野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

城島、C.シリング撃破!(25日・セーフコ・フィールド)

2006-08-31 22:02:08 | Seattle Mairners
 泥沼の11連敗の後、ニューヨーク・ヤンキースに勝ち越して、引き続き「HOME」にボストン・レッドソックスを迎え撃った3連戦のGAME-1。ボストンの先発(スターター)は、シアトル・マリナーズ戦に2勝0敗(防御率3.12)の「鉄腕」カート・シリング。シアトルは2試合目の先発、左腕ジェイク・ウッズ。試合前から結果は目に見えている、と思えたが……先制したのは、シアトル。

【1回裏】2番「好調」(6試合連続ヒット中)クリス・スネリングが、シリングの速球(88MPH)を打ち返して、センター前ヒット! 2-OUT後、4番ラウル・イバニェスが1塁線を破って、スネリングが生還! 打球(クッション)の処理を誤ったライトは、ゲープ・キャプラー(元読売ジャイアンツ)だ。

【5回裏】8番ユニエスキー・ベタンコートが三遊間を抜いて、9番ウィリー・ブルームクイストが「0-2」に追い込まれながら、スプリット2球を見送って、シリングの勝負球の94MPHの速球を打ち返して、センター前! センターのココ・クリスプがダイヴィングを試みたものの失敗して、打球を逸らして、ベタンコートが生還! 「2対0」。

【6回裏】先頭のホゼ・ロペスがセンター前へ! またしてもセンターのクリスプがスライデイングキャッチに失敗して、球際に弱いココ。4番イバニェスがピッチャーの足元を抜いて、センター前に抜けようかという当たりをショートストップの「名手」アレックス・コーラがダイヴして追いついたものの、セカンドへのグラヴ・トスが悪送球になって、これをカヴァーしたシリングの3塁への送球も悪送球になって、シアトルが3点目をGet!!
 1-OUT後(クリーヴランド・インディアンスから移籍の)6番ベン・ブロサードが初球を打って、ライト線を破って、4点目を追加。背番号「23」。解雇されたロベルト・ペタジーニの背番号を受け継ぐ男、だ。そして、ここで7番・城島健司が、シリングの速球(93MPH)をキレイに打ち返して、レフト前ヒット! ブロサードが還って来て、「5対0」!

 シリング降板後の【7回裏】にも2-OUTから、2番スネリングが右中間を破って、3番ロペスが三遊間を破って、これで「6対0」。シアトルはGAME-1を制して、翌26日のGAME-2も「4対3」、27日のGAME-3も「6対3」で競り勝ち、「強豪」ボストンをスウィープ(3タテ)! これで4連勝になって、シアトルは奈落の底に落ちてから再び、息を吹き返して来た。次は(28日~30日)西地区のライヴァル=ロサンジェルス・エンジェルス戦、だ。

城島がシリングから2安打1打点、イチロー沈黙 (MAJOR.jp)

イチロー、R.ジョンソン撃破!(24日・セーフコ・フィールド)

2006-08-27 21:07:39 | Seattle Mairners
 11連敗を喫して、地元セーフコ・フィールドに戻ってきた、シアトル・マリナーズ。迎え撃つのは、敵地(フェンウェイパーク)で「宿敵」ボストン・レッドソックスを「4-GAME」スウィープ(4連勝)した直後のニューヨーク・ヤンキース。「苦戦」は必至だったが、緒戦(22日)は韓国人のスターター(先発)白嗟承の好投で「6対5」で競り勝ち(ウォークオフ)、第2戦は台湾人・王建民に抑え込まれ、「2対9」で大敗! 1勝1敗のタイで迎えた第3戦、ニューヨークのスターターは左腕ランディー・ジョンソン。

 初回に先頭のイチローが「3-1」からの5球目のインサイドのファストボール(147㎞)を叩いて、右中間を破るダブル(2塁打)!! イチローのこんな快打を久しぶりに見た! 今シーズン2回目のスランプと対面中のイチロー、だ。
 2番ウィリー・ブルームクイストがセンターに打ち上げて、イチローは3塁へ。ここで3番に再び「下がった」ホゼ・ロペスがライト前にクリーンヒットを放って、エンジンが温まる前のジョンソンから1点を先制! 

