大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

新iPod touchでパノラマ写真を楽しむ。

2013年05月31日 | カメラ機材

撮影会前にiPod touchを紛失したので直ぐに新しいiPod touchを購入した事をこのブログでも書きましたが、新iPod touchは今回の撮影会でも大いに役立ちました。地図アプリを使ったナビゲーションや時計アプリを使った目覚まし、またある参加者とのスケジュール調整などと大活躍です。ところで従来モデルにはなくて新モデルにある機能の一つにパノラマ撮影がありました。パノラマ撮影に切り替えたiPod touchで普通に写真を撮るように構えシャッターを押し、弧を描くように(大判カメラで言うスイングですね)写したい風景をなめて行きます。するとあら不思議で写真の様な超パノラマ写真が撮影出来てしまいます。暫し撮影に夢中になっている参加者を画面に入れパノラマ写真を楽しんでみました。もしかして、これってシャッター時間内に360度カメラを廻せば全周囲が撮れるのかな?今度確かめて見よう。

 


あの栄村で元気な子供達と出会う。

2013年05月30日 | 撮影

撮影会最終日は十日町からバスを飛ばして残雪とブナ林の野々海高原まで移動しました。野々海高原にはまだ沢山の雪が残り野々海沼も一部を残して雪と氷の下になっています。あれ待てよ?野々海高原ってもしかして長野県の栄村ではないですか。恥ずかしながら除雪用のブルドーザーに書かれた「栄村」の名称で気付きました。栄村と言えば2011年3月12日の大地震で一躍有名になりましたが確か最大深度6で大きな被害が出たエリアだったのです。「そうかここは栄村の一部なんだ・・・」と思っていると1台のマイクロバスが近づいて来ました。マイクロバスの側面には「さかえ21」と書かれています。次に辺りが騒がしくなりバスの中から沢山の子供達が降りてきました。何でも野外教習でブナの観察のためにやって来たといいブナに耳をあて水の流れを観察しています。そして前述の少し顔を出している野々海沼の周りでも自然観察です。小さな内から自然と接し自然の営みや厳しさを実感することは大変良い事と思いながら、子供達の声を聞いていて確実に時間は過ぎて復興に向かっているんだと実感しました。自然の中の子供の声は野鳥の声に匹敵するほど聞いていて気持ちの良いものでした。


松之山でコシアブラを入手して天ぷらで食す。

2013年05月29日 | グルメ

まだまだ新潟の撮影会の話題が続きます。10年以上振りに松之山の美人林を訪ねたと書きましたが、入り口に2軒の産直品を扱う小屋掛けの店があります。写真がそれですが本来は無人のお店なのですがおばちゃんが時々店に顔を出して管理している様です。中を覗くと地元で採れる山菜や竹製品等が陳列してあります。「おっ、珍しい!コシアブラだ!」と好物の山菜に目が釘付けになりました。コシアブラはタラノキやウドと同様に山道脇の日当りの良い斜面に見つける事が出来ますがタラノメと違い、高木のため採取が難しく貴重とされてもいます。私はこのコシアブラの天ぷらには目が無くて即1パック300円で購入です。家に帰り早速天ぷらにしましたが、やはり新潟土産のお蕎麦とセットで頂きましたが、人間美味いモノを食べているときが一番幸せで撮影会の疲れも一気に吹っ飛んでしまいました。余談ですがインターネットでコシアブラを購入しようとしたら1800円もしていました。


十日町の街の中には彫刻がいっぱい。

2013年05月28日 | 日記

今回の撮影会宿泊でお世話になったのは十日町にある「ホテルニュー十日町」でした。フロント担当女性の対応もよく部屋もきれいでとても気持ち良く利用させて頂く事が出来ました。またこのホテル建物の前にはフクロウのオブジェがあり、なかなか可愛いなどと思いながら周辺を見渡すと「何と!」町の至る所にオブジェがあるではないですか!この訳は十日町石彫シンポジウム実行委員会という団体があり「とおかまち街中野外彫刻 彫刻のある街路を歩いてみませんか」と銘打って定期的にイベントを開催しているとの事でした。ホテルでこの彫刻の所在を示す写真入りの地図をもらいましたが(写真下)その多さに二度目のビックリでした。今度時間のある時ゆっくり町歩きを楽しみながら見学したいですね。


