野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

10億円減って、福留(14日)

2012-02-15 20:01:56 | Chicago White-Sox
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 年俸10億円減か……福留孝介外野手(34歳)。クリーヴランド・インディアンスから(FAとなって)シカゴ・ホワイトソックスへ移籍。1年100万ドル(約7800万円)。1億にも満たない。今まで(シカゴ・カブスで)貰いすぎていた、ということもあるが。……気になる背番号だが、(代名詞の)「1」は(恐らく)貰えるだろう。

 そのホワイトソックス。外野手は“揃っている”という印象があるが、レフトの“俊足巧打”フアン・ピエール(2010年=68盗塁)がFAで去り(フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約)、ライトの「大砲」カルロス・クエンティン(2008年=36本塁打)がサンディエゴ・パドレスに移籍し、センターの「主砲」アレックス・リオスは≪低迷≫が続いている(2011年=打率.227)。……福留にはチャンスが大いにある(!)。

福留、年俸10億円減もメジャーにこだわり (SANSPO.COM)

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大家、Wソックスとマイナー契約!(21日)

2008-02-23 22:52:41 | Chicago White-Sox
 遂に大家友和(前シアトル・マリナーズ傘下AAAタコマ・レイニアーズ)の契約先が決まった。昨シーズン(途中)まで井口資仁(サンディエゴ・パドレス)が在籍していた、シカゴ・ホワイトソックス。
 Wソックスはシーズンオフに有力な先発投手(スターター)のジョン・ガーランド(10勝13敗)をロサンジェルス・エンジェルスに放出して、その穴埋めが全くできていない。大家には「チャンス」と言える。

 チームは左右の若手投手のジョン・ダンクス(6勝13敗)とギャヴィン・フロイド(1勝5敗)を当てる皮算用だが、実績は「0」に等しい。特に右腕のフロイド。大家はここが狙い目。実績(50勝63敗)は十分な大家だけに、このフロイド「一点」狙いで、先発ローテの座を勝ち取りたい。尤も大家の調子が元に戻っている前提が必要だが……背番号は(井口の)「15」が空いているが、それはメジャー契約が成り立った後の話。

大家、ホワイトソックスとマイナー契約 (MAJOR.jp)

メジャーリーグ・完全データ選手名鑑 2008 (2008)

シカゴ・ホワイトソックス【2007】戦力分析

2007-01-31 14:55:41 | Chicago White-Sox
【スターター】ホゼ・コントレラス 
マーク・バーリー ジョン・ガーランド 
ハヴィアー・ヴァスケス ギャビン・フロイド 
【セットアップ】マイク・マクドゥガル マット・ソーントン
【クローザー】ボビー・ジェンクス

 正気の沙汰か!? と思う。スターターのフレディ・ガルシアを放出(フィラデルフィア・フィリーズ)して、強固だったスターター5人衆の一角が崩れた。この戦力≪低下≫は著しい。獲得した左腕フロイドで補えるのだろうか? ブルペン陣も有力なセットアッパーを一掃して、新布陣で臨むがどうか? 苦戦は免れそうにない、2005年の≪世界王者≫シカゴ・ホワイトソックスだ。

1番セカンド 井口資仁
2番センター ダリン・アースタッド (パブロ・オスーナ)
3番ライト ジャーメイン・ダイ
4番DH(指名打者) ジム・トーミ
5番ファースト ポール・コナーコ
6番サード ジョー・クリーディー
7番キャッチャー A.J.ピアジンスキー(トビー・ホール)
8番ショート ホアン・ウリベ(アレックス・シントロン)
9番レフト(ブライアン・アンダーソン)(ジェリー・オーウェンズ)
(ライアン・スウィーニー)(スコット・ポセドニック)

 ポセドニックの怪我(ヘルニア)による長期離脱の為、外野はレフトのポジションが埋まっていない。スプリングトレーニングで競争となる。昨シーズンはアンダーソンを我慢して使い続けたが、結局、期待に応えられず……(打率.225)優勝を逃す一因ともなった(?)。今シーズンこそ誰かが定着するか? 

