大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

お客さんから大峰山の水が届きました。

2011年03月31日 | 日記
原発事故の影響で東京では飲料水が各店頭や自動販売機から消え、入手する事は困難になっています。私のような中年おじさんなら多少「ヨウ素」や「セシウム」が混ざっていても気にしないのですが、乳幼児を持つ親としたら大変心配な問題かも知れません。将来のことを思うと安全な水はそれら乳幼児に最優先にまわしたいと思います。ただ世の中、許せぬ輩がいるもので通常7~800円で購入できる2リットル6本箱を、インターネット・オークションに出して5~6千円の値段をつけている人が沢山います。「ふざけるな!」と声を大きく叫びたいと思います。さて昨日、和歌山県のお客さんから「大峰山の超名水10リットルパック」が届きました。東京で飲料水が入手できない事を知りご親切にもお送り頂きました。こんなに優しい気持ちの方ばかりならば飲料水がオークションの対象になる事は無いのですが。

ネタ札で注文する立ち食い寿司屋さん。

2011年03月30日 | グルメ
今日は久々に「食べネタ」です。上野アトレを歩いていると面白そうな立ち喰い寿司屋さんを発見しました。注文するにはカウンター下に用意されている木製のネタ札をカウンターに用意された竹籠に入れるシステムなのです。こう言う珍しいシステムを見るとお腹がすいていなくても入店してしまうのが私の性格です。カウンターに立つとお茶とお手拭きが出てきます。あとは食べたいネタ札を選ぶだけです。ちなみにネタ札の文字の色によって値段が違うらしく、最後はこの札をカウントして支払うシステムの様でした。写真のように「まぐる」「活カンパチ」「えんがわ」等の札を見ているだけで注文したくなってきます。見事に新しいものに興味を示す消費者心理をグイグイと刺激してきます。お寿司自体もこの値段ならば十分満足できるクオリティでしたので興味のある方は一度チャレンジしてください。

東京にソメイヨシノの開花宣言。いよいよ大判カメラ撮影スタートです。

2011年03月29日 | 日記
昨日(28日)東京でソメイヨシノの開花宣言が出された。これは昨年より6日遅いと言う。近頃東京は寒いのでまだ開花宣言は先の事と思っていたところであった。ワイズ近くの東京大学構内でもサクラの咲く場所がある。有名なところでは安田講堂正門両脇の2本だ。また龍岡門から東大病院に至る道も沢山のサクラが咲く。ただ今年は未だ一輪の開花もない。写真は昨年の4月初めのものですが果たしていつこの様な状態になるかである。因みにこの写真、安田講堂とサクラはもちろんデジタルカメラでの撮影で講堂も先すぼまりになっています。アオリをキチッと使いサクラを配した東大構内の撮影に出かけてみませんか?本当に東京大学構内は安田講堂、校舎、図書館、三四郎池と大判カメラのアオリを駆使して撮影する場所に最適です。震災や原発事故の影響で撮影も自粛ムードがあるようですが、先ずは近場からの撮影をスタートしては如何ですか?

まだまだ銀座の人出も少ないようです。

2011年03月28日 | 日記
昨日の日曜日は東北関東大震災後初めて銀座に行ってきました。通常に日曜日は銀座通りが歩行者天国になり沢山の人々で溢れているのですが、警視庁から「平成23年東北地方太平洋沖地震発生に伴い、歩行者等の集中する歩行者天国は、余震発生による危険性及び計画停電による交通の混乱等が予想されることから、交通の安全と円滑を確保するために、歩行者天国は当分の間休止いたします。」と発表があり 歩行者天国は残念ながら中止でした。また原発事故や計画停電の影響もあると思いますが写真の様に人出も少なく感じられました。銀座でこの人出ですから他の繁華街もきっと少ないのでは想像します。震災後の買い物自粛ムードや原発事故での外出を控える心理から消費者行動にブレーキが掛かりモノが売れていないようです。これは仕方ないことなのでしょうが、あまりにも過剰な反応や規制は経済にも影響し、また災害復興にも影響すると思います。早く震災前の消費行動に戻し、お金を使いましょう。

フイルムを保管する冷蔵庫は如何ですか?