写真家・吉野信さんも使用するワイズ「かさお君・ワイド」。

2013年05月27日 | カメラ機材

今日は今回の撮影会の指導講師・吉野信さんのお話です。前述した通り今回の撮影会はマミヤカメラクラブとワイズ大中判写真の会の両主催と言う事で吉野信さんもマミヤ7-2とリンホフ2台を持参されました。そしてどちらのカメラシステムを使用しても見るからにプロカメラマンと言うスタイルでサマになっているのです。それはそうですよね何十年も写真家として活躍しているのですから当たり前の事なのですが今回紹介する2カットを眺めていてつくづく感じた事でした。また下の写真をご覧になって「おやっ?」と思われる方もいるのでは。ここからワイズの宣伝になってしまいますがカメラの三脚に装着している傘はワイズオリジナルの「かさお君・ワイド」です。雨の中でも三脚にセットすればカメラを雨に濡らさずに両手操作が出来る優れモノのアクセサリーなのです。これから梅雨に入るとこれ無しでは撮影出来ないとの評価も頂いています。そして今夏の吉野信さんとのスナップでもお解りの様に、晴天時でもハレギレ装置として此の様に使う事が出来るの晴天、雨天両用アクセサリーで、更にフレキシブルアームの先にブレ止め装置をつけると望遠レンズ使用時のカメラブレも防ぐことができます。何か吉野信さんの話しから完全に宣伝に移行してしまいましたが、皆さん是非ご検討下さい。

『かさお君・ワイド』
■フレキシブルアームを採用。撮影条件を選ばずに使用可能。
■高級折り畳み傘を使用。
■三脚の太さを選ばず専用クランプでがっちり固定。
■アームと傘をワンタッチジョイント方式採用で、ブレを気にせず傘を引き抜いての撮影が出来ます。
■480gと軽量、三脚に付けたまま移動可能。
■フレキシブルアームにブレ止めを装着してカメラブレを解消(5,580円税込)。
■専用傘付属で晴天時の晴れぎれにも使用可能。

13,500円(税別)14,175円(税込)

 



久しぶりに訪れた美人林。

2013年05月26日 | 撮影

美人林の地を踏むのは10年振りくらいになるだろうか?遠い記憶のせいで今昔のイメージが合致するのに暫くの時間を要した。ただ前回来た時は残雪の上に落ち葉が在ったのを覚えていので今日より若干早い季節だったのだろう。また美人林の周りの見慣れないレストハウスや産直の小屋掛けを認めて確実に時代の流れを感じる事ができた。心の中で確かにこの林は美人のブナ達と呟く。各々思い思いの美人を見つけてシャッターを切る光景を暫くぼう~っと眺め心地よい時間を過ごす・・・・。次に訪れたのは大厳寺高原の牧場の中を流れる小川に、春を告げて顔を出したミズバショウだった。そう言えばこのところタイトなスケジュールで自然を身近に感じた事は無かった。


新緑と残雪の大厳寺高原で思い思いにシャッターを切る。

2013年05月25日 | 撮影

新緑と残雪の新潟県・大厳寺高原に撮影会で来ています。今回の撮影会は撮影指導講師に吉野信先生を招きマミヤカメラクラブとワイズ大中判写真の会の共同主催によるものです。昨日は東京駅を9時にバスで出発し13時に大厳寺高原に到着し早速撮影でした。皆さん新緑のブナや雪の残る森と思い思いの被写体を探して精力的にシャッターを切ります。吉野信先生もリンホフとマミヤ7を使い分けて写真の様に撮影ですが流石はプロカメラマンでピシッとスタイルが決まっています。今日も大自然の中での撮影となりますが本当に新緑が眩しくて最高の撮影シーズンです。


記憶が無くて新iPod touchを入手です。

2013年05月24日 | 日記

今日は朝から新潟で開催する撮影会に行ってきます。講師は写真家の吉野信さんですが新緑と残雪の森を楽しんできたいと思っています。さて、話は変わりますが以前はスケジュール管理やメモ等に毎年システム手帳を更新して使っていましたが、ここ数年はiPod touchがこの手帳の役目を全てこなしてくれています。ボイスレコーダーにもなるしインターネットにも繋がりとても便利に使用していました。ところがです。一昨日に愛用のiPod touchを紛失してしまった事に気がつきました。あまりにも頭がいいのでどこで無くしたか一切思い出せないのです。無くなったと分かると出掛ける時に不安になってどうしようもありません。人と会ってスケジュールの話などになったら白旗状態となってしまいます。即、Amazonで「ぽちっ」とクリックして昨日、新iPod touchが届きました。これで安心して新潟の撮影会に出掛ける事が出来ます。写真はパソコンに取り付け更新しているのを見て「ほっ!」としている時です。(もしかしたら無くしていたと思っていたのが机の中から出てきた等もあるかもしれませんね)