【NHK】(BS-1)が「東京マーケット情報」をL字画面で伝える中(見難いヨ!!)【3回表】ニューヨークも先頭のクレイグ・ウィルソンがセンター前ヒットで出塁。シアトルのスターターは左腕ジャレッド・ウォッシュバーン。1-OUT後、1番ジョニー・デーモンにライト前ヒットを浴び、1-OUT1,2塁。ここで2番デレック・ジーターにセンター前に弾き返され、「1対1」の同点。打球を処理したのはライトから宗旨(ポジション)替えしたセンターのイチロー、だ。

 同点に追いつかれたシアトルはその裏、先頭のクリス・スネリングが3塁線を破る流し打ちのダブル(2塁打)!! ヘッドファースト(スライディング)で2塁に飛び込んで、若いスネリング(24歳)。来シーズンこそはジェレミー・リードを出し抜いて、レギュラーポジションを奪取できるか? 
 1番イチローが初球にセーフティーバントを試みた後、進塁打(セカンドゴロ)で1-OUT3塁にして、2番ブルームクイストのボテボテのキャッチャーゴロが塁線上で静止して、1-OUT1,3塁。ここでまたしても、3番ロペスが今シーズン65打点目のライト前ヒットを放って、「2対1」勝ち越し! 更に4番リッチー・セクソンのバットにボール(スライダー)が当たって、左中間を深々と破って、2者が還って「4対1」!

【7回表】先頭の(タンパベイ・デヴィルレイズから移籍の)ニック・グリーンが、ウォッシュボーンの159㎞の速球を打ち返して、センターに大飛球! これをイチローが背走しながら、最後はジャンプしてキャッチして(フェンスに激突)ファインプレー! センターでも「才能」あるところを見せ付けるイチロー、だ。この直後、1番デーモンがイチローのいないライトの頭上(フェンス)を越して、「4対2」1点を返すニューヨーク。

 試合はこのまま「4対2」でシアトルが勝って(このシリーズ)2勝1敗で勝ち越し! アメリカン・リーグ東地区の首位を走るニューヨークを倒して、次はその「宿敵」ボストンを迎え討つ。同じ西地区のオークランドやロスアンジェルス、テキサスにはからっきし弱いのに、別の地区の強豪チームには「強い」シアトル。不思議なチーム、だ。しかし、この「不思議」を解消しない限り、来シーズンも浮上は望めない。その手立てはあるのだろうか? 

イチロー、ランディから2安打で4戦ぶりマルチ (MAJOR.jp)

大家、アウトカウントを間違える!(18日・ミラーパーク)

2006-08-25 01:29:52 | Milwaukee Brewers
 先発(スターター)の大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)が前回(13日)に続いて、初回を無失点で切り抜けた後、【1回裏】先頭のコーリー・ハートが右中間を破って、2番トニー・グラファニーノが“ヒット・バイ・ピッチ”(死球)。大家の投げる試合には「必ず」打つ3番プリンス・フィルダーがライトライナーに倒れた後、4番ゲーブ・グロスが1,2塁間を破って、1点を先制!

 しかし味方(打線)が先制してくれた直後、大家は失点してしまう。【2回表】先頭のルーク・スコットに右中間を抜かれ、6番(タンパベイ・デヴィルレイズから移籍)オーブリー・ハフにもライトの頭上を越され、グランドルール・ダブル(エンタイトル・ツーベース)!! これで「1対1」同点にされ、尚0-OUT2塁で、7番アダム・エヴェレットをショートゴロ、8番エリック・マンソンを空振り三振に仕留め、9番(ピッチャーの)ブランドン・バッキーもピッチャーゴロに打ち取ったが、何故かホームに送球しようとした大家! OUTカウントを完全に間違えている! 更に3塁に悪送球して、3塁ランナーが労せずして還って、「1対2」逆転を許してしまう……こんなことをしていては……