2011年03月27日 | 日記
昨日のブログでフイルムの値上げのことを書きましたが、今回の値上げを受けワイズのお客さん中でも最もフイルムを使われる2人がフイルム用冷蔵庫を購入された。写真はワイズ店内の富士フイルム社より頂いたフイルム冷蔵庫ですが、この冷蔵庫はサンヨー製のものでパン屋さん等に置いてあるジュース用の冷蔵庫と同じであることが判明致しました。2重ガラス仕様で、容量は93リットルで250mm缶で153本、350mm缶で99本収納できます。温度は3度から10度まで調整が可能とのことです。気になる価格は標準価格で234,150円でした。こんなフイルム冷蔵庫があれば沢山のフイルムをストックすることが出来ますが、そこでクイズです。比較的大きいクイックロードフイルムならば何箱入ると思いますか?

富士フイルム社のフィルムが5~15%値上がりします。

2011年03月26日 | 日記
大判カメラユーザー、銀塩フイルムファンにとってはあまり良いニュースではないのですが4月1日より5~15%の幅でフィルムが値上がりします。どのフイルムがどれだけ値上がるかは未だに情報提供はありませんが、結構な値上げ幅と思います。原発事故による水質汚染で飲料水の買い占めはあまりお薦めできませんが、フィルムに関しては値上げ前に沢山ご購入下さい。ワイズクリエイトでは3月29日までにご注文頂いた方には下記価格でご提供させて頂いております。通常保管で1年以上持ちますので是非、値上げ前の購入をご検討下さい。詳しくはワイズクリエイト(03-5689-2776)まで。

  製品名     ワイズ価格(税込)
Velvia 50 QL(20)      9,269円
Velvia100 QL(20)    8,676円
Velvia 100F QL(20)    8,598円
PROVIA 100F QL(20)   8,808円

Velvia 50 CUT(20)      6,972円
Velvia100 CUT(20)    6,138円
Velvia 100F CUT(20)    6,220円
PROVIA 100F CUT(20)   6,220円

※上記価格は在庫品で3月31日、取寄品は3月29日注文までのご対応となります。

元日本カメラ・牛島さんの写真展「光徳寺・羅漢群像」。

2011年03月25日 | 日記
元日本カメラ社の牛島博能さんから写真展案はがきが届きました。牛島さんとは30年以上前からのお付き合いで「カメラ年鑑」「別冊・日本カメラ」の編集業務をされていましたがプライベートでもバーベキュー等をしてお付き合いしていました。定年後も数年間、日本カメラ社に嘱託として残り写真集製作も担当されていました。自身で写真撮影をするカメラ雑誌編集のプロとしてとても実績のある方でしたが私の独立後もワイズ主催の尾瀬、屋久島撮影会等にも参加頂きご自身の大判カメラでモノクロ写真を撮影されてもいました。今回の写真展もご本人に確認はしていませんが案内はがきを見る限りモノクロ作品の様です。写真展会場は牛島さんの地元の千葉県のふくろう画廊とちょっと遠い様ですが23日には記念パーティもあるという。ただ丁度日本リンホフクラブの総会と重なっていて参加できそうもないのが残念だ。皆様是非写真展をご覧になって下さい。

写真展名
牛島博能写真展「光徳寺・羅漢群像」
開催日時
2011年4月19日~24日
開催場所
ふくろう画廊 千葉県緑区あすみが丘3-63-4

宇田川哲夫さんの写真展が再度さいたま市で開催。

2011年03月24日 | 日記
原発事故の影響で東京の上水道からもヨウ素、セシウムの放射能が検出されました。また都内の降下物(塵や雨)からも同様物質が検出されています。これが発表されてから都内のコンビニでは20分で飲料水が売り切れたそうです。該当地区の路地野菜、乳製品の出荷停止などもあり、先の見えない不安が多くの人々を襲っています。政府発表の「これらのモノを飲食しても直ちに健康被害は出ない」の「直ちに」が曖昧のように思える。何ヶ月後、何年後に影響が出ないのか?等と不安を口にする人がいる。実は水道水の放射能検出にしても記者会見前日には相当高い数値を示していたのをあるサイトで発見していました。一国民としては政府・関係機関には速やかで正確な情報開示を望みたいと思います。ワイズではこれらの事象を受け飲料水の安全性が確認されるまで当面の間お客様へのコーヒー、お茶のサービスを中止させていただきます。さて1月に富士フイルムフォトサロンで開催された宇田川哲夫さんの写真展「聖岳を巡りて」が若干の展示内容を変えて宇田川さんの地元さいたま市プラザノース ノースギャラリー5で4月7日から開催されます。お近くの方は是非お出かけ下さい。

暖房を使っていないので来客用に電気ストーブを使用。

2011年03月23日 | 日記
震災から10日間が過ぎ昨日は何人ものお客様に来店頂きました。ただ節電協力のためワイズクリエイトでは暖房をつけていないので皆様には寒い思いをさせてしまっています。もちろん熱いコーヒー等の用意もしていますが、今週に入っても寒さが続きこれを何とかしなければ折角お見えになって頂いた方々に申し訳ないと電気ストーブを2台購入。来客のある時にだけこれを使うことにしました。こんな足元用の小さな電気ストーブでも結構温かく感じます。被災地の寒さと比較したら充分と思いますよ。因みにこの電気ストーブですが、この時期(3月下旬)になるとどこの電気量販店でも在庫が無く、たまたま通りかかった東大赤門前の雑貨屋さんにて1台2850円にて入手しました。その季節に売れる商品だけ在庫する量販店と違い地元に根付いたお店ならではの在庫だった様な気がします。

こんなに人出のない祭日の「アメ横」。

2011年03月22日 | 日記
春分の日の昨日、再度用件があり上野に出かけてきました。用件のついでと「アメ横」にも足を伸ばしましたが、通常の日祭日ならば相当に混雑する「アメ横」が写真の様に人出も少なく、中には臨時休業の店までありビックリでした。多少小雨が降っていたこともありますがこんなに少ない人出は今まで無かったと思います。今日の日経新聞企業面で「不急消費急減」と10段で大きく取り上げられていましたが、この震災と原発事故と計画停電のなか「不要不急の消費」は落ち込み、個人消費は2~3割は落ちるのではと予想されてもいた。確かにこんな時、旅行やゴルフに行ったり宴会を開いたりと言うのは社会性からも考えにくいが、ただあまりにも個人が財布のひもを縛ってしまうと体力の弱い個人店や零細企業はひとたまりもなく潰れてしまうと思われる。あまりにも過剰な消費制限は日本経済減退の意味からも考慮する必要があると思う。さて話は一昨日の日本医科大学の学生達ですが昨日も雨に濡れながら大声で募金活動をしていた。なんでも昨日までに2百数十万円の募金があったと言う。こんな姿を見ていると自然と財布に手が行ってしまう。再度の募金をして戻ってきました。学生さん達、本当にご苦労様です。

香川県産「讃岐米」が届きました。

2011年03月21日 | 日記
震災による消費者の買占め影響により、米、カップラーメン、トイレットペーパー等が東京でも品薄状態です。そんなに心配することはないのですが何処の店でもこれらの商品の在庫は少ないようです。実は私の家でもお米が無くなってしまいました。買占める目的などないのですが、ご飯が食べられなくなるのはつらいので幾つかのお店を回りましたが全て売り切れ。何とかしなければいけないとインターネットで震災に遇われていない地域での米販売を検索をして届いたのが写真の香川県産のさぬき米の「ヒノヒカリ」。実は初めて聞く名前ですが何でも、コシヒカリと黄金晴の交配によって生まれた水稲ウルチ米で袋には「温暖な瀬戸内の気候をいっぱいに受け風光明媚で美しい讃岐の地ですくすくと育まれた」とあります。お米が温暖な地云々と言うコピーに若干の違和感がありますが、こんな機会でないと食べられなかったお米との出会いでした。被災地の皆様が一日でも早く満足にご飯が食べられるよう願います。

