野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

復活のローゼンタール!(4月10日・ナショナルズ・パーク)

2017-04-27 18:00:09 | St. Luis Cardinals


75」ワシントン・ナショナルズが2点リードして【7回裏】の攻撃。セントルイス・カージナルスのマウンドには(4番手)トレヴァー・ローゼンタール(26歳)が上がった。今シーズン登板。2014年からセントルイスの絶対的クローザーだったが、昨シーズン(2016年)調子を落とし、呉昇桓(34歳)にクローザーの座を奪われた。

 初球(96MPH)空振り! 2球目(97MPH)3球目(98MPH)が左打者の外角に外れて、放送席(J SPORTS)の解説・藪恵壹さん(48歳)がわず「速いですね」。4球目(98MPH)空振りで、藪さんが「ほお~」。最後は「99MPH」で空振り三振! 
 続く(左)打者への初球(98MPH)2球目(99MPH)でち追い込んで、3球目(99MPH)で見逃し三振! 手も足も出ない! (3球三振)
 3人目の(右)打者への初球(98MPH)は外れたが、2球目(100MPH)ファウル! 藪さんが「球、力ありますね」。3球目(88MPH)が外れた後、4球目(100MPH)で空振り! 5球目はスライダーを配して、打者は唖然。見逃し三振で(打席で)バットを放り投げた。

 デビュー当時は背番号「26」だった。2015年シーズンから「44」。その「26」は呉が受け継いでいる。年次が違うから、背番号を譲った訳ではないのだろうが、「44」になってから低迷しだし、球速も衰えた。
 しかし、久しぶりに見たローゼンタールは球速が回復していた。2014年シーズンのローゼンタールに戻っている。これなら、呉からクローザーの座を奪い返せるかもしれない。今シーズン、防御率5.59の呉。

批判を覚悟でオ・スンファンをWBCに選んだ韓国代表監督のイバラ道(Sportiva)

BBH2014 SP呉昇桓(阪神)
コナミ


タベラスよ永遠に…(26日)

2014-10-31 19:20:55 | St. Luis Cardinals
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 カージナルスの有望株O.タべラスが事故死の記事を見て、我が目を疑った。あのセントルイス・カージナルスのオスカー・タヴェラス外野手(22歳)が……つい先日(12日)ナショナル・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第2戦、(サンフランシスコ・ジャイアンツに)「2対3」1点リードされた【7回裏】1-OUTから代打で登場して、ライトスタンド(ポール際)に《起死回生》の同点ソロホームラン! ……印象的なホームランだった。

 今シーズンは80試合に出場して、打率.239、3本塁打、22打点。このポストシーズンでは、7試合で打率.429(7打数3安打)。来シーズンは、昨年のコルテン・ウォン(内野手)同様、控え選手からレギュラーポジションを獲得して、ウォンと二人、セントルイスの《》になる選手だと思っていたのに……“神様”は無慈悲だ。ベースボール(野球)ファンから一つの楽しみを奪っていった。

カージナルスの有望株、O.タベラスが交通事故死(MLB AROUND THE LEAGUE #79)

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1年前にサヨナラ、ウォンの一撃!(12日・ブッシュスタジアム)

2014-10-13 19:07:57 | St. Luis Cardinals
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 昨年のワールドシリーズ第4戦、【9回裏】2-OUT一塁で、ボストン・レッドソックスのクローザー、上原浩治(38歳)の“ピック・オフ”(牽制球)に刺され、ヘルメットを叩きつけてしがっていた、代走のコルテン・ウォン(セントルイス・カージナルス)。ダッグアウトに帰っても、頭を抱えて、涙を流していた23歳の若者(ハワイ出身)。個人的には、歓喜のハイタッチをする(日本人)上原よりも、この選手のことが気になっていた。

頑張れルーキー!上原の牽制で刺され涙したウォンのプロ意識(コラム|J SPORTS)

 1年前は控え選手だったが、今シーズンから二塁手のレギュラーポジションを獲得し、113試合に出場して、打率.249、12本塁打、42打点。ポストシーズンに入ってからは、ロサンゼルス・ドジャースとの地区(ディヴィジョン)シリーズ第3戦、「1対1」の同点で迎えた【7回裏】1-OUT三塁のチャンスで打席が回ってきて、初球を振り抜いて、右中間スタンドに飛び込むしの2ランホームラン! 

