野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

コレアの打球をキャッチした少年(10月14日・ミニッツメイド・パーク)

2017-10-16 20:16:21 | Post Season


「0対0」で迎えた【4回裏】ヒューストン・アストロズの攻撃。アメリカン・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第2戦、ニューヨーク・ヤンキース戦。4番カルロス・コレア(打率.238)の放った打球はライトへ! フェンスをえてホームランかと思われたが、最前列のアストロズのオールド・ユニフォームを着た少年がグラヴをばして、キャッチはできなかったが、フェンスの内に呼び込んだ。VTR判定。もし二塁打になったら、少年の人生が「わっていた」可能性があったが、判定は審判が右手の人差し指を宙に差し出してクルクル回した。VTRの角度によってはフェンスの外側にグラヴを出していたようにも見えたが、少年を救いたい大人たちの忖度が判定を導き出した。

 実況の(元NHK)島村俊治アナウンサーは「これはやっぱりお父さんお母さんが注意しなければいけない、野球を見る上での躾(しつけ)の問題だと思うんですよね」と言ったが、解説の(MLBアナリスト)出村義和さんは「そうですね…ただね子供ですから、どうしたって来れば行っちゃいますよねってところが難しいところですよね」と微温的ない方をしていたが、さらに続けて島村アナウンサーが「まっ野球観戦にもルールがあるんだよという、少年野球の選手たちにもそういった躾(しつけ)をすることは私は非常に大事なことではないかと思います」と発言。
 立派なアナウンサーだ。子供の頃から見ている(聴いている)のに、すごくお元気だ。現在のNHKにこういう立派な人材が育っているのか? 甚だ疑問だ。だから、NHK(BS)とスカパー!(J SPORTS)がかち合っても、迷いなく(私は)スカパー!を選ぶ。いつまでも、島村アナウンサーの名調子をいていたい。

ヤンキース2連敗 チャプマン打たれサヨナラ負け(MLB:日刊スポーツ)



アストロズ vs. ヤンキース [ 2017年10月15日 ]

夢、成就。(4日・ヤンキースタジアム)

2009-11-05 19:57:06 | Post Season
松井秀喜 僕には夢がある松井秀喜 僕には夢がある
著者:広岡 勲
販売元:学習研究社
発売日:2004-03-24
おすすめ度:5.0
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僕には夢がある」と松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)。それが、ワールドシリーズ制覇=≪世界一≫だったのだが、それが遂に叶った。しかも優勝を決める試合(第6戦)で先制2ラン! 4打数3安打「6打点」の大活躍で≪MVP≫!! 「夢みたい…」と松井は言った。

 4年契約の最終年……これで例え再契約してもらえなくても、他チームから好条件でオファーがあるだろう。これだけの活躍をすれば、フツウは再契約が成立するハズなのだが、しかしニューヨークのフロントは(チョッと)フツーではない。
 特にブライアン・キャッシュマンGM(ゼネラル・マネージャー)との仲は険悪のようだし(?)。名誉オーナーのジョージ・スタインブレナー氏の意向も「ある」。こういう障壁を乗り越えて、ニューヨークのファンが望む結論が得られるだろうか……新≪ミスター・オクトーバー≫を手放す愚は(よもや)犯すまい(?)。

松井秀7年目で悲願達成!日本選手初のMVP (SANSPO.COM)

七割の憂鬱七割の憂鬱
著者:村松 友視
販売元:小学館
発売日:2009-03-26
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中3日のバーネットは怖いっ(2日・シチズンズバンク・パーク)

2009-11-03 20:23:27 | Post Season
SLUGGER (スラッガー) 2009年 05月号 [雑誌]SLUGGER (スラッガー) 2009年 05月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2009-03-24
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 中3日で(先発)A.J.バーネット(ニューヨーク・ヤンキース)は大丈夫かな? と思っていたが、案の定、初回に3番チェース・アトリー(フィラデルフィア・フィリーズ)に(逆転)3ランを喰らって、【3回裏】にも3点を失って、計6失点でKO! 
 やはり「エース」C.C.サバシアのような≪タフネス≫でなければ、中3日でフル回転は無理のようだ。ヤンキース9年ぶり(27度目)の≪世界一≫はニューヨークに持ち越されたかに見えた。

