山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

比良山系縦走(金糞峠~釈迦岳~北小松)

2017年10月06日 | 山野歩
楊梅の滝・雄滝

2017年9月24日(日) 
『比良山系縦走』
<金糞峠~釈迦岳~北小松>
【コースタイム】
[イン谷口]8:33→8:57[大山口]→9:47[青ガレ]→10:35[金糞峠]10:50→11:27[北比良峠]11:55→[カラ岳]→12:55[釈迦岳]13:05→13:54[ヤケオ山]14:05→15:04[ヤケ山]→15:37[涼峠]→16:24[登山口]→16:49[北小松駅]
<群生するママコナ>
絹雲と絹積雲、絹層雲拡がる美しい空の一日であった。背中にジワッと汗がにじむ程度の暑さで、終始Tシャツ一枚で過ごす。
[大山口]を過ぎ[青ガレ]へと向かうときに、まだ割れていない長卵形の[アケビ]の果実が数個ぶら下がっていた。そしてそれより直ぐの処で、咲き始めてまだ間が無い様子の[マツカゼソウ]が僕を迎えてくれた。
[青ガレ]では[アキノキリンソウ]に出合い、それ以降、縦走路の二ヶ所で見かけるが、これらもまた、咲き始めてまだ間が無い様子のささやかな背丈であった。
今日もっとも盛んに咲いていたのは[ママコナ]だ。
初めは僅かであったのだが、もう少し頑張ると[ヤケ山]到着だという頃になって、道沿いに紅紫色唇形の花弁が群生し数多咲いていた。
真ん中に2個の白斑点がある可愛い花だ。
[青ガレ]の上りで息があがり、[金糞峠]への上り道で度々足を止める。
無理をせずゆっくりと歩くことを心掛け終始至極ゆっくりと歩く。
歩いたことがある道ゆえ精神的には気楽であったが、[釈迦岳]への上りで脚が攣り始める。
7月30日の[蓬莱山]山行を思い出す。[蓬莱山]から[打見山]へと移動する時の、スキー場のゲレンデを下った時の酷い我が脚腰の状態を思い出しつつ歩く。
あのときのようになってしまえば、計画通り[北小松]に行くことが叶わないだけでなく、下山出来ないかも知れないと危惧した。
[涼峠]を過ぎた辺りから歩けなくなり、登山口に到着したときにはほんとうに安堵する。
途中、[雄滝]という道標があり、久し振りに観に行きたいと思ったが、我が脚腰の現実を考え諦めた。それより下方にあった休憩場のある滝見台から、[楊梅の滝・雄滝]が見え撮影する。

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