野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

セクソン、サヨナラHR!(23日・セーフコ・フィールド)

2006-07-31 02:48:47 | Seattle Mairners
 ボストンの先発(スターター)は、前日と同じくルーキー左腕のジョン・レスター。初回1番イチローは巧く捉えて、センター前にキレイなヒット! 2番ウィリー・ブルームクイストもバットを真っ二つに折りながら、三遊間を抜いて、0-OUT1,2塁。ここで3番に下がったエイドリアン・ベルトレーが左中間フェンス直撃のダブル(2塁打)を放って、2者が還って、2点を先制。さらに6番エドワルト・ペレスが「左殺し」の本領を発揮して、ライトに犠牲フライを放って、「3対0」!

 しかし【3回表】ボストンは1-OUT後、1番ケヴィン・ユーキリス、2番マーク・ロレッタの連打で1,3塁のチャンスを作り、3番デヴィット・オルティーズ。シアトルの先発は左腕ジャレット・ウォッシュバーン。ここまで19試合に先発して、4勝10敗(防御率4.41)。なかなか勝ち星に恵まれない、その「勝負弱さ」を発揮して、オルティーズにレフト線沿いにダブル(2塁打)を浴びて、「3対1」。2-OUT後、5番「勝負強い」ジェイソン・ヴァリテックにも同じくレフト線沿いにダブル(2塁打)を浴びて、「3対3」同点に追いつかれる!

 だがシアトルも【3回裏】4番ラウル・イバニェスがレフトフェンス直撃のダブル(2塁打)で出塁して、いつものように5番リッチ・セクソンが倒れて(ライトファウルフライ)2-OUTになった後、6番「左殺し」ペレスが再度の本領発揮で今度はレフトスタンドに(第9号)勝ち越しの2ランホームランを放って、「5対3」。日本の阪神タイガースは何故、この「大砲」を活かせなかったのだろう? 

【5回表】にボストンが1点を返し、【6回表】には怒涛の逆転劇が始まる。1-OUT後、前日(22日)背中にトスの9番アレックス・ゴンザレスがフォアボール(ウォーク)で出塁し、先発ウォッシュバーンはここで降板。2番手の右腕フリオ・マテオが、1番ユーキリスをセンターフライに打ち取ったが、センターのルーキー、アダム・ジョーンズがこれを“太陽ヒット”にして、1-OUT1,2塁。
 2番ロレッタがレフト、ショート、センター3者の中間地点にヒットを落として、「5対5」同点!! 3番オルティーズもセンター前に落として、「5対6」。4番マニー・ラミレスもレフトライナー! これが犠牲(サクリファイス)フライになって、「5対7」。イチロー・スタイル(ハイソックスの)マテオ、沈没……

【7回裏】1-OUT後、5番セクソンのバットにボールが当って、三遊間を抜くレフト前ヒット! 2-OUT後、7番・城島健司がキャッチャーとして7失点の鬱屈を吹き晴らす、左中間を破るダブル(2塁打)で1点差。8番「絶好調」ユニエスキー・ベタンコートもレフト前タイムリーを放って、「7対7」同点!!

【8回裏】ボストンは4番手に「エース」セットアッパー、マイク・ティムリンを送るが、2-OUTを取った後、3番ベルトレにセンターのフェンス直撃! ホームランと勘違いした外野陣がもたついている間にベルトレは一気に3塁を回って、ヘッド・ファーストでホームへ! ベルトレのランニング(インサイド・パーク)ホームランで「8対7」シアトル待望の勝ち越し! 

【9回表】シアトルは“守護神”クローザーのJ.J.プッツを送り、3番オルティーズを158㎞! 4番ラミレスを140㎞の高速フォークで連続空振り三振に斬って取り、シアトルの観客に「勝利」を確信させたが、続く5番ヴァリテックに142㎞の落ちなかった高速フォークをライトスタンドに叩き込まれ、「8対8」同点に追いつかれる! 

【9回裏】先頭は5番セクソン。「1-2」に追い込まれながら、ティムリンの勝負球の147㎞を強振した打球はレフトスタンドへ! 「主砲」セクソンの第20号サヨナラ(ウォークオフ)ホームランで、シアトルが劇的勝利! セクソンもこのバッティングが普段から出来ればいいのだが……こういうバッティングを見せられるから、なかなか放出にも踏み切れないのだろう。これで、この3連戦「強豪」ボストンに2勝1敗、勝ち越し!!

太陽の恵み 奇妙なゲームでも勝ちは勝ち (MAJOR.jp)

イチロー逆転タイムリー!(22日・セーフコ・フィールド)

2006-07-30 21:31:57 | Seattle Mairners
 GAME-1(第1戦)を「エース」ジェイミー・モイヤーで(4対9)落としたシアトル・マリナーズ。GAME-2は「若者」フェリックス・ヘルナンデスを立てて、打倒ボストン・レッドソックスを狙うが、【2回表】6番マイク・ローウェルに対して、キャッチャー城島健司はアウトサイドに構えたが、155㎞の速球(ファストボール)が逆球(シュート回転)でインサイドに入り、これをレフトスタンドに叩き込まれた。

 ボストンの先発(スターター)は、これがMLB(メジャーリーグ)デビュー戦になる左腕カーソン・ギャバード。【2回裏】2-OUT1塁から、遂に打率(AVG).302に到達したキューバ人、8番ユニエスキー・ベタンコートが3塁前のボテボテの内野安打で出塁して、思わず1塁ベース上で白い歯を見せるベタンコート。9番「若い」アダム・ジョーンズもフォアボール(ウォーク)で繋いで、打席には1番イチロー。
 対左ピッチャーの対戦打率が、(MLBの)どの右バッターよりも上(1位)の「.361」というのが凄い。イチローがMLBの選手からリスペクト(尊敬)される所以だ。「1-2」に追い込まれながら、低いボール球(143㎞)をセンターに弾き返して、2者生還して、「2対1」逆転! さすがイチロー!! 満塁での打率.456も実証して見せた。1塁ベース上でクールな表情を装うイチロー。「装っている」のだろう。そんなイチローに声を掛けるのは、普段はDH(指名打者)のデヴィット・オルティーズ、だ。

【3回表】ボストンもすかさず同点に追いつく。1番ココ・クリスプが歩いて、盗塁して作った2-OUT2塁のチャンスに、そのオルティーズが「力で」センター前に弾き返して、「2対2」同点!! さすがはオルティーズ! 

 勝ち越したのは、シアトル。【6回裏】1-OUT1,2塁のチャンスで7番・城島の放った打球は詰まったショートゴロ。ショートストップのアレックス・ゴンザレスが3塁に向かうランナーの背中にトスしてしまい、これが悪送球になって、「3対2」。
【7回裏】にも1-OUT満塁のチャンスを作り、クリーヴランド・インディアンスから移籍してきた「左殺し」元阪神タイガースのエドワルド・ペレスが、ボストンの2番手(右腕)フリアン・タヴァレスのスライダーを軽打して、センター前ヒット! これで「5対2」勝負を決めたシアトル!

元阪神ペレスが予想外? のクラッチヒット (MAJOR.jp)

大家、3ヶ月ぶりの勝利!(23日・グレートアメリカンボールパーク)

2006-07-28 21:43:23 | Milwaukee Brewers
 大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)の復帰第2戦は、敵地(グレートアメリカン・ボールパーク)でのシンシナティ・レッズ戦。初回1-OUT後、2番アダム・ダンにレフトへヒット性のライナーを飛ばされるが、レフトのカルロス・リーがスライデイングキャッチして、2-OUT。今シーズンでFAになる「主砲」リー。ミルウォーキーでは「見納め」のシーズンになるだろう。
 前回(18日)のバリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)に続いて「超大物」3番ケン・グリフィー.Jrとの対戦では、初球を打たせて、センターフライ。第2打席以降の対決も見もの、だ。

 先制したのは【2回表】ミルウォーキー。1-OUT2,3塁のチャンスを掴んで、9番・大家が空振り三振。日本なら「スクイズ」の場面だが、大家の決して巧くないバント失敗を懸念したのだろう。1番リッキー・ウィークスが歩いて、2番ブラディ・クラークがレフト前に落として、2者が還って「2対0」。

【1回裏】は5分掛からなかった大家。【2回裏】も5分30秒で3者凡退。【3回裏】も5分で3人で終わらせて、3回までパーフェクト。大家のテンポの良いピッチングが続いていたが、【4回裏】先頭のライアン・フリールにサード強襲のヒットを浴びる。2番ダンは空振り三振に打ち取るが、フリールが盗塁して、1-OUT1塁。ここで3番グリフィー.Jrだったが、レフトフライに打ち取って、2-OUT。4番リッチ・オリリアにはセンターに大飛球を飛ばされるが、フェンスの前でセンターがキャッチして、最初のピンチを脱出。

【5回裏】先頭のスコット・ハッティバーグを歩かせ、6番ブランドン・フィリップスはライトへライナー。ライトのコリー・ハートが前進してキャッチ。ライトの「あの」ジェフ・ジェンキンスはこの日はお休み。ジェンキンスなら、どうだったか……? 7番、8番を空振り三振とキャッチャーへのファウルフライに打ち取って、難なく。

【6回裏】も5分で3者凡退に抑えた、大家。このピッチングのリズムの良さが、打線に影響しないハズは、ない。【7回表】2-OUT1,2塁のチャンスを作って、ここまで好投してきたシンシナティの先発(スターター)左腕エリック・ミルトンは降板。2番手のゲーリー・マジェウスキーがマウンドに上がったが、4番「主砲」リーが初球を狙い打って、センター前ヒット! そして大家の投げる試合では「必ず」打つ男=5番プリンス・フィルダーが流し打って、三遊間を抜いて、「4対0」!

 4点のリードをもらった大家。【7回裏】は先頭にグリフィー.Jrを迎えて、「1-2」と追い込むが、勝負球のツーシームをセンター前に弾き返されて、0-OUT1塁。しかし4番オリリアを(計算通り)セカンドゴロ併殺(ダブルプレー)に打ち取って、5番ハッティバーグも空振り三振に仕留めて、7イニングス(2安打)無失点の大家。

【8回裏】先頭のフィリップスに「2-2」に追い込んだが、勝負球のツーシームを打たれ、レフトスタンドに放り込まれ、1失点。惜しくも「完封」はならず……この後、7~9番を簡単に3人で退け、この日の仕事を終えた大家。3ヶ月ぶりの勝利「3勝目」を手にした。シンシナティ・レッズとの相性の良さ(4勝2敗)もあったのだろうが、安定感は抜群だった。次(28日)は、そのシンシナティを「HOME」ミラーパークで迎え討つ。

大家が8回1失点の好投、3カ月ぶりの3勝目 (MAJOR.jp)

イチローでRジョンソン攻略!(19日・ヤンキースタジアム)

2006-07-28 19:49:12 | New-York Yankees
 前夜、ではない、この日の早朝(?)に悔しい負け(ウォークオフ)を喫して迎えたデーゲームの第3戦。初回に先頭のイチロー(シアトル・マリナーズ)が、ニューヨーク・ヤンキース先発(スターター)ランディー・ジョンソンの2球目のスライダーを流し打って、レフト線にシングル! 2番エイドリアン・ベルトレも豪快なバッティングで左中間を破って、シアトルが先制!

【4回表】にも5番リッチー・セクソンのバットにボールが当って、右中間スタンドに飛び込む第19号ソロホームランで「2対0」。
 ヤンキースも反撃。シアトル先発(スターター)「背番号55」ギル・メッシュに5回までヒット1本6奪三振に抑えられていたが、【6回裏】先頭の(タンパベイ・デヴィルレイズから移籍)ニック・グリーンが粘って、フォアボール(ウォーク)で出塁して、9番ケリー・スティネットがショートの頭上を越して、0-OUT1,2塁。ここでメッシュは踏ん張って、(ファウルで)11球粘った1番ジョニー・デーモンをレフトフライに打ち取り、2番メルキー・カブレラをショートフライに打ち取り、2-OUT。後一人だったが、ここで登場するのが、“ミスターヤンキース”デレック・ジーター。「3-2」フルカウントからの6球目(155㎞)をセンターに打ち返されて、「2対1」1点差に遂に詰め寄られる!

【7回裏】先頭のアレックス・ロドリゲスがピッチャーゴロ、打ち取った当たりだったが、これをメッシュが頭上で弾いて、内野安打で出塁を許して、6番アンディー・フィリップスに右中間の真ん中を破られ、A-RODはホームに突入! クロスプレーになったが、判定は「セーフ」。キャッチャーの城島健司ではない、レネ・リヴェラが抗議していたが、これはVTRで見れば、A-RODの足の方が速く見せた。「2対2」遂に同点に追いつかれた。哀れ、メッシュはここで降板……

【8回表】シアトルの先頭はイチロー。キャッチャー前にボテボテのゴロ(グラウンダー)これが内野安打になって、0-OUT1塁。ヤンキースタジアムの観衆(54,121人)に大いに溜息を吐かせ、1-OUT後、3番ホゼ・ロペスの打席で狙っていた盗塁を遂に! そしてキャッチャーの悪送球で3塁へ。これに「帝王」ジョンソンが動揺(怒り心頭?)したのか、ロペスにデッドボール(ヒット・バイ・ピッチ)を与え、1-OUT1,3塁にして、4番ラウル・イバニェスが浅いレフトフライ。あまりの浅さにヤンキーファンから拍手が起きたが、レフトの送球は大きく逸れて、イチローは楽々生還。これがレフト松井秀喜ならば、クロスプレーになっていただろう……「3対2」シアトル勝ち越し!

【9回裏】シアトルの“守護神”クローザーのJ.J.プッツが前夜の借りを返すべく、登板。先頭のA-RODを145㎞のフォークでショートゴロ、ユニエスキー・ベタンコートの堅い守備で1-OUTを取り、6番フィリップスをライトフライ。ミゲル・カイロも144㎞のフォークで(ボテボテの)サードゴロ。カイロの全力疾走で1塁セーフになるが、最後はバーニー・ウィリアムスをセンターフライに打ち取って、試合終了! シアトルがこの3連戦、一矢報いた。本当なら敵地ニューヨークで2勝1敗、勝ち越せていたかもしれないが……この実力がフロックではないことは、次のボストン・レッドソックス3連戦でも証明される。

イチロー「猛打賞」、マリナーズは連敗止める (MAJOR.jp)

マリナーズ、雨中に沈む…(18日・ヤンキースタジアム)

2006-07-26 21:02:16 | New-York Yankees
 ニューヨーク・ヤンキースのスターター(先発)は、セントルイス・カーディナルスをリリース(解雇)されたシドニー・ポンソン。1番イチローをフォアボール(ウォーク)で歩かせ、マウンド上で緊張感が窺える。1-OUT後、3番ホゼ・ロペスも歩かせ、息をフウ~と吐くポンソン。移籍「初登板」初先発がヤンキースタジアムのマウンド、というのは相当なプレッシャー、だろう。ボルチモア・オリオールズ時代はマウンド上で「王」の如く君臨していた男だったが……
 4番「最も怖い」ラウル・イバニェスを155㎞のファストボールでファーストファウルフライに打ち取り、ホッとしたのか、5番リッチー・セクソンへの初球=スライダーが(滅多に当らない)セクソンのバットに当たってしまい、レフトスタンドへ(第18号)3ランホームラン! 

 その裏ヤンキースも1点を返す。1-OUT1,2塁でシアトルの先発ジョエル・ピニェイロがワイルドピッチ! 【NHK】解説の長谷川滋利氏はキャッチャーの城島健司が体で止めにいこうとしなかったミスを指摘していた。この辺がキャッチャー城島への評価が意外に低い所以だろう。1-OUT2,3塁になって、4番ジェイソン・ジアンビーのセカンドゴロで「3対1」。

【2回裏】には先頭のアンディー・フィリップスへの初球、先発ピニェイロがすう~とストライクを取りにきた148㎞が真ん中高めに来て、これをレフトスタンドに放り込まれた。キャッチャーの城島はアウトサイドに構えていたのだが……この1球に関してはピニェイロのミス。「3対2」1点差に詰め寄る、4連勝中のヤンキース。

【5回表】先頭のユニエスキー・ベタンコートが三遊間を破って出塁。あまつさえ盗塁して、9番アダム・ジョーンズの進塁打(セカンドゴロ)で1-OUT3塁。ここで今シーズン得点圏打率の低い1番イチロー。前日(17日)も【9回表】1-OUT1,3塁でタイムリーが打てなかったイチローだが、ここは「1-2」に追い込まれながら、ボール2球を見極めて、難しい球をファウル2球で逃げて、8球目のインサイド高目の速球(151㎞)に詰まりながらも、センターの前に落として、貴重な追加点「4対2」とリードを2点差に拡げたのだが……

【9回裏】シアトルは予定通り“守護神”クローザーのJ.J.プッツを投入したが、先頭のフィリップスにライト線にダブル(2塁打)を浴びる。それにしても、若いフィリップスはよくやっている。ジアンビーをDHに専念させているのは見事な貢献、だ。
 8番メルキー・カブレラは145㎞のフォーク(スプリッター)で空振り三振に仕留めたが、代打アーロン・ガイエルが150㎞をライト前に弾き返して、「4対3」1点差! 
 激しい雨が降り続く中、ホルヘ・ポサダの打席で(雨で滑ったか?)プッツがワイルドピッチ! ポサダは1,2塁間へヒット性の打球、セカンドのロペスが追いついて、雨で滑りながら、1塁へ送球! タイミングは「OUT」に見えたが、1塁塁審の判定は「セーフ」。VTRで見れば明らかな「OUT」だった。完全な誤審。これで抗議したマイク・ハーグローヴ監督は退場になり、1-OUT1,3塁で試合再開。ここで1番ジョニー・デーモンがセンターに犠牲フライを打ち上げて、「4対4」同点!! 塁審の誤審さえ無ければ、1点差でシアトルが逃げ切れていた試合だったのに……!!

 雨による中断(2時間!)を挟み再開された試合は延長【11回裏】伏兵カブレラの第4号ウォークオフ(サヨナラ)ホームランでヤンキースの勝利。シアトルにとっては盗まれた勝利。ヤンキースにとっても思いがけず塁審からプレゼントされた勝利。これで5連勝! シアトルは4連敗! 2001年に116勝もして、勝ち過ぎたチームはその後、些細な「運」からも見放されてしまうものなのか? 

イチロー適時打、マリナーズ雨中の激戦落とす (MAJOR.jp)

イチローと松井秀喜、笑顔で再会(17日・ヤンキースタジアム)

2006-07-23 13:28:04 | New-York Yankees
 試合前に笑顔で握手して再会を果たしたイチロー(シアトル・マリナーズ)と松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)。しかし、松井の試合出場はもっと先。8月22日からのシアトル遠征で松井の復帰はあるか? そのイチロー。初回にヤンキース先発(スターター)王建民(台湾)の初球(155㎞)を打って、センター前ヒット! 4番ラウル・イバニェスのセンター犠牲(サクリファイス)フライで先制のホームを踏んだ。

 せっかく先制点を挙げたシアトルだが、【2回裏】あっさりヤンキースに逆転される。2-OUT「1-2」に追い込みながら、アウトサイドの148㎞を7番アンディー・フィリップスにライト前に流し打たれる。シアトルのスターター(先発)は左腕ジャレット・ウォッシュバーン。まさか、ここから崩れるとは思わなかったが……
 8番メルキー・カブレラのファースト強襲(記録はエラー)で2,3塁。9番ミゲル・カイロが三遊間の真ん中を破って、2者が還って逆転!! 得点圏打率.344の1番ジョニー・デーモンがレフト前に流し打ちのヒットを見せて、「3対1」。

【5回裏】には、3番ジェイソン・ジアンビーがライトスタンド3階席(アッパーデッキ)に飛び込む特大の(第28号)ソロホームラン! その打球を追う観客の中に「背番号55」のレプリカTシャツを着たファンが……「4対1」ヤンキース追加点。

【6回表】先頭のイバニェスが1,2塁間を抜いて出塁し、5番「三振王」リッチー・セクソンが珍しく右打ちを見せて、ライトフェンス直撃のダブル(2塁打)!! 0-OUT2,3塁になるが、例によって、6番カール・エヴェレットが倒れ(ド浅いレフトフライ)1-OUT。ここで7番・城島健司が2球目の151㎞を捉えて、三遊間を抜くタイムリーヒット! その瞬間ヤンキースタジアムの観客(53,444人)から「おおっ!!」。「4対2」2点差に追い縋るが……

 ヤンキースは【9回表】から満を持して、守護神(クローザー)マリアーノ・リヴェラを投入。先頭は城島。2球目のカットファストボール(153㎞)を捉えて、打球は左中間を抜いて、0-OUT2塁。静まり返る、ヤンキースタジアム。8番ユニエスキー・ベタンコートも三遊間を抜いて、1,3塁。
 シアトルが絶好のチャンスを迎えたが、代打・移籍(クリーヴランド・インディアンス)のエドワルド・ペレス(元阪神タイガース)が見逃し三振に倒れて、1番イチローも「弱点」のインサイド高めを“カッター”(151㎞)で突かれ、ドン詰まりのショートフライ。静寂から一転、ヤンキースタジアムが拍手と歓声に包まれる。最後は、2番ウィリー・ブルームクイストが155㎞のカッターで仕留められ、シアトルは3連敗!!

イチロー1安打、城島マルチもマリナーズ3連敗 (MAJOR.JP)

大家、復帰戦でBボンスと真っ向勝負!(18日・AT&Tパーク)

2006-07-22 22:14:24 | Milwaukee Brewers
 右肩痛が癒えた大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)の2ヵ月半ぶりのメジャーリーグ復帰戦は18日、敵地(AT&Tパーク)でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦。いきなり「あの」バリー・ボンズと対戦するが、初回にミルウォーキーが1点を先制。
 2-OUT2,3塁のチャンスで、大家の投げる試合には「必ず」打つ、5番プリンス・フィルダーが三遊間を抜いて、チームが大家にまず1点をプレゼント。それにしても、大家とプリンスの不思議な繋がり……

 5月1日以来のマウンド、大家。【1回裏】先頭のランディー・ウィンに7球粘られ、8球目の高めに浮いたファストボール(87MPH)を痛打され、ライト前ヒット! 2番オマー・ヴィスケルにも高めに浮いた85MPHを合わせられたが、これがセカンドへのハーフライナーになって、ダブルプレー! 左打者が続く、3番「40歳の」スティーヴ・フィンリーをショートフライに仕留めて、3人で攻撃を終わらせた。

【2回裏】4番ボンズとの対戦から、だったが、初球(87MPH)を打たせて、セカンドフライ。「712号」で止まったままのボンズ、だ。5番レイ・デューラムも左打席。ここで観客席に何故か、古いヤクルト・スワローズのキャップ(帽子)を被ったファン(多分アメリカ人)が座っていた。謎、だ。
 デューラムには「2-2」からの縦スライダーをチェックスウィング、これを微妙な判定で「スウィング」に採ってもらえず、結局歩かせて、1-OUT1塁。いつも不運な大家……6番ペドロ・フェリスにフォアボール(ウォーク)の後の初球(83MPH)を狙われ、レフト前ヒット! 7番マーク・スウィニーは「1-2」に追い込んで、外のチェンジアップを打たせて、緩い当りのセカンドゴロ。この間に3塁ランナーが還って、1点を献上。「1対1」同点に。

【3回裏】1-OUT後、初球にセーフティーバントを試みた、2番ヴィスケルが3球目のスローカーヴ(70MPH)を流し打って、レフト前ヒット! コンタクトヒッターのベテラン(39歳)ヴィスケルに、この配球はどうだろう? 首を傾げざるを得ない。3番フィンリーにも「3-2」と苦しむが、最後はキャッチャーファウルフライに打ち取って、2OUT。ここで4番ボンズ、登場。
 大家は逃げることなく、真っ向勝負! 初球87MPHでインサイドを突いて、2球目アウトサイドにスプリット(フォーク)を落として、「0-2」。3球目(87MPH)もインサイドを突いて、ファウル。4球目5球目にのフォーク(スプリット)を連投したが、今度は振ってくれないボンズ。さすがボンズ、と言うべきか? NOMO(野茂英雄)との対戦経験が生きているか? 6球目の勝負球は高めに浮いて、ライトへ大飛球! ライトのジェフ・ジェンキンスがフェンス際で構えたが、まさかの落球! “落球男”がまたしても! 「1対2」思わぬ形でリードを許す。どこまでも不運な大家……

【4回表】1-OUT後、大家の投げた試合には「必ず」打つ5番プリンスがセンター前ヒットで出塁! 6番ゲーブ・グロスがライト線にダブル(2塁打)を放って、2,3塁。7番ビル・ホールがライトへ流し打って、2者が還って、「3対2」ミルウォーキーが逆転に成功! TOMO大家の復帰マウンドを勝利で飾りたい、一心!

【5回裏】先頭のヴィスケルを「0-2」に追い込んで、3球目のフォークは(とんでもない)ワンバウンド! 投手と捕手間の中間で弾んだ。観客からは拍手喝采。これには表情を崩さない大家も苦笑い。しかし最後は(めげずに)フォークを3球続けて、空振り三振! 大家らしいピッチング。
 3番フィンリーも「1-2」に追い込んで、フォークを打たせて、センターフライ。ここで4番ボンズ。2球続けて、インサイドを突いたが、「ボール」判定され、不服そうな大家。3球目はアウトサイドで「2-1」にして、4球目のインサイド(89MPH)で振り遅れさせて、ファウル。最後はチェンジアップでタイミングを外して、セカンドフライ! その瞬間、バットをポンと放り投げたボンズ。

 復帰戦の大家は予定通りにこのイニング限りで降板。勝利投手の権利を得ていたが、2番手のジェレミー・ゴンザレスが【6回裏】1-OUT1,3塁のピンチを招き、とっておきの代打「素手でバットを握る男」モイセス・アルーにセンターオーヴァーを打たれて、ジ・エンド! 「3対4」逆転されて、試合はこのまま終了。大家の復帰戦を勝利で飾ることが出来なかった、ミルウォーキー。

大家が戦列復帰、5回2失点も白星つかず (MAJOR.jp)

リヴェラ400Sの勲章!(16日・ヤンキースタジアム)

2006-07-20 14:44:12 | New-York Yankees
 背番号「34」同士の対決。ジャレット・ライト(ニューヨーク・ヤンキース)とフレディ・ガルシア(シカゴ・ホワイトソックス)。両投手とも立ち上がりに不安があるのだが、その通りになった。初回に3番ジム・トーメのライト線ダブル(2塁打)で先制! その裏ヤンキースも2番デレック・ジーターのソロ(第6号)と4番アレックス・ロドリゲスの2ラン(第20号)で「3対1」忽ち逆転! 打撃戦の様相……

【3回表/裏】にも1点づつ取りあって、「4対2」。次の1点を取った方が勝ちだな、と思ったが、【4回裏】2-OUTから7番「若い」アンディー・フィリップスが3塁線を破って、8番「ロビンソン・カノの代役」ベテランのミゲル・カイロが(ガルシアの)150㎞のファストボール(球が高い!!)をライト前に弾き返して、1点追加。
 さらに9番「若い」ババ・クロスビーもライト線を破って、その瞬間「よっしゃー!」と聴こえたのは気のせいか? 松井秀喜「不在」にも拘らず、日本人のヤンキースファンが来ていたようだ。「6対2」決定的。

【6回表】に1点、【8回表】に1点を返した「王者」Wソックスだったが、及ばず、「6対4」ヤンキースが3連勝! Wソックスは後半戦スタートで「痛い」3連敗(スウィープ)!!
【9回表】は先頭の井口資仁が、ヤンキースの守護神(クローザー)マリアーノ・リヴェラから153㎞のカットボールを叩いて、ライトフェンス最上段に当る(惜しい!!)ダブル(2塁打)を放って、チャンスメークしたが、3番トーメを歩かせ、当っていない(?)4番ポール・コナーコ、5番ジャーメン・ダイと勝負した、リヴェラの「勝ち」。リヴェラはこれで通算400セーヴ(史上4人目)達成!

井口、今季2度目の4安打もWソックス3連敗 (MAJOR.jp)

バーリー崩落!(15日・ヤンキースタジアム)

2006-07-18 21:12:27 | New-York Yankees
 何故、マーク・バーリー(シカゴ・ホワイトソックス)がオールスターゲームに選出されたのか分からない。9勝6敗、防御率4.02。Wソックスの左腕エースでありながら、今シーズンはずっと不調が続いている。9勝は打線の援護の賜物。防御率(ERA)を見れば、一目瞭然。結局、当日(11日)の試合には登板しなかった。名誉だけを与えた、オジー・ギーエン監督。

 案の定【1回裏】早々にヤンキースに先制を許す。先頭のジョニー・デーモンを歩かせ、2番デレック・ジーターの2球目にパスボール。普段ロケーション(コントロール)の良いバーリーからは考えられないピッチングが続く。そして打率(AVG).345のジーターにセンターの頭上を越され、「1対0」。こんな不調のバーリーを選ぶくらいなら、井口資仁を選べっ、と思う。

【3回裏】先頭のデーモンがセーフティーバントで出塁。2番ジーターもセーフティー気味のサクリファイス(犠牲)バントで送って、3番ジェイソン・ジアンビーにヒット・バイ・ピッチ(死球)。この辺り「乱調」を感じさせるバーリー。今シーズン何度も見た光景だ。
 そして4番アレックス・ロドリゲスに初球を狙われ、レフト線にヒット! デーモンが還って「2対0」。5番ホルヘ・ポサーダはライトフライに打ち取ったものの、依然としてチェンジアップが高い。6番バーニー・ウィリアムスには右中間を深々と破られ、2者が還って「4対0」。

【4回裏】「乱調」のバーリー。先頭のメルキー・カブレラにライト前ヒットを浴びる。依然としてチェンジアップが何の変哲もない球。打者のタイミングを狂わせる球が、打者に見事にタイミングを合わされている。9番ミゲル・カイロにもセーフティーバントを決められ、0-OUT1,2塁。これはセカンド井口のファースト(1塁)ベースカヴァーが遅れた。
 1番デーモンもバントしてきて、これをファーストがサードへ悪送球!! 0-OUT満塁になって、それにしても、ヤンキースのこの小技を絡めた野球。松井秀喜、ゲーリー・シェフィールドの「主軸」二人を欠いたことが、“スモール・ボール”への転換を図るきっかけになったか? ここで2番ジーターが右中間を抜いて、「6対0」。さらに3番ジアンビーが「左対左」をものともせずに、セカンドの頭上を越して、「8対0」! バーリーはここで降板(KO)。またしても、試合を壊してしまった。

 Wソックスの反撃は【5回表】2-OUT3塁で打席に2番・井口。マウンド上にはヤンキースの右腕エース、マイク・ムッシーナ。初球(142㎞)2球目のナックルカーヴ(138㎞)を見送った後の3球目。狙っていたのか143㎞のシュートを弾き返して、ライト線ぎりぎりに落ちるダブル(2塁打)!! これで一矢報いたWソックス。
 さらにムッシーナが最も警戒していた3番ジム・トーミが初球(147㎞)を狙い打って、ライトスタンド3階席に飛び込む特大の(第31号)2ランホームラン! これで「8対3」。いいところのなかった「王者」Wソックスだったが、このイニングだけは爽快感を与えてくれた。

 ヤンキースは更に【6回裏】6番バーニー、7番アンディー・フィリップスの連続ダブル(2塁打)で3点。【7回裏】には高津臣吾(現ヤクルトスワローズ)からメジャーリーグ初ホームランを放った男、ババ・クロスビーのソロホームランで1点。【8回裏】には守護神(クローザー)のボビー・ジェンクスを調整登板させたが、そのボビーも7番フィリップスに2ランを浴びて、計「14対3」。「王者」Wソックス惨敗の日……。

井口が後半戦初ヒット、ムシーナ11勝目 (MAJOR.jp)

激突! ヤンキースvs.Wソックス(14日・ヤンキースタジアム)

2006-07-17 23:25:45 | New-York Yankees
 共にアメリカン・リーグの2位同士。東地区のニューヨーク・ヤンキースは「首位」ボストン・レッドソックスに2.5差。故障者が続出しながら、首位を快走するボストンに良く付いて行っている、と言えるが、ボストンを倒さない限り、ポストシーズンには進めない。一方、中地区のシカゴ・ホワイトソックスも同じく「首位」を行くデトロイト・タイガースを追走するが、こちらは現時点で<ワイルドカード>でのプレイオフ出場が濃厚。後半戦の初戦、そのモチヴェーションの差が出たか? 

 先制したのは、Wソックス。【2回表】井口資仁を左足首捻挫に追い込んだ男、5番ジャーメン・ダイがピッチャーの足元を抜くセンター前ヒットで出塁。足元を抜かれたのは、先発(スターター)ランディー・ジョンソン。ここで6番「勝負強い」ジョー・クリーディーがスライダー(137㎞)をレフトスタンドに放り込んで、「2対0」。マウンド上で溜息を吐くジョンソン。こういうシーンを今シーズン、何度見たことか……今日もやられる(打たれる)のか? 

 しかし【4回裏】ヤンキースも1-OUT後、2番デレック・ジーターがライト線にグランドルール・ダブル(2塁打)で出塁。打たれたのは、ニューヨークに帰ってきたキューバ人、ホゼ・コントレラス。(コントレラスがよくやる)サイドハンドからのピッチングだった。因みにフェンス越しに打球をキャッチして、得意げだった赤い横縞のポロシャツを着たおっさん(観客)は退場(哀れ…!!)。

 続く3番「恐い」ジェイソン・ジアンビーはストレートで歩かせて、4番アレックス・ロドリゲスと勝負。ここで(日本時間AM9:00)【NHK】の総合放送も始まり、A-RODはボテボテのサードゴロが内野安打になって、1-OUT満塁。ここで松井秀喜に代わって、5番の重責を担うホルヘ・ポサーダが、コントレラスの150㎞の浮き球を捉えて、ライト前ヒット! 6番バーニー・ウィリアムスも左中間に打ち上げて、犠牲(サクリファイス)フライ。これで「2対2」同点!! 公共放送【NHK】的にもOK! な展開だろう。

【6回裏】にヤンキースが勝ち越し。こちらはライトのゲーリー・シェフィールドの代役、7番「新鋭」アーロン・ガイエルがライトスタンドへ高々と上がったソロホームラン! これが第4号。しかし、いつの間にこんな若い選手が出てきたのだろう。背番号「46」。このままメジャーリーグに定着できるか? それとも故障者が復帰後、放出要員になるか? 

【7回表】同点に追いつくWソックス。先頭のポール・コナーコがピッチャーの足元(股間)を抜いて、5番ダイの初球に150㎞がワイルドピッチ!! ダイがピッチャーの頭上を越えるセカンドゴロで1-OUT3塁。6番クリーディーには右バッターの右足の裏に当たるヒット・バイ・ピッチ(死球)で、マウンド上に輪ができる。
 ロン・ギドリー(ピッチング)コーチにジョー・トーリ監督まで輪に加わって、一際背の高いジョンソンは右肩に違和感があるようだ。この直後、7番ホアン・ウリーベにレフトへ犠牲フライを打たれて、「3対3」同点! ジョンソンはこの時点で勝ち投手の権利を失い、この回限りで降板。

 試合を決めたのはヤンキース。【8回裏】先頭のA-RODがレフト前ヒットで出塁。コントレラスがまたしても、サイドハンドから投じた2球目のシュートだったが、【NHK】の球速表示は「166㎞」を表示(!)。ここでコントレラスはお役御免、降板。2番手に左腕マット・ソーントンを送るが、スイッチヒッターのポサーダとバーニーに其々レフト前ヒットとストレートのフォアボール(ウォーク)を許し、0-OUT満塁! 
 3番手の右腕ブランドン・マッカーシーが1-OUTを取るが、4番手の左腕ネイル・コッツが「松井の代役」8番メルキー・カブレラにセンター前に運ばれ、「4対3」。9番ミゲル・カイロにもライトに打ち上げられ、「5対3」。1番ジョニー・デーモンが3塁線を破って、「6対3」。これで勝負あった、かに見えたが……

 Wソックスも「王者の意地」を見せ、【9回表】ヤンキースのクローザー、マリアーノ・リヴェラから、クリンナップ(3番~5番)の3連打で0-OUT満塁のチャンスを作って、ヤンキースタジアムの観客を震撼させる。
 しかし、6番「勝負強い」クリーディーが【7回表】の死球で途中交代していたのが痛かった。代わりに入ったスコット・ポドセドニックがボテボテのファーストゴロ。その間に1点が入るが、1-OUT2,3塁。7番ウリーベのファウルフライをライトの途中出場のババ・クロスビーがフェンス際で好捕して、これが犠牲フライになって「6対5」。
 1点差に詰め寄って、Wソックスは“とっておき”の代打A.J.ピアジンスキーを送るが、9球粘った末にライトフライ。辛くも逃げ切ったリヴェラとヤンキース。Wソックスはほぼゲームプラン通りだったが、やはりクリーディーの退場が痛かった。【9回表】のあの場面(0-OUT満塁)で、クリーディーなら何とかしてくれただろう。勝負を分けた【7回表】のヒット・バイ・ピッチ、だった。

井口4タコ、コントレラス17連勝でストップ(MAJOR.jp)