大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

マミヤカメラギャラリー完成しました。本日発送します。

2013年09月30日 | 日記

マミヤカメラクラブの皆さん、お待たせ致しました。クラブ会報誌「マミヤギャラリー」が出来上がりましたよ。早速本日発送致しますので楽しみにしていて下さいね。因に巻頭企画は写真家・吉野信さんの特集です。マミヤカメラや写真についてなどいろいろ語ってくれています。また旧マミヤカメラクラブの事務局を担当していた吉澤隆史さん(現・セコニック社)の露出計の話し、更にマミヤ社の福澤強志さんのデジタルカメラバックの話し等盛り沢山の内容となっています。じっくり読んで下さい。ただ今回の印刷はインクの載りが悪く一部写真が表現されていない等の反省点もあります。これに関しましては今後に改善して行く所存ですのでお許し下さい。

大判カメラ体験記
清水 実
ワイズクリエイト
大判カメラマニュアル
木戸嘉一
ワイズクリエイト

東大構内の謎のレンタル自転車は何なんだ?

2013年09月29日 | 日記

先日、久し振りに昼間の東大構内に入りました(夜の東大構内は犬の散歩)。すると本部前に緑色に塗られてあ自転車約10台を発見です。東大構内はとての広いので学生の多くが構内移動用に自転車を所有していて、自転車そのものは決して珍しくはないのですが、同じ形で同じ色に自転車が10台もあるとそれは目立ちます。徐にそばに近づくと、小さな看板(?)の様なモノに「1回のレンタルは2時間まで」とありました。何だ、レンタル自転車なんだと理解はしたものの、果たしてこのレンタル自転車は、誰に貸すものか?どの様に借りるのか?利用方法は?などクエッションだらけです。オフィスに戻ってからもこの事が気になって東京大学のホームページで調べてみましたが解らずじまいです。「あ~、気になる!」サドルの下に着いている10キーボードみたいのは何なんだ?など一昔まえのギャグの様に「眠れそうにありません」。どなたかご存知の方がいたら教えて下さい。

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清水 実
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小屋を建ててみよう。(その11)

2013年09月28日 | 小屋を建ててみよう。

さ~いよいよ床材張りです。今迄は基礎材の上に15mmのベニア板を張り付けた状態でしたが、今回はこのスペースを利用する上で一番視覚的、感触的にも重要で、使い心地も加味される床材の施行です。最初に何を使うか迷いました。ジュウタン等にすればコストは下がりますがここ迄「木」に拘って作ってきたのだからと多少奮発しても良いとの思いで長辺が1800mmある床専用材を購入してきました。良いのか悪いのか解りませんが余った透湿防水シートを敷いた上に奥から順番に張り付けて行きます。施行の途中でも床面のすべすべが気持ちよくて「張りつめたら大の字になって寝てみたい」との思いが込み上げてきます。写真は上から順に施行行程を記録したものです。いや~っ、床材を敷き詰めただけで本当に部屋らしくなりましたよ。もちろん大の字になって木の温もりと香りを充分楽しみました。これで後は内壁と電気配線を行えばほとんど完成と言えるでしょう。さて内壁はどうしようか・・・?

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清水 実
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竹田元則写真展「木の国 和歌山」写真展図録入稿完了です。

2013年09月27日 | 写真展

このブログでもお伝えしている10月23日からリーコーイメージングスクエア新宿(ペンタックスフォーラム)で開催される竹田元則さんの写真展「木の国 和歌山」の写真展会場で配る図録の入稿が完了しました。この図録、はっきり言って相当に出来映えがいいと思っています。印刷コストを掛けているのはもちろんですが展示作品のタイトル、データなどの情報掲載だけでなく、A4サイズ、8ページ立ての表4には和歌山県の地図を配置し和歌山県の特長を記述し、作品の撮影地や五つある熊野古道と大峰奥駈道も色分けのラインで紹介しています。まさに「和歌山」「熊野古道」等の入門資料としても最適な図録となっているのです。写真展会場ではこの図録を約2000枚用意し無料配布しますが途中でなくなってしまう事も予想出来ます。是非お早めに会場を訪れ、素晴らしい作品の鑑賞と、素晴らしい図録をゲットして下さい。尚、竹田元則さんは会期中は極力会場アテンドされるそうですから、作品について、和歌山についてと何でも質問されては如何でしょうか?

2013年10月23日~11月4日
リコーイメージングスクエア新宿(ペンタックスフォーラム)
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル 

大判カメラマニュアル
木戸嘉一
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小屋を建ててみよう。(その10)

2013年09月26日 | 小屋を建ててみよう。

昨日は愛犬・ウッチ君の手術の日でしたが事前検査で甲状腺に異常が見つかり手術は延期となってしまい暫く心配事が続きそうです。また昨日はフォトコンでお馴染み日本写真企画社を訪ね、久し振りに石井聖也社長とお会いする事が出来ました。昔はよくゴルフや温泉、釣りといろいろな所に遊びに行ったもので、近くの喫茶店に席を移して昔話に花を咲かせました。そして結論は「昔は良かった」とジジイ同士の話には進展がありませんでした。さて「小屋を建ててみよう」シリーズ早くも10回目です。今回は今迄で一番難渋したドアへの鍵付きドアノブの取付け作業です。何せ無垢板にドアノブの中心が入る大きな穴を開けなければならないし、ドアノブからドア枠に伸びるロック棒の長さもあるしで本当に大変な作業でした。先ず12mmのドリルで該当箇所に穴を何カ所か開けてノミでさらいますが、ドリルは弾かれるしノミの大きさの影響か丸く穴があきません。穴をあけようとしている箇所より作業傷が若干はみ出してしまいましたがやっとの思いでドアノブを差し込みに成功しました。家を建てるとき大工さんの他に建具屋さんと言う専門職が必要なのを今回の件で理解しました。次はドア枠にロック棒が収まる様にやはりドリルとノミで作業し、無事鍵付きのドアノブの取付けが完了でした。これでこの小屋に入るには鍵を使わなければならなくセキュリティ問題も解決。一番下の写真が鍵付きドアノブの着いたドアの全体像ですがドア4隅に補強材を施し大分「らしく」なりました。さあ次は床材の張り付けに挑戦です。


沼津御用邸記念公園で村松融 写真展「麗しの富士」開催。

2013年09月25日 | 写真展

先日、静岡のデパートで富士山の写真展を開催したワイズ大中判写真の会、日本リンホフクラブの会員でもある静岡・浜松在住の村松融さんから手紙が届いた。封を切ってみると何と沼津御用邸記念公園にて世界遺産登録記念富士山写真展「麗しの富士」と題した写真展を開催するとありました。立派なリーフレットを見るとこの記念写真展の他にも「秋のアウトドアチャレンジ」「花の彩り展」「栗名月の宴」など沢山のイベントも用意されていました。沼津御用邸記念公園とはあまり馴染みの無い場所ですが皆さんも本物の富士山と写真展の富士山両方を見に行っては如何ですか?(今日も2本立てのブログでした)

世界遺産登録記念富士山写真展「麗しの富士」
2013年9月1日~10月31日 
沼津御用邸記念公園西附属邸内記念特設会場 
西附属邸入園観覧料 大人400円 小人200円 

 


今日は手術日です。頑張れ愛犬・ウッチ君!

2013年09月25日 | 日記

愛犬のウッチ君に尿道結石が見つかり、手術をする事になってしまった。先週末にいきなりオシッコの出が悪くなり元気が見る見る無くなっていったのであった。動物病院に連れて行くと2個の大きい石が尿道に詰まっていると言う。急遽カテーテルを行ったが石の方が大きく膀胱にも多数の石が見つかった。腎臓機能も低下し貧血も見受けられるので毎日点滴を行いいよいよ今日の手術の日を迎えたのだ。写真はオシッコを出すためにカテーテルを付けたままオムツをしているウッチ君だが彼にとっても初めての経験できょときょとと目が泳いでいる様だ。さ~手術が上手く行って、いつもの通り東大構内の夜の散歩を楽しみたい願望で一杯である。頑張れウッチ君!(今日も2本立てのブログでした)


小屋を建ててみよう。(その9)

