一人暮らしの台所事情

2018年4月からストレスによる耳鳴り(頭鳴り)を発症。13年間の降圧剤の服用を止めます。

拒食症

2008年08月21日 | 妄想日記
拒食症が過食症と隣り合わせだという事を知ったのは、だいぶあとになってからの事でした。
それまでは拒食症に近い状態でしたが、
「あなたは過食症です。どちらも同じような症状です」
言われてみれば、いつもちょこちょこ食べてはいましたが、自分では意識していませんでした。

普段はご飯少しに、おかず少々。それもカロリーの低い物を食事にしていました。
当時はカロリー本を見ながら、目安に作っていたと思います。

ある時、お祭りで実家に行った時、ご馳走が目の前にずらりと並んでいました。
それも食べてはいけないような物ばかり。
しかし、アルコールが入った途端、手に持っていたお箸が止まらなくなります。
お腹がいっぱいなのに止められないんです。

当然そのあとは後悔して翌日は下剤を飲んだり、またいつものようにご飯を控えます。
私は吐く事はしなかったのでまだそんなにはたいした事はないと思っていました。
その繰り返しが数年続きます。当時の体重は44~45kg位だったと思います。

小さい頃の私はなかなか思う事を言えず、どちらかと言えば引っ込み思案で内向的な性格。
いつも林檎を食べ過ぎてお腹をこわしては病院へ行く始末。
好き嫌いも激しく、肉の脂身や食感が大嫌いで魚も毎日出されると食べられません。
たまに作ってくれるカレーは食べられましたが、野菜も殆ど食べなかった記憶があります。

この頃からの食事が虚弱体質にさらに拍車をかけたのかもしれません。
小学校から中学校にかけて学校給食が出され、牛乳を除いて(今でも苦手)
食パンにおかずを挟んで食べるのが大好きで、段々丈夫になっていきます。

ところがある年のお盆。
お年頃になった私は叔母の一言でショックを受けてしまいます。
いつものように無愛想にしている私に向かって、
「また、太った?」
来る度にそのような事を言う叔母を私は昔から苦手としていました。
体型は普通なのに、お顔がふっくらとしていたのでどうしても太って見えがちなのです。

卒業して2年。子供をもうけ、他県に移り住みました。
当時、私の連れ合いは若かったので段々うちに帰るのが遅くなり、朝帰りも頻繁になります。
私はいつも幼子と二人っきり。とても不安で寂しい思いばかりしていました。
当然家庭内別居となり、そのストレスで過食症となります。
また太り始め、ダイエットを再開します。

故郷に戻ってきてからは一時期、今度はサウナにはまります。
はまりすぎて体重は35kg台にまで落ちました。ほとんど骸骨状態です。
体は正直なのでそのうちに体に異変が起き始めます。
歩き出すと両腿に痺れがきます。完全に自律神経がやられていました。

心配した知り合いが私に忠告をしてくれました。
「このままだと病院のベッドで寝たきり状態になるよ」
さすがにそれからは行っていません。ですがいつもイライラして子供に八つ当たりばかり。
お隣に住む酔っ払い爺さんからは、
「ヒステリー!」と叫ばれた。

●長くなりましたので続きは明日になります。実はおトイレを我慢しています。
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