7月30日のトレードでイアン・キンズラー内野手をボストン・レッドソックスに放出したロサンジェルス・エンジェルス。代わりにボストンのプロスペクト、左腕ウイリアムス・へレスと右腕タイ・バトレーを獲得。いつも見ている(スカパー!)J SPORTSのコメンテーター陣は揃って、左腕ヘレスを「凄い投手」と褒め称えていたが、私は「そうかな?」と思った。投球フォームは綺麗だが、特段(ファストボールが)速いわけでもなく、変化球に特徴があるわけでもない。昨日も「2対4」テキサス・レンジャーズに2点リードされた【8回表】に登板して、3本のシンングルヒットを浴びて、手痛い追加点を奪われた。10試合に登板して、防御率6.30。
一方、右腕のバトレーは同じく10試合に登板して、防御率0.87。9月7日のシカゴ・ホワイトソックス戦では(メジャーリーグ)初セーヴを挙げた。来シーズンはクローザーとして開幕を迎えるかもしれない。このバトレーを評価するコメンテーターは殆どいなかったが……地上波テレビのワイドショー同様、コメンテーターは全く信用できない。信じられるのは、自分の眼だけだ。
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