 そして今日(12日)リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第2戦、「4対3」とリードしながら、【9回表】に(サンフランシスコ・ジャイアンツに)同点に追いつかれ、セントルイスのファンが頭を抱える中、先頭打者で打席に入って、ライトスタンドへ(ウォーク・オフ)“サヨナラ”ホームラン! 1年前の《しさ》を晴らすため……彼は再び(世界一を決める)ワールドシリーズの舞台に立てるか? 

劇的な幕切れ! K.ウォンが一発で試合を決める(無料動画 GyaO!)

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プホルス連覇!(24日)

2009-11-25 11:59:50 | St. Luis Cardinals
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 ナショナル・リーグの『MVP』(最優秀選手賞)は予想通り、アルバート・プホルス内野手(セントルイス・カーディナルス)が連覇(2年連続3度目)。「満票」(1位票32)だったらしい。打率.327、47本塁打、135打点の文句の付けようのない成績。

 この「主砲」プホルスを擁しながら、セントルイスは地区(ディヴィビジョン)シリーズで敗退。ロサンジェルス・ドジャースに“スウィープ”(3連敗)を喫した。プホルス本人は打率.300をマークしたものの≪不発≫(本塁打0で打点1)。意外にポストシーズン(=大舞台)に弱い(?)のかもしれない。

カージナルス・プホルス、2年連続のMVP (SANSPO.COM)

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田口の師匠、契約延長で合意!(22日)

2007-10-24 13:43:52 | St. Luis Cardinals
 契約切れで退団が既定路線と見られていた「名将」トニー・ラルーサ監督(セントルイス・カーディナルス)が(新たに)2年間の契約延長に合意! これで“ラルーサ野球の申し子”田口壮の残留(再契約)もほぼ確定だろう。ただGMが交代しただけに、その不確定要素はあるが……
 田口といえば、明日(現地24日)からのワールドシリーズ(@フェンウェイ・パーク)にゲスト解説(NHK衛星)で登場! 

初戦先発ベケット、ナ・リーグ最強打線にリベンジへ(MAJOR.jp)



田口 壮
タグバナ。

セントルイス・カーディナルス【2007】戦力分析

2007-02-06 21:12:15 | St. Luis Cardinals
【スターター】クリス・カーペンター 
マーク・マルダー アダム・ウェインライト
アンソニー・レイエス キップ・ウェルズ 
【セットアップ】ブランデン・ルーパー 
ランディー・フローレス タイラー・ジョンソン
リカルド・リンコン ラス・スプリンガー
【クローザー】ジェイソン・イズリングハウゼン

 昨年のポストシーズンでクローザーに回って、大活躍したウェインライトは今シーズンは先発(スターター)復帰か。その代わりに、イズリングハウゼンが戻るが、どうか? 年齢的にも衰えは隠せない。ウェインライトが2年連続クローザーなら、セントルイス・カーディナルスの連覇は可能(?)。
 スターターでは、ベテラン左腕マルダーの復活なるか? あるいは若手右腕レイエスのブレイクOUTの年になるか? 

