連日の「大判カメラ体験記」ネタですみません。先日Amazonに登録申請した同書ですが早くもAmazonマーケット上で登録が完了し予約注文書籍として一般公開されていました。因にAmazon画面で「大判カメラ」のキーワードで検索を書けると一番最初に「大判カメラ体験記」が紹介され、その次に私の書いた「大判カメラマニュアル」(以下省略)と続きます。何処かの携帯電話メーカーの「ツートップ」販売ではありませんがまさにワンツーフィニッシュの様相です(勝手な想像ですよ)。更に驚いた事は「大判カメラ体験記」の詳細画面に移ると、早くもAmazonベストセラーランキングが表示されていて現時点で14,382位なのです。未だ発売されていない専門的な書籍が200万の登録があるとされるAmazonで「14,382位」は凄い事と思いますよ。まさしくこの数字は発売前の予約販売から成立したランクなのですから。もちろん「大判カメラ体験記」は未だ一般に宣伝していませんので、想像するに「大判カメラ日記」のブログ読者さんが注文されていると思います。このブログは毎日1000件近く(最多2000件)のアクセスがありますので結構影響力があるのかもしれません。どちらにせよ本当にありがとうございます。これからも宜しくお願いしますね。因に今現在の「大判カメラ体験記」ご注文方法はワイズに直接購入申込かAmazonになりますが今後はカメラ量販店、専門店にも販路拡大をして行くつもりです。(ここで特典ですがワイズに直接お申し込みの場合は清水実さんのサイン入りでお届けしますね)
久し振りにオフィスのある本郷から無縁坂を下りて不忍池経由で上野の街に買い物に出た。時間は確実に流れ、酷暑から残暑に変わっている事を実感する。それでも未だ滴る汗を拭きながらのテクテクとした歩みであった。不忍池は未だ蓮の葉が密集していて夏の終わりはまだまだ先と主張している様でもある。その密集した蓮の葉の中から更に桃色の花が幾つか顔を出していて「まだ元気に咲けるよ」と言わんばかりでもあった。蓮と言えば7月から8月に花が咲く印象を持つが、いよいよ明後日から9月に入ってしまう。今年の夏は沢山仕事もやったし、そして沢山休んだ気もする。そして9月に入ると直ぐに清水実さんの「大判カメラ体験記」の出版日と出版を祝う会を迎える。その後マミヤカメラクラブの会報誌、日本リンホフクラブ会報誌の発行と続き、10月には和歌山の竹田元則さんの写真展開催、裏磐梯の撮影会開催と続く。もちろんその間にも本業の大中判カメラ機材の販売等いろいろな仕事が詰まっている。今年の秋はあっという間の秋になってしまいそうでもある。
久し振りにJR秋葉原駅から本郷のオフィス迄歩いて帰ってきました。歩きながらつくずく思った事は「昔の秋葉原とえらく変貌した」という事でした。昔の秋葉原も電気街として賑わいがありましたが、それは俗に言う白物家電を中心とする家電製品の安売りの街、又は電気の事ならば何でも解決する街と言うイメージでした。ところがここ10年、秋葉原にヨドバシカメラ、ドンキホーテ、AKB劇場、ビジネスビル等が出来て街行く人も変化したと思います。以前は午後7~8時になるとひっそりしていましたが今はまるで電脳不夜城の様です。何て考えながら歩いていると面白い店を発見です。その名は「おむすびのGABA」です。何でもGABAとはアミノ酸の一種で、正式名称は「ガンマーアミノ酪酸」と言うそうです。そしてGABAライスは普通の白米と同じ様に白くて玄米の約3倍相当のGABAが含まれていて、旨みが多く噛む程に甘みを感じると言います。そうなんです、この「おむすびのGABA」はGABAライスを使ったおむすび屋さんでいろいろな具材を使った1個150円から最高は350円のフォアグラ味噌漬けまで約24種類程を販売しています。店内で食べる事もテイクアウトも可能で、以前の秋葉原には絶対に無い感じのお店でした。因に経営母体はサタケと言う精米機や米選別機等を作っている製造メーカーだそうです。だから店造りもちょっと違う様に感じるのかな?
