大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

京橋のフィルムセンターで映画の歴史に感動。

2013年03月31日 | 東京散策

京橋に東京国立近代美術館フィルムセンターがあります。ここは1952年に京橋の旧日活本社ビルを当時の文部省が購入し国立美術館として開設し1970年にフイルムセンターとして開館しました。以前のブログでも書きましたが20~30代に勤務していたオフィスが京橋に在った関係でこの前は毎日の様に歩いていました。もちろん1984年のフィルムセンター火災も覚えています。ですが灯台下暗し状態でフィルムセンターには1回も入館した事が無かったのです。「ジャ~ン」、先日初めてこのフィルムセンターに入館しました。ここは日本で唯一の国立の栄華機関で映画の博物館で何と4万本以上の映画フィルムや6万点以上のコレクションを有しています。機械好きの方には映写機の歴史を実機で紹介していたり16ミリ映写機の実演まであります。因に今日(31日)まで西部劇の世界と題したポスター展も開催しています。ゆっくりと映画の歴史に触れるのも良いかもしれません。

東京国立近代美術館フィルムセンター
東京都中央区京橋 3-7-6 03-5777-8600 


平林達也写真展 「霊気満山 ~高尾山~」4月9日より開催。

2013年03月30日 | 写真展

拘りのラボとして存在感のあるフォトグラファーズラボラトリーの代表・平林達也さんから写真展案内はがきが届いた。4月9日より22日まで新宿ニコンサロンにて「霊気満山 ~高尾山~」と題した写真展を開催すると言う。平林さんは新宿カメラ戦争でも有名なカメラのドイに1992年に入社し技術の高かったドイテクニカルフォトの経験を活かし2003年にフォトグラファーズラボラトリーを設立し自身でも1998年「成長の代価」、2001年「東京メモリー」の個展を開催し写真集の出版もあると言う異色のカメラマンです。今回の写真展も「現在高尾山はこれまで守られてきた豊かな自然により、毎年多くの観光客やハイカーが訪れている。しかしこの山は、東国鎮護のために開山されたと言い伝えられていることを忘れてはいけない。これから私たちは、もっと敬拝敬虔な気持ちをもってこの山に接する必要があるのではないだろうか。」と拘りを持ってのモノクロ作品での開催だ。9日にはオープニングパーティもあるそうです。皆様ご期待下さい。

平林達也写真展
「霊気満山 ~高尾山~」
2013年4月9日~22日
新宿ニコンサロン
東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28F
03-3344-0565


風に揺られる幻想的な気球を発見。

2013年03月29日 | 日記

この頃、本郷の空でよく気球を見つける事が出来ます。大空をゆっくりと漂う様に飛行する気球を見ていると「あれなら気球の中で大判カメラをセットして航空写真を撮影出来るのでは」と思ってしまいます。特に写真の様な夕暮れ時は一所懸命仕事をしている身としては羨ましくなる程です。「ちょっと乗ってみたい」と思うのは皆さんも同じだと思います。ところがです。ある夜にオフィスの前の道路に出て空を見上げると、何とライトアップされた状態で飛んでいる気球を発見しました。「へ~気球って夜も飛べるんだ」が感想でしたが、よく見るとどうもとんでもない状態で飛行している様なのです。その日は地上でも強い風が吹いていましたが、上空も風が強かった様なのです。ライトアップされた気球が制御が効かないのか右に行ったり左に行ったりしています。写真を見て下さい。その航跡がお解りになると思います。今まで思っていた「ちょっと乗ってみたい」と言う言葉は直ぐに頭の中から消えてしまいました。見るには良いけど乗るのはご免の気球の話でした。


東大構内で夜桜見物です。

2013年03月28日 | 日記

あまりの暖かさであっという間に開花した桜。先週末にはもう散ってしまうのではと思っていましたが、ここ数日の寒さで意外と長持ちしています。ワイズオフィスから東京のオアシスと私が勝手に呼んでいる東京大学構内にも桜の木がいっぱいあります。代表的なのが安田講堂前の2本の枝垂れ桜、東大病院近くのソメイヨシノ等です。近くの上野公園の桜には沢山の花見客が押し寄せていますが、これら東大構内の桜見物の人は数える程です(穴場なのです)。特に私の好きな夜桜見物には最適で22時まで開門している有名な赤門から入構する事もできます。遠くの方のために上記2カ所の桜の写真をアップしますので東大構内夜桜見物の雰囲気を味わって下さい。