日本リンホフクラブ写真展委員会が開催されました。

2013年05月23日 | 日記

日本リンホフクラブの東京~大阪~京都と巡回した写真展も全ての会場で無事終了し、昨日は同クラブの写真展委員会の会議があり写真展の総括について話し合われた。また2014年度の写真展開催に付いても議題に上りこれから更に躍進するであろう日本リンホフクラブの将来展望には明るさを感じさせられます。それにしてもボランティアで面倒な仕事をこなされる委員会のメンバーには脱帽でもありました。因に回を重ねる毎に写真展作品もレベルアップし毎回この写真展を楽しみにして来場される方々も増えて、作品を見せる方と見る方の素晴らしい関係も構築されて今後も大いに楽しみですね。


東京駅の噂のドームを見上げてきました。

2013年05月22日 | 東京散策

大変遅ればせながら100年前の開業当時の姿に復元された東京駅駅舎ドームを覗いてきました。もちろん復元されてから何回も東京駅は利用していますが、何時も急いでいて噂のドーム天井は見ていませんでした。今回は休日でランチ散策のために有楽町から丸の内を抜け、東京駅丸の内口までゆっくりと歩いてきました。オシャレな有名店が左右に並び街路樹の新緑がまぶしい光景を楽しんで、新東京駅舎が見える位置までたどり着くと、とても東京には思えない洗練されたヨーロッパの街にいるようでもありました。ただ東京駅舎の前は沢山の観光客がひしめき合い過ぎに先ほどのヨーロッパの街から東京の雑踏の中に逆戻りです。噂のドームは南北2カ所在り天井を見上げると8角形の絵干支のレリーフがあります。何で干支は12あるのに8つなの?と素朴な疑問が湧いてきましたがどうもこの干支はコンパスのように方向を示すモノらしいです。皆さんも一度ゆっくりご覧になって下さい。結構楽しめますよ。


大判カメラ基礎勉強会はマンツーマン講習です。

2013年05月21日 | 日記

先週末の土曜日(18日)は新宿御苑で日本リンホフクラブ主催の大判カメラ基礎勉強会が開催されました。恒例となったこの勉強会には毎回沢山の大判カメラ初心者や未経験者が参加されます。何せ経験ある日本リンホフクラブ会員がマンツーマンで大判カメラの撮影技法を教えてくれるのですから、これらの人々にとっては嬉しい限りの勉強会となっています。写真を見て下さいインストラクターが各々受講者のレベルを判断して思い思いの場所で熱心に講習しています。「聞いて一時の恥、聞かぬが一生の恥」と言う言葉もあります。大判カメラ撮影で悩みのある人は多いと思いますのでこの勉強会で解消して下さい。因に次回の予定は下記の通りとなりますので奮ってご参加下さい。因に参加費は無料ですよ。


日本リンホフクラブ主催
「大判カメラ基礎勉強会」
2013年8月3日(土)10時~13時
湯島地域活動センター(予定)
※暑いこの時期はエアコンの効いたインドア勉強会です。
※必ず事前にお申し込み下さい。 


本郷の大クスノキの下で司馬遼太郎を想いランチをする。

2013年05月20日 | グルメ

皆さん、司馬遼太郎の街道を行くシリーズの「本郷界隈」をお読みになった事はありますか?司馬遼太郎が自ら歩いた本郷界隈の「観たもの」「出会ったもの」「感じたもの」を書き綴ったものです。幾つかの副題がありますがその中に「水道とクスノキ」があります。そのクスノキのことについて「いまも一樹で森をおもわせるほどのクスノキがそびえている」更にこのクスノキの下に在ったフランス料理「楠亭」の事も書いてある。現在(いま)このクスノキの下にはレストランの経営が変わったが、やはりフランス料理の「ペジーブル」と言う店がある。野菜中心のとても美味しいレストランで時たま利用している。先日、愛犬の散歩にこのクスノキの前を通ったら、丁度ペジーブルの道をはさんだ前にイタリアレストランがオープンしていたのを気付いた。ちょっと洒落た気分でクスノキを見ながら食事をするととても幸せな気分になるので早速数日後のランチタイムに訪問してみた。店の造りは何と言えぬオシャレな感じで窓からクスノキが見えるのが最高だ。久々にゴルゴンゾーラのペンネを注文して暫し至福の時を味わった。きっと司馬遼太郎さんもこの大クスノキを見ながら食事を楽しんだと想像するとちょっと感激のランチタイムでもあった。(一番上の写真の窓越しに見えるのが大クスノキと仏料理ペジーブル)

イタリアン ドマーニ イル レスト
東京都文京区本郷2-35-10 本郷瀬川ビル1F(大クスノキ前)
03-5844-6533 


慶応大学湘南キャンパスの自然にビックリ!