 しかしフィラデルフィアの先発(スターター)左腕クリフ・リーから1点づつ返して、【8回表】には3点を返して、ついにリーをマウンドから引き摺り下ろした、ヤンキース。さすが、と思わせたが、【7回裏】(左対策で出てきた)4番手の左腕フィル・コークが、アトリーに2本目のホームランを浴び、6番ラウル・イバニェスにもソロHRを喰らって、追加点を許していた=「5対8」。

【9回表】にも1点を返して、「6対8」2点差に迫ったが、ここまで。しかし、これでニューヨークに帰れる。松井秀喜がスタメン(DH)で出られる。今日も【9回表】代打で登場して、三遊間へ流し打って、レフト前ヒット! 好調を維持(持続)している。ニューヨークで爆発するかもしれない。

 それよりも、フィラデルフィアで≪爆発≫している3番アトリー(の勢い)を「止めなければ」。彼一人の勢いで、ヤンキース3連敗の可能性の≪芽≫も出てきた。明後日(現地4日)の第6戦、先発のベテラン(37歳)左腕アンディー・ペティットのピッチングに懸かってきた。彼がベテランの巧みな「技」でアトリーを抑えられるか? 

松井秀、代打でチャンス広げるもヤ軍Vお預け (SANSPO.COM)

ニューヨーク・ヤンキース#46ペティート/2008特別・ダブルパッチ付オーセンティックユニフォームニューヨーク・ヤンキース#46ペティート/2008特別・ダブルパッチ付オーセンティックユニフォーム
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“A-ROD”決勝二塁打で王手!(1日・シチズンズバンク・パーク)

2009-11-02 19:56:57 | Post Season
SLUGGER (スラッガー) 2009年 07月号 [雑誌]SLUGGER (スラッガー) 2009年 07月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2009-05-23
おすすめ度:5.0
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 ニューヨーク・ヤンキースの先発(スターター)は「中3日」で「エース」左腕C.C.サバシア(19勝8敗、防御率3.37)。フィラデルフィア・フィリーズは右腕ジョー・ブラントン(12勝8敗、防御率4.05)。今日(現地1日)のワールドシリーズ第4戦、ヤンキースは絶対「勝ち」にきた。一方、フィラデルフィアは先発ローテーション4人目の投手を予定通り(順番に)振り分けてきた。どちらが有利か? 試合前から「それ」は明らかだった。

 案の定、先制したのはヤンキース。初回に早くも2点。予想通りだと思ったが、フィラデルフィアもその裏(すかさず)1点を返して、【4回裏】にも1点を返して「2対2」同点に。「中3日」の影響があるのか、サバシア? フィラデルフィア打線に捉まるが、【5回表】にブラントンを仕留めて、2点を勝ち越して、「4対2」ヤンキースのリード。

【7回裏】(2-OUTから)サバシア“キラー”の3番チェース・アトリーがライトスタンドへソロHRを叩き込んで、「4対3」1点差……【8回裏】(2-OUTから)3番手のジャバ・チェンバレンが7番ペドロ・フェリースにレフトスタンドに叩き込まれて、「4対4」遂に同点に追いつかれる。

 しかし【9回表】スライダーは一流だが、真っ直ぐ(ファストボール)は凡庸な≪守護神≫(クローザー)ブランドン・リッジが(2-OUTから)ヤンキース打線に捉まり、最後、決めたのは“A-ROD”アレックス・ロドリゲス。(2-OUT一三塁から)レフト線に勝ち越しのタイムリーダブル(二塁打)を放って、「7対4」。

 ヤンキースの“思う壺”(戦略)に嵌り、≪王手≫をかけられ、窮地に追い詰められたフィラデルフィア。明日(現地2日)第5戦は「エース」左腕クリフ・リーが先発。≪サイ・ヤング賞≫(@2008)投手の意地を見せて(地元で)一矢を報いることができるか? 
 フィラデルフィアは(第2戦に先発させた)ペドロ・マルティネスを第3戦に先発させるべきだった。確実に地元での初戦を取りに行くべきだった。チャーリー・マニエル監督の戦略ミスだと思う。……短期決戦、重要なのは(実は)第3戦だったりする(持論?)。

