セントルイス・カーディナルスの2勝1敗で迎えたGAME-4(25日)を雨で流して、この中1日の休みが「不調」デトロイト・タイガースに味方するか、と思われたが、セントルイスが「5対4」で逆転勝ちして、遂に≪王手≫を掛けた。地元ブッシュスタジアムで決めたい、セントルイスはGAME-5のスターターにローテーションを繰り上げて、元デトロイト・タイガースのエース、ジェフ・ウィーヴァーを起用。一方、後がないデトロイトはローテーション通りに新人ジャスティン・ヴァーランダーの起用。果たして、どちらに「吉」と出るか?
先制したのはセントルイス【2回裏】先頭のヤディアー・モリーナがセンター前ヒットで出塁して、8番スタメンの田口壮が初球を3塁前に絶妙なセーフティーバントを決めて、1-OUT2塁。9番ウィーヴァーも初球を打って、ショートゴロになって、2-OUT3塁。ここで1番デヴィット・エクスタインがバットを折りながらも3塁線! サードの(元キャッチャー)ブランドン・インジが飛びついて好捕するが、1塁への送球が反れて、モリーナが生還「1対0」! デトロイトにまたしても痛いエラー、だ。
しかし逆転するデトロイト【4回表】4番マグリオ・オルドニェスの放った打球は平凡なライトフライ。これを革命的に守備が稚拙なクリス・ダンカン(本職はファースト)が落球して、1-OUT1塁。ここで当たっている5番ショーン・ケーシーが初球を打って、ライトスタンドに飛び込む逆転の2ランホームラン! 1塁側ダッグアウトに還ってからの(金髪の)ウィーヴァーの表情が恐かった……
しかし、すぐさまウィーヴァーの怒りは収まる。【4回裏】1-OUTから7番モリーナが三遊間を抜いて、8番・田口。ここは1-OUTだから、サクリファイス(犠牲)バントはなく、ヒッティング。2球目を弾き返して、ピッチングの後、1塁側に倒れこむヴァーランダーのいたマウンドの中央を抜けて、センター前ヒット!
9番ウィーヴァーの(サクリファイス)バントはピッチャー正面に転がって、3塁「OUT」のタイミングだったが、これを若者ヴァーランダーが悪送球して、モリーナが生還「2対2」同点!! さらに1番エクスタインのショートゴロで田口が還って「3対2」勝ち越し!
【7回裏】にも1点を追加したセントルイスが「4対2」で逃げ切って、見事≪世界一≫24年ぶり10回目のワールドチャンピオンになって、その≪世界一≫に大いに貢献した田口。昨年の井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)に続いて、2年連続、日本人選手がチャンピオンリングを手にした。
来年は誰? 3年連続なるか? 松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)の宿願が叶うのか? それとも(ルーキーで世界一になった)井口に「ふざけるなっ」と毒づいたイチロー(シアトル・マリナーズ)が城島健司と共に積年の屈辱を晴らすか? それとも……≪夢≫は拡がる。≪夢の舞台≫メジャーリーグ、ワールドシリーズ。
田口ついに頂点へ! カージナルス24年ぶりV (MAJOR.jp)
先制したのはセントルイス【2回裏】先頭のヤディアー・モリーナがセンター前ヒットで出塁して、8番スタメンの田口壮が初球を3塁前に絶妙なセーフティーバントを決めて、1-OUT2塁。9番ウィーヴァーも初球を打って、ショートゴロになって、2-OUT3塁。ここで1番デヴィット・エクスタインがバットを折りながらも3塁線! サードの(元キャッチャー)ブランドン・インジが飛びついて好捕するが、1塁への送球が反れて、モリーナが生還「1対0」! デトロイトにまたしても痛いエラー、だ。
しかし逆転するデトロイト【4回表】4番マグリオ・オルドニェスの放った打球は平凡なライトフライ。これを革命的に守備が稚拙なクリス・ダンカン(本職はファースト)が落球して、1-OUT1塁。ここで当たっている5番ショーン・ケーシーが初球を打って、ライトスタンドに飛び込む逆転の2ランホームラン! 1塁側ダッグアウトに還ってからの(金髪の)ウィーヴァーの表情が恐かった……
しかし、すぐさまウィーヴァーの怒りは収まる。【4回裏】1-OUTから7番モリーナが三遊間を抜いて、8番・田口。ここは1-OUTだから、サクリファイス(犠牲)バントはなく、ヒッティング。2球目を弾き返して、ピッチングの後、1塁側に倒れこむヴァーランダーのいたマウンドの中央を抜けて、センター前ヒット!
9番ウィーヴァーの(サクリファイス)バントはピッチャー正面に転がって、3塁「OUT」のタイミングだったが、これを若者ヴァーランダーが悪送球して、モリーナが生還「2対2」同点!! さらに1番エクスタインのショートゴロで田口が還って「3対2」勝ち越し!
【7回裏】にも1点を追加したセントルイスが「4対2」で逃げ切って、見事≪世界一≫24年ぶり10回目のワールドチャンピオンになって、その≪世界一≫に大いに貢献した田口。昨年の井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)に続いて、2年連続、日本人選手がチャンピオンリングを手にした。
来年は誰? 3年連続なるか? 松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)の宿願が叶うのか? それとも(ルーキーで世界一になった)井口に「ふざけるなっ」と毒づいたイチロー(シアトル・マリナーズ)が城島健司と共に積年の屈辱を晴らすか? それとも……≪夢≫は拡がる。≪夢の舞台≫メジャーリーグ、ワールドシリーズ。
田口ついに頂点へ! カージナルス24年ぶりV (MAJOR.jp)