井口に影響? 好打者アースタードがWソックス入り (MAJOR.jp)

Wソックス、まさかのマッカーシー放出!(23日)

2006-12-26 23:27:32 | Chicago White-Sox
 シカゴ・ホワイトソックスは何を考えているのか? スターター(先発)の右腕フレディ・ガルシア(17勝9敗)を(フィラデルフィア・フィリーズに)放出して、当然その穴埋めには、ブルペン(中継ぎ)で待機していた23歳の右腕ブランドン・マッカーシー(4勝7敗)を充てるものとばかり思っていたが、そのマッカーシーを(あろうことか)テキサス・レンジャーズに放出! 

 代わりに2003年のドラフト1巡目(左腕ダンクス)を獲得。ガルシアとの交換で、テキサスの2001年の1巡目(ガビン・フロイド)も獲得しているから、シカゴはスターターの5人目を将来有望な若手で競わせる方針のようだ。2005年にワールドチャンピオンになれたから、もう当分は優勝しなくてもいい、ということだろうか。≪常勝≫を(必ずしも)宿命付けられないチームの余裕のようなものを感じる。

Wソックスとレンジャーズ、若手有望株を交換トレード (MAJOR.jp)

F.ガルシア、フィリーズに放出!(6日)

2006-12-08 20:32:09 | Chicago White-Sox
 シアトル・マリナーズの元エースで、シカゴ・ホワイトソックスが誇る≪強力≫5人のスターター(先発)の一人、フレディ・ガルシアが、開催中のウィンターミーティングで放出が決定。行く先は(ナショナル・リーグの)フィラデルフィア・フィリーズ。アメリカン・リーグで実績を積んできた男だけに、未知の領域に飛び込むことになる。(同時に)神経が繊細な男だけに、環境に馴染むことが出来るか? 

 そういえば、フィラデルフィアには、シアトルで共に左右の両輪で先発陣を形成したベテラン左腕・ジェイミー・モイヤーがいる。(元シアトルの)GMパット・ギリックの「引き」だろう。ギリックGMはフィラデルフィアに移ってから、「いい仕事」をしている。シアトルにまた戻ってきてくれないかな、と思う今日この頃だ。……ガルシアには心強い≪味方≫がいる。

これぞWミーティング 大物ガルシアがトレード (MAJOR.jp)

井口、3ラン、満塁弾で7打点!(25日・U.S.セルラーフィールド)

2006-07-04 20:54:20 | Chicago White-Sox
【7回表】を終わった段階で「1対9」。この時点で雨も降ってきて、日曜日の夜、“セヴンス・イニング・ストレッチ”を終えた地元USセルラーフィールドの観客にとっては「散々な日」になるはずだった。
 ましてやヒューストン・アストロズのスターター(先発)は「エース」ロイ・オズワルト。【7回裏】に4番ポール・コナーコの1発(第19号)で1点を返すが、「2対9」。シカゴ・ホワイトソックスにとっては絶望的なGAME(試合)だった。

 その流れを変えたのは、一人の日本人選手。【8回裏】0-OUT1,2塁で打席には、2番・井口資仁。ここまでオズワルトには2打数ノーヒットだったが、この回から2番手のラス・スプリンガーに代わっていた。「3-1」から高めのクソボールに手を出して、空振り。大量得点差でオマケに雨も降ってきて、ヤケクソ気味に騒いでいた観客からも失望感が滲むが、「3-2」からの6球目。真ん中高めに入ってきた95MPHを叩いて、レフトスタンドへ第7号3ランホームラン! 
 花火が打ち上がる中、ホームに還ってくる井口。その構図は美しかった。そしてダッグアウトに還る頃にはブーイング? よく聴いたら、それは井口を讃える「グー」イングだった。「5対9」。ヒューストンとのワールドシリーズのリ・マッチ(再戦)インターリーグGAME-3は、「王者」シカゴが4点差に詰め寄った。