ヤンキースが世界一に王手!松井秀は代打で遊飛 (SANSPO.COM)

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遂に覚醒、“A-ROD”!(31日・シチズンズバンク・パーク)

2009-11-01 19:29:44 | Post Season
Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2007年 11月号 [雑誌]Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2007年 11月号 [雑誌]
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2007-10-12
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 今日(現地31日)は(フィラデルフィア)降雨で試合開始が2時間も遅れて……御蔭で13時から放送開始予定だった、【J SPORTS】の中継が中止になってしまった。【NHK-BS】を13時まで録画して、13時から【J SPORTS】(Plus)に振り分けていたのに。御蔭で13時以降に飛び出した(8回表)松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)の代打ソロHRを見逃してしまった。

 これで2勝1敗でヤンキース。今日(第3戦)ベテラン(37歳)左腕アンディー・ペティットで勝てたのが大きい。明日(第4戦)も勝って、明後日(第5戦)は負けるだろうから(?)3勝2敗でニューヨークに戻って、4勝2敗でヤンキース(予想)。松井が≪MVP≫を獲れれば、言うことないのだが……

 それにしても、遂に覚醒した“A-RODアレックス・ロドリゲス。ワールドシリーズ初ヒットが【4回表】追撃の2ランHR! そして【5回表】には同じく不調を託っていた“賑やかし屋”ニック・スウィッシャーが三塁線を破って、【6回表】にはレフトスタンドに叩き込むソロHR! この二人が目覚めたら、ヤンキースは「強い」。……勝負は第6戦で決まるだろう。

松井秀、左への一発に「不思議な感じ」 (SANSPO.COM)

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こうなったら、ワールドシリーズでMVP獲ったれっ(@松井秀喜)

2009-10-30 19:26:18 | Post Season
松井秀喜 2006年度 カレンダー松井秀喜 2006年度 カレンダー
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発売日:2005-10-14
おすすめ度:5.0
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 日本人ファンとしては信じ難いことに、未だに松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)の来シーズンの契約が決まっていない。打率.27428本塁打、90打点。“A-ROD”の後を打つ5番として、渋い(勝負強い)働きを見せた、レギュラーシーズンだったのに。
 ニューヨークの地元紙記者は「ワールドシリーズで活躍したら、契約延長するかもしれない」。そのワールドシリーズ(第2戦)で打った! 【6回裏】にフィラデルフィア・フィリーズのスターター(先発)ペドロ・マルティネスから(カーヴを狙い打って)ライトスタンドへ決勝ソロホームラン! 

 こうなったら“A-ROD”が眠っている間に、ワールドシリーズの『MVP』を獲ってしまうべきだ。“A-ROD”が打てないときには、松井が打つ。では来シーズン、松井がいなくなったら、誰が打つ? 
 それにしても、“A-ROD”。彼女(女優ケイト・ハドソン)が見ているから、力んで不調なのか? しかし彼の不調のせいで松井の存在感が浮き彫りになる。こういう大舞台で≪勝負弱い≫男の後には、大舞台で≪勝負強い≫男を配すべきだ。

松井秀、値千金の決勝弾!ヤンキースがタイに (SANSPO.COM)

監督:ロブ・ライナー
出演者:ケイト・ハドソン、 ルーク・ウィルソン、 ソフィー・マルソー
収録時間:95分
レンタル開始日:2004-11-05

Story
ケイト・ハドソンとルーク・ウィルソン共演によるロマンティックコメディ。借金まみれの遅筆小説家・アレックスは、借金返済期限である30日間で一冊の小説を完成させることになった。そこで、彼は速記タイピストのエマを雇い、執筆作業を開始するが…。 (詳細はこちら

MLBプレーオフ開幕!(8日)

2009-10-10 21:15:15 | Post Season
Slugger (スラッガー) 2009年 11月号 [雑誌]Slugger (スラッガー) 2009年 11月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2009-09-24
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 8日(現地7日)から【MLB】のプレイオフ(ディヴィビジョン・シリーズ)が始まったが、日本は「台風18号」接近で大雨……せっかくCS【J SPORTS】が全試合を生中継してくれたのに、所々で(画面に)≪穴≫が開いて、(一部)視聴が困難に……
 コメンテーター(解説者)もフル動員されたが、しかし、元プロ野球選手が多く、【MLB】の専門家(アナリスト)ではないから、“クローザー”を「ストッパー」と言い張ったり。