2013年05月19日 | 日記

久々に東京から横浜を超えて電車で藤沢に行って来た。相当昔に来た事がある「湘南台駅」は現在小田急線、市営地下鉄、相鉄線が乗り入れるターミナル駅となっていた。バスで目的地に行こうと思いバスターミナル口で下車すると若い人々が多いことにビックリしてしまった。またバスの中には2連結された真っ赤なバスまで走っているのだ。バスの行き先表示板を見てこの湘南台には慶応大学の大学・高校・中学だあり、通学のための学生・生徒が多いことを理解したのだった。目的のバスに乗り車窓からのどかな景色を見ているうちについウトウトしまったらしい。何と終点の慶応大学高校・中学前と言う慶応大学構内にある停留所まで乗り過ごしてしまったのだった。私は物事に対して比較的プラス思考で「これで慶応大学湘南キャンパスを見学できる」と考えバスのタラップを降りた。何故だろう大学構内なのにプ~ンと牛や豚の家畜の匂いが漂っている。不思議に思いつつもキャンパス正門に向かって歩くと、とても日本の大学構内とは思えない大きくキレイなゴルフ場の中にでも居るような錯覚さえ覚える、素晴らしい自然空間に包まれてしまうのだった。「こんなところで勉強したらさぞかし効率が上がる」等と考えながら正門の守衛室の前を通って構内を出た。そう言えばこの守衛室、徒歩や自動車での立ち入りに関してはチェックが効くのだろうがバス乗車の人にに対してはノーチェックなんだ等とくだらない事まで考えてしまった。


知新温写真展「Diffused Reflection - 光華鏡」開催。大判カメラのワークショップも

2013年05月18日 | 写真展

日本リンホフクラブの指導講師の一人に女性写真家の知新温さんがいる。知新温と書いて「あらたおん」と読む。もちろん本名ではないが何でも「温故知新」が命名に由来と聞いたことがある。写真ジャンルは料理写真を中心にコマーシャルフォト全般と広いのだが何と大判カメラで撮影しているのだ。そんな知新温さんの写真展が東京・小平市にあるガスミュージアムで開催される。因みにガスミュージアムとは「東京ガスの事業の歴史およびくらしとガスのかかわりをご紹介するガスの歴史博物館です。2棟の展示館は、いずれも明治時代に建てられた東京ガスの社屋を移設・復元したレンガ造りの建物です」とホームページに記載されている。知新温さんが東京ガスの写真仕事を担当されている関係からの開催と思われるがその会期が6月1日から29日まで約1ヶ月と長い。更にその期間中に「大判カメラで洋館を撮ろう」というワークショップまで開催されると言うとても大きなイベントでもあるのだ。知新温さんの豊かな感性で撮影された作品を観るのは勿論だが、大判カメラで洋館を撮る機会など滅多にないと思いますので。このブログをご覧の皆様も是非「観て」「撮って」知新温ワールドを満喫頂けたらと思います。因みにこのワークショップには日本リンホフクラブが後援として機材提供や撮影指導のフォローなどをご協力させて頂いています。

知新 温 写真展
「Diffused Reflection  - 光華鏡」(江戸切子と光の饗宴)
2013年6月1日~29日
ガスミュージアム(がす資料館)
東京都小平市大沼町4-31-25   TEL 042-342-1715 

「大判カメラで洋館を撮ろう」ワークショップ 
6月16日13:00~  参加費1000円
申込みは電話にてお願いします。 


サライ最新号に写真家・芥川善行さんの特集が!

2013年05月17日 | BOOK

航空写真家の芥川善行さんから郵便物が届いた。中を開けると一般雑誌のサライが同封されていた。そう最新号のサライに3ページにわたり芥川善行さんの作品を含めた特集がされていたのです。写真を見ているだけで航空写真の魅力に取り付かれてしまいそうです。因にこの特集の芥川善行さんのポートレートはアクタガワ オリジナル航空カメラ・エアロアクタスを手にしたものですが、実はワイズオフィス内で私が撮影したものなのです。そんな訳でサライの編集中に編集者から私にリクエストが届き数枚手配した中の1枚でした。サライをご覧になる時はこの事も是非ご考慮の上じっくり見て下さいね。