2013年09月24日 | 小屋を建ててみよう。

多くの方から「小屋を建ててみよう。」のブログを読んで「材木の入手はどうしているの?」「材木の運搬は?「どこで作っているの?」などいろいろなお問い合わせを頂きました。今日はそんな訳で番外編として、それらのお問い合わせにお答えしたいと思います。先ず作業場所ですが今回小屋を建てている場所に隣接した半地下スペースを利用しています。今回のために照明も付け、作業台も電動金具(電動ドライバー、電動丸鋸、電動カンナ等)も用意しました。また材木は近くのホームセンターで購入します。写真の様な持ち帰り用の軽トラックを貸してくれますのでこれを利用させて頂いています。因に初めにこのトラック一杯分の木材を購入し、次に写真のトラック荷台にある量を2回分購入しています。トラックの貸出時間は1時間なので荷揚げと荷下ろしがメチャクチャ大変です(何せ一人なので)。材木は主に2x4、2x6、4x4、1x4材をメインに先週紹介しました廉価な杉材を利用しています。これら2x4を代表する木材ですが質問の中に「結構、材木代高いんじゃないの?」とありましたが、皆さんが想像するより安いと思いますよ。一例を挙げると写真の約3メートルの2x4材が598円で、15mm厚のベニアも1480円でした。出来上がりは違うかも知れませんが、こんな小屋でもプロに頼めば60万~70万円以上は掛かると思いますが、自分で汗して作れば10万円以下で出来てしまいます。チャレンジする方にはアドバイスしますよ。


小屋を建ててみよう。(その8)

2013年09月23日 | 小屋を建ててみよう。

いよいよ難解なドア作りです。ドア枠を2x6材にして上部にアクリル窓を設け下部はベニア板をはめ込み、その上に壁面で利用した100mm杉材を飾り付ける予定です。先ず2x6材をタテに固定し、アクリル板とベニア材がはめ込める様な溝を切ります。溝を作る方法は溝の深さをセットした電動丸鋸を溝幅に合わせて何回も切り込んで、それをノミでキレイにあらいます。台の上でドア枠にアクリル板、ベニヤ板をセットし長い木ネジで固定して小屋に取り付けです。「やった~、小屋らしくなったぞ!」と思ったのですがドアが完全に締まりません。ヤスリで何とかドア枠上部を削って解決ですが、この後鍵付きのドアノブのセットと飾り用の杉材を付けなければなりません・・・続きは・・・。


フォトコン一生懸命フォトグラファーに酒巻澄江さんが登場しました。

2013年09月22日 | BOOK

皆さん、今月のカメラ雑誌「フォトコン」をご覧になりましたか?先日取材に立ち会った「一生懸命フォトグラファー」に酒巻澄江さんが特集されました。写真との出会い、大判カメラとの出会い、写真展についてなど沢山のインタビュー記事となっています。中でも一番良いのが丸々1ページの大きさの酒巻さんのポートレートです。今回インタビューされた写真家・神立尚紀さん撮影によるものですがリンホフカメラと一緒に和やかに笑う酒巻さんの表情は性格がそのまま出ているようでもあります。インタビュー記事のなかに私も何回か登場していますが是非皆様ご覧になって下さい。

 

 


小屋を建ててみよう。(その7)

2013年09月21日 | 小屋を建ててみよう。

「小屋を建ててみよ」のブログをご覧の方々より、木戸さんって「建築関係だったの?」「大学は理工系?」等の質問がありました。いいえはっきり言って大学は文系だし建築等一切関係ないカメラ業界出身ですと答えます。それではどうして小屋の設計をしたり建てたり出来るのかですが、それはそれなりの書物を読んで設計はパソコンソフトのイラストレーターを使って行っています。写真がその一部ですが今回の小屋作りは基本的には木材である四角の形から成り立っていますのでイラストレーターで縮尺1/100の短い四角や長い四角を組み合わせているだけなのです。さて今回は窓枠に挑戦です。知り合いのアクリル関係の会社から3mmのアクリル板を入手しこれに合う木枠を作ります。木枠にアクリル板をはめ込み完成ですが結構精度のいる仕事で時間はかかりました。小屋右側面に窓枠をはめ込み蝶番で固定しましたがなかなか「らしい!」ですよね。丁度夕刻に強い雨が振ってきましたが下の写真の通り小屋内には一切雨は吹き込まずにアクリル窓が受けてくれました。次はもっと難しいアクリル窓付きの玄関ドアに挑戦です。ご期待下さい。(今日も2本立てのブログですよ。下も見て下さいね)