 0-OUT一塁で(打者が)センターオーヴァー! フェンス直撃の打球を放って、一塁ランナーが一挙にホームに還ってきて、打者走者も三塁を狙ったが、“カットマン”に入ったファースト(一塁手)が三塁に送球して「OUT」。
 このプレーを「暴走」と決め付ける解説者(元プロ野球選手)。その瞬間、ダッグアウトで激高する監督(実はトニー・ラルーサ)の表情が映し出されたが、それを見て、「今の走塁に関してですね」とアナウンサーと口裏を合わせていたが、「違う」と思う。監督は(三塁)塁審の微妙な判定に激高した、のだろう。

 テレビカメラに映し出された「Sunday Koufax」の文字(@ドジャースタジアム)に無反応だったり。(DEEPな)【MLB】ファンとしては苛々させられる中継のオンパレード。
 昨年までは【スカパー!】の『MLBライブ』で上田龍氏や豊浦彰太郎氏、武方浩紀氏や神尾義弘氏、菊田安彦氏、椎葉努氏、太田真一氏、大冨真一郎氏、藤澤文洋氏、松林善一氏がDEEPな解説を聴かせてくれたのに……≪寒い時代≫になったものだ。

ヤンキース、テシェイラ劇的サヨナラ弾で王手! (SANSPO.COM)

PL学園OBはなぜプロ野球で成功するのか?PL学園OBはなぜプロ野球で成功するのか?
著者:橋本 清
販売元:ぴあ
発売日:2009-03-20
おすすめ度:4.5
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今年は岩村かっ(6日・USセルラーフィールド)

2008-10-07 21:29:48 | Post Season
 今日は朝6時からのCSスカパー!の『MLB LIVE』シカゴ・ホワイトソックスvs.タンパベイ・レイズ戦のEPG予約を忘れて、仕方なく、18時からの再放送を予約。そのため、涙を呑んで、今日のプロ野球(ch.258)横浜ベイスターズvs.阪神タイガース戦を諦めたが、しかし雨天中止で<ノーゲーム>。こっち(同じ横浜)は降っていないのだが……

 メジャーリーグは今日で所謂「BEST4」(リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ進出)が出揃って、昨年は、松坂大輔岡島秀樹(ボストン・レッドソックス)、2006年は、田口壮(セントルイス・カーディナルス)、2005年は、井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)、そして今年は、岩村明憲(レイズ)になるのか? 日本人がチームをワールドシリーズ≪世界一≫に導く<トレンド>が続いている。

 しかし、その一方、日本国内では専門誌の『月刊メジャーリーグ』(ベースボール・マガジン社)が休刊(季刊)になるし、そのスカパー!の『MLB LIVE』も放送権「取得期間」の終了で、来シーズンからはスカパー!でメジャーリーグが見られなくなる。
 直接メジャーリーグを志望した若者への日本のプロ野球組織(NPB)の≪同調圧力≫も凄まじいし、包囲網が敷かれているような感じがする。……こんなものを跳ね返して、若者もそしてファン(視聴者)も良いものを正当に評価する、地盤を維持したいものだ。

田沢「日本には戻らない」 大リーグ挑戦の決意表明(スポーツナビ)

SLUGGER (スラッガー) 2008年 11月号 [雑誌]SLUGGER (スラッガー) 2008年 11月号 [雑誌]

凄いゾ、岡島! パーフェクト・リリーフ!(25日・フェンウェイパーク)

2007-10-26 22:32:32 | Post Season
 初戦(GAME-1)を「13対1」で圧勝して、これはボストン・レッドソックスが圧倒的に強い、クリーヴランド・インディアンスとの<アメリカン・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ>が≪事実上≫の<ワールドシリーズ>だったかもしれない、と錯覚しかけたが、第2戦(GAME-2)は初回にコロラド・ロッキーズが先制して、ボストンが追いついて、勝ち越して「2対1」の僅少差。

