2023年09月24日(日)
『山野歩』
<金剛山>
<カトラ谷>
[コースタイム]
◆[金剛登山口] 10:07 → [コンクリート製ベンチ] → [車止め] → (黒栂谷道) → 11:55 [カトラ谷・出合] → (カトラ谷) → 12:10 [休憩場所(お昼)]12:30 → 14:00 [コンクリート製ベンチ] → (車に同乗させてもらう) → [守口駅]
◆所要時間:3時間53分
<下見山行>
先月の20日に、開花しているであろう“イワタバコ”の観賞目的で、妙見山の初谷渓谷を歩いたのだが、残念ながら見当たらなかった。
しかしその時に出会った高年齢4人組にその旨を伝えると、一人の方が、赤目四十八滝や金剛山のカトラ谷へ行けば咲いているよとおっしゃるのだ。
以前、ヤマシャクヤクを求めて初谷渓谷を歩くときにも、その時に出会った方に、金剛山のカトラ谷で撮影したという、
スマホに残っているヤマシャクヤクの姿を見せてもらったことがあったので、来年の春と夏には金剛山のカトラ谷を訪れてみようと決めていた。
山と高原地図を開くと、カトラ谷道は破線で、解説文には、「短い沢登りになるのでグレードは中級、とくに第三ノ滝の巻き道はハシゴ、源頭部はロープ頼りとなる」との記載があるゆえ、
さて、僕でも歩けるのだろうか、もし無理なら戻って来ればよいと思い、今日はその下見山行であった。
バスを下車すると、駐車場の管理をしておられる方に、登山口を訊ねるところから始まり、登山口はそれよりもだいぶん下方であった。
登山口より舗装された道を上って行くと、左手にモンベルと山の豆腐という店舗が建っていて、その奥に駐車場が拡がっていた。
舗装道路の突き当たりにコンクリート製ベンチの休憩所があり、二俣になって道が分かれている。
そこで、そこに坐っておられた男性に地図を見せて、黒栂谷道へ行きたいのですがと訊ね、教えてもらう。
目的のカトラ谷へと続く黒栂谷道に間違いなく入ったようだし、後は、カトラ谷・出合の道標を見落とさねばよいだけだと安心して歩き始める。
黒栂谷道は花盛りであった。アザミ(?)から始まり、ツユクサ、ミズヒキ、ヒヨドリバナ、アキギリ、ツリフネソウ、キンミズヒキ、イヌタデ、イタドリ、
ハダカホオズキ(果実)、ヤブマメ、フウロ属(?)、カラスノゴマ、ススキ、シオン(?)、アキノノゲシ、イヌガラシ(?)、マルミノヤマゴボウ(果実)、
ヤマジノホトトギス、アキチョウジ、オタカラコウ、ヒメジョオン、シラヤマギク(?)、サラシナショウマ、シラネセンキュウ、ダイコンソウ と続き、
道標(セト&カトラ)が現れたときには、時刻は既に11時55分で、計画よりも1時間も遅く、花と戯れていると見てる間に時間が経過してしまっていたようであった。
ここの処、解説書に記されている所要時間の2倍のタイムで計画書を作成しているのだがと思いつつ、カトラ谷に入ってホンの少し進んだ処にあった額ほどの広場で、
フサフジウツギが咲く傍らで、立った儘お昼にする。
そのときに、「13時になったら前進せずに引き返そう」と決めたのだが、そんななか、単独行の女性二人が次から次へと、上へと歩いて行かれた。
カトラ谷に入ってから、目に留まった新しい花は、メナモミ、ミカエリソウ、ヌスビトハギで、
アカマダラ蝶、バッタ、ジョロウ蜘蛛の姿もカメラに収めたし、モンシロチョウやミドリヒョウモン、タテハチョウも見掛けた。
お昼にした広場よりホンの少し前進した処にあった、左手にロープが設置されている水が流れている岩肌を、
ロープに頼り上りホンの少し進んだところで、13時になったので元来た道を引き返す。
下山は速かった。二俣のコンクリート製のベンチに着いたのが14時丁度で、往路3時間、復路1時間の4時間足らずの山歩きゆえ、
余り疲労は感じていなかったが、計画通り、カトラ谷の様子を知ることが出来なかったし、金剛山山頂も踏めなかった。
また下山予定の道の様子も知ることも出来ず仕舞いで、完全なる下見が出来なかったよなという落胆の思いで、ボケッとベンチに坐っていると、前を通りかかった男性から声がかかった。
その男性とは、いつもお世話になっている守口の自動車屋さんの経営者であった。
だいぶん前に、金剛山に行っているという話を彼から聞いてはいたが、それはほんとうに奇遇であった。その後、彼の車に乗せて貰って、京阪・守口駅まで送ってもらう。
彼によると、体重が70㎏に到達したそうで、運動をしなければと金剛山歩きを始めたのだという。今日の金剛山登頂が22回目とのことであった。
ところで今日、最後に眼に留まった花はシュウカイドウで、車で登山口へと下るときに、舗装道路の左手に数多咲くシュウカイドウが眼に留まったのだが、入山時に何故気付かなかったのだろうかと不思議であった。