今月いっぱいで閉館する銀座シネパトスと壇密さん。

2013年03月27日 | 東京散策

銀座4丁目の交差点から三原橋の交差点方向(築地方面)に晴海通りを1~2分歩くと晴海通りを横断する地下道があります。地下道と言っても間口は相当に広く入り口には「銀座シネパトス1・2・3」と大きな看板が出ています。ここは1967年に銀座地球座と言う映画館がオープンし成人映画等を上映していましたが、1988年には現在の「銀座シネパトス」に改装し多くの映画ファンに親しまれた場所です。ところが地下道の耐震性の問題等で今月いっぱいで閉館してしまうのでした。個人的な思い出なのですが20~30代に勤務していた会社が銀座の隣の京橋にあって、この地下道をよく利用して銀座5~7丁目方面に移動していました。当時は未だ成人映画を上映していた銀座地球座でしたし映画館の前には大人のオモチャ屋さんや焼き鳥屋さんなどがあり、地下道を通る度に「ここは銀座の中で異色のエリアだ」などと思っていました。残念ながらその時には映画館には1度も入館したことはなかったのですが、そんな訳でこの地下道はやけに思い出深い存在だったのです。映画館に面して写真の様な「ありがとう、さようなら、銀座シネパトス」と書かれた大きなポスターやシネパトスに拘わりのあった俳優陣の色紙も沢山飾られていました。昔を回顧してそれらの色紙を見ていると「おやっ?」と思う色紙を発見でしました。それは今話題のタレント壇密さんでした。色紙には「銀座シネパトスさん江 壇密でハアハアした人 1万人。」とありました。この壇密さんお色気にはあまり興味はありませんがテレビに出ている時の言動には大変興味がある人ですね。きっと頭の回転の速い人と思います。話はこの地下道に戻りますが無くなってしまうのが残念で沢山の写真を撮影してきました。


日本リンホフクラブ会報誌16号が完成し発送しました。

2013年03月26日 | 日記

日本リンホフクラブ会報VOL.16が完成致しました。今号は6ページカラー印刷ですが1~2面には写真家の吉村和敏さんのインタビューが掲載され、その他にも会員紹介や写真展、撮影会レポート等と内容豊富です。昨日はその発送業務に会報委員の川太泰夫さん、大川博さん、撮影会委員の坂東浩さんがワイズに参集されました。因みに今回の発送物は会報だけでなく4月20日開催の総会案内、同会の懇親パーティ案内、撮影会案内、写真展図録と内容物が盛り沢山でした。封筒にタックシールを貼り、資料封入し発送しましたが皆さんのご協力に感謝したいと思います。ありがとうございました。2~3日中には会員に届くものと思いますので楽しみにしていて下さいね。


鈴木一雄さんの「日本の桜 200選」が届く。

2013年03月25日 | BOOK

今日25日まで新宿のペンタックスフォーラムで写真展「櫻乃物語」を開催している写真家の鈴木一雄さんから「日本の桜 200選」と言う書籍をお送り頂いた。丁度今、関東地方はサクラ満開状態ですが、この本は日本の都道府県別の桜の名所を写真と鈴木一雄さん自らの解説文で紹介し、更に親切にも地図まであります。また特筆すべきは「桜の魅力」「環境の魅力」「撮影自由度」の項目に分けて星印の数で評価を行ってもいますので、桜を撮影するカメラマンにとってはバイブルになりそうな書籍です。カメラ雑誌でお馴染みの「フォトコン」の日本写真企画社から1800円(税込)で販売中です。


夢のハッセルオーナーになれる最上級ハッセルセット。

2013年03月24日 | カメラ機材

今日は久しぶりのカメラ機材の話しです。昔私たちの若い頃のカメラマンはカメラマンとして成功したら中判カメラはハッセル、大判カメラはジナー(P)とリンホフを手にすることを目標としていました。自動車の世界にも「いつかはクラウン」と言う言葉がありましたがそれと同じな様ですね。今回はそれらのカメラの中から、大変程度が良くてお買い得な委託品のハッセル503CXクロームを紹介したいと思います。セット内容は下記の通りですが本当にキレイで程度が良いので思わず紹介してしまったのです。ボディはもちろんですがゾナースーパーアクロマートCF250/5.6などは大変貴重なレンズで中古市場でも35万円位するものと思います。このレンズを含めレンズ合計4本、ホルダー3個も揃っています。この金額で夢のハッセルオーナーになれます。デジタル全盛の時代ですが妙に落ち着きのあるスクエアフォーマットの銀塩カメラで写真を撮ってみませんか?