【6回表】先発(スターター)の「ベテラン」(40歳)カート・シリングが、1-OUT_1,2塁のピンチを迎えたところで、2番手に「エース」セットアッパーの左腕・岡島秀樹を早くも投入! 
 5番ギャレット・アトキンズと対したが、得意のチェンジUpでタイミングを外して、ボテボテのファーストゴロ(2-OUT_2,3塁)。「左」対「左」の6番ブラッド・ホープには初球カーヴで入り、2球目に速球(141km)で懐を突き、最後は2球目の残像を活かしながら、スプリッター(フォーク)で見逃し(3球)三振! 見事なリリーフ!! 

 続投した【7回表】には先頭のトロイ・トゥロウィッキーをライトフライ、8番ヨーヴィット・トレアルバをショートゴロ、9番ライアン・スピルボークスには「2-0」からチェンジUpとカーヴでカウントを整え、最後はイン・ローに速球(141km)をズバッと決め、見逃し三振! ボストン・フェンウェイパークの観衆の熱狂を呼び込む。

 更に続投した【8回表】には、先頭のウィリー・タヴェラスを「意表を突く」3球ストレート勝負で見逃し三振! そして……(記念すべき)2番・松井稼頭央との「日本人」ワールドシリーズ「初対決」を迎えるが、「3-2」フルカウントからスプリットを落として、空振り三振! “アンタッチャブル”な(触れさせない)岡島。
 ここで交代指令が来て、守護神(クローザー)ジョナサン・パペルボンにバトンタッチ。異例の2イニングス3/1を投げて(4奪三振)パーフェクトに抑えた岡島。レギュラーシーズン同様、キッチリと役割を果たして、「2対1」チームに辛勝を齎(もたら)した。ボストンの影の≪MVP≫は、岡島だ。岡島に≪MVP≫を! 

岡島、松井稼との日本人初対決を制す Rソックス連勝 (MAJOR.jp)

史上最大の屈辱、松坂大輔(15日・ジェイコブスフィールド)

2007-10-18 21:02:00 | Post Season
 昨日(現地15日)松坂大輔で落とし、今日(16日)ベテラン(41歳)“ナックルボーラー”ティム・ウェイクフィールドでも落として、いよいよ窮地に追いつめられた、ボストン・レッドソックス。結果的には、第2戦(GAME-2)のカート・シリングと、第3戦(GAME-3)の松坂の先発(スターター)を入れ替えたのが、≪裏目≫に出た。

 明後日(18日)は「エース」(20勝7敗)ジョシュ・ベケット(が先発)だから、勝てる(?)として、問題は地元ボストン(フェンウェイ・パーク)に帰る、第6戦(GAME-6)以降か……ベテラン(40歳)シリングの最後の≪御奉公≫はあるのか? 第7戦(GAME-7)松坂に≪Revenge≫の機会は訪れるのか? とにかく、明後日、ベケットで何が何でも勝たなければ……このままクリーヴランド・インディアンスの≪勢い≫に呑み込まれてしまう可能性は高いが……≪王手≫を掛けられて、3連勝しかなくなった、ボストンと松坂と岡島秀樹

 そういえば、昨日の【NHK】(衛星)の解説者は、かつての快速球投手、与田剛氏。クリーヴランドの地元ジェイコブス・フィールドの観客(44,402人)の「殆ど拍手と声だけで、これだけ盛り上がるんですからね……」「ホント投げてみたかったですね、こんな所で……」と、しみじみ。

 私等、野球ファンも、与田投手がMLB(メジャーリーグ)で投げる姿を観てみたかった。たった1回だけの野球人生……メジャーで投げられるだけの≪実力≫もあったのに、時代状況がそれを許さなかった、そんな≪不運≫……こういう人の為(分)にも、現役投手=松坂にはもっと頑張ってもらわなければ……(同じく女子アナを娶った者として!?)

Black & White~ロッカー前で動かない松坂大輔(MAJOR.jp)


与田 剛
消えた剛速球―157キロで駆け抜けた直球人生



与田 剛, 成美堂出版編集部
トッププロに学ぶ野球上達テクニックピッチング (Seibido mook)