1番ショート デヴィット・エクスタイン
2番レフト クリス・ダンカン (田口壮
3番ファースト アルバート・プホルス
4番センター ジム・エドモンズ
5番サード スコット・ローレン
6番ライト ホアン・エンカルナシオン (スコット・スピージオ)
7番キャッチャー ヤディアー・モリーナ
8番セカンド アダム・ケネディー (アーロン・マイルズ)

 手術明けの4番エドモンズが開幕には間に合わないかもしれない。その場合、ダンカンが3番に下がって、田口壮が2番に固定されるかもしれない。日本人ファンとしてはSO願いたいものだ。同時に37歳のエドモンズには多くを望めないだけに、そろそろ若手のダンカンの3番起用はありえる話だ。そうなった場合も「2番・田口」。田口の出場は、エドモンズ次第となりそうだ(!?)。

ゴールドグラブ賞4度の名捕手、現役引退を表明 (MAJOR.jp)

R.ハワードMVP!(20日)

2006-11-21 22:43:01 | St. Luis Cardinals
 ナショナル・リーグの≪MVP≫は予想通りに、先日の『イオン日米野球2006』でも大活躍して、MVPを獲ったフィラデルフィア・フィリーズのライアン・ハワード(27)一塁手が、昨シーズンの≪新人王≫(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)に続いて、堂々2年目で≪MVP≫受賞。アルバート・プホルズ一塁手(セントルイス・カーディナルス)の“連覇”はならなかった。
 ナショナル・リーグは予想通りだったが、アメリカン・リーグで史上最大の(?)“アップセット”(番狂わせ)が待っていた。ニューヨークの貴公子が可哀相だ……

2冠ハワードに新たなる勲章 初のMVP選出 (MAJOR.jp)

初対決! 斎藤隆vs.田口(13日・ブッシュスタジアム)

2006-08-03 22:10:17 | St. Luis Cardinals
 斎藤隆(ロサンジェルス・ドジャース)と田口壮(セントルイス・カーディナルス)の初対決は、後半戦開幕の7月13日、ブッシュスタジアム。「2対2」の同点で迎えた延長【12回裏】5番手でマウンドに上がった斎藤。ここまで38試合に登板して、3勝2敗(8セーヴ)防御率(ERA)「2.14」。現地実況は「タケシ、サトー」と発音している。先頭打者は途中出場の田口。

 今シーズン打率(AVG).294、2本塁打、27打点。この成績でも途中出場しか許されない。田口の欲求不満は募る、だろう。初球91MPH、2球目スライダー空振りで「0-2」。3球目4球目を見送った後、5球目の91MPHをファウル。6球目の甘く入った球をレフトポール際に大ファウルを打ち込んで、7球目の勝負球のフォークを見送って、8球目の92MPHのシュートも見送って、フォアボール(ウォーク)で出塁。シブい働き、だ。3番「主砲」アルバート・プホルスに繋いだ。

 0-OUT1塁でプホルスを迎えた斎藤。思わず、帽子を脱いで、汗を拭う。初球は94MPHでファウル。1塁の田口が走って、ヒットエンドランだったようだ。スライダーの連投で「1-2」にして、最後はアウトサイド低めにスライダーを配して、ボテボテのファーストゴロに打ち取って、1-OUT2塁。「主砲」プホルスにサクリファイス(犠牲)バントのような仕事しかさせなかった、斎藤。
 4番スコット・ローレンは歩かせて(敬遠)1-OUT1,2塁にして、【7回裏】に同点2ラン(第11号)を放っている5番ジム・エドモンズと「大」勝負。初球91MPHで空振り! 2球目もシュート(89MPH)で空振り! 今シーズン「絶不調」のエドモンズ。少々振りが鈍い。斎藤のスライダーを意識しているのかもしれない。3球目はウェストして、4球目は勝負球のスライダーで空振りを取りにきたが、エドモンズはハーフ(チェック)スウィング。判定は「セーフ」で「2-2」。微妙な判定、だった。エドモンズの≪顔≫で奪った「セーフ」。斎藤はルーキーの悲哀を味わうが、スライダーの連投でエドモンズも今度は止めたバットにボールが当って、ボテボテのサードゴロ。2-OUT奪取。「大」勝負に勝った、斎藤。

