
著者:上原 浩治
小学館(2014-01-31)
販売元:Amazon.co.jp
7月19日(サンフランシスコ・ジャイアンツ戦)以来の登板、ボストン・レッドソックスの上原浩治(39試合、2勝3敗、6セーヴ、防御率4.50)。インターリーグのサンディエゴ・パドレス戦「6対2」4点リードの【8回裏】から登板。先頭(左)打者にスプリットから入って(ボール)2球目もスプリット(ファウル)。3球目4球目(共に85MPH)でファウルを打たせた後、5球目のスプリットで空振り三振! 巧みな配球。

続く左打者にも初球スプリットでストライクを取って、打者がキョトンとした顔でマウンドの上原を見つめている。2球目は(高めの)速球(86MPH)で空振り! 打者はマウンドの上原の顔を凝視して、心理を読み取ろうとしていたが、3球目も同じく高めの釣り球(85MPH)で空振り3球三振! マウンド方向を恨めしく見ながら、首を振りながら、一塁側ダッグアウトに戻る打者。

続く右打者にも初球のスプリットで空振りを取って、思いっきり嫌な顔をする右打者。2球目もスプリットでファウル。3球目の高めの釣り球(85MPH)に釣られなかったが、4球目(85MPH)には釣られて、撫ぜるようなバッティングで平凡なレフトフライ。上原は3塁側ダッグアウトに戻りながら、キャッチャーのサンディ・レオン(27歳)を指差して、がっちり握手をして、肩を抱き合って、その仕事=配球を称えていた。

帰ってきた上原。ポストシーズンでも、その《魔球》(スプリットと高めの釣り球)は冴え渡るか?

「やっと投げられた」上原、7月以来の登板で1回無安打無失点(SANSPO.COM)

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