
『 巳 年 』
メインフォトは、休憩所(江戸時代の建物)の柱に掛かっていた干支飾り。
休憩所の名は「立場茶屋 一石栃(たてばちゃや いちこくとち)」です。
7月27日(木)晴れ
標高790mの「馬籠峠」から標高430mの「馬籠宿」まで5.5㎞の下り坂道になります。

11.06am
旧中山道、馬籠峠の雪量。
流石に長野県、雪の深さが今までと違って、道なのに春のゲレンデのようです。

11.21am


11.25am
ほんの少しの油断でスッテンコロリンの下り坂の連続。
その間は、さすがにスマホカメラと言えども持つことはできません。

11.28am
ここまで来ると、枯れ落ちた杉の葉が滑り止めになって、歩行が楽になります。
やっと、第3の休憩所と決めていた「立場茶屋 一石栃」の建物が杉木立の中に見え隠れ。


11.30am 立場茶屋 一石栃(たてばちゃや いちこくとち)
休憩所の庭先に到着しました。
冬木立は枝垂れ桜でしょうか?
桜の咲くころにも訪れたいものです。
※立場茶屋について(説明立て看板の抜粋)
江戸時代、馬籠宿と妻籠宿の中間に置かれ、往時は7軒も在る繁栄ぶり。
宿場を保護するために食事・宿泊はNGだったそうです。
この地においては、この一石栃(牧野家住宅)だけが残っています。


中を覘くと外国のお客様ばかり。
入るのを躊躇しながらも、暖簾をくぐり遠慮気味に入りました。
聞こえる言葉は英語ばかりですが和やかな雰囲気に一安心。







忙しそうにお勝手で大きな赤カブの自家製お漬物を切っている御亭主。
セルフサービスの温かなお茶と甘酢漬けが体に沁み入ります。
御亭主が一息ついた頃、写真撮影の可否を伺いました。
「うんうん、どんどん撮っていいよ」。
意外にもOKです、フレンドリーな優しい御人でした。
入り口付近に竹製の貯金箱を見つけました。
無料ではありますが感謝の気持ちを投入。

11.45am
外へ出るとベンチに2つのリュック、大きさを比較。

・妻籠宿側から写す
お二方は馬籠宿方面から歩いて来ました。

11.52am 無料休憩所
立場茶屋での食事NG、こちらにての昼食は持参のおにぎり1個とお茶。

妻籠宿まであと4.7㎞の案内標識。
昼食時間は5・6分。次の休憩地の「男滝・女滝」を目指して雪道をまた歩きます。