 ミルウォーキーは【4回裏】6番ビル・ホールが右中間スタンドに放り込んで(第27号)「2対2」同点!! 試合を振り出しに戻した。大家の“ボーンヘッド”を打ち消して見せた。
 そして【9回裏】ミルウォーキーは2-OUT1,2塁のチャンスを作り、大家の投げる試合には「必ず」打つ、3番プリンスがライトへサヨナラ(ウォークオフ)タイムリーヒットを放って、「3対2」! ヒューストン・アストロズとの4連戦、1勝1敗のタイに戻した。
 久しぶりに先発の大家が試合を作って(クオリティー・スタート)、(自身のボーンヘッドが原因で)勝ち投手にはなれなかったけれども、チームの勝利に貢献した。次は今日(24日)コロラド・ロッキーズ戦に先発。(注目の)松井稼頭央との対戦はあるか? 

大家、7回2失点の好投も白星つかず (MAJOR.jp)

メジャーで初対決! 大塚vs.城島!(11日/アメリクエスト・フィールド・イン・アーリントン)

2006-08-23 20:26:18 | Seattle Mairners
「14対7」テキサス・レンジャーズが7点リードの【9回表】マウンドにはクローザーの大塚晶則が上がった。殆ど調整(5試合ぶり)登板の意味合いが強い、だろう。これが今シーズン50試合目の登板。防御率(ERA)2.30。
 シアトル・マリナーズ先頭のリッチー・セクソンに初球=90MPHでストライクを取って、2球目(92MPH)で詰まらせて、ライトフライ。やはり大塚には「宝刀」スライダーがあるだけに、早いカウントから打ちに行こう、とする気持ちがあるのだろう。

 途中出場の(元阪神タイガース)エドアルド・ペレスにも初球=90MPHで詰まらせて、ファウルを打たせ、2球目は「宝刀」“縦スラ”で空振りを取り、3球目の“縦スラ”は見送られたものの、4球目(92MPH)を打たせて、ショートゴロ。これで簡単に2-OUT。最後に登場するのは、これがメジャーリーグで初対決! 7番・城島健司。
 日本での対戦成績はどうだったのだろう? (大塚が)近鉄バファローズ時代に対戦が何度もあるはずだが……城島はここまで打率(AVG).293、本塁打(HR)12本、打点(RBI)51。ルーキーとしては驚異的な数字を残しているが……初球(90MPH)を打って、サードゴロ。大塚が投げ、城島が打って、試合は終わった。

 それにしても、シアトル。この試合、初回に先発(スターター)のギル・メッシュが(何と!)7失点! 【2回裏】~【4回裏】にも失点し、シアトルも【3回表】に1点、【4回表】に一挙6点を返したものの、「7対14」。今シーズンも突然、大量失点するスターターに苦しめられた。
 オークランド・アスレティックス(4日~6日)に屈辱の12連敗を喫した後、タンパベイ・デヴィルレイズ(7日~9日)に3タテ(スウィープ)を食らわせて、息を吹き返したかに見えたシアトルだったが、このテキサス・レンジャーズとの4連戦(10日~13日)に全敗!! そして14日からのオークランド3連戦に(更に)屈辱の15連敗……そして17日からのロサンジェルス4連戦に全敗……計11連敗。シアトルの「終戦」だった。

城島と大塚がメジャー初対決 イチロー1安打 (MAJOR.jp)

大家、5回3失点…(13日・ターナーフィールド)

2006-08-19 20:14:37 | Milwaukee Brewers
 2試合続けて、初回に大量失点していた大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。今回はどうか? 13日のアトランタ・ブレーヴス戦。初回いきなり先頭のマーカス・ジャイルズに左中間を抜かれ、0-OUT2塁。またか! しかし2番エドガー・レンテリアがバント失敗で、助かった! 3番チッパー・ジョーンズもピッチャーゴロに打ち取り、2-OUT。4番アンドリュー・ジョーンズはショートライナー! ショートの好守に助けられ、今回は初回に無失点!

