行きます。その後、店内はシーンとした静寂に包まれ板さんが握る寿司を1カン、1カンゆっくりと食べる事が出来ました。ただ近頃の築地ブームに、更に外国人来訪者が拍車を掛け、築地市場は一大観光地化として昔のようにゆっくりと食事ができる場所ではなくなってしまいました(築地歴35年ほどです)。そんな影響と思うのですが行きつけの寿司屋さんもシャリを含めたネタも往年の味はありませんでした。高級魚の「ソイです」と出されても感激も少ないのです。明日以降のブログでも紹介しようと思っていますが築地市場は本年11月に豊洲に本体に移転し、築地場外は更なる観光地化へと変貌が予想されます。

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委託品に人気のホースマンロングルーペ登場。

2016年02月24日 | カメラ機材

今日は久しぶりの委託品紹介です。最初に紹介するのは大判カメラのピントフードを開いたままピント合わせが可能なホースマンロングルーペ6xです。このルーペ、残念ながら製造中止となりましたが、中止後にプレミアムが付くほど人気となり殆ど中古市場でも見かけない貴重品です。ルーペ本体に擦り傷等も無く美品です。あっと言う間に売れてしまうと思いますが一番申し込みの早かった人に販売させて頂きます(メール含)。次もこれまた珍しい映画用のマルチズームファインダーなのですがフォーマットの変換はもちろんの事、35mm判ズームの表示もあり、換算すればもちろん大判カメラに使用可能です。因みにズーム範囲は35mm判で18mm~200mmです。大判カメラ撮影時に最初にカメラをセットするのではなく、首から提げたこのマルチズームファインダーで構図と使用レンズを決め、そのあとにカメラセットすればより効率的です。またこの大きさならば普段も持ち歩いて日常生活の中で構図の勉強をしてもよいかもしれませんね。(この他にも沢山の委託品がありますのでワイズホームページをご覧下さい)

ホースマンロングルーペ 12,000円+税
マルチズームファインダー 15,000円+税

※ワイズクリエイト委託品紹介ページ
http://www.yscreate.co.jp/pg154.html 

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「青野恭典さんお別れの会」の案内が届きまし。

2016年02月23日 | 日記

写真家の青野恭典さんが亡くなったことは先日のブログで書きましたが、昨日「青野恭典さんお別れの会」の案内が届きました。このお別れの会・発起人には写真家の白川義員さん、海野和男さんを始め伊那食品工業の塚越寛会長、更には日本カメラ、フォトコン、風景写真、アサヒカメラ、CAPA、カメラマンの編集長など錚々たる顔触れでした。因みに「お別れの会」は青野恭典さんの常設ギャラリーが在る長野県伊那市のかんてんぱぱガーデン内で開催される予定です。詳しくは下記となります。尚、写真はワイズにご来社頂いた時にスナップさせて頂いた青野恭典さんですが、最後にお会いしたのは昨年ある写真展のオープニングパーティでミッドタウンの富士フイルムフォトサロンから乃木會舘まで一緒に話ながら歩いたのが最後と記憶しています。

「青野恭典さんお別れの会」
日 時 平成28年3月16日(水)12時~14時
場 所 かんてんぱぱ西ホール(かんてんぱぱガーデンウエスト)
    伊那食品工業株式会社 399-4498 長野県伊那市西春近5074
           0265--78-1121
主 催 「青野恭典さんお別れの会」実行委員会
    日本写真協会事務局
    日本風景写真協会本部事務局
    日本山岳写真協会事務局
    伊那食品工業株式会社
    ネイチャーフォト「青」の会 

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今度は東北楽天イーグルスからのDM。

2016年02月22日 | 日記

去年だと思いますが北海道日本ハムファイターズから東京ドーム・シーズンシート販売のダイレクトメールがワイズにありました。「ワイズのような零細企業ではとても購入出来ないので、何方か興味のある方はいますか?」と、このブログで紹介したところブログ読者のある方の会社で購入された経緯がありました(私もそのおこぼれで一回野球観戦できました)。実は先日、今度は東北楽天イーグルスから写真の様なダイレクトメールが届きました。内容は4月19日の楽天ーオリックス戦の15名以上の団体観戦チケットを購入しませんかと言うものでした。前回と同じ様に零細企業のワイズに15人以上のスタッフが居るわけもないしスルーするしかないのですが念のためにブログで紹介しておきます。またブログ読者から「私の会社で!」とあるかもしれませんので・・・・でも何で日本ハムファイターズや楽天イーグルスがワイズにダイレクトメールしてくるか分かりませんね。どんなデータベースから抽出されてのDMなんでしょうかね?因みに私はヤクルトファンですが神宮球場のシーズンシート案内を頂いても購入する可能性は限りなく0%です。念のためですが。

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夜の散歩で珍しいお風呂屋さんとバルを発見!

2016年02月21日 | 東京散策

昨日のブログの続きです。東京下町散歩は昼間だけでなく夜も出掛けます。一昨日は御茶ノ水界隈~秋葉原界隈~上野界隈と夜の散歩に出かけて来ました。全行程約10000歩の散歩ですが、昼と夜見る光景ではまるで違う街の様な錯覚を覚える時があります。そんな訳で新鮮なのですよ・・・夜の散歩は・・・。因みに今回も上野広小路界隈で大きな発見(収穫)がありました。それは今となっては数少ない大衆浴場を見つけたことでした。先日出掛けた本郷界隈や向島界隈でも大衆浴場2軒の廃業を目の当たりにしましたが、まさか上野広小路界隈に写真の様な外観も立派なこんな大衆浴場が現役バリバリで在ったとはビックリでした。ただ更に驚いたのは看板の営業時間が午前6時から午後8時迄と言う事でした。私の記憶の中には「お風呂屋さんは3時から10時頃まで」があるだけに、とんでもなく早い営業開始・終了に驚いた次第でした(今のお風呂屋さんてそうなのですかね)。また次に発見したのが、今流行のバルでした。バルとはスペイン語圏や南ヨーロッパにある居酒屋などの食堂のことを言いますが、日本では手軽な飲み屋さんとして流行っているのでした。それで今回発見バルが何故にというと、店の前に馬が横たわった形をした椅子があったからです。そして看板には「バル」ならぬ「馬ール」と日本風のダジャレ店名となっているのでした。まあそんなのを見つけた時は記念の1枚ですよね。「カシャ!」。さあ今日は何処を散歩しようかな?

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他愛もない光景が新鮮に映る散歩は至福の時かも・・・。

2016年02月20日 | 東京散策

私の趣味のひとつに東京下町散歩があります。下町は現代と昔が良いように融合していて、その景色を見ているだけで心が和みます。つい先日も文京区・根津にふらっと出かけて来ました。ある程度の道は殆ど歩き尽くしていますので、敢えて路地を探してあみだくじの様に歩きます。「へ~、こんな家が在るんだ!」や「こんなのが出来たんだ!」などと感嘆する場面に出くわすこともあります。そんな時は徐に鞄からコンパクトデジカメを取り出し「カシャ」と頭の中の記憶が無くならないようにカメラにも記憶してもらいます。写真はそんな根津エリアのスナップですが、普通の道路に面した窓に沢山のオモチャを並べている家を発見です。お店でも無さそうなのですが何でオモチャをアピールしているのか不思議になって思わずシャッターを切りました。2枚目は路地を歩いていて、ふと空を見上げた時に目にしたビルなのですが、上層にまるでテープを切り貼りしたような「サウナ」と言う文字(看板)を発見です。人の往来の少ない路地面だから、こんな簡単な看板でいいやとでも思って手を抜いているようでもあり可笑しくなってシャッターでした(案の定、このビルの正面の当たる大きな道路面看板はもっと立派でした)。そして3枚目もやはり路地に在った家の玄関先ポストですが2匹のネコのオモチャが貼り付けられていて、2匹とも首を振り続けているのです。時間が止まった様に誰も通らない路地の片隅で2匹のネコだけが首を振っている姿が可愛くてここでもシャッターでした。本当に他愛もない風景ですが、そんな風景に興味を持ったりする事は多々あります。そんな時は頭の中の何時もは動いていない脳の一部が徐に動き出して身体全体に「癒し」を与えてくれるような気がします。散歩って良いな・・・・。