おむすびのGABA
東京都千代田区外神田4丁目7番2号(サタケ東京本社ビル1階)
03-5298-5567
皆さん、今話題の「フレスコジクレー」ってご存知ですか?漆喰をシート状に加工したインクジェット印刷シートの事です。世界で始めてルネッサンス芸術の結晶ともいえるフレスコを漆喰のシートとし顔料系インクジェットの最新技術を融合させることで完成したものだそうです(よく解らんのでホームページより抜粋)。要するにインクジェットでフレスコ画を再現しちゃったのです。このフレスコプリントを完成させるには結構高い10枚又は20枚入りの専用紙を購入し自身のポジ作品をスキャニングしパソコンでカラー調整して顔料プリンターで出力する事になります。ところが専用用紙の保存や色調整、スキャニングは結構面倒で興味はあるけど「なかなか自分では出来ない」と思われている方に朗報です。「ジャン~ン」何とワイズでもこのフレスコジクレープリントの取り扱いを開始したのです(製作はプロラボですが)。お気に入りのポジを預けて頂ければ立派なフレスコジクレープリントとして仕上げます。正直言って作品全てがフレスコプリントに適しているとは思わないのですがワイズに飾っている松井光夫さん撮影の作品(写真)はフレスコにピッタリです。青い空のグラデーションがフレスコ特有の時間の経過とともに締まりが出てより素晴らしいフレスコに仕上がってきます(現在進行形)。是非一度お試し頂けたらと思います。
昨日のブログで清水実さんの「大判カメラ体験記」の本機校正も終了し、あとは印刷上がりを待つだけと書きましたがひとつ重要な事を失念していました。それはインターネット書籍販売大手の「アマゾン(amazon )」への商品登録です。残念ながら日本全国に在った書店の数は激減しています。その理由はコンビニでの書籍販売やユーザーの書籍離れ等、いろいろあると思いますが週刊誌や月刊誌は別として一般書籍を書店の棚から選んで購入する購買パターン少なくなっている様に思えます。そんな現代に注目され実績を上げているのがAmazonなのです。Amazonを利用した事の無い人のために説明すると、インターネットでAmazonの画面を呼び出し、希望書籍名や著者名、出版社名などをインプットするだけで幾つかの候補書籍がソートされます。書籍名が曖昧でもそのキーワードをで検索すれば結果はあっという間に出てきます。因に「大判カメラ」と検索を掛けると「大判カメラマニュアル」「大判カメラバイブル」「中判大判パノラマカメラ」「大判写真入門」など24件が表示されました。この画面で書籍を選び購入ボタンを捺すだけで早ければ当日、通常で1~2日で書籍が届くのです(決済のための事前登録が必要です)。正直、私は近頃書店で書籍を購入する事は無くなってしまいました。その理由は専門書などは大型書店に行かなければ在庫が無い事でした。Amazonでは全部ではありませんが書籍の中身も書店の立ち読みと同じ様に数ページ見る事が出来るのです。ワイズでは「大判カメラマニュアル」販売で便利なAmazonをフルに活用させて頂いています。今回の「大判カメラ体験記」も昨日登録を完了しました。写真は登録ページのスクリーンショットですが書籍名、ISBN番号、出版社名、著者、書籍内容、書籍写真等を順番に登録してフィニッシュでした。さてAmazonの反響は如何でしょうか?楽しみですね。
制作中の清水実さん著作の「大判カメラ体験記」の最終校正が届いた。この校正は本機校正と言い完成版で使用する印刷機と紙を使いを出力するもので製本はされていませんが出版される書籍と変わらないモノが出来上がって来たのでした。念のため前回の校正時に色校正した写真を全点確認しましたが、色も締まって大判カメラで撮影した質感までもが表現される様になりました。これを見る限り私感ですが、デジタルカメラで入稿されたそのまま印刷された写真と、大判カメラで撮影されたポジフィルムをドラムスキャナで取り込んだものでは質感描写が全然違う様に感じます。幾らデジタルカメラが良くなったとはいえ大判カメラで撮影した写真はやけに鮮やかできれいな感じも無く落ち着いた感じで臨場感漂う写真に思えるのです(依怙贔屓かな?)。まあどちらにせよ写真は満足の出来る印刷で一安心でした。これであとは出版予定日迄に書籍が届き皆様にお届けするだけとなりました。清水実さんの力作「大判カメラ体験記」。申込みの未だの人はワイズ迄お申し込み下し。
昨日はワイズ大判カメラ勉強会でした。午後からのスタートでしたが午前中に準備を完了し制作中のマミヤカメラクラブ会報誌・マミヤギャラリーの連載記事「大判カメラのすすめ」の撮影に取り組みました。近くのコンビニに行って被写体を物色しましたがイメージにぴったりの被写体がありません。最終的に選んだのが何と色気も無いスパムの缶詰でした。この缶詰の3面を活かした撮影を6カットほど撮影です。その内容は次号のマミヤギャラリーに掲載しますのでご期待下さい。さて午後からの大判カメラ勉強会は4名の参加者があり、ピント面のコントロールアオリ、形のコントロールアオリ等を確認し実践。また要望のあった接写撮影に付いては鉢植えの日日草を撮影台の上において接写倍数、露出倍数についても勉強でした。私が言うと手前味噌になってしまいますが、このインドアでの大判カメラ勉強会はアオリの勉強に大変役に立つと思います。ベテランだから等と言わずに是非参加下さい。因に9月は21日(土)に開催予定です。写真は日日草を接写する参加者。