 そして【9回裏】2-OUT満塁で井口に打席が回ってくる。マウンドにはヒューストンのクローザー、ブラッド・リッジ。「1-1」からの3球目、99MPHのファストボール、これを叩いた井口。打球が上がった瞬間、女性の観客から悲鳴が上がる。打球は左中間スタンドに吸い込まれていき、第8号同点グランドスラム(満塁ホームラン)! 
 着弾した瞬間にも、女性の観客から再び悲鳴。こういう悲鳴は「いい」。この日3発目の花火が打ち上がる中、ダッグアウトに還ってきた井口もさすがに興奮気味。ナインからハイタッチで迎えられ、騒然とした中、カーテンコールに応えて見せたが、興奮した観客が何人気づいたことか……「9対9」同点! そのうち井口一人で7打点!!

 試合は結局、延長【13回表】にヒューストンが1点を勝ち越して、「10対9」に逃げ切った。井口の活躍がなければ、すんなり終わっていたGAMEだった。井口の存在がいかにシカゴで利いているか、を印象付けた試合。この試合を見て、これで井口のオールスターゲーム出場(監督推薦)は確実に思えたのだが、オジー・ギーエン監督は、井口を選ばなかった。嫌いなのか? 

井口、満塁弾含む2発! 日本人初の7打点 (MAJOR.jp)

野茂、ホワイトソックスへ(1日・トゥーソン)

2006-03-03 19:55:05 | Chicago White-Sox
 野茂英雄、シカゴ・ホワイトソックスへ、というよりも、スプリングトレーニングの地=トゥーソンへ行く、ということだけ、だろう。最初からマイナー契約。最初からメジャーは難しい。スターター(先発)が既に5人も揃っている≪世界一≫シカゴでは、チャンスが無い。エキシビションゲームで結果を残して、他球団に拾ってもらえる「朗報」を待つのみ。

 それにしても野茂は、昨シーズンは途中からニューヨーク・ヤンキースのマイナーに所属したし、その「ライヴァル」ボストン・レッドソックスに所属していたこともあったし、最初はロサンジェルス・ドジャースで、次がニューヨーク・メッツ。メジャーリーグの有名(名門)所は押さえている。
 新たにホワイトソックスで、同じシカゴのカブス(3A)のユニフォームを着たこともある。果して「次」は何処になるのか? 意外にロサンジェルス・エンジェルス辺りが「面白い」と思うが……

 そういえば、代理人の団野村氏はオリックス・バファローズと3週間に亘る交渉を続けていたそうだが、決裂。また大金を吹っかけたのだろう。野茂が日本球界に帰って来るのは見たいような「絶対」見たくないような……複雑だ。
 パイオニアだけに最後までメジャーリーグに拘って、骨を埋めて欲しい気もするが、日本球界で再生して欲しい気もする。再生、といえば、楽天(イーグルス)に打診はしなかったのだろうか? 

野茂、Wソックス入りへ マイナーのキャンプ参加(MAJOR.jp)

シカゴ・ホワイトソックス【2006】戦力分析

2006-02-02 21:01:06 | Chicago White-Sox
【スターター】ジョン・ガーランド マーク・バーリー
ホゼ・コントレラス フレディ・ガルシア ハヴィアー・ヴァスケス
【セットアッパー】ネイル・コッツ クリフ・ポリット  
ダスティン・ハーマンソン ブランドン・マッカーシー 
【クローザー】ボビー・ジェンクス 

 かつてシアトル・マリナーズの「エース」だったガルシアが【スターター】の4番手で「いい」シカゴの≪強力≫投手陣。今シーズンはさらにアリゾナ・ダイヤモンドバックスから「エース」ヴァスケスを補強し、連覇へ向け、万全。一つ気になるのは、キューバの兄貴分オルランド・ヘルナンデスを失ったコントレラスのこと。果して、精神薄弱の彼に一本立ちは出来るのか?

