無傷で帰ってきた男（8日）

ダルビッシュ有の変化球バイブルアンコール (B・B MOOK 924)
著者：ダルビッシュ有
ベースボール・マガジン社(2013-05-22)
販売元：Amazon.co.jp

「右肘内側側副靱帯を部分断裂」。【MLB】（メジャーリーグ）へ行った日本人投手は必ず、右肘を痛めて、手術することになる。何故だろう？　ボール（公式球）に違い（問題）があるのでは？　【MLB】ではローリングス社が独占供給しているが、【NPB】（プロ野球）統一球より滑りやすく、握っても指からずり落ちるような感覚だという。
　その感覚（感覚の違い）が、日本人投手の肘を痛めるのでは？　【NPB】統一球＝ミズノ社の方が性質が良いのでは？　（野手が使う）バットやグラヴは、メジャーリーガーでも日本製を使う選手の方が圧倒的に多い。ボールにも、そのトレンド（傾向）は当て嵌まるのではないか？　ボールだけアメリカ製（だけ）を使い続ける（利権）。それが続く限り、海を渡る日本人投手の腕が（メスで）切開される事例は続く。

ダルビッシュ、右肘靱帯部分断裂　手術なら今季絶望的 ：日本経済新聞

　それにしても、その事例＝悪弊から逃れた唯一人（？）の男、黒田博樹（広島東洋カープ）。彼だけは右肘を痛めることなく、無傷でアメリカから帰ってきた。……凄い男だ。こういう凄い男（＝投手）を、【NPB】の（11球団の）選手たちは迎え撃つことになる。

広島・黒田、初オープン戦で五回途中完全！　２７１９日ぶり本拠地マウンドで好投（SANSPO.COM）

クオリティピッチング
著者：黒田博樹
ベストセラーズ(2013-05-25)
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デュオはハーモニーを奏でるか（22日）

BBH2009 WBC チュ　シンス(韓国)
コナミ
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　秋信守（チュ・シンス）外野手（31歳）。元々は（最初のチームが）シアトル・マリナーズだった。シアトルが例によって、自チームの若い有望な選手を育つ寸前に手放す“悪癖”を炸裂させて、2006年のシーズン途中にクリーヴランド・インディアンスに放出。
　2008年には（クリーヴランドで）レギュラーに定着して、2009年の（第2回）『WBC』（ワールド・ベースボール・クラシック）韓国代表に選出。レギュラーシーズンでは打率.300、20本塁打、86打点（20盗塁）を記録。2012年からはシンシナティ・レッズに移籍し、今シーズンは「20-20」＝21本塁打-20盗塁をマークした、リードオフ（1番打者）。

　今シーズンは得点力不足に悩まされた、テキサス・レンジャーズ。1番打者の出塁率の悪さも、その要因だったが、その悩みが解消されそうだ。4番（3番？）打者にプリンス・フィルダー（前デトロイト・タイガース）を迎え、そして1番に秋（チュ）。ダルヴィッシュ有の投げる試合で「0対1」とか「1対2」とか……そんな試合は激減しそうだ。
　日本人が投げて、韓国人が打つ！　そんな“デュオ”は（勝利への）美しい“ハーモニー”を奏でることが出来るか？　日韓関係《改善》の切っ掛けになったりして？　

レンジャーズ、秋信守と契約合意　７年総額１３０億円、ダルにまたも強力援軍（中日スポーツ）

ダルビッシュ有の変化球バイブルアンコール (B・B MOOK 924)
著者：ダルビッシュ有
ベースボール・マガジン社(2013-05-22)
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消えたキンスラー（17日・レンジャーズボールパーク）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2012 黒カード J12-168 イアン・キンスラー
SEGA / Topps
販売元：Amazon.co.jp

　最近、テキサス・レンジャーズのスターティング・メンバーに（1番打者）イアン・キンスラーの名前が無いので、どうしたのかと思ったら、19日からDL（故障者リスト）入りしているらしい。
　そういえば、17日のデトロイト・タイガース戦の初回0-OUT一塁で（2番打者の）センター前ヒットで三塁に進塁した際、滑って転んで、一塁側ダッグアウト（の同僚）から笑いが起きていたが……その試合は4打席を全うしたが、翌日から欠場。右肋間筋痛で15日間のDL入り。
　≪核弾頭≫を失ったテキサスはその後、得点力が激減して、21日のダルヴィッシュ有の先発試合（対オークランド・アスレティックス戦）では「0対1」の完封負け！　現状は2番打者が1番に座っているが、非力な感じは否めない。キンスラーが戻ってくるまで、ダルヴィッシュの白星は伸びないかもしれない（？）。