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アオリ撮影のフィルム現像が上がって来ました。

2016年02月19日 | 撮影

昨日のブログの続きです。マミヤ会報誌の「大判カメラのすすめ」連載特集のために東大構内へ撮影に出掛けた事を書きましたが現像が上がって来ましたので紹介致します。出来映えは速攻撮影の割には何とか使えそうなレベルです。詳しい解説はイラスト入りにて会報誌で説明しますが、ブログをご覧の皆さんは写真をご覧になってどの様なシチュエーションで撮影したかを解明して下さい。写真はリンホフ2000ボディにCMフジノン180mmを装着して絞りF11、シャッター速度1/250に撮影しています。さて、答えですが上から順にアオリ無しで手前の支柱にピントを合わせて撮影。2枚目はフロントのスイングアオリを使って全ての支柱にピントを合わせて撮影。3枚目がバックのスイングアオリを使用して全ての支柱にピントを合わせましたが手前の支柱がやや太く写っています。そして4枚目が2本目の支柱にピントを合わせて撮影しましたが最後方の支柱のピントが甘くなっています。諄い様ですが、以上のことを会報誌ではアオリの原理原則を明記して易しく解説する予定ですのでご期待下さいね。

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マミヤカメラクラブ会報誌の取材で大判カメラアオリ撮影。

2016年02月18日 | 撮影

今、マミヤカメラクラブ会報誌の制作に掛かっています。巻頭企画は伊豆・天城でお馴染みの写真家の曽我定昭さんのインタビュー記事でインタビューも終了し校正原稿をご本人にお送りしています。他のページも少しずつではありますが進行しているのですが、回転の悪くなった頭脳ゆえまとめるのに苦労の連続です。その中の「大判カメラのすすめ」は今号で8回目の連載になりますが、必ず大判カメラでの実写仕事がついて回ります。特にアオリ撮影を紹介する場合、アオリの使用前・後の写真を対比して解説しなければなりません。そんな訳で被写体の選定等含めると特に苦労の多いページと言っても過言では無いのです。実は昨日その撮影取材にワイズのお膝元の東大構内に出かけて来ました(誰ですか近くで簡単に済ませていると言う人は)。東大病院の第1研究棟入り口の7本のアーチ型支柱をスィングアオリを使って全てにピントを合わす撮影ですが、フロントスィングアオリ使用前・後とバックアオリ使用後、1/3の位置にピントを合わせた4カットを撮影を完了しました。4カットの撮影で約20分と撮影時間だけは早いことが取り柄の私ですが、フィルムが期限切れしていたりしてちょっと心配です。現像の上がりが楽しみですね。マミヤカメラクラブ会報誌・マミヤギャラリーの発行にご期待下さい。(使用機材=リンホフ2000、CMフジノン210mm、ハイボーイ三脚)

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何と17年も続いている毎月発行のワイズニュース。

2016年02月17日 | 日記

早いものである。もう204号にもなっている。そして毎月これを製作するにあたり、やけに1ヶ月が早く感じられるのだ。そうワイズ大中判写真の会・会員向けに毎月発行しているワイズニュースのことである。ワイズニュースは1999年創業以前の準備号から発行され、単純に204号を12ヶ月で割ると17年にもなる息の長い会報紙なのだ。その体裁はたかだかA4・1ページで内容は大中判カメラ関連の撮影会・勉強会・写真展・写真関連書籍の告知なのだが、何を書こうかと迷うことが多々あるのである。情報が多くてその中から重要と思われる順番に掲載する場合はよいのだが、問題はイベントも情報も何にも無い時なのだ。ここだけの話、そんな時は無理矢理に撮影会や勉強会を企画してしまうこともある。正直に書くと昨年のワイズニュース12月号編集時には、掲載記事も思い当たらないので、苦肉の策として12月16日の平日に「師走の本郷界隈撮影会」を急遽企画掲載した。心の中では、寒いし、年末の平日だし、参加人数は数名かな?と思っていたところ、何と沢山の会員に参加頂いたのである。解らないものである。その後もこの企画イベントは「正月を写そう・谷根千界隈撮影会」、「今と昔が融合する・向島界隈撮影会」、更には今号で紹介している「池袋から歩く雑司が谷界隈撮影会」と続いているのである。問題はこの形態の撮影会では大判カメラでの撮影が不可能であることだが、今後は会員の意見をくみ取り更に内容のあるイベントを企画しワイズニュースで告知してゆきたいとも思う次第である。それにしてもワイズニュースは何号まで続くのであろうか・・・。