1番レフト スコット・ポドセドニック (パブロ・オスーナ)
2番ショート ホアン・ウリベ
3番ライト ジャメイン・ダイ
4番ファースト ポール・コナーコ
5番DH(指名打者) ジム・トーミ
6番セカンド 井口資仁
7番キャッチャー A.J.ピアジンスキー
8番サード ジョー・クリーディー (ロブ・マコーウィアック)
9番センター ジェフ・オーウェンズ (ブライアン・アンダーソン)

 2年目の井口は5番DHの新戦力「大砲」トーミの「次」を打つ。大事なポジションを任されるが、後には勝負強い“チャッキー”A.Jがいるし、8番には昨年のポストシーズンで遂にブレイクした“ジョー”クリーディーが控えている。二枚腰、三枚腰のこの打線も≪強力≫だ。連覇も不可能ではない。ワールドチャンピオンに最も近いチームと言える。

首脳陣、主砲がさらなる飛躍を期待 2年目の井口
(MAJOR.jp)

「井口入団時に米球団間で談合」(17日)

2006-01-18 13:17:24 | Chicago White-Sox
 井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)の前エージェント(代理人)リチャード・モス氏は1年前、なかなか井口の契約先を決められず、報道では高齢(71歳)もあって「無能」扱いされていたが、実は「そうではなかった」らしいことが判明した。
 1年前の井口への評価は相当低く、ホワイトソックスからしかオファーがなかった。本人はピンストライプ=ニューヨーク・ヤンキース入りを希望していたが、実際は「…」。この低評価、誰のせいかといえば、やはり、あの男になるか……一人の日本人メジャーリーガーの失敗は、後に続く日本人選手に大きな影響が出る、その証左。

 井口が昨シーズン途中に謎の欠場をしたのは、このモス氏との裁判の為だったのだろう。ひょっとすると、あまりの低評価を聞かされた井口サイドが激怒し、代理人契約を解除し、己のプライドを保つ為に、モス氏に泥を被せたのかもしれない。
 そこまで井口サイドは追いつめられたのだろう。2003年に打率.340(27本塁打)、2004年に打率.333(24本塁打)の日本での実績を持つ井口に、メジャーからオファーが一つしかない、とは信じられない。これは代理人に問題がある、と……そういう話に摩り替えられたのだろう。

 井口は実力でその低評価を覆して見せた。まだまだ物足りない、と思うから、『WBC』の日本代表を蹴ってまで、チームのスプリング・トレーニングへの参加を優先させたのだろう。この入団時の「悔しさ」があるから、それが井口を駆り立てる!? 
 その意思の強さは、師匠の王貞治監督(福岡ソフトバンク・ホークス)でさえ覆すことは出来なかった。井口は2年目にも「懸けている」。リヴェンジ(復讐)が終わらないから、だろう。

「井口入団時に米球団間で談合」と告発(nikkansports.com)

井口のWBC辞退(7日)

2006-01-10 13:28:43 | Chicago White-Sox
 松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)に続き、井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)まで『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)への出場を辞退。日本代表の王貞治監督(福岡ソフトバンク・ホークス)はショックだろう。
 メジャーリーグ1年目の城島健司(シアトル・マリナーズ)の例を引き合いに出して「2年目も大事」と語った井口に「言い訳にならない!」と激怒したらしい。長年の“師弟”関係がこんなことで崩れることになろうとは……

 テキサス・レンジャーズへの移籍が決まった大塚晶則も「辞退」を示唆しているようだ。それだけメジャーリーグが「大事」ということだろう。メジャーの舞台こそ「世界」舞台である、という認識が、各選手にあるのだろう。
 今さら、選手を各国に分散させて、世界一を争うことに何のリアリティーも感じないのだろう。『WBC』を一種のアトラクション、エキシビションという認識でメジャーリーガー達は受け止めているのかもしれない。

 野球(ベースボール)にワールドカップなど必要、ない。ワールドシリーズこそ、≪世界一≫を決める唯一にして至高の舞台なのだ、というプライド。そのプライドは尊重(リスペクト)されるべき、だと思う。
 ワールドカップはサッカー(フットボール)に任せておくべき、だろう。サッカーにこそ、ナショナリズムの激突は似合う、と蹴球ジャンキー(中毒者)達は信じていることだろう。そんなプライドも尊重したい。

井口もWBC不参加 松井秀に続き(MAJOR.jp)