山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

我が街中歩・清朗な風と日光を愉しまん

2020年05月28日 | 我が街中歩
2020年05月02日(土)
『我が街中歩』
<清朗な風と日光を愉しまん>
5時10分のスタート。
いつもの道を歩き、寝屋川右岸の道を進み、上観音橋より一本手前の橋より左岸へと移る。
打上川治水緑地には西端より入り外周と内周を一周ずつ歩き帰路につく。いつもの歩き慣れた道を我が家へとのんびりと帰る。
往路、寝屋川右岸の道に入り、最初に我が眼に留まったのはアヤメであった。
その数多の紫色花を見るや否や夏の訪れを感じ、今日からの、暑熱を覚えるまでの清朗な風と日光を愉しまんと思考する。
アヤメの直ぐ横に、名は分からないのだが、小さな薄黄色の花がこれもまた数多咲いていた。否、まだこれからもっと花弁が開くのかも知れない。
そしてその横には橙色の果実が数個ぶら下がっている樹木があり、それより直ぐに現れたのはサクラソウの如き花弁を持つ薄紫花だ。
次に僕の眼を捉えたのはマメ科の植物と思われる黒い二つの莢だ。何と云う植物なのだろうかと思ったが分かる筈はない。
後にも先にも、この莢に出合うことはなかった。
上観音橋のところの花壇には紅紫色のシランと淡紅色4弁花の花が沢山咲いていたのだが、
この花壇や寝屋川左岸の道左手に続く木本や草本は、当然のことながら行政が管理してくださっているのだろうが、
寝屋川右岸の柵中のアヤメの花等は近隣の方々の奉仕活動によるものなのだろうか。
さてこれより、打上川治水緑地の外周路に入り打上川右岸の道を行くのだが、
現れるとついカメラを構えてしまう花がこの道には存在するのだ。
その花とはヘラオオバコなのだが、この花に出合った半月前の4月17日には「土筆みたいや!」と思ったのを思い出す。
最近では行く道の其処彼処で見掛ける僕にとっては凡庸な植物になってしまった。
そして治水緑地の南側の道で次にカメラを構えたのはアキニレとケヤキの瑞々しい若葉だ。
先日撮ったメタセコアの新葉の色彩と形に感嘆の声を挙げたのだが、今日のアキニレとケヤキの若葉も然りであった。
アキニレの葉は長さが僅か2㌢くらいの小さなちょっと厚みがあるような葉っぱだ。
ケヤキの葉っぱはアキニレと違って如何にも柔らかそうな感じだった。
それより緑地北側の直線道路を歩くとき、ピンク色の小さな花が左手下の土手を覆うが如く繁茂し、独り勝ちという様子だ。
その中にスイバが其処彼処に立ち上がる。
外周を一周歩き終わり内周へと移る。反時計廻りで内周を歩き南方にやって来ると、沢山のバラが開花しているところが現れる。
その後、東方のメタセコイアが林立する処を通り、池に架かる橋を渡り北側の道を西へと進むと、
右手の土手に淡紅色の花が見えるので、傍まで行き写真機に収めるが名前は分からない。枝先に5弁花の花が幾つも集まり咲いている1㍍足らずの高さの樹木だ。
内周を1周歩き終わり治水緑地を離れようとするときにオニノノゲシを撮影し、
上観音橋を渡り寝屋川右岸の道を行くときの川辺に咲くクサフジは、以前よりも更に多くなり、川辺を紫色に染めている。
最後に写真機に収めた花はシャリインパイだ。その植物は南前川の左岸の道で10㍍余りに亘り植えられていた。



コメント
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