創業以来初となる長期夏期休業の影響がジワジワと出てきています。正直言って仕事がなかなか追いつきません。通常ならば毎月中旬に発行しているワイズニュースも昨日やっとの思いで完成し投函出来ました。こんな1枚のニュースと思われるでしょうが編集~印刷~封入~投函となりますので、いろいろな事が重なると結構大変な仕事になるんですよ。また先日のブログでも紹介致しました和歌山県在住の竹田元則さんの10月開催の写真展案内ハガキの入稿は終わったのですが、丁度、竹田元則さんが長期海外出張中との事で色校正も印刷会社のスタッフと一緒に責任もってやらなければなりません(結構雰囲気の良いハガキに仕上がりそうです)。また今日(24日)は13時からワイズクリエイト主催の「大判カメラ勉強会」がありますのでこの準備等にこれから掛かります。因に参加者は定員5名に対して4名です。お時間のある方はお1人様まで参加可能ですよ。さ~っ、働くぞ!
このブログでもお馴染みの航空写真家・叶悠眞さんですが、航空写真ばかり撮影していると思ったら大間違いでした。叶悠眞さんは以前から雷が東京スカイツリーに落ちる瞬間の写真を撮影したいと口にしていました。雷なんて滅多に落ちないし、それも東京スカイツリーに落ちる確立なんて相当に低いと思っていました。ところが有言実行の叶悠眞さんはやってしまったのです。一昨日雷雨を伴う大雨が東京地方を襲いましたが、その大雨にもめげずに自宅26階のマンションベランダからカメラを構え東京スカイツリーに雷が落ちる「奇跡の一枚」を撮影したのでした。早速その写真を読売新聞に送ると昨日(22日)の社会面に4段もの扱いで掲載されたのです。話はこの後も続きます。東京スカイツリーへの落雷は正真正銘の「奇跡の一枚」でその後、日本テレビの夕方から始まる「ニュースエブリィ」の取材クルーが叶悠眞宅にカメラを持ち込みました。その結果写真にもある通り、夕方のお茶の間のテレビには写真家・叶悠眞さんがどの様なシチュエーションでこの一枚を撮影したかを語っていました。上の読売新聞にも名前が掲載され、一躍時の人になった感があります。今回の一枚を撮影するのに今までどれだけの時間と苦労をしたかはご本人から聞いていますが、やはり良い写真を撮影するのは「根性と忍耐」なのかもしれませんね。叶悠眞さんおめでとうございます。
昨日の午後はワイズ大中判写真の会会員、日本リンホフクラブ会員の酒巻澄江さんの取材でカメラ雑誌・フォトコンの坂本副編集長と写真家の神立尚紀さんが来社された。取材内容は同誌の人気企画の「一生懸命フォトグラファー」だ。同企画は真摯な態度で一生懸命に写真に取り組む人々を紹介するもので、今回の酒巻澄江さんは「屋久島の森」を題材にエプサイトや朝日新聞コンコースで開催された写真展が評価されての登場になったと思われるが、取材に立ち会って今から発売日が楽しみな内容と確信しました。それは神立尚紀さんの的を得たインタビューと酒巻澄江さんを撮影する(プロに対して大変失礼な言い方ですが)撮影技術の高さからでした。写真上はワイズオフィス内でのインタビューとその後、東大構内の三四郎池近くの森に移動してのポートレート撮影風景です。初めはガチガチに緊張していた酒巻澄江さんでしたが最後はリラックスした表情で神立尚紀さんの撮影指示に従っていました。ご苦労様でした。そして皆さん9月20日発売の「フォトコン」に注目して下さいね。酒巻澄江さんがインタビューにどの様に答えているか?そしてその表情は?など楽しみが一杯です。因に坂本副編集長によると宮凬あおいさんの広告の対抗ページに酒巻澄江さんのポートレートがデーンと掲載されるそうですよ。宮凬あおいvs酒巻澄江は果たして・・・・。
昨日は日本リンホフクラブの撮影会委員の皆さんが集まって撮影会の会議を行いました。暑い中本当にご苦労様でした。ところで以前のブログにも書きましたが秋葉原と御徒町の間のJR線高架下に「2K540」と言う商業施設があります。商業施設と言っても一般にイメージする店舗群とひと味違い、同地周辺の職人的なクリエーターを入居させて「ものづくり」をコンセプトに情報発信させると言うエリアなのです。オープンは2010年でしたが3年経って店舗の入れ替えや、新規参入等もあり久々に訪れると新鮮さを感じます。そんな中「おやっ?」と思い足を止めたのはやけにキレイな「ガシャガシャ」があったからです。正直なところ巷間置いてあるガシャガシャには興味を持つ事が無いのですが、このガシャガシャをよく見るとイルカやサメ、カメ、クラゲ、クジラなどの海の生き物が中心だったのです。バックライトの影響もあるのでしょうがそのカラーリングがキレイで思わず見入ってしまいました。この他にも面白そうなものがありそうなのですが時間の関係でスルーでした。今度ゆっくり見に行こう!
2K540
東京都台東区上野5-9
山手線 秋葉原駅と御徒町駅間の高架下
夏休み明けの昨日は何組かの来客やメール、郵便物などの対処にと結構忙しかったですね。特に先日投函した清水実さんの出版を祝う会の出欠ハガキが大量に届きました。遠地からも出席申込を頂きましたが皆様ありがとうございます。また清水実さんが表紙写真を担当している日本森林技術協会からも最新号の「森林技術」も届いていましたが今号の表紙写真は月山・弥陀ヶ原湿原で撮影した水草の風景です。残暑厳しい時期ですが一時の涼を感じる写真ですね。この写真も来月出版される清水実さんの「大判カメラ体験記」の中にも紹介されていますので書籍を購入される方はゆっくりご覧になって下さいね。そんな訳で今日の写真は「森林技術」と出版を祝う会の出欠ハガキを一緒に収めてみました。
さあ、今日から夏期休暇も終了し仕事を始めます。何せ1999年の創業以来の長期休暇だったのでフル充電完了で元気一杯です。因に今日からの仕事はワイズニュース、マミヤギャラリー(会報誌)の制作業務、休み前にあった8x10カメラ見積もり発注等です。創業と言えばアイデムフォトギャラリー「シリウス」から「おかけ様で500回」と銘打ったダイレクトメールが届きました。同ギャラリーは2001年9月に開設以来500回目の写真展を迎えたそうです。そう言えば2001年と言えばワイズクリエイトは創業2年目で同ギャラリーのオープン時の記憶もあります。当時は休みも新年とお盆休みの6日間のみで359日働き詰めでした。流石に近頃では無理が効かずに今年は初の長期休暇となった次第でした。さあ~今日から頑張るぞ~。
夏期休業中のブログは全て食べ物ネタになってしまいました。今日は湯河原の名物食べ物についてお話しします。湯河原は水が豊かなためかもしれませんが日本蕎麦屋さんが多い様です。もちろん海に隣接しているので蕎麦と一緒に、桜えびの天ぷら等を売りにしているお店も在る様です。国道135号線沿いのお蕎麦屋さんに入店しましたが、ここでは穴子の1本と地産の野菜を天ぷらにした穴子天ざるが名物の様でした。また湯河原ご当地グルメとして「たんたんたぬきの坦々やきそば」なるものを、町内の24店で食べられる様に展開しているそうです。この名前の由来はたぬきが見つけた温泉が湯河原にあったとか・・・だそうです。因にこの坦々やきそばですが湯河原柑橘系と湯河原温泉玉子系に分かれ前者がレモンやオレンジがやきそばに添えられ、後者は温泉玉子や目玉焼きがアレンジされているそうです。写真は柑橘系でした。
熱海駅前から銀座町に向かい坂を下りて歩くと10分ほどで熱海銀座の入り口にあたる交差点に到着する。この交差点の手前両角に「熱海ときわぎ」と言う和菓子屋さんの古い建物が在る。特に右側にある建物(写真)は大正時代に京都の宮大工により建てられたと言うから歴史を感じる。歴史を感じるのは建物でなく、昔は坪内逍遥や横山大観も贔屓にしていたと言うから凄い。特に「きび餅」「本練羊羹」が絶品で保存料も着色料、お餅をやわらかく保つ増粘剤も使わずに売れたら作ると言うこだわりを持っている。熱海にお出かけの時には是時お土産に加えてみて下さい。(個人的にはきび餅が最高)
熱海ときわぎ
静岡県熱海市銀座町14番1号
0557-81-2228