タンパベイ・デヴィルレイズの野茂英雄、スプリング・トレーニング(オープン戦)ラスト登板(29日)で4回(3/1)を「11安打4失点」でKO。5回途中で降板して、ベンチに下がり、ルー・ピネラ監督から肩を抱かれて迎えられたときには、さすがの野茂も「マイナー降格」を覚悟しただろう。しかし、その後「開幕ローテ」入りが決定。ピネラ監督は日本人に理解がある。この辺はロスアンジェルス・ドジャースの監督とは相反する。何よりも、野茂の現時点での調子よりも「実績」「経験」を買ったのだろう。
3月17日のスカパー!「シアトル・マリナーズvsサンフランシスコ・ジャイアンツ」を見ていたら、コメンテーターのAki猪瀬氏が遅刻。番組冒頭、約40分、パートナーの高瀬有紀子嬢が一人で喋っていた。TVに顔出しもいいけど、遅刻はマズい。まっ早朝4時からの放送だから、無理もないけど。
この日もイチローは2安打、新戦力エイドリアン・ベルトレーやリッチー・セクソンにもタイムリーが出て、今シーズンのシアトルは「いけそう」だ。ただ心配は投手陣。「開幕」を予定されていたジョエル・ピニェイロの離脱は痛すぎる……。
この日もイチローは2安打、新戦力エイドリアン・ベルトレーやリッチー・セクソンにもタイムリーが出て、今シーズンのシアトルは「いけそう」だ。ただ心配は投手陣。「開幕」を予定されていたジョエル・ピニェイロの離脱は痛すぎる……。
3月29日、「シカゴ・ホワイトソックスvsオークランド・アスレティックス」を見た。井口資仁がタイムリー2本を放って、3安打2打点。守備でも堅実なプレーを見せて、問題なし。問題があるとすれば、現地の放送が「ナイスプレーbyタグーチー!」と名前を間違えていた。それを指摘した【スカパー!】の高瀬有紀子女史も最初にハッキリと「田口」と間違えていた。日米ともになじみの薄い元パシフィック・リーグ選手、井口。これから、だ。
一方、クローザー高津臣吾も9回に登板し、いきなり初球をホームランされたが、1失点。この日は意識的にストレートで押しまくっていた。 テストだったのだろう。1年前を考えれば、余裕の調整。果たして、2年目も働けるか?
一方、クローザー高津臣吾も9回に登板し、いきなり初球をホームランされたが、1失点。この日は意識的にストレートで押しまくっていた。 テストだったのだろう。1年前を考えれば、余裕の調整。果たして、2年目も働けるか?
石井一久、やっぱりニューヨークへ。ニューヨーク・メッツは、スターター(先発)のスティーヴ・トラクセルが(椎間板ヘルニアで)前半戦絶望になり、代わりに韓国人の徐在応でも上げるのか、と思ったら、メッツは「本気」だった。絶対「優勝」に向け、すかさず補強に着手し、ロスアンジェルス・ドジャースで監督(ジム・トレーシー)に徹底的に嫌われていた石井獲得に動いた。石井はロスに豪邸を建てたのに、安住の地には出来なかった。
ドジャースも昨年、ポール・ロデューカを(フロリダ・マーリンズに)放出し、「正捕手」不在が続き、メッツでマイク・ピアッツアのキャッチャー復帰で、これも宙に浮いていたジェイソン・フィリップスを獲得。フィリップスはファースト(1塁)も守れるから、中村紀洋にも波及する。思わぬところから、ライヴァル出現か?
これでメッツに「KAZ」が二人。松井稼頭央も元々はドジャース志望だったのに、メッツへ。石井はドジャースと相思相愛で入団しながら、4年契約の最終年で追われる形で、ニューヨークへ。しかし、メッツには、いいピッチングコーチ(リック・ピーターソン)がいるから、石井にとっては「いい」環境の変化だと思う。「優勝」が至上命題のチームで、どこまで貢献できるか?
ドジャースも昨年、ポール・ロデューカを(フロリダ・マーリンズに)放出し、「正捕手」不在が続き、メッツでマイク・ピアッツアのキャッチャー復帰で、これも宙に浮いていたジェイソン・フィリップスを獲得。フィリップスはファースト(1塁)も守れるから、中村紀洋にも波及する。思わぬところから、ライヴァル出現か?
これでメッツに「KAZ」が二人。松井稼頭央も元々はドジャース志望だったのに、メッツへ。石井はドジャースと相思相愛で入団しながら、4年契約の最終年で追われる形で、ニューヨークへ。しかし、メッツには、いいピッチングコーチ(リック・ピーターソン)がいるから、石井にとっては「いい」環境の変化だと思う。「優勝」が至上命題のチームで、どこまで貢献できるか?
デニー友利と木田優夫、揃って(18日)マイナー落ち。デニーは何しろ「世界一」のチーム(ボストン)レッドソックス。間違いだらけの球団選び……もう少し投手陣(ブルペン)の手薄な(トロント)ブルージェイズ辺りに決めれば良かったのだが……しかし防御率「10.13」。これでは仕方がない。
木田もフォーム改造をしたらしいが、映像で見る限り、若干の変化にも気付かなかった。「大改造」が必要なのかもしれない。木田の防御率「17.18」……日本の速球派投手のメジャーへの挑戦の道は険しい。向こうでは「速球派」にカウントされないのだろう。この厳しい現実……。
木田もフォーム改造をしたらしいが、映像で見る限り、若干の変化にも気付かなかった。「大改造」が必要なのかもしれない。木田の防御率「17.18」……日本の速球派投手のメジャーへの挑戦の道は険しい。向こうでは「速球派」にカウントされないのだろう。この厳しい現実……。
中村、初Hに「ほっとした」、というタイトルに惹かれた。ビザ取得の関係でスプリング・トレーニング参加が遅れていた中村紀洋(ロサンジェルス・ドジャース)が、エキシビションゲームの初打席で初ヒット! やはり「大物」は違う。日本人に冷たい(?)ジム・トレーシー監督も見直すことだろう。しかも打った相手が“因縁”のニューヨーク・メッツ、昨シーズン12勝の右のエース、スティーヴ・トラックセル。しかも彼の「代名詞」得意のカーヴを打ったのだから、自慢していい。
一方、対照的にデニー(ボストン・レッドソックス)が1回(3/1)3失点。前回(3日)も2失点を喫しているから、これは厳しくなった。メジャー契約を勝ち取れるか、微妙になってきた。当落線上より下へ移動しつつあるか……やはり「世界一」のチームは厳しい。もっと身の丈に合った球団を選ぶべきだと思っていたのだが……サイドハンドでありながら、真っ直ぐで「強気に」押すタイプのデニー。しかし、その真っ直ぐがメジャーでは打ち頃になるところが、メジャーの怖いところ。一進一退が続きそうだ。
一方、対照的にデニー(ボストン・レッドソックス)が1回(3/1)3失点。前回(3日)も2失点を喫しているから、これは厳しくなった。メジャー契約を勝ち取れるか、微妙になってきた。当落線上より下へ移動しつつあるか……やはり「世界一」のチームは厳しい。もっと身の丈に合った球団を選ぶべきだと思っていたのだが……サイドハンドでありながら、真っ直ぐで「強気に」押すタイプのデニー。しかし、その真っ直ぐがメジャーでは打ち頃になるところが、メジャーの怖いところ。一進一退が続きそうだ。