図録制作、ニュース制作、取材立ち会い、打合せなど忙しい一日でした。

2013年09月21日 | 日記

今日も2本立てのブログです。「木戸さんはゆったりと小屋なんか建てていて良いね」と思われているかもしれませんが実は今大変忙しいのです。昨日を例に説明しますと午前中は10月開催の竹田元則さんの写真展「木の国 和歌山」の図録制作を手伝い、午後一で先日「大判カメラ体験記」を出版した清水実さんの共同通信社からの取材に立ち会い、その後やはり来月開催の撮影会の打合せを写真家の石橋睦美さんと行い、次は来月号のワイズニュースの制作と印刷そして発送迄をもこなして、その後は今日開催予定の大判カメラ勉強会のセッアップでした。もちろん定時終業の19時にはとても終わりませんでした。因に今日は10時から竹田元則さんが和歌山から上京し、写真展図録や今後開催迄の打合せを行います。13時からは大判カメラ勉強会ですが今回は大型ストロボを使う大掛かりな勉強会となりますが、定員5名に対してそれ以上の申込を頂き参加をお断りする程のでした。夕方からは外出の用がありますが果たしてどうなる事やらです。写真は共同通信社の記者さんからインタビューを受ける清水実さんですが記事は全国の新聞社に今月末に配信されるそうなのでご期待下さい。


小屋を建ててみよう。(その6)

2013年09月20日 | 小屋を建ててみよう。

今日もしつこく小屋を建ててみようの第6回目です。ブログをご覧の方々からいろいろなメッセージも頂き反響の高さに驚いています。やはり同じように「家を建ててみたい」と思っている方は沢山いるのですね。さて、小屋の4面全てに杉材を張りこみました。ちょっと引き気味に小屋全体を見てみると「小屋らしいじゃないか!」と自画自賛です。特に右壁面の窓部分がカッコウ良いですね。ついでに小屋の中から窓越しに外を見た構図を写真に撮りましたが、ここに2x6材を使って長い作業カウンターを設置しようとも計画中です。さ~、次はいよいよ一番難しいとされている窓やドア等の建具製作となりますが、作業をする上で地面から玄関ドアへのアプローチに結構な段差があり、これを私の様なデブが重いモノを持ったまま上り下りすると膝を痛めてしまうのではないかと、急遽アプローチ用の階段を製作する事にしました。2x6材を1000mmに切りこれを4本使い完成したのが写真です。これで建具作りにチャレンジ出来そうです。さてこの続きは・・・。(今日のブログは2本立てですよ。下も見てくださいね)


コンタツおじさんの登場で清涼感一杯です。

2013年09月20日 | 日記

今日のブログは2本立てです。「小屋を建ててみよう。」の他に、昨日来社されたコンタツおじさんこと写真家の近藤辰郎さんを紹介したいと思います。コンタツさんとはもう何十年来のお付き合いですが、写真や山など仕事以外にも家族の事などプライベートな話もさせて頂くほどのお付き合いをさせて頂いています。このコンタツさんが登場するとその場が明るくなるのをいつも実感しています。今回もユーモアたっぷりのジョークを飛ばしながら昔話などをさせて頂きました。仕事が忙しい時も一時の清涼感で熱くなった頭をクールダウンさせて頂き、その後はより能率が上がる様な気さえします。本当に誰にでも愛される素晴らしい人と思います。帰りがけに、丁度制作途中の竹田元則さんの写真展図録を見て「写真構成が良くて素晴らしい写真展になりそうだね」や「オシャレな図録だから来場者も喜ぶよ。デザインが良いも!」など嬉しい言葉を聞いてしまうと、俄然やる気が出てきます(おだてるのが上手い)。何はともあれ楽しい一時を過ごさせて頂きました。


小屋を建ててみよう。(その5)

2013年09月19日 | 小屋を建ててみよう。

さ~、今日から透湿防水シートを張ったベニヤ面に外壁材を施工します。外壁材に関してはいろいろな素材を検討して一番採用したかったのがログハウス風の丸太を半分に切ったものでしたが、如何せん費用の問題がネックになってしまいます。そこでホームセンター材木売場の片隅にあった100mm幅、長さ3650mmの杉材。何と5本で1480円と懐に優しい材木をチョイスです。電動丸鋸で壁4面、各々の長さに切断し木ねじで止めて行きます。多少の拘りを持って杉材を少しずつ重ねて施工です(う~む、格好いい!)ただ窓面の壁への取り付けが大変です。私の体重を支えて丈夫そうな脚立も悲鳴を上げているようです。また左壁面には外部より電源を引き込むための電源ボックスも忘れずに取り付けました。因みに小さな小屋ですがシーリングライト、ライト用スイッチ、コンセント3カ所の合計5つの配線をこの電源ボックスの中で集約させる予定です。杉材の張り付け作業中にも木の香りがして癒される感じがします。さてさてこの続きは次回のブログにご期待下さい。