きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

山鳩誕生

2011年04月18日 17時12分22秒 | 庭にて (猫の額)
母鳩が卵を抱え始めてから、私と山鳩は毎日顔を合わせていた。
1週間~10日ほど経過したろうか?
今朝がた、山鳩の2個の卵が孵り、幼鳥がお母さんの胸の下の辺りをゴソゴソ動いているのを発見し安堵する。
母鳥の顔も心なしか嬉しそうに見えるのは、気のせいだろうか?
生まれたばかりの山鳩は、ミルクの催促だろうか? 母鳥の胸のあたりを一生懸命つっついている。
山鳩は口の中からミルクを出して幼鳥に与える。と、ネット検索で知ったが、、、
今回、そんな姿を見ることができるだろうか?
なにはともあれ、無事巣立ってくれると嬉しいなぁ。

小枝が邪魔をして良い写真が撮れない。
突然、スケッチしてみようと思いつき、鉛筆とスケッチ帖を持ち、数分間だけ木の下に立ちました。


    
※ 4月21日(木)誕生から4日目
ヒナは、生まれた日に姿を見せただけで、その後はずーと親鳥のお腹の下に隠れたままだ。
本当にヒナは居るのかなぁと、少々不安にもなった。
でも、山鳩が巣に1日中居る理由は子育て以外に考えられない。

今朝方、親鳥は巣を留守にしていた。
もう4日目なので、親鳩は散歩へ出かけたのだろう。
2羽のヒナは、お互いを温めあうようにピッタリと寄り添い、呼吸の度に小刻みに揺れている。
案の定、親鳩は昼頃には戻りヒナを温めていた。

今日は、気温も上がる。 ヒナは、親鳩のお腹の下から姿を現し始めた。
2羽のヒナは、目もクチバシもしっかりしてきたように見えた。
うぶ毛だけだのまんまるヒナだったのに、親鳥と同じ模様の羽を一部確認。



※ 4月22日(金)誕生から5日目
ヒナに羽が増えてきている。
産毛だけの頃より保温力は上がってきていると思う。
そのせいか? 親鳥は巣を離れる時間が長くなってきている。
今日は、ほとんど留守なのだ。 夕方やっと巣に戻り、ヒナを抱き始めた。
ところで、ミルクは1日に何回飲んでいるのか? 離乳食はいつからなのか?
この、ヒナたちは後10日程で巣立つ予定。



※ 4月26日(火)誕生から9日目 
ヒナは、私が近づくとクチバシをカタカタ言わせて威嚇?、それとも、親鳥と間違えてエサの催促か?
心配なのは、昼も夜も親鳥の姿が見えなくなったこと。
でも、ヒナの新しい糞が落ちているから餌は運んでいると思う。
5日目の姿と比べると、ずいぶんしっかりしてきたなぁと思う。
巣立ちまで5日間程の予定。



※ 4月28日(金)誕生から11日目
所々に産毛が見えるものの、羽は親鳩と同じものになってきた。
足も、しっかりしてきているように見える。
顔は、まだヒナの状態のようだ。 特に、クチバシはヒナ特有の形をしている。
流石に、これだけ大きくなると巣はいっぱいになり、親の居る場所は無い。
親鳩は、エサを運で来ているのだと思うが確認できない。

ツバメ等の子育ては、ヒナにエサを与えている姿が日常的に見えるので安心感がある。
山鳩の子育ては、私にとっては未知の世界です。


※ 5月2日(月) 誕生から15日目
早朝、親鳩の鳴く声が聞こえた。エサを運んできたに違いない。
庭に出ると、数日前から木の上のヒナに気付いたコムギが巣に向ってジャンプしている。
ヒナが危険だ。慌ててコムギを家の中にいれた。
再び庭に出て山鳩観察を始める。
羽の羽ばたき音が聞こえるので、道路へ出て巣のあたりを覗く。あれ?兄弟ケンカをしている。
と、思いきや、、、ヒナが親鳩からエサを貰っているところだった。
遠目だと、ヒナは親鳩と見間違う程に成長している。

↑ ヒナ

↑ ヒナ達は、巣のある枝の隣の枝へ移動する練習を始めた。
  そして、私の目の前で少し離れた我が家のフェンスまで飛んだ。
  今日は感動の初飛行だ。 そろそろ巣立ちの時が近づいている。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする