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その日のニューヨークは(天気予報)降水確率
90%。今シーズンのニューヨーク・ヤンキースのホーム最終戦は、試合開催が危ぶまれていた。日本のプロ野球のように、必ず絶対に(何が何でも)全日程を消化しようとする姿勢は、
MLB(メジャーリーグ)には皆無。未消化試合は(消化せずに)打ち切られる場合がある。
しかし、その夜のニューヨークは雨が止み、夕闇に包まれた、その空には《
虹》が架かっていた。……“
野球の神様”が用意した最初の演出。
ヤンキースのスターター(先発)は、
黒田博樹(11勝9敗)。その黒田が初回、先頭打者(リードオフ)ホームランを浴び(第14号)、2番打者にもライトスタンドに撃ち込まれ(第8号)、ボルチモア・オリオールズが
2点を先取。
しかし、ヤンキースもその裏、先頭打者が一二塁間を破って出塁し、2番
デレク・ジーター(打率.253)が左中間フェンス直撃のダブル(二塁打)を放って、1点差。暴投の間にジーターが三塁に進んで、3番打者の一二塁間へのグラウンダーが内野安打になって、ジーターが生還、「
2対
2」。
試合は「
2対
2」の同点で推移していったが、【7回裏】先頭打者が(なんと!)振り逃げで出塁し、続く8番(ライト)
イチロー(打率.284)が犠牲(サクリファイス)バントを(二度)失敗した後、四球(ウォーク)を選んで繋ぎ、9番打者の(絶妙な)犠牲バントが内野安打になって、0-OUT満塁!
1-OUT後、2番ジーターの放った打球は(ボテボテの)ショートゴロ! これをショート・ストップが(二塁に)悪送球して、2者が還って「4対2」! 3番打者がライトに犠牲フライを打ち上げて、ヤンキースが「
5対2」3点をリード!
最終回(9回表)のマウンドには、クローザーの
デービッド・ロバートソン(38セーヴ)が上がり、このまま恙無く「5対2」で終了するものと思われたが、そのロバートソンが先頭打者に四球を与え、1-OUT後、3番打者に左中間スタンドに放り込まれ(第28号)1点差! 2-OUT後、5番打者にレフトスタンドに叩き込まれ(第21号)「
5対5」同点に……
しかし、ヤンキースは【9回裏】先頭打者が三遊間を割って出塁し、1番打者が(確実に)犠牲バントを決めた後、2番ジーターが初球を打って、ライト前に“流し打ち”のヒット! 二塁ランナーが還って、ジーターがバンザイ! 今シーズン限りで[
引退]するジーターが決めた、ヤンキースタジアム(今シーズン)最後の夜……
劇的すぎる幕切れ! D.ジーターが本拠地最終戦でサヨナラヒット!(GyaO!)
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