503CXクロームボディ
ディスタゴンCF50/4 T* FLE、
プラナーCF80/2.8 T*
ゾナーCF150/4T*
ゾナースーパーアクロマート CF250/5.6
プリズムファインダーPME51
マガジンA12クローム
マガジンA16クローム
マガジンA32-645ブラックテレコン2EX
プロシェード6093T他。

販売価格680,000円(税別)、714,000円(税込)


赤坂の料亭でランチを楽しむ。

2013年03月23日 | グルメ

普通は夜には入れない様な高級店にランチタイムならば入れると言うパターンはあると思います。ホテルニューオータニの森を後にして赤坂見附にたどり着いた。赤坂はあまり馴染みのあるエリアではないが昼時でもあり何処かでランチをと思って歩いていると、赤坂の飲食店もチェーン店化して思い描く「赤坂の町」のイメージは無くなっていた。そんな中、数寄屋建築の赤坂のイメージにぴったりの「金龍」なる一見料亭風のお店を発見した。最初の印象は「高そうだな・・・」だった。「金龍」は料亭として80年の歴史がある店と言う。夜ならば入店しづらいがランチタイムである。思い切って入店してみると靴を脱ぎ通されたのが庭付きの和室にテーブルを置いた歴史を感じる部屋だった。メニューを見ると夜の会席料理だと12000円程だがランチは結構リーズナブルで安心し、すき焼膳(2500円)を注文する。赤坂らしいお店でのランチは味以上に美味しく感じた至福の時でした。

赤坂 金龍 (Akasaka Kinryu)
東京都港区赤坂3-17-2 03-3583-2033


ホテルニューオータニの庭園を散策。

2013年03月22日 | 東京散策

昨日の続きですが、ソフィア通りに平行してある桜堤と書きましたがどうも「桜並木 百本」というらしいですね。桜の花を満喫して暫く歩くと紀尾井町のホテルニューオータニに到着です。このホテルニューオータニは東京オリンピック前に政府とオリンピック委員会が沢山訪れるであろう外人客の受け入れ施設として財界に打診したところ大谷重工業の大谷米太郎社長がこれを受けて昭和39年に開業したホテルだそうです。因にこの「ホテルニューオータニ」と言う名前を付けたのは私の親戚でもあります(ちょっと自慢です)。ホテルの庭園にも桜の花が咲き滝や池もありちょっとした散策コースの穴場かもしれません。そんな中、庭園の一角に和装姿の花婿、花嫁さんを発見です。庭園をバックに結婚式のスナップ撮影をしている様ですが、本来ならば未だ咲いていない桜と一緒に撮影出来たのですからより思いで深い結婚式になったと思いますね。おめでとうございます。


花見客の居ない一等地で桜を独り占め。

2013年03月21日 | 東京散策

昨日は祭日なのに朝早く起きて来月20日に開催される日本リンホフクラブの総会会場予約のため会場並びしました(マジメです)。その後電車に乗って四谷のポートレートギャラリーで最終日を迎えた「青野恭典とネイチャーフォト「青」の会選抜展」にお邪魔しました。会場を後にすると上智大学方面に桜を発見です。暖かさに誘われてソフィア通り上の桜堤を歩きましたが5~6部に咲いた桜がとてもキレイで感激です。それにしても今年の桜開花は花見客も追っ付かない程に早くて、こんなにキレイな桜なのに花見客が一組も無くて独り占め状態でした。堤の上では係員が花見客用の特設ゴミ箱を一所懸命作っていましたが、このゴミ箱が利用できるのもあと数日かもしれませんね。いや~っ、東京の桜で有名な一等地で桜を独占できるなんてあり得ない事で得した気分でした。あまりの気持ちよさにホテルニューオータニを抜け赤坂見附あたりまで歩いてみようと決意しました。