【2回裏】先頭のブライアン・マッキャンをファーストゴロ、6番ジェフ・フランコーアをショートゴロ、これもショートストップのビル・ホールの好守! 7番アダム・ラローチェもセンターフライを打ち上げさせて、3者凡退。大家「本来」の打たせて取るピッチングが機能している。ここまでは……

【3回裏】先頭のマット・ダイエズも「0-2」に追い込んで、3球目の外に外したスライダーを巧く右に流し打たれ、0-OUT1塁。思わぬ形で出塁を許す。9番ティム・ハドソンが送って、1-OUT2塁。ここで1番ジャイルズを89MPHの速球で詰まらせ、ライトフライに打ち取って、2-OUT。
 ピンチ脱出かと思われたが、2番「かつて野茂英雄が苦手にしていた」レンテリア、3番「野茂英雄と新人王を争った」チッパーを歩かせ、2-OUT満塁。「主砲」アンドリューも歩かせてしまい、押し出し! 更に続く5番マッキャンにセカンドの横を抜かれ、3点目を奪われた! 痛恨の3連続フォアボール(ウォーク)!! 警戒しすぎたか……? 

【4回裏】先頭のラローチェはセカンドゴロに打ち取ったものの、8番ダイエズにセンターオヴァー! フェンス直撃のダブル(2塁打)を浴び、1-OUT2塁。しかし9番ハドソンをセカンドフライ、1番ジャイルズを「1-2」からインサイドにシュート(86MPH)をズバッと決めて、見逃し三振! 

【5回裏】先頭のレンテリアをライトファウルフライ、3番チッパーをファーストゴロ。この回は簡単に3人で終わるか、と思われたが、4番アンドリューがレフトに大飛球! フェンスに達するヒットを浴びるが、打球が速すぎて、アンドリューが2塁手前でタッチOUT! 
【6回表】ミルウォーキーは1点を返して、尚2-OUT3塁のチャンスを迎えて、9番の大家に代打を送って、結局、大家は5イニングスを投げて降板。【7回表】に3点を挙げて、「4対4」同点に追いついて、大家の負けはなくなったが、その裏リリーフ陣が打たれて、「4対7」ミルウォーキーは敗れた。勝てない大家……

大家、5回3失点も勝敗つかず (MAJOR.jp)

城島、100安打!(8日・セーフコ・フィールド)

2006-08-17 21:55:20 | Seattle Mairners
 オークランド・アスレティックスにスウィープ(3連敗)を喫して、失意のシアトル・マリナーズ。引き続き地元(HOME)で、タンパベイ・デヴィルレイズを迎えて(7日~9日)3連戦。気持ちを切り替えて、望みたいところだが、初戦(GAME-1)は4番ラウル・イバニェスの逆転2ランホームラン(第23号)で「5対4」で連敗脱出。迎えた第2戦(GAME-2)の先発(スターター)は、21歳の「王様」フェリックス・ヘルナンデス、だ。

 先制したのはタンパベイ。【3回表】先頭のラッセル・ブラニアンが1,2塁間を破って出塁し、9番ベン・ゾブリストは「2-2」に追い込んだが、フェリックスの99MPHの速球(ファストボール)がワンバウンド(パスボール)になって、0-OUT2塁。キャッチャー城島健司がマウンドに駆け寄るが、首を傾げるフェリックス。己の調子に懐疑的なのか、それとも城島のキャッチングに疑問を呈しているのか? この二人の関係は微妙、だ。
 ゾブリストも歩かせて、1,2塁になって、ダブルスチールを決められて、2,3塁。キャッチャー城島の(3塁への)送球もワンテンポ遅れて、観衆(32,951人)からは失望のブーイングが……この後、1番ロッコ・バルデリのショートゴロで1点を献上。これも普通なら、ピッチャーゴロなのだが……ピッチングの後、1塁側に体が大きく傾くフェリックス! 

