野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

大家、Wソックスとマイナー契約!(21日)

2008-02-23 22:52:41 | Chicago White-Sox
 遂に大家友和(前シアトル・マリナーズ傘下AAAタコマ・レイニアーズ)の契約先が決まった。昨シーズン(途中)まで井口資仁(サンディエゴ・パドレス)が在籍していた、シカゴ・ホワイトソックス。
 Wソックスはシーズンオフに有力な先発投手(スターター)のジョン・ガーランド(10勝13敗)をロサンジェルス・エンジェルスに放出して、その穴埋めが全くできていない。大家には「チャンス」と言える。

 チームは左右の若手投手のジョン・ダンクス(6勝13敗)とギャヴィン・フロイド(1勝5敗)を当てる皮算用だが、実績は「0」に等しい。特に右腕のフロイド。大家はここが狙い目。実績(50勝63敗)は十分な大家だけに、このフロイド「一点」狙いで、先発ローテの座を勝ち取りたい。尤も大家の調子が元に戻っている前提が必要だが……背番号は(井口の)「15」が空いているが、それはメジャー契約が成り立った後の話。

大家、ホワイトソックスとマイナー契約 (MAJOR.jp)

メジャーリーグ・完全データ選手名鑑 2008 (2008)

藪の戦場(メジャーリーグ3月号)

2008-02-17 22:34:51 | Slugger
 藪恵壹(前オークランド・アスレティックス)が3年ぶりのMLB(メジャーリーグ)復帰を目指して、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー(リーグ)契約。昨日(現地16日)から始まった<スプリング・トレーニング>に招待選手として参加しているが、背番号は知らなかった。この写真名鑑で見ると「72」。これがこの<トレーニング>の過程を通して、小さくなるか? それとも「全て」消え失せるか? ……男は≪戦場≫に分け入っている。

 背番号といえば、桑田真澄(ピッツバーグ・パイレーツ)も藪と同じマイナー契約(招待選手)だが、背番号は「18」。確か昨年は「52」からのスタートだったが、メジャーに昇格して、「18」の栄誉を授かって、その後(オフに)解雇されたのだから、普通はまた「52」や(藪のように)「72」になるはずだが、そこは桑田の2年目の実績と人望。若い投手の≪手本≫になってくれた桑田に対するチームの<リスペクト>の感情が込められている。

 この3月号には間に合わなかった、シアトル・マリナーズの左腕エリック・ビダードの移籍。だから、ビダードはボルティモア・オリオールズの帽子で写真に写っているし、シアトルの頁には先発の5番手に(2年目の)右腕ブランドン・モロウを引き上げると【ANALYSIS】(分析)している。
 モロウはこのまま中継ぎに戻って、ブルペンの弱体化は防がれ、そしてシアトルは移籍早々のビダードを(早くも)開幕投手に指名した。しかし、それだけの実績があるピッチャー。(13勝5敗/防御率3.16)。寸評には「7月7日のレンジャーズ戦で2安打、15奪三振で初完封。被打率.212はリーグ1位。221奪三振は球団新」。……城島健司の表情が≪明るい≫理由(わけ)だ。

自信のビダード、エースは“キング”に委譲 (MAJOR.jp)

Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2008年 03月号 [雑誌]

マリナーズ、待望のビダード獲得!(8日・シアトル)

2008-02-09 20:49:32 | Seattle Mairners
 待ちに待った≪吉報≫がようやく届いた。シアトル・マリナーズが、先発左腕のエリック・ビダード(ボルティモア・オリオールズ)を獲得! 昨シーズン=13勝5敗(防御率3.16)。この抜群の安定感! 
 それにしても、ボルティモアは「主砲」のミゲル・テハダをヒューストン・アストロズに放出し、エースのビダードもシアトルにくれてやった。慈善団体か、ボルティモアは? 

 シアトルはこれでようやく先発陣(スターター)が安定。貴重な中継ぎ左腕のジョージ・シェリル(73試合登板、防御率2.37)を放出したのは痛いが……(痛過ぎる)この≪穴≫は若手の左腕“三羽烏”(オフラハティー、ローランド・スミス、フェイラベンド)で埋めてもらうしかないだろう(?)。

 先発陣の補強は完了した。しかし問題は攻撃陣。昨シーズンは4番に座ったホゼ・ギーエンの活躍(99打点)で打線が活性化したが、そのFAギーエンとの再契約を見送り(カンザスシティー・ロイヤルズへ)、その穴埋めに若手のアダム・ジョーンズを抜擢する基本方針だったが、そのジョーンズをビダードとのトレードで放出。(外野の)ライトのポジションがポッカリ空いてしまった。これをどうするのだろう? 
 そして「4番」をどうするのか? 今さら(眠れる主砲)リッチー・セクソン(打率.205)の奮起に頼らざるを得ないのが、シアトルの≪弱み≫。ラウル・イバニェス(105打点)が座るにしても、3番はどうする? 5番は誰? 前途多難なシアトル打線……

MLB=マリナーズ、ビダード投手を獲得 (MAJOR.jp)

CL?693_2008年カレンダー 城島健司

シリング、右肩痛で前半戦絶望!(7日・ボストン)

2008-02-08 12:39:04 | Boston Red-Sox
 カート・シリング(ボストン・レッドソックス)が右肩痛で前半戦≪絶望≫と聞いて、これでスーパールーキー(トップ・プロスペクト)クレイ・バックホルツが先発(スターター)ローテーションに入れる、と喜ぶのは私一人だけだろうか? 
 考えてみれば、昨シーズン中からFA(フリーエージェント)のシリングの再契約は絶望的、「退団」が濃厚(既定路線)と見られていたのに、シーズンオフに一転、再契約。

 チームが4年ぶりのワールドチャンピオンになって、チーム愛が芽生えて(深まって)再契約に応じたのかと思っていたが、実は右肩痛の懸念があって、新しいチームに期待されて行って、迷惑を掛けるよりも、投手陣の層が厚いボストン「残留」の方が迷惑(被害)が最小限に留まると「読んだ」のかも知れない。
 ベテランらしい“したたかな”計算だったのかもしれない。こうなったら、バックホルツだ! そして松坂大輔の2年目に≪シリング級≫の活躍(存在感)が期待される。

松坂ショック! シリング右肩痛で前半戦絶望か (MAJOR.jp)

1億ドルの男 松坂大輔の1年

サンタナ、メッツの救世主になる!(6日)

2008-02-07 23:31:14 | New-York Mets
 FA(フリーエージェント)でベテラン左腕トム・グラヴィン(アトランタ・ブレーヴス)が抜けて、(逆転されて)優勝を逃した昨シーズンに続いて、2008年も厳しいシーズンになること間違いなし、だったニューヨーク・メッツ(ナショナル・リーグ東地区)だが、今年に入って≪最強左腕≫ヨハン・サンタナ(ミネソタ・ツインズ)の獲得に成功して、一転≪優勝≫候補の大本命の地位に舞い戻った。

 故障からの復活を目指す「大エース」ペドロ・マルティネス(3勝)と(これで)「左右」の両輪が揃ったことになる。これに昨シーズン共に15勝を挙げた若手(右腕)ジョン・メインと(左腕)オリヴァー・ペレス、ベテラン(38歳)のオルランド・ヘルナンデス(9勝)を加えて、バランスの良い≪最強≫ローテーションが形成される。後はクローザー(守護神)の左腕ビリー・ワグナー(34セーヴ)の調子の変動だけが不安要素だが……

「メッツの一員になれて嬉しい」 サンタナが入団会見 (MAJOR.jp)

ニューヨーク・メッツのコンディショニング オフシーズン編