ワールドシリーズ酣なのに…（Slugger (スラッガー) 2011年 12月号）

Slugger (スラッガー) 2011年 12月号 [雑誌]
日本スポーツ企画出版社
(2011-10-24)
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　月刊誌の「ツラい」ところで、ポストシーズン（ワールドシリーズ）酣（たけなわ）のこの時期に、レギュラーシーズンの回顧モノを出さざるを得ない。こんなもの、ワールドシリーズが終わってから考えたい（読みたい）ヨ、と思うが……そして来月（1月）号は時期「外れ」のワールドシリーズ（ポストシーズン）のレヴュー（レポート）が掲載される。……出版業界は厳しいなっ。

ア・リーグＭＶＰ＆サイ・ヤング賞レース
バーランダーはＭＶＰに値するのか

ナ・リーグＭＶＰ候補
マット・ケンプ(ドジャース)
「完璧なプレーヤー」

スカウティング・レポート
クレイグ・キンブレル(ブレーブス)
「新人最強クローザー」

最も過酷なポジション／捕手

2011 お騒がせ男たち

カムバック!! 彼らは戻ってきた

監督36人の通信簿

メジャー全チーム出場選手データ＆採点付き！
30球団の通信簿

名将とブルペン。
～ワールドシリーズ勝敗の鍵は？～（Number Web）

ジャスティン バーランダー　2009 SPx Game Jersey / Justin Verlander
UPPER DECK
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2011年、涙…（16日・ミラーパーク）

斎藤隆　2006 Upper Deck Special F/X Special Endorsements (MLBカード)
UPPER DECK
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　フランシスコ・ロドリゲス（ミルウォーキー・ブリュワーズ）は【8回表】から登板したが、先頭打者にライト前ヒットを浴び、サクリファイス（犠牲）バントで1-OUT二塁にされた後、2番打者を見逃し三振に仕留め、迎えるは3番「主砲」アルバート・プフォルス（セントルイス・カーディナルス）。ここで得意のスライダーをレフト前に運ばれ、「12対6」追加点を奪われた“K-ROD”。

　一方、斎藤隆は【6回表】からマウンドに上がり、先頭打者をショート・ライナーに打ち取り、3番プフォルスとの対決。「2-2」と追い込んで、内側（インサイド）から曲げてくるスライダー（“イン・スラ”）で見逃し三振！　4番ランス・バークマンを同じくスライダー（“タテ・スラ”）で平凡なレフトフライに打ち取り、簡単に3-OUTチェンジ。
　ダッグアウトに向かう斎藤は（何故か）目頭を抑えていた。天に顔を向けて、“落ちてくるもの”を防ごうとしていた。この時点で「11対6」のビハインド。ミルウォーキーの敗戦（チャンピオンシップ・シリーズ敗退）は決定的。……終わろうとしている、2011年シーズンへの惜別（哀惜）の≪涙≫だったか。

斎藤ブ軍、ＰＯ７戦連続無失点も涙の終戦 （SANSPO.COM）

アルバート プホルス　2008 SPx Winning Materials UD Logo 99枚限定！ (30/99) / Albert Pujols
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力んで左肩が開いて、3ラン被弾！（1日・レンジャーズ・ボールパーク）

(ニューエラ)New Era MLB テキサス・レンジャーズ Authentic Performance On-Field キャップ (オルタネート2009)
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　地元で（地区シリーズ）初戦を落とした、テキサス・レンジャーズ。対戦相手は≪ワイルドカード≫で進出、タンパベイ・レイズ。第2戦も≪勢い≫のタンパベイが序盤で「3対0」とリードしたが、【4回裏】タンパベイの先発（スターター）ジェームズ・シールズの突然の≪乱調≫で一挙5点を奪い逆転！　【6回裏】にも2点を追加して、「7対3」にして【7回表】からはテキサスの『勝利の方程式』セットアッパー、上原浩治の投入。

　しかし、その上原。憧れの≪夢の舞台≫＝ポストシーズン（プレイオフ）初登板に入れ込みすぎたのか、先頭打者に「0-2」と追い込みながら、4球続けてストライクが入らず（フォークを2球振ってもらえず）四球（ウォーク）。
　続くB.J.アップトンにも「0-2」と追い込みながら、勝負球のフォークが甘く入って、レフト線に痛打され、0-OUT一塁三塁。……上原を研究（解析）した形跡が窺える。
　ここでタンパベイの「主砲」エヴァン・ロンゴリアに2球目のストレート（89MPH）を狙い打たれ、左中間スタンドに特大の3ランホームランを浴びて、上原は両手を両膝に付いてガックリ！　「7対6」1点差に迫られ、無念……1-OUTも取れずに降板する上原（野球人生「初」？）。

　地元ファンのブーイングを浴びる上原。辛くて切ない時間だ。しかしダッグアウトに下がる直前には、観客席から温かい拍手も送られた。レギュラーシーズンでの上原の「快投」を何度も見た観客なのだろう。「次は頼むゾ」というメッセージが込められていた、と思える。
【J SPORTS】解説者の橋本清氏は（読売ジャイアンツの後輩を）「力み過ぎて、左肩が開いていた」と分析。力んで、左肩が開けば、球威が落ちる×制球が甘くなる。ピッチャーの定石だが、そんな事も忘れるくらい、≪無我夢中≫で上がったマウンドだったのかもしれない……36歳の上原。

上原、ホロ苦デビュー…一死も取れず （SANSPO.COM）

PL学園OBはなぜプロ野球で成功するのか?
著者：橋本 清
ぴあ(2009-03-20)
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