 シアトルが同点に追いついたのは【7回裏】先頭のベン・ブロサードが(何と!)振り逃げで出塁して、0-OUT2塁。ここで7番・城島。タンパベイのスターター(韓国人)徐在応の2球目のスライダーの泳ぎながらも、レフト線沿いにタイムリーヒットを放って、「1対1」同点!! 
 城島はこれがメジャーリーグ100安打。歴代(1974年~)のルーキーの得点圏打率でも5位(AVG.386)に付ける。因みに1位は2001年のイチローの打率.445。凄い人が「上」にいた!

 そのイチロー。「1対1」の同点で迎えた延長【10回裏】先頭バッターで登場し、3塁線を破って、0-OUT2塁。2番ホゼ・ロペスが犠牲(サクリファイス)バントを決めて、3番エイドリアン・ベルトレ、4番イバニェスが満塁策で歩かされ、1-OUT満塁。ここで勝負を求められたのは、5番リッチー・セクソン。2球目をセンターバックスクリーンに打ち込んで(第25号)サヨナラ(ウォークオフ)満塁(グランドスラム)ホームラン! 

 シアトルは翌9日も左腕ジャレット・ウォッシュバーンの好投で「2対0」で勝利して、タンパベイをスウィープ(3タテ)!! オークランドにスウィープされたショックを吹き飛ばし、優勝へのかすかな望みを繋げたのだが……立ちはだかったのは、同じ西地区のテキサス・レンジャーズであり、そして再びオークランド、だった。10日からシアトルは“死のロード”へと旅立っていった。

城島が貴重な同点打 チームは満塁弾で劇的勝利 (MAJOR.jp)

大家、初回に5失点…(8日・ミラーパーク)

2006-08-15 22:50:32 | Milwaukee Brewers
 初回に5失点の大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。前回(2日)も初回に4失点だから、2戦連続なのだが、今回は簡単に2-OUTを取った。今回は上々の(無難な)滑り出しに思えたのだが……しかし3番にいたのが、キャッチャーのマイケル・バレット。モントリオール・エクスポズ時代、大家の球を受けていた旧友、だ。これが徒を成したか?
 2球目の86MPHを狙われ、右中間を破られた! これが事の始まり……4番アラミス・ラミレスにセンター前に運ばれ、まず1失点。5番ジャック・ジョーンズに左中間に放り込まれ(第18号)3失点。ここで抑えておけば良かったのだが、6番マット・ムートンにレフト前に運ばれ、7番ジョン・メーブリーにライトポール際に2ラン(第4号)を叩き込まれ、計5失点。最悪の立ち上がり!!

 地元ミルウォーキーも【2回裏】5番ビル・ホールがセンターバックスクリーンに打ち込んで(第25号)健気に1点を返して、【3回裏】にも1番ゲーブ・グロスが右中間スタンドに打ち込んで(第9号)「5対2」。 何とか食い下がるが、大家が堪えきれない。次の失点は【4回表】。
 
 1-OUT後、1番ホアン・ピエールを「1-2」と追い込みながら、スローカーヴに合わせられ、セカンドへの内野安打。この配球には首を傾げざるを得ない。2番「ロサンジェルス・ドジャースから移籍の」シーサー・イズタリスはセカンドゴロに打ち取ったが、ここで迎えるのが3番バレット。初球(88MPH)を狙い打って、センターオヴァー! フェンスに達するダブル(2塁打)!! 大家を知り尽くした男が、大家を攻略して「6対2」。

 ミルウォーキーは【6回裏】にも4番「テキサス・レンジャーズから移籍の」ケヴィン・メンチがウォーク(四球)で出塁して、1-OUT後、6番「生え抜きの」ジェフ・ジェンキンス、7番「フィラデルフィア・フィリーズから移籍の」デヴィット・ベル、8番ダミアン・ミラーが連続ウォーク(四球)を選んで、代打「ベルの加入で煽りを食って、3塁を奪われた」ジェフ・シリーロがピッチャー強襲の内野安打を放って、1点を返して、「6対3」。1点だけだったが……
 