『山野歩』
<金剛山>
<カトラ谷>
[コースタイム]
◆[金剛登山口] 10:07 → [コンクリート製ベンチ] → [車止め] → (黒栂谷道) → 11:55 [カトラ谷・出合] → (カトラ谷) → 12:10 [休憩場所(お昼)]12:30 → 14:00 [コンクリート製ベンチ] → (車に同乗させてもらう) → [守口駅]
◆所要時間:3時間53分
<下見山行>
先月の20日に、開花しているであろう“イワタバコ”の観賞目的で、妙見山の初谷渓谷を歩いたのだが、残念ながら見当たらなかった。
しかしその時に出会った高年齢4人組にその旨を伝えると、一人の方が、赤目四十八滝や金剛山のカトラ谷へ行けば咲いているよとおっしゃるのだ。
以前、ヤマシャクヤクを求めて初谷渓谷を歩くときにも、その時に出会った方に、金剛山のカトラ谷で撮影したという、
スマホに残っているヤマシャクヤクの姿を見せてもらったことがあったので、来年の春と夏には金剛山のカトラ谷を訪れてみようと決めていた。
山と高原地図を開くと、カトラ谷道は破線で、解説文には、「短い沢登りになるのでグレードは中級、とくに第三ノ滝の巻き道はハシゴ、源頭部はロープ頼りとなる」との記載があるゆえ、
さて、僕でも歩けるのだろうか、もし無理なら戻って来ればよいと思い、今日はその下見山行であった。
バスを下車すると、駐車場の管理をしておられる方に、登山口を訊ねるところから始まり、登山口はそれよりもだいぶん下方であった。
登山口より舗装された道を上って行くと、左手にモンベルと山の豆腐という店舗が建っていて、その奥に駐車場が拡がっていた。
舗装道路の突き当たりにコンクリート製ベンチの休憩所があり、二俣になって道が分かれている。
そこで、そこに坐っておられた男性に地図を見せて、黒栂谷道へ行きたいのですがと訊ね、教えてもらう。
目的のカトラ谷へと続く黒栂谷道に間違いなく入ったようだし、後は、カトラ谷・出合の道標を見落とさねばよいだけだと安心して歩き始める。
黒栂谷道は花盛りであった。アザミ(?)から始まり、ツユクサ、ミズヒキ、ヒヨドリバナ、アキギリ、ツリフネソウ、キンミズヒキ、イヌタデ、イタドリ、
ハダカホオズキ(果実)、ヤブマメ、フウロ属(?)、カラスノゴマ、ススキ、シオン(?)、アキノノゲシ、イヌガラシ(?)、マルミノヤマゴボウ(果実)、
ヤマジノホトトギス、アキチョウジ、オタカラコウ、ヒメジョオン、シラヤマギク(?)、サラシナショウマ、シラネセンキュウ、ダイコンソウ と続き、
道標(セト&カトラ)が現れたときには、時刻は既に11時55分で、計画よりも1時間も遅く、花と戯れていると見てる間に時間が経過してしまっていたようであった。
ここの処、解説書に記されている所要時間の2倍のタイムで計画書を作成しているのだがと思いつつ、カトラ谷に入ってホンの少し進んだ処にあった額ほどの広場で、
フサフジウツギが咲く傍らで、立った儘お昼にする。
そのときに、「13時になったら前進せずに引き返そう」と決めたのだが、そんななか、単独行の女性二人が次から次へと、上へと歩いて行かれた。
カトラ谷に入ってから、目に留まった新しい花は、メナモミ、ミカエリソウ、ヌスビトハギで、
アカマダラ蝶、バッタ、ジョロウ蜘蛛の姿もカメラに収めたし、モンシロチョウやミドリヒョウモン、タテハチョウも見掛けた。
お昼にした広場よりホンの少し前進した処にあった、左手にロープが設置されている水が流れている岩肌を、
ロープに頼り上りホンの少し進んだところで、13時になったので元来た道を引き返す。
下山は速かった。二俣のコンクリート製のベンチに着いたのが14時丁度で、往路3時間、復路1時間の4時間足らずの山歩きゆえ、
余り疲労は感じていなかったが、計画通り、カトラ谷の様子を知ることが出来なかったし、金剛山山頂も踏めなかった。
また下山予定の道の様子も知ることも出来ず仕舞いで、完全なる下見が出来なかったよなという落胆の思いで、ボケッとベンチに坐っていると、前を通りかかった男性から声がかかった。
その男性とは、いつもお世話になっている守口の自動車屋さんの経営者であった。
だいぶん前に、金剛山に行っているという話を彼から聞いてはいたが、それはほんとうに奇遇であった。その後、彼の車に乗せて貰って、京阪・守口駅まで送ってもらう。
彼によると、体重が70㎏に到達したそうで、運動をしなければと金剛山歩きを始めたのだという。今日の金剛山登頂が22回目とのことであった。
ところで今日、最後に眼に留まった花はシュウカイドウで、車で登山口へと下るときに、舗装道路の左手に数多咲くシュウカイドウが眼に留まったのだが、入山時に何故気付かなかったのだろうかと不思議であった。