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東京散歩で遭遇するネコたち。

2016年02月16日 | 東京散策

ここのところ休日は積極的に東京散歩に出掛けています。ワイズで開催中の「界隈シリーズ撮影会」が好評なこともあり、そのロケハンと来たる2020年の東京オリンピックまでに東京が大変貌を遂げてしまうのではないかとの思いから意識的に「今の東京」を記録するためでもあります。昨年末から本郷界隈~谷根千界隈~向島界隈~神田界隈~日本橋界隈~秋葉原界隈~雑司が谷界隈(夜間含む)と歩き回っていますが、その何処でもネコと遭遇するのです。そのネコ達の特長は冬期でありながら暖かな日差しが当たる絶好のポイントを見つけて、気持ちよさそうに寛いでいることです。今日の写真はその一例ですが本当に気持ち良さが伝わってきます。良く犬派かネコ派どちらですか?と聞かれることがありますが、正直飼い主に忠実で、呼んでも直ぐに駆けつける犬が大好きで、昨年亡くなった愛犬ウッチ君をはじめ何頭かの犬を飼っていました。ただ我が家には12年ほど前から、虐待されていたのを次男が引き取って、その後ず~っと飼い続けているゴン太君(写真下)と言うデブネコが居ます。ウッチ君とは結構一緒にいることが多かったのですが今でも私には滅多に近づくことがありません。私が犬派だと言う事を理解しているのか、飼い主なんかくそ喰らえと悠々自適で過ごしているのか分かりませんが、ある意味羨ましくもなりますよね(ネコは不思議な生き物ですね)。今後もいろいろなところでネコに遭遇しそうですがその行動を注目したいと思います。

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熱海の町外れにある昭和を感じるお寿司屋さん。

2016年02月15日 | 熱海・湯河原・伊東

先日、熱海の町外れにあるお寿司屋さんに入店しました。開き戸を開けるとかなり年配の板前さんが「いらっしゃいませ!」と出迎えてくれました。このお寿司屋さんについては何の情報も無く、何となく入っただけでしたので取りあえず「上にぎりを下さい」とオーダーでした。「にぎり8かんと巻物になります」と言われて出されたのが写真のお寿司でした。板前さん曰く「ちょっと握りが緩かったかな?」と一言。口に運ぼうとすると確かに握りが緩くしゃりが崩れかけてしまいます。頭の中で「かなりの年配なので握りの腕が落ちているのじゃないかな?」と思ってしまいます。そんなお寿司を食べながらカウンターの奥に飾られている絵画を見ると「あれっ!」と驚いてしまいました。それはその絵画の下に『MASUO』とサインがあったからでした。そう熱海には画家・版画家でもあり作家としても有名だった池田満寿夫さんが1982年から移り住み、亡くなってからは池田満寿夫記念館が出来るほどの縁の地だったのです。年配の板前さん曰く「生前はよくお寿司を食べに来ていた常連さんで記念にこの絵画を頂きました」との事でした。昔の懐かしさが込み上げてきたようで「昔、この辺の熱海は何も無くて観光客の居なく静かだったせいか別荘を持っていた有名人が沢山来店していましたよ」とその後も俳優の丹波哲郎など大物俳優の逸話や、昨年の紅白歌合戦に出演した元レベッカ・nokkoの住居用の土地を紹介した事など面白おかしく話してくれました。それにしてもそれらの方々は皆「気持ち緩い握りの寿司」を食べていたのだろうかと、1かん1かん出されるお寿司を眺めながら聞き入ってしまいました。そしてこの時は確かにゆっくりとした昭和時代の時間が流れていたのを感じ取りました。もう一回くらい食べに行ってもいいかな・・・・。

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