 6番ヘクター・ルナも打ち取った斎藤は延長【13回裏】も投げて、無失点で切り抜けたが、延長【14回裏】6番手の先発(スターター)要員の左腕オダリス・ペレスが「主砲」プホルスに第30号サヨナラ(ウォークオフ)ホームランを浴びて、「3対2」。4時間21分の熱闘だった。
 LAドジャースは結局この4連戦で4連敗(スウィープ)を喫して、次のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦(チェース・フィールド)の初戦(17日)にも敗れて計5連敗。この試合が泥沼の始まり、だった。

田口と斎藤がメジャー初対決! 結果は四球 (MAJOR.jp)

セントルイス・カーディナルス【2006】戦力分析

2006-01-30 14:07:45 | St. Luis Cardinals
【スターター】クリス・カーペンター マーク・マルダー
ジェフ・スーパン ジェイソン・マーキス シドニー・ポンソン
【セットアッパー】ブランデン・ルーパー リカルド・リンコン
ブラッド・トンプソン ランディー・フローレス
【クローザー】ジェイソン・イズリングハウゼン

 長年「エース」の座に君臨してきたマット・モリス(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)が抜け、代わりに【スターター】に入るのは「あの」ポンソン(前ボルチモア・オリオールズ)。セントルイス市民は「不安」がっているだろう。ポンソンで埋まるのか? 
【セットアッパー】の陣容がガラリと変わった。左腕のレイ・キング、右腕のフリアン・タバレスが抜け、新たにニューヨーク・メッツでクローザー失格の烙印を押されたルーパーと、オークランド・アスレティックスで活躍した左腕リンコンが加入。こちらは差し引き「0」のような気もするが、キングの存在感が失われたのは惜しい。

1番ショート デヴィット・エクスタイン
2番レフト ラリー・ビグビー (田口壮)
3番ファースト アルバート・プホルズ
4番センター ジム・エドモンズ
5番サード スコット・ローレン
6番ライト ホアン・エンカルナシオン (ジョン・ロドリゲス)
7番セカンド デイヴィ・クルーズ (ジュニア・スパイヴィー)
8番キャッチャー ヤデイアー・モリーナ

 打撃陣も「主砲」ラリー・ウォーカーが引退し、ポストシーズンで打ちまくったレジー・サンダースも去った。代わりに実績のあるエンカルナシオンを補強。残り一枠を田口、移籍のビグビー、若手のロドリゲスで争う。ビグビーは2番タイプではないだけに、田口が「2番レフト」スタメンの座を射止める可能性はある。

 それにしても、新生ブッシュスタジアム「元年」のシーズンにしては地味な補強に終始し、補強費は球場建設費に充てられたのか? 【スターター】にも不安要素はあるし、【クローザー】のイズリングハウゼンにも多少の衰えが見られる。今シーズンは厳しい戦いを強いられるかもしれない。「名将」トニー・ラルーサ監督のマジック(選手掌握術)でどこまで勝ち進むか!?

田口は2位 カージナルス正左翼手に関するファン投票(MAJOR.jp)

さらば、セデーニョ(24日・セントルイス)

2005-06-26 14:36:59 | St. Luis Cardinals
 長年、田口壮と同じ右の外野手で、しのぎを削ってきたロジャー・セデーニョ(スイッチヒッター)が、ついにセントルイス・カーディナルスから「戦力外通告」を受けた。田口だって、同じ目に遭う可能性もあったのだが、要所で実力を発揮して、セデーニョとの競争に競り勝ち、今シーズンは主力ジム・エドモンズとラリー・ウォーカーの欠場に伴い、スタメン出場が激増。今までの苦労が報われた。継続が力となった。こんな日本人メジャーリーガーの生き方も、ある。

 セデーニョは2001年のデトロイト・タイガース時代に、ルーキーイヤーのイチロー(シアトル・マリナーズ)と盗塁王を争い、敗れた男。その後、ツキに見放されたか? 31歳。まだ若いが、そのプレーぶりはすでに老成している。拾ってくれるチームがあるかどうか……(ニューヨーク・メッツ時代から愛用している)背番号「19」は甦るのか?