 そういえば、このベルとシリーロは、元シアトル・マリナーズ。シアトルがベルを放出して、シリーロを獲得したのだが、その策が外れて、放出されたベルはサンフランシスコ・ジャイアンツで大活躍! 2002年の優勝に貢献し、メジャーリーグにおけるステータスを獲得した。
 一方シリーロはシアトルで散々な成績に終わり、サンディエゴ・パドレスに放出。そこでも振るわず、古巣ミルウォーキーに戻ってきて、ようやくレギュラーを確保した矢先に、因縁のベルがやって来た。この二人の男の争い、これからも見逃せそうにない。

大家、序盤の大量失点が響き3敗目 (MAJOR.jp)

天敵A'sに12連敗…(6日・セーフコ・フィールド)

2006-08-11 22:11:22 | Seattle Mairners
「天敵」オークランド・アスレティックスに9連敗中だった、シアトル・マリナーズ。しかし、8月4日から始まった、この「HOME」セーフコ・フィールドでの3連戦も連敗して、遂に11連敗……何としても、連敗を止めたい、シアトルが初回に2点を先制。先頭のイチローがライト線を破って出塁し、4番ラウル・イバニェス、5番リッチー・セクソンのタイムリーで「2対0」! 幸先が良い。

 しかし【3回表】あっさり逆転される。先発(スターター)右腕のギル・メッシュが1-OUT後、1番ジェイソン・ケンドールを「1-2」と追い込みながら、フォアボール(ウォーク)で出して、2番マーク・コッツエイにライト前に叩かれ、1-OUT1,2塁。2-OUT後、ベテラン4番フランク・トーマスにも「1-2」に追い込みながら、高めに外した球をレフトスタンドに持って行かれ、逆転……さらに5番エリック・チャヴェスを歩かせた後、6番ジェイ・ペイトンに左中間を抜かれ、「2対4」。

【5回表】にも4番トーマスにレフト前、7番ニック・スウィッシャーにライト前にタイムリーを打たれ、「2対6」。益々劣勢のシアトルだったが、その裏、5番セクソンが左中間フェンス直撃の特大のダブル(2塁打)で1点を返し、【7回裏】にも元阪神タイガース、代打エドアード・ペレスのセンター前タイムリーヒットで「4対6」2点差に迫ったが……

【8回表】“マネーボール”の「申し子」7番スウィッシャーに右中間スタンドに放り込まれ、再び3点差……その裏、シアトルも2点を返すが、そこまで。「6対7」1点差で惜しくも敗れて、これで「天敵」に12連敗……このオークランド戦の12敗さえ無ければ、シアトルもアメリカン・リーグ西地区の首位争いの主導権を握れていたハズなのだが……。

城島3安打、イチロー二塁打もチームは痛い黒星 (MAJOR.jp)

城島、第12号2ラン!(31日・オリオール・パーク@カムデンヤーズ)

2006-08-09 21:36:35 | Seattle Mairners
 初回に2点を先制されたシアトル・マリナーズ。先発(スターター)の右腕ギル・メッシュ(9勝5敗/防御率4.19)が、先頭のブライアン・ロバーツに2球目の93MPHをライトスタンドに運ばれる。キャッチャー城島健司はアウトサイド低めに構えていたが、逆球になって、インサイド高めに入って来た。
 1-OUT後、3番メルヴィン・モーラには「3-2」になって、勝負球に城島はインサイドに構えて、今度はその通り、インサイドに92MPHが来たが、それを詰まりながらもレフトスタンドに持っていかれ、「0対2」。

