『 沖 島 』 宿からの眺望
沖島は、国内唯一の淡水湖に浮かぶ有人島、世界でも珍しいとされています。
チェックアウトを済ませ、船の出発時間までホテル近辺を散策。
3月24日(木)
宿泊したホテル主催の「お花見クルージングと沖島散歩」に参加しました。
参加者は大人5名・未就学児1名。
↑ ホテル専用船着き場・・見える島影は沖島ではありません、地続きの半島。
でも、半島の名前を忘れてしまいました。
午前10時半前、ツアー参加者6名の乗船。
沖島上陸前、湖上のビューポイント2か所に船は停止します。
そして、沖島在住の船長さんの説明を聞きます。
1つめのビューポイントは琵琶湖上から見える冠雪の伊吹山。
淡彩画のような風景に目を奪われました。
ですが、、、春霞と雲が邪魔をして伊吹山の山頂あたりは見えません。
2つめは、伊崎山に在る比叡山延暦寺系のの伊崎寺。
半島先端に見える板は、毎年8月に行われる棹飛びで有名な場所。
木材の先端から修行僧がダイビングします。
身体を呈して信仰を護るという修行だそうです。
そして、船は沖島港へ。
↑ 沖島小学校の校舎。
中央あたりに、横長い木造二階建てが校舎です。
↑ 沖島消防艇「おきしま」の格納倉庫。
男性は漁に出ているため、女性隊員も多い沖島消防隊です。
☆ 沖島・初上陸
・沖島路地裏散歩
現在の人口は300人前後、源氏の流れをくむ先祖を持ち、小学校の校章は源氏の家紋の笹竜胆(ササリンドウ)。
ガイド氏の案内により島内を見学しました。
男児が誕生すると、お地蔵さまを玄関先に設えます。
私の知る限り、お地蔵様を建立するのは、子供が亡くなった時。
なので、ちょっと驚きました。
余談ですが、お地蔵さまの説明を聞き、思い出したのはイタリアの子供誕生の風習です。
男児が誕生するとブルーのリボン・女児はピンクのリボンを玄関扉に飾ります。
ご近所へ、「無事出産しましたのでよろしくお願いいたします」。と、言う意味合い。
沖島の風習は近隣へのご挨拶ではなく、、、
我が子の成長を願うお地蔵様と思いました。
↑ 蓮如上人ゆかりの西福寺・・・最初に小学校が置かれたお寺です。
西福寺を過ぎて、しばらく歩くと島の西側に出ます。
↑ 芽吹く桜木と桟橋
正面に見える対岸は湖西側。
桟橋の正面辺りに白髭神社、遠景の冠雪の山並みは比良山系。
↑ 桟橋から、沖島北側の眺望。
この後、時間が押し迫り港へ戻ります。
↑ 沖島港
港に戻った漁船、船内には獲れた魚が見え、漁師さんたちが作業をしていました。
漁業組合の販売所では、琵琶湖特産の海産物を購入しました。
沖島のご婦人たち手作りの佃煮など。
☆帰路の船旅
沖島の西側を船から見学しました。
↑ 頭山(左側)と尾山(右側)の間の平地
西福寺の屋根と桟橋が見えます。
島の先端は、歩いて行ける最北端です。
沖島は一周することが出来ず、来た道を戻ります。
琵琶湖は淡水湖、なので水上に出ている杭は海苔養殖ではありません。
鮎の稚魚を育てています。
↑ 沖島全体像
左側の小山が「頭山139m」、右側は「尾山225m」。
対岸から見える沖島は、お釈迦様が横たわっているように見えます。
「まるで涅槃のようです」。と、ガイド氏の沖島案内最後の言葉でした。
沖島には、過去から今も自然と共生する様を見れました。
すみません、年度末のため更新が遅れています。(3)へ続きます。
地元の方が仰るには、今年は雪が多くて、この時期には珍しい冠雪だそうです。
怖い? どうしてでしょうね。
何年か前のお正月に広島を訪れました。
その時に降った雨、、、冬の雨なのに冷たさを感じません。
さすが、瀬戸内海気候だなぁと感心しきりでした。
次の日は快晴、見晴らしの良い高台から瀬戸内海の小島群を見ました。
第一印象は、かわいい~~~🎶 でした。
本題の琵琶湖は、今の滋賀県伊賀市あたりに、おおよそ400万年前には存在していたそうです。
周りの山の隆起や沈降により、今の場所に落ち着いて40万年、桁違いな古さですね。
この日の午前中は上着が必要でした。
午後は上着は要らないほどになりました。
我が地方、昨夜から気温が低下し暖房をいれています。
桜が咲くと花冷えと言いますが、、、とにかく寒いですよ~。
コメントありがとうございました^^。
びわ湖って、瀬戸内海を見てる私から見ると
どういう訳か、少し怖い感じがする。不思議だ。
淡水だからかな?
日本列島が大陸から離れた際に取り囲まれた
日本海の名残とか言われますが、閉じ込める
為には、富山に代表される険しい山が必要
なのですね。雪が残っとるし。。。
吹き下ろす風も寒そうですね。