山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

我が街中歩・春の打上川治水緑地(ⅵ)

2020年05月16日 | 我が街中歩
メタセコイアの葉っぱ

2020年04月25日(土)
『我が街中歩』
<春の打上川治水緑地(ⅵ)>
今朝、目覚めたときには既に6時半が廻っていた。
しかし快晴のようだし、街中歩に出掛けないのは勿体無いと思い、
独りで朝食を済ませ、その後事務所に入って最低限の仕事を行ない8時33分に歩き始める。
寝屋川左岸の道を歩き、観音橋際の横断歩道を通り、打上川緑地には西端より入り外周を一周歩き、
その後内周へと移り、内周を一周歩き、西側より直線路を東方へと進み、
その後は、やって来た道を我が家へと向かう。
帰路に歩くいつもの道ではなく、いつもの往路を帰路に選んだのは、
いつもの道であっても、逆さまから見ると景色が変化し、往路では気付かないものに出合えるかもしれないと期待したからだ。
早朝ではなく、日中に歩くのは三度目かなと思いながらいつもの道を歩く。
過去2度の内の一つは、打上川治水緑地に拡がる桜の葉っぱの紅葉を見たくてやって来た。
もう一つは、黄金色に輝くメタセコイアを見たくて治水緑地にやって来たのだ。
それらは何れも夕方のことで、西陽に映える景観を期待してやって来たのだが、
今日はこれといって目的があったわけではなかった。
やらねばならないことがあるのだが、11時に帰れば間に合うだろうという思考があった。
成田山不動尊より100㍍余り南へ進んだところの家に咲くハナミズキから始まり、
寝屋川左岸の道を行くときには、左手花壇に一本のアヤメが立ち上がる。その傍らにはノゲシが黄花を咲かせる。
ところがだ、それより観音橋に至るまでに我が写真機に収めた3種の植物の名前が分からない。
そしてだ、上観音橋横の横断歩道を渡り打上川治水緑地の外周路を南へと歩き、東へと方角が変わってから暫くしたころ、
数多のハルジオンが咲いている一角にあった2種の植物の名前も分からないのだ。そこにはスイバが申し訳なさそうに立っていた。
それより数分のところに立ち並ぶヤエザクラは、花弁が落花し地面を桃色に染めている。
その前のケヤキの枝には若葉が数多つき、東方に林立するメタセコイアの透き通るような若葉は殊の外美しく、
爽やかな新緑の季節へと歩んでいるのを感じることとなった。足下にはスミレやタンポポ、コオニタビラコが咲いていた。
それより下方の内回りの道に降りて来ると、赤や黄のチューリップの姿は消え失せ、濃紫色のチューリップだけが残っている。
それより西方に見えるクスノキも若葉の季節を迎え、治水緑地を離れるところに繁茂しているカナメモチは紅色を呈していた。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする