バルガス、男気の続投志願！（21日・カウフマン・スタジアム）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2013 白カード J13-140 カイル・シーガー
SEGA / Topps
販売元：Amazon.co.jp

　前日（20日）先発（スターター）岩隈久志（防御率3.04）が5回5失点でKOされながらも、【9回表】に勝ち越して、「7対5」でカンザスシティ・ロイヤルズ（アメリカン・リーグ中地区2位）に勝利したシアトル・マリナーズ（アメリカン・リーグ西地区3位）。

　翌日（21日）は投手戦になって、「1対1」の同点で迎えた【9回表】2-OUTから6番カイル・シーガー（打率.253）がセンターオーヴァーのダブル（二塁打）で出塁！　ここで一塁側ダッグアウトからネド・ヨースト監督が出てきて、マウンド上の左腕ジェーソン・バルガス（防御率3.07）に交代を告げたが、バルガスが続投を志願！　2012年まで在籍したシアトルに対する《意地》もあったのだろうか？　監督がその《男気》に応えて続投。
　しかし、7番ステフェン・ロメロ（打率.204）に内野安打を許し、2-OUT一塁三塁にされて、8番ダスティン・アクリー（打率.233）にライト線にヒットを許し、力尽きた《男気》……「2対1」。

　2012年にはシアトルで14勝11敗（防御率3.81）を挙げ、左腕エースの座に君臨していたバルガス。しかし、打線を補強したいシアトルの“トレード下手”の術策に嵌り、ロサンゼルス・エンジェルスに放出された。
　代わりにシアトルに行ったケンドリー・モラレス（現ミネソタ・ツインズ）が活躍すれば、シアトル市民も（バルガス本人も）納得するのだろうが、2013年のオフにFA（フリーエージェント）を宣言して、シアトルを去ったモラレス。左腕エースを失い、代わりに獲った大砲にも1年で去られ、“トレード下手”のキャリアを積み重ねた（だけの）シアトル。……この負の連鎖はいつ終わりを告げるのだろう？　

岩隈、ロイヤルズ戦で今季ワーストに並ぶ5失点…（MLB.jp）

感情をコントロールする技術
著者：岩隈 久志ワニブックス(2013-04-20)
販売元：Amazon.co.jp

日本人の誇りの象徴。（Slugger (スラッガー) 2014年 08月号）

Slugger (スラッガー) 2014年 08月号 [雑誌]
日本スポーツ企画出版社(2014-06-24)
販売元：Amazon.co.jp

　この表紙を見たら、買いたくなる『Slugger』。スポーツの他の業界で《惨敗》を喫しただけに、彼の活躍で日本人は溜飲を下げたい（×）心躍らせたい。7月16日（日本時間）オールスターゲームの（アメリカン・リーグ）先発（スターター）なるか？　

スカウティング・レポート
田中将大［ヤンキース］「日本人投手最高の投球感覚」
田中将大は新人王に値するか

メジャーに吹きすさぶキューバ旋風
キューバからの脱出
ヤシエル・プイーグ［ドジャース］
列強国の過去・現在・未来　キューバ

祖国への愛を胸に
カルロス・ベルトラン＆アルフォンソ・ソリアーノ［ヤンキース］

2014新人ドラフト総括
トップ３はすべて全員投手の“投高打低”ドラフト

2014ドラフト上位指名選手リスト（全体１～50位）

2007-2009ドラフト　全30球団総点検

ＭＬＢ珍獣図鑑　デビッド・プライス［レイズ］

吉井理人のＭＬＢ先輩ヅラしてスミマセン

殿堂入りしていない英雄列伝　バート・キャンパネリス

ドラフト全体１位指名選手悲喜こもごも

月刊マイナー通信　2013ドラフト入団選手の“今”

【MLB】往年の名投手が田中将大を称賛　「言葉の壁が存在しない」「最高の人格者の1人」（Full-Count）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2013 黒カード J13-159 デビッド・プライス
SEGA / Topps
販売元：Amazon.co.jp

イグレシアスの居ぬ間に…（7日・コメリカ・パーク）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2012 白カード J12-066 マックス・シャーザー
SEGA / Topps
販売元：Amazon.co.jp

　デトロイト・タイガースの遊撃手（ショート・ストップ）と言えば、ホセ・イグレシアス（キューバ）だが、そのイグレシアスが開幕からDL（故障者リスト）入りして「不在」。代わりに起用された（初スタメン）エイウヘニオ・スアレス（ベネズエラ）が「4対1」でボストン・レッドソックスに3点リードした【4回裏】先頭打者で登場して、レフトスタンドへメジャーリーグ（初ヒット）《初》ホームラン！　

　背番号「30」が三塁側ダッグアウトに還ってきたが、選手も監督コーチも無視＝ベンチから動かない。メジャーリーグ特有の“いたずら”。偶々近くにいたミゲル・カブレラ（ベネズエラ）がハイタッチしてしまったのを切っ掛けに、全選手が総出でスワレスの下に集まってきた。……イグレシアスは今シーズン《絶望》らしい。彼がレギュラーを獲って、イグレシアスを“流浪の民”に追いやるか？　

田沢、M.カブレラにタイムリー浴びて1失点（MLB.jp(Gyao！)）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2013 白カード J13-024 田澤純一
SEGA / Topps
販売元：Amazon.co.jp

彼の9勝目は風前の灯だった…（5日・ヤンキースタジアム）

【SEGA CARD GEN MLB】セガ カードジェンMLB 2013 白カード J13-132 ココ・クリスプ
SEGA / Topps
販売元：Amazon.co.jp

　ニューヨーク・ヤンキースが「2対1」オークランド・アスレチックスを1点リードの【7回裏】2-OUTランナー無しで8番（ライト）アルフォンソ・ソリアーノ（打率.233）がセンターに打ち上げて、チェンジかと思ったら、“太陽光線”がヤンキースに味方して、2-OUT二塁の（追加点の）チャンスに。
　そのソリアーノが一塁側ダッグアウトに帰っているので、どうしたのかと思ったら、二塁ベース上には背番号「31」＝代走のイチロー（打率.309）。9番打者がライトフライに倒れて、追加点はならなかったが、イチローが【8回表】から（そのまま）ライトの守備に入った（守備固め）。

　その【8回表】ヤンキースの3番手、アダム・ウォーレン（防御率2.53）が上がったが、【7回裏】に“太陽光線”の被害を受けた（センター）ココ・クリスプ（打率.253）にセンター前ヒットを浴びる。続く2番、初回にソロホームラン（第6号）を放っているジョン・ジェイソ（打率.288）にもセンター前に転がるヒットを浴びて、0-OUT一二塁のピンチ！　
　1-OUT後、4番（左打者）ブランドン・モス（打率.286、15本塁打、49打点）の放った打球は《強烈》に右中間へ！　普通の外野手なら（普通に）抜けている打球だったが、イチローがスライディングしてキャッチ！　この打球が抜けていれば、スターター（先発投手）の勝利は無くなっていた。……5月の（アメリカン・リーグ）月間MVP（投手部門）の田中将大（防御率2.02）が9勝目を挙げた試合。

マー君９勝！またクオリティースタート　ヤ軍連敗止めた （スポニチ Sponichi Annex）

無敗の男―田中将大～「強さ」をつくった師の流儀
著者：古内 義明
大和書房(2014-04-16)
販売元：Amazon.co.jp