野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

日本プロ野球選手会は何をやってるんだ?(6日)

2013-11-11 17:51:14 | Nichibei-Yakyu
週刊ベースボール増刊 田中将大 パーフェクト・シーズンの軌跡 2013年 11/20号 [雑誌]週刊ベースボール増刊 田中将大 パーフェクト・シーズンの軌跡 2013年 11/20号 [雑誌]
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 日本プロ野球選手会は何をやってるんだ? NPB(日本プロ野球機構)とMLBの間で「入札額1位と2位球団の間の額を落札金額とする方式」で、新しいポスティング・システム(入札制度)が決まりかけていたのに、日本プロ野球選手会が「入札額の1位球団としか交渉できないのは不公平」と訴え、合意に待ったをかけた。
 “野球○○”たちは「入札」の意味を知らないのだろうか? 「(2位以下の)複数の球団とも交渉できるようにすべき」だなんて……それでは「入札」ではなくなる。入札ではない、新しいシステムを再構築しなければならない。(日本プロ野球選手会は)○○か? 

にゅう‐さつ〔ニフ‐〕【入札】
[名](スル)物品の売買、工事の請負などに際して契約希望者が複数ある場合、金額などを文書で表示させ最も有利な内容を提示した者と契約すること。いれふだ。「護岸工事に四社が―する」
(国語辞書:大辞泉)

 プロ野球選手会は、今春の第3回『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)にも(一度は)参加しない決議をしてしまったり……(結局、決議を撤回して参加)。“困った”組織(労働組合)だ。しかも現会長は、東北楽天ゴールデンイーグルスで田中将大投手(25歳)とバッテリーを組む、嶋基宏捕手(28歳)というのだから……《皮肉》が利いている。

選手会がマー君メジャー移籍に待った!(デイリースポーツ)

【オーナーズリーグ】[嶋基宏]<東北楽天ゴールデンイーグルス> /ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 01》ol09-069【オーナーズリーグ】[嶋基宏]<東北楽天ゴールデンイーグルス> /ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 01》ol09-069
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レイエス、サヨナラ2ラン!(8日・福岡ヤフードーム)

2006-11-10 19:46:36 | Nichibei-Yakyu
【3回裏】まで「0対0」。「今日こそは」と思わせた(4連敗中の)日本選抜。【4回表】には日本が誇る「和製大砲」二門、新井貴浩(広島東洋カープ)と村田修一(横浜ベイスターズ)のソロホームランで2点を先制! 最終戦の福岡(Yahoo!)ドームで「今度こそは」と思わせたが、【5回裏】8番・城島健司(シアトル・マリナーズ)のライト前タイムリーヒットで「2対1」。迫り来るメジャーリーガーの足音……! 

【6回裏】4番「今大会MVPの」ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)のツーベース(2塁打)と5番アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)の犠牲フライで遂に逆転! このまま終息するかと思われたが……
【9回表】地元の大村直之(福岡ソフトバンクホークス)のタイムリーヒットで「3対3」同点に追いつき、「ああっ最終戦は引き分けか…」と思ったら、今大会からMLB側からの要請で導入された延長戦に突入! 雌雄を決する延長戦になったが……

 延長【10回裏】決めたのは、ホゼ・レイエス(ニューヨーク・メッツ)だった。先頭のビル・ホール(ミルウォーキー・ブリュワーズ)が三遊間を抜いて、1番「この日4タコ(ノーヒット)」のレイエスが初球を打って、弾丸ライナー! ライトスタンドに飛び込むサヨナラ(ウォークオフ)ホームランで「5対3」! メジャーリーグ選抜の5連勝(全勝)で、今年の『日米野球』は幕を閉じた。最後になるかもしれない『日米野球』だが……

サヨナラ弾のレイエス、「決められてハッピー」 (MAJOR.jp)

A.ジョーンズ2ラン!(5日・東京ドーム)

2006-11-07 23:57:40 | Nichibei-Yakyu
 3連敗を阻止したい日本選抜。【1回表】先頭の青木宣親が先頭打者ホームランを放って、「今日こそは」と思わせたが、【4回裏】までパーフェクトに抑えていた先発の小林宏之(千葉ロッテマリーンズ)が【5回裏】先頭のライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)にセンターフェンス直撃のツーベース(2塁打)!! 地面に落下しそうな低目のチェンジアップだったが、これを掬い上げて、センターのフェンスに直撃させたハワード。日本野球の常識では「ありえない」一撃だった。
 5番アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)にもセンターにかっ飛ばされたが、センター正面。1-OUTを取って、ホッとしたのも束の間、6番ジョー・マウアー(ミネソタ・ツインズ)にストレート(136㎞)をセンターバックスクリーンに弾き返され、逆転2ランホームラン! 小林はこれで緊張の糸が切れて、3連打を浴びて「3対1」。

【6回表】に日本選抜が必死こいて2点を返して、「3対3」同点に追いついた後、【6回裏】も無謀にも続投して、先頭のチェイス・アトリー(フィラデルフィア・フィリーズ)にセンター前ヒットを浴びて、1-OUT後、4番ハワードに強烈に1,2塁間を破られて、5番ジョーンズに高々と打ち上げられ、左中間スタンドに2ランホームランで「6対3」! 小林はこれで力尽きた。

【7回裏】にも“壊し屋”久保裕也(読売ジャイアンツ)が4番ハワードに2試合連続の3ランホームランを浴びるなどして、4失点したらしい(テレビ未放送)。【8回裏】にもデヴィット・ライト(ニューヨーク・メッツ)が待望の初ホームランを放って、計「11対4」! ≪惨敗≫の日本選抜……。メジャーリーグ選抜は怒涛の3連勝で(この時点で)賞金1億円をGetした。

ハワード2戦連発! メジャー選抜が3連勝 (MAJOR.jp)

R.ハワード2打席連発!(4日・東京ドーム)

2006-11-06 23:18:59 | Nichibei-Yakyu
 この試合は観に行っていたが(個人的には)お目当ての左腕ヨハン・サンタナ(ミネソタ・ツインズ)や“K-ROD”フランシスコ・ロドリゲス(ロスアンジェルス・エンジェルス)が出場を辞退したので、気持ち的にはトーンダウン。試合も「8対6」随分な≪乱戦≫になった。日本選抜には本来、選抜されるような選手ではないピッチャーが投げていたし。

 日本選抜は【2回表】に先制を許した後の【2回裏】2-OUT2塁で、8番スタメン、選抜されるような選手ではない、ファン投票で選出の藤本敦士(阪神タイガース)がライト前ヒットを放って、「2対1」。伏兵・藤本は「おいしいな」と思った。今年は(夏の)オールスターゲームでもタイムリーヒットを放って、≪MVP≫をせしめている。意外にこういう大舞台には「強い」のかもしれない。

【5回表】には3番手で、選抜されるようなピッチャーではない「本命」の左腕・三井浩二(西武ライオンズ)が、2打席連続ホームランを放っている4番ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)にストレートのフォアボール(四球)。あろうことか、5番アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)にも1球もストライクが入らず、堪らず場内の観客(39,077人)から(不馴れな)ブーイング! 

 先発の西村健太朗(読売ジャイアンツ)も【2回表】途中(3/1)7失点でKO! メジャーリーグ選抜のスターター、ブロンソン・アローヨ(シンシナティ・レッズ)も4回4失点だったから、随分と締まりのない試合になった。それにしても、3試合連続でジャイアンツのピッチャーが先発を務めて、東京ドームとはいえ、この選考には辟易。
 そういえば、“壊し屋”の久保裕也(読売ジャイアンツ)も5番手で出てきて、6番ライル・オーヴァーベイ(トロント・ブルージェイズ)に一発を食らっていた。到底「全日本」とは呼べないようなメンバーを揃えて、2連敗。この結果も当然か……日米野球の意義が問われても仕方がないなっ、と思った。

井口が2点適時二塁打、メジャー選抜連勝 (MAJOR.jp)

涌井、チェンジアップ、キレまくり!(3日・東京ドーム)

2006-11-05 12:38:34 | Nichibei-Yakyu
 日米野球の正式な開幕戦、11月3日(金曜日)の東京ドーム。メジャーリーグ選抜が【2回裏】に早くも先制点を挙げて、【3回裏】にも今シーズンのアメリカン・リーグの≪MVP≫候補、ジャーメイン・ダイ(シカゴ・ホワイトソックス)の2ランで「3対0」。日本選抜も【4回表】4番「旬の人」小笠原道大(北海道日本ハムファイターズ)のタイムリーで1点を返して「3対1」。

【7回表】にも1点を返して、「3対2」1点差に迫った日本選抜は【7回裏】から2番手に涌井秀章(西武ライオンズ)を投入。先頭のホゼ・レイエス(ニューヨーク・メッツ)を高めの速球(138㎞)で詰まらせ、サードファウルフライ。2番ラファエル・ファカール(ロスアンジェルス・ドジャース)を112㎞のチェンジアップで見逃し三振! 3番ダイも(逆球で)空振り三振!!

