山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

カワラナデシコ(伊吹山北尾根にて)

2021年10月06日 | 植物
2021年08月23日(月)
『カワラナデシコ』
<伊吹山北尾根にて>
NHKラジオ深夜便で今朝、「ナデシコ」が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「純愛」「才能」でありました。
図鑑を見ると、単なるナデシコではなくカワラナデシコをナデシコと呼ぶようで、
我がパソコン中には、[カワラナデシコ]として存在しました。
見出し画像の[カワラナデシコ]を撮影したのは、
2003年の7月27日に、独りで伊吹山北尾根を歩くときでした。
そのときの山日記の一部に次のような記載がありました。
「…北尾根は枚挙に遑がないほどに花花が溢れ、それらに丁寧に接していると知らぬ間に時間が経過してしまうので注意しなければならない。
しかし犬胡麻、赤麻、草牡丹、苦草、河原撫子、金水引、カンチコウゾリナ、三葉土栗、大葉擬宝珠、砧草、下野草、九蓋草、河原松葉と
次から次へと出合う花花に知らぬ間に夢中になってしまい時の経過の観念がなくなってしまう。
殊に大禿山への手前で出合った細長青紫の色彩が微かに揺れる九蓋草の華やかな群落は暫くの間其処に僕を留まらせた」と。


コメント
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