桜咲く上野の山で将来のお医者さんが募金活動。

2011年03月20日 | 日記
昨日は用があって上野に出かけましたが、上野の山入り口に写真の様な左右一対の桜を見つけました。もちろん彼岸桜ですがよく見ると「上野桜まつり」なる看板と沢山の提灯があります。そうなのです。もう桜の季節だったのです。ここのところの震災関係のニュースばかりが頭に入って視界が多少狭くなっていましたがもう3月下旬になろうとしていたのでした。近づいて暫し桜を見上げるていると多少心の安らぎを感じてしまうのはやはり震災や原発事故のウエイトが如何に大きいかという現れのような気がします。近くで若者達の大きな声が聞こえてきます。交番前に10人ほどの若者が募金活動をしていました。文京区にある日本医科大学の学生達が震災に遭われた方へ何かをしなければと言う気持ちから募金活動が始まったと言います。こんな素直な若者達の活動に中年おじさんが応えなければともちろん募金に協力です。被災地の復興には10年以上の年月が掛かると思われます。何時かこの学生達の中から被災地で働くお医者さんが現れてくれないかと淡い期待を持ってしまいました。

東京スカイツリーが目標高度634mに到達。

2011年03月19日 | 日記
東北・関東大震災から1週間が過ぎましたが、多くの被災者が今でも満足な救援も受けられずに厳しい生活を送っていられることに胸が痛みます。また原発事故の進展も見られずに日本国民の不安の気持ちは増幅するばかりです。ただ確実に日本各地から被災地に向け救援物資が動き出したのも事実です。被災に遭われている方のお手元に1日でも早く届くことをお祈りします。あまり良いニュースがない中、東京スカイツリーの高さが昨日、頂点高度634メートルに達しました。写真は昨日16時30分に本郷の春日通りから撮影したものですがタワー本体からアンテナ取り付け用の「ゲイン塔」を引き上げる作業が行われて頂点にある避雷針が634メートルになったのでした。今後の日本復興の気持ちの標となって欲しいと思います。

ワイズクリエイトでは節電協力で暖房を使っていません。

2011年03月18日 | 日記
いや~寒いですね。実はワイズクリエイトでは東北・関東大震災による節電協力にこの2日間暖房をつけていません。ショーウインドウも灯りを消しています。被災地の避難所の事を考えるとこんな寒さは何ともないと厚いセーターを着込んでいます。営業時間も2時間短縮していますし多少のご協力は出来ているのではとも思います。来店(社)する方も極端に少なく数名単位となっています。ただ震度7に見舞われた宮城県の人からリンホフカメラが欲しいと電話を頂いたのにはビックリでした。取りあえず1日も早く原発事故が解決し、本格的な震災復興が出来ることを祈るしか無いようです。もどかしさで一杯のこの頃です。

フォトコン誌で「大判カメラ」コンテスト。

2011年03月17日 | 日記
いつから「東北・関東大震災」という名称になったのでしょうか?最初は「東北・太平洋沿岸地震」だったと思いますが。ここのところ地震関連の話ばかりでしたので今日はブログの題名通り「大判カメラ」のお話です。昨日フォトコン4月号が届きました。このフォトコン誌では毎月テーマ別コンテストを実施していますが7月号では「大判カメラ」をテーマにしたフォトコンテストを行なうとの事です。審査員に石橋睦美さんを迎えての大判カメラユーザー待望のコンテストとなります。4月10日必着で、プリントなら6切り~4切りサイズ。リバーサルフイルムならば4x5インチ以上を同誌「大判カメラ係」までお送り下さい(詳細はフォトコンをご覧下さい)。巷間沢山のフォトコンテストが実施されていますが「大判カメラ」に限定してのコンテストはカメラ業界数十年の私の記憶にも無く、これを決定したフォトコン誌並びに編集長にエールを送りたいと思います。ただ通常のコンテストと違い応募点数はそれほど多くはないと想像できます。折角実施したコンテストに応募が少なければ継続企画も無くなってしまうと思いますので、一人でも多くの大判カメラユーザーの方々が応募されることを切に祈ります。