援護なかったダル「いつも点は十分すぎるほどもらっているので」 （スポニチ Sponichi Annex）

ダルビッシュ有 Yu Darvish - 2012 Topps Finest #35 - RC ルーキーカード
MLB
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身包み剥されて、テキサス。（15日）

Josh Hamilton 2011 Topps Tier One #98 #/799
MLB (2010s)
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　FA（フリーエージェント）で「主砲」ジュシュ・ハミルトン外野手（43本塁打）を（アメリカン・リーグ西地区の）「ライヴァル」ロサンゼルス・エンジェルスに奪われ、同じくFAの二人のセットアッパー、上原浩治（ボストン・レッドソックス）とマイク・アダムス（フィラデルフィア・フィリーズ）が去り、“身包み剥され”状態のテキサス・レンジャーズ。アダムスの流出は避けられそうになかったから、何としても上原の≪流出≫には「歯止め」を掛けたかったのだろうが……
　来シーズンはDL（故障者リスト）に入っていたコルビー・ルイス（右肘腱断裂）とネフタリ・フェリース（右肘炎症）が戻ってくるだろう（？）から、スターター（先発投手陣）は≪安泰≫だろうが、「主砲」が抜けた打線の弱体化は否めない。長らくチームリーダーを務めてきた（生え抜きの）マイケル・ヤング内野手（打率.277）もフィラデルフィアに去ったし、「大砲」マイク・ナポリ捕手（24本塁打）もボストンへ……

　第3回『WBC』（ワールド・ベースボール・クラシック）への出場を「辞退」してまで、来シーズンに「懸けている」ダルヴィッシュ有だが、テキサスの≪苦戦≫は避けられそうにない。GM（ゼネラル・マネージャー）ジョン・ダニエルズの巻き返しはあるのか？　DH（指名打者）候補も（全員）いなくなったし、案外≪あの≫日本人選手に獲得のオファーを出すかもしれない（？）。

テキサス・レンジャーズ「史上最年少GM、ジョン・ダニエルズの挑戦」（Number Web）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2012 黒カード マイケル・ヤング J12-173
SEGA / Topps
販売元：Amazon.co.jp

ボストンが俺を呼んでいる！（6日）

上原浩治 Koji Uehara 2010 Topps #351
MLB
販売元：Amazon.co.jp

　その上原浩治（テキサス・レンジャーズFA）。今度は「青」から「赤」へ……ボストン・レッドソックスと（1年契約）年俸425万ドル（約3億5000万円）で合意（報道）。
　今シーズン（2012年）クローザー「不在」に“泣いた”ボストン。（あろうことか）アルフレド・アセヴェス（2勝10敗25セーヴ／防御率5.36）にクローザーを任せていたボストン。来シーズン（2013年）はセットアッパーに田沢純一を起用して、日本人投手による［勝利の方程式］が見られるかもしれない。
　今シーズン、先発（スターター）「失格」だったダニエル・バードをブルペンに戻して、3人で形成することになるかもしれない。バードが復活したら、かなり≪強力≫。……背番号「19」も空いてることだし。

上原、レッドソックスと１年契約！地元紙報じる（スポーツ報知）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2012 黒カード ジョシュ・ベケット J12-023
SEGA / Topps
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今週から【J SPORTS】で（12日～）

仁志敏久の超守備論
著者：仁志 敏久
ベースボールマガジン社(2012-07)
販売元：Amazon.co.jp

　今週から【J SPORTS】で「日本人投手先発勝ち試合全部見せ！」。今週はダルヴィッシュ有（テキサス・レンジャーズ）特集だったが、その全ての試合にコメンテーター、AKI猪瀬氏。重要な試合は（殆ど）彼に任されていたのだろう。
　昨日（vs.ニューヨーク・ヤンキース）と今日（＠トロント・ブルージェイズ）はW解説で、仁志敏久氏。彼は今シーズンからデビューだったが、ソフトな語り口で的確な解説。≪才能≫ある人だなあ～と思っていたら、本を何冊も出している（！）。この二人が組んだら≪最強≫。（再放送だが）メジャーリーグを思う存分に楽しめる。

日本人対決でダル本領発揮　ヤンキース相手に完封目前 （スポニチ Sponichi Annex）

わが心の木内野球
著者：仁志 敏久
ベースボールマガジン社(2011-07)
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ダルビッシュ、続投志願！（20日・ペトコパーク）

BBH2009 WBC ダルビッシュ有(日本)
コナミ
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　メジャーリーグ初打席でヒットを打つなんて、やっぱりダルビッシュ有（テキサス・レンジャーズ）は「持ってる」なあ～。【3回表】速球（93mph）にバットを真っ二つに折られながら、ライト前にヒット！　
【2回裏】2-OUT二塁三塁のピンチで、9番ピッチャーのアンソニー・バス（サンディエゴ・パドレス）に「0-2」と追い込みながら、一塁線を破られる2点タイムリーヒットを浴びた、その“せめてもの”意趣返しをしてみせた。

「0対2」リードを許したテキサスだが、【5回表】8番アルベルト・ゴンザレスのタイムリーで1点差に追い上げ、【6回表】は併殺（ダブルプレー）崩れと（2-OUT満塁から）押し出しで「3対2」1点を勝ち越した。“梃子摺っていた”サンディエゴの先発バスを（【6回表】から）代えてくれたのが、テキサスに幸いした。
【7回表】には1番イアン・キンスラーが四球で出塁して、二塁盗塁、三塁盗塁を連続で決めて、2番マイケル・ヤングがレフトへ大飛球を放って、犠牲（サクリファイス）フライで「4対2」貴重な追加点！　

　ダルビッシュは【7回裏】を投げ終えた時点で（球数）112球。普通なら交代の球数だが、（何故か）続投を志願したダルビッシュ。恐らく【2回裏】のピッチャーにタイムリーを浴びるという失態を犯した自分に対する“お仕置き”の意思表示だったのだろう（？）。
【8回裏】を投げ終えて（球数）122球。5安打（3四球）8三振を奪って、【9回裏】のマウンドはクローザーのジョー・ネーサンに託した。……9勝目のダルビッシュ。次は中5日でデトロイト・タイガース戦（26日）だ。

ダル好投呼んだ「フロントドア」ツーシーム （スポニチ Sponichi Annex）

BBH2009 WBC SPダルビッシュ有(日本)
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ダルビッシュ敗戦の昼…（6日・プログレッシヴ・フィールド）

BBH1追加 黒カード ダルビッシュ有(日ハム)
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　ダルビッシュ有（テキサス・レンジャーズ）が4点も取られていて、どうしたのだろう？　と思って、試合を観てみると【3回裏】クリーヴランド・インディアンスの先頭打者ジョニー・デーモンを（平凡な）セカンドフライに打ち取ったが、この日は（日曜日の）デーゲーム。二塁手イアン・キンスラーが打球を完全に見失って“太陽安打”。こんな日にサングラスも装着しないで守備に就いていたキンスラー。
　続く2番ジェーソン・キプニスに「0-3」。丹念に低めにコーナーを突いたのに、悉く「ボール」に判定され、これがメジャーリーグの“洗礼”か？　「3-2」まで戻したが、結局ウォーク（四球）。そして3番打者（アスドルバル・カブレラ）に3球目（90mph）を狙い打たれ、一塁線を破られ、2点を失うダルビッシュ。

　4番打者と5番打者は、メジャーで“これがあるから勝てている”≪宝刀≫カーヴで連続空振り三振に打ち取り、6番打者もショートゴロに打ち取ったが、ショート・ストップ＝エルビス・アンドラスのジャンピング・スローが高く浮いて暴投（悪送球）になって、3点目を献上したダルビッシュ。2番打者のカウント「0-3」の際にマウンドに行って、ダルヴィッシュを励ましたアンドラスだったが……
　4点目は【5回裏】先頭打者（キプニス）にストライクを取りに行った初球（91mph）を狙い打たれ、ライトスタンドへ（メジャー2本目の被HR）放り込まれたダルビッシュ。6回（6安打）4失点で降板……11三振を奪ったが。

「2対4」テキサスが2点を返して、【8回裏】のマウンドには（3番手）上原浩治が上がった。ここまで8試合に登板して、防御率2.25。昨年のポストシーズンと今年のスプリング・トレーニングではホームランを打たれまくったのに、開幕したらキッチリ調子を上げてきた上原。
　先頭打者を速球（89mph）と“スプリッター”（フォークボール）の混合（ミックス）で追い込んで、最後は“イン・ハイ”＝高めの速球（90mph）で空振り三振！　続く7番打者は“スプリッター”でファーストゴロを打たせて、素早いベースカヴァー！　8番打者もファーストゴロ（ベースカヴァーなし）で、安定感≪抜群≫……他チームへ行ったら、セットアッパーやクローザーが務まるのに、上原。“モップアップ”（敗戦処理）の仕事、完了。

上原、好結果にも「こつこつ頑張る」（SANSPO.COM）

【上原浩治】 2009 SP Authentic Rookie Autograph Gold　25枚限定！（07/25）
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今年もハイタッチの乱れ打ち！（12日・レンジャーズ・ボールパーク）

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UPPER DECK
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【8回表】1-OUT二塁のピンチでマウンドに上がった（2番手）上原浩治（テキサス・レンジャーズ）、2試合目の登板。スプリング・トレーニング（試合）では登板する度に打ち込まれ、どうなることかと思ったが、開幕ロースター（25人）入りを果たし、今シーズン初登板（8日）も無事「0」で終えた。
　2番アレックス・リッジ（シアトル・マリナーズ）に初球（89mph）アウトサイド低めに決めて、ストライク。2球目はド真ん中高めに速球（90mph）を投じて、センターに大飛球を飛ばされ、後ろをスグサマ振り返った上原だが、センターフライ。そして3番打者はイチロー（！）。

　初球（89mph）インサイド低めに外れて、2球目のインサイド高め（89mph）を振り抜いたイチロー。3番打者として長打を、外野手の間隙を抜ける打球を狙った（であろう）イチローだが、平凡なライトフライ。
　そのときも上原はスグサマ振り返って、ひょっとしたら？　と思ったのかもしれないが、OUTを確認して、キャッチャーとハイタッチの後、“ハグ”を交わし、一塁側ダッグアウトに帰って、恒例のハイタッチの乱れ打ち！　37歳、今シーズンも≪元気≫な日本人メジャーリーガー。

ダル見せろ！第１球映らず　地元テレビ局に抗議殺到 （スポニチ Sponichi Annex）

【オーナーズリーグ】ダルビッシュ有 北海道日本ハムファイターズ スーパースター 《2010 OWNERS DRAFT 01》ol01-121
オーナーズリーグ
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テキサスが落札！（19日）

ノーラン・ライアンのピッチャーズ・バイブル
著者：ノーラン ライアン
ベースボールマガジン社(2010-08)
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　2年連続でワールドシリーズ「敗退」のテキサス・レンジャーズ。その原因は≪絶対的≫エースの「不在」。対戦相手のセントルイス・カーディナルスには『サイ・ヤング賞』（2005年）右腕クリス・カーペンターが「いた」し、昨年のサンフランシスコ・ジャイアンツには2年連続『サイ・ヤング賞』（2008年、2009年）右腕ティム・リンスカムが「いた」。
　テキサスのエースは（レギュラーシーズン＝16勝7敗、防御率2.94）左腕 C.J.ウィルソンだったが、ポストシーズンで1勝もできず……（0勝3敗、防御率5.79）。FA（フリーエージェント）で流出する彼を（積極的に）引き留めようとはしなかった。（ロサンゼルス・エンジェルスへ）

　その左腕ウィルソンの≪後釜≫には3年目の左腕デレク・ホランドを据えるのだろうが、≪絶対的≫が欲しかったテキサス。“白羽の矢”を立てる代わりに札束（5170万ドル＝約40億3300万円）を投入して、見事に≪落札≫してみせた。その差は僅か1億円（トロント・ブルージェイズ、5000万ドル＝約39億円）だったらしいが。
　テキサスの社長（共同オーナー）は“伝説の速球王”（ノーヒットノーラン7回！）ノーラン・ライアン氏。目標は≪世界一≫だし、打線は≪強力≫で最大級の援護が見込めるし、温暖な西海岸のチーム。ダルヴィッシュ有（北海道日本ハムファイターズ）にとっては≪最高≫のチームに落札された。……こういう選手＝人こそ「持ってる」のだろう。（彼にとっては）≪幸福≫なポスティング・システム（入札制度）だった。

ダル落札はレンジャーズ　松坂超え史上最高５１７０万ドル （スポニチ Sponichi Annex）

BBH2009 WBC SPダルビッシュ有(日本)
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