【8回裏】先頭の「58本塁打」ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)を高めの速球(139㎞)を打たせて、ピッチャーゴロ。5番「昨シーズン二冠王」アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)をチェンジアップ(117㎞)で空振り三振! 6番「首位打者」ジョー・マウアー(ミネソタ・ツインズ)には警戒しすぎたのか、「0-3」にして、4球目の甘い球をレフトフェンス直撃されるが、7番「NYの若大将」デヴィット・ライト(ニューヨーク・メッツ)を見逃し三振! 

 出場辞退した先輩、松坂大輔(西武ライオンズ)の代役を見事に果したとも言える。松坂がいなくなった後のライオンズの次期「エース」となるだろうし、メジャーリーグも松坂の「次」に狙う逸材として<チェック>を入れただろう。真っ直ぐはさほど速くなかったが、チェンジアップのキレはメジャー級。2年後の(開催されるかどうか判らないが)日米野球、あるいは第2回(2009年)『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)までに、どれだけ成長できるだろう? 

メジャー選抜が先勝、城島と井口は出番なし (MAJOR.jp)

MLB選抜、巨人に鉄鎚!(2日・東京ドーム)

2006-11-04 13:26:47 | Nichibei-Yakyu
 これが主催者特権、というものか。3日からの『日米野球』を前にその前哨戦、メジャーリーガーたちの体慣らし(時差ボケ解消)の親善試合が組まれ、その相手がセントラル・リーグ2年連続Bクラス(5位、4位)の読売ジャイアンツ(@読売新聞社)。
 しかし途中まで「7対4」でリードして、日本テレビのアナウンサーが「これで巨人がメジャーリーグ選抜に勝てば…」と話していたので、「甘いなっ」と思いながら見ていたら、案の定【9回表】にデヴィット・ライト(ニューヨーク・メッツ)が同点2ランを打ってくれて、「7対7」の引き分け! こんなところで巨人軍に「いい気」になっては困るから。

「1対4」でリードされたメジャーリーグ選抜は【5回表】8番・城島健司(シアトル・マリナーズ)が左中間を破って、2-OUT後、1番ラファエル・ファカール(ロスアンジェルス・ドジャース)のセカンドゴロで「2対4」。その裏2点を追加され、「2対6」になるが、【6回表】4番「58本塁打」のライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)が期待通りに一発! ライトスタンドに高々と打ち上げて、「3対6」。5番「日米野球の常連」アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)もライトスタンドに打ち返して、「4対6」。
 昨シーズンと今シーズンの(ナショナル・リーグ)ホームラン王の“バック・トウ・バック”(2者連続)で2点差に追い縋ったメジャーリーグ選抜。……予感はあった。

 ジャイアンツもシーズン中とは見違えるような試合運びで【6回裏】1点を追加して、「4対7」3点差にリードを拡げたが、【9回表】先頭のジョーンズが“バック・トウ・バック”(2打席連続)ホームランを(またしても!)ライトスタンドに打ち込んで、「5対7」2点差。
 そして途中出場の「首位打者」ジョー・マウアー(ミネソタ・ツインズ)が、ジャイアンツの4番手・野間口貴彦のストレート(143㎞)を叩いて、1,2塁間を抜いて、ここで「勝負強い」ライトが、野間口の(今度は)スライダーを左中間スタンドに放り込んで、「7対7」! メジャーリーグ選抜は面目を保って、ストレッチを終えて、翌3日の『日米野球』第1戦に臨んだ。

城島二塁打、メジャー選抜は4発でドロー持ち込む (MAJOR.jp)

ナ・リーグ新人王はハワード(7日)

2005-11-09 14:00:18 | Nichibei-Yakyu
 一方、ナショナル・リーグの新人王(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)は「地味に」ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)が受賞。1塁手で打率.288、22本塁打、63打点のスタッツ(成績)。主砲ジム・トーミの欠場(DL入り)で巡ってきたチャンスを生かして、見事に新人王。来シーズン、主砲トーミ復活の場合は、どうなるのか? それが心配だが。

 2位はウィリー・タヴェラス(ヒューストン・アストロズ)外野手。ワールドシリーズ進出=ヒューストンの2番バッターを務め、打率.291で34盗塁。新人王の「本命」視されていたが、惜しくも受賞を逃した。
 3位はジェフ・フランコア(アトランタ・ブレーヴス)外野手。個人的には彼に受賞して欲しかったが。弱冠21歳の若者。70試合出場で打率.300、14本塁打。肩が強くて、長打力がある。来シーズン以降も楽しみ、だ。未来のスーパースター候補。
Major.jp