写真展「Jingの桜」のインドア花見に参加しました。

2013年03月20日 | 写真展

本郷の東大構内のサクラも満開状態になってきました。今年の開花は本当に早いですね。そんなサクラの季節到来と言う訳でアウトドアの花見と違い花粉症の心配の無いインドアの花見に昨夜参加してきました。花見のあったのは先日よりこのブログで紹介している表参道のスペースJingです。「Jingの桜」と題した写真展が明日から始まりこのオープニングパーティがあったのでした。ギャラリーに入ると花見の感じを醸し出すブルーシートに段ボールの座布団、持ち寄りのアルコールとおつまみ。ほとんど花見のノリです。スペースJingを主催する中澤久和さんの人徳で集まった出展者と私の様なお祭り好き人間で楽しい時間を過ごさせてもらいました。写真展は25日まで開催されていますので出展者思い思いの作品を是非ご覧になって下さい。

写真展「Jingの桜」
2013年3月20日~25日
スペース Jing 東京都渋谷区神宮前5-45-5中澤ビルB1
03-3409-2744 


高層ビルを背にした歌舞伎座は4月2日開業です。

2013年03月19日 | 日記

日比谷から陽気に誘われて東銀座まで歩いてきました。ズバリ目標はもう直ぐ開業する歌舞伎座です。今回4回目の建て替えとなる歌舞伎座は歌舞伎座タワーと言う超高層のオフイスビルと併設されたものになり、歌舞伎座と歌舞伎座タワーを合わせて「GINZA KABUKIZA」と言う名称になります。写真を見て下さい。歌舞伎座前から首を真上にして見上げてもその高さが視界に収まらないくらいです。建物は2月26日に完成し開業は4月2日という事ですから是非銀座に行かれたついでにでもご覧になって下さい。時代は確実に変貌しているのですね。


日比谷で厳選・野菜を満喫する。

2013年03月18日 | グルメ

マミヤカメラクラブの会報誌発行と発送も無事終わり昨日のお休みは久し振りに銀座へランチと買い物に出掛けました。日比谷シャンテ内に在るアウトドア店で撮影会用のアウターを購入しシャンテ広場(合歓の広場)に出ると円形の黒い建物(上の写真)の地下に「やさいの王様」という新鮮・厳選野菜を味わえるダイニングレストランを発見しました。野菜ならばデブにも優しそうとの思いで入店しましたが、何とこのお店お客の90%近くが女性なのです。女性の沢山居る所は正直言って苦手なのですが「え~い、面倒だ」と言う感じでテーブルにつきました。何でもこの店の売りは「厳選野菜サラダ」(480円)らしく何種類も野菜の並んだサラダコーナー(2番目の写真)で渡されたグラスに好きな野菜を詰め込み食べる事が出来ます。10種以上の好きなドレッシングを専用皿に別に取り分けこれに付けて食べます。盛りつけしたの状態が3番目の写真ですが流石に野菜が美味いのでグラス2杯分の野菜を食べてしまいました。メインメニューも野菜中心なのですが「焼き野菜と熟成ぶどう牛ロースステーキ」(1880円)を見つけてオーダーして運ばれてきたのが一番下の写真です。野菜だけにしとけばダイエットになったのにデブは「肉」と言う言葉に弱いのです。因に今回何種類かのニンジンを生で食べましたが結構気に入ってしまいました。

やさいの王様
東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビルB1(合歓の広場前)
03-5501-9881 


マミヤカメラクラブ会報誌完成で即発送です。

2013年03月17日 | 日記

マミヤカメラクラブ会報誌「Mamiya Gallery」がやっと完成致しました。早速クラブ員と関係者に向けに発送作業です。なんだかんだで約900通も発送しますが貧乏会社の辛い所で企画~取材~編集~発送と続く一連の業務を全てこなさなければなりません。特に発送業務は封筒にタックシールを貼り、挨拶文と会報を詰め込みテープで封をすると言う単純作業です。正直言って単純作業は苦手な部類なのですがそれでもやらなければならないのです。会員の皆様には週明けには届くと思いますので楽しみにして待っていて下さいね。さて次号はどんな内容にしようかと今から考えなくては・・・。疲れた~。