【3回裏】先頭のブランドン・フェイヒーを歩かせて、3番モーラはセカンドゴロで1-OUT1塁。4番ミゲル・テハダにはセンター前に弾き返され、1-OUT1,3塁。DL(故障者リスト)から復帰して2試合目の前日(30日)4打数4安打1本塁打の5番ジェイ・ギボンズのバットを真っ二つに折りながら、ライト前に運ばれ、これで「3対0」。地元ボルティモア・オリオールズにリードを許す展開。

 シアトルの反撃は【6回表】1-OUT後、8番ユニエスキー・ベタンコートがレフト前にヒットを落とし、9番アダム・ジョーンズもバットを折られながらもセンター前に落として、1-OUT1,2塁。ここで1番イチローはいい当りのレフトライナーに倒れるが、2番ホセ・ロペスがレフト前に落として、ベタンコートが生還。3番エイドリアン・ベルトレが歩いて、2-OUT満塁になって、勝負強い(打点82=アメリカンリーグ第5位)4番ラウル・イバニェスが右中間にタイムリーを放って、「3対3」遂に同点に追いつく!

【7回表】先頭の元阪神タイガース、エドアルド・ペレスが初球を打って、レフト横へのヒットで0-OUT2塁。ここで勝負強さなら、こちらも折り紙つき、7番・城島も初球を打って、セカンドの右を抜いて、ペレスが還って「4対3」勝ち越し! ボルティモアの先発・左腕アダム・オーウェンが降板後、更に1点を加えて、「5対3」。

 ボルティモアも【7回裏】先頭のニック・マーカキスが左中間にソロホームランを叩き込んで、【8回裏】には7番コーリー・パターソンのライト前タイムリーヒットで1点を返すが、その【8回表】には先頭のリッチ・セクソンにソロホームラン(第23号)! 6番ペレスが歩いた後、7番・城島がレフトスタンドに(第12号)2ランホームランを放って、8点目。更に1点加えて、「9対4」。

【9回表】にも1点を加えて「10対5」にしたシアトルはクローザーのJ.J.プッツを温存。左腕ジェイク・ウッズで凌ぎ切り、これで3連勝!! ボルティモアとの3連戦の緒戦を取り、翌(8月)1日は好投のベテラン左腕ジェイミー・モイヤーを見殺して「0対2」で惜敗したが、2日の第3戦(GAME-3)は若いフェリックス・ヘルナンデスの好投で「2対1」で勝って、この3連戦を2勝1敗で勝ち越し。意気揚揚と「HOME」セーフコ・フィールドに帰って、「天敵」オークランド・アスレティックスを迎え討ったのだが……

城島が5試合ぶり一発、3打点の大活躍 (MAJOR.JP)

大家、6回6失点…(2日・クアーズフィールド)

2006-08-07 21:19:50 | Milwaukee Brewers
 初回に4失点の大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。先頭のジェイミー・キャロル(コロラド・ロッキーズ)にレフト前ヒットを喫し、2番「松井稼頭央のライヴァル」クリント・バームスが送って(サクリファイス・バント)、3番トッド・ヘルトンにライト線を破られ、1点を献上。
 4番マット・ホリデイには死球(ヒット・バイ・ピッチ)を与えて、5番ブラッド・ホープにセンター前ヒットを浴びて、2点目。6番ルイス・ゴンザレスにライト線に落とされ、3点目。7番チュー・フリーマンのショートゴロの間に1点入って、「4対0」。

【2回裏】先頭のダニー・アドインは初球を打たせて、ライトフライに打ち取ったが、9番ピッチャーの「韓国人」金炳賢(ビョンヒョン・キム)にライト前ヒットを浴びる。1番キャロルにもライト線に流し打たれるが、ライトのジェフ・ジェンキンスが飛び込んで、これをキャッチ!! 飛び出していたキムが戻れず、ダブルプレー成立! それにしても、キムは誰かに似ているな、と思っていたが、上原浩治(読売ジャイアンツ)に似ている!? 
 立ち直りを「確定」させたい大家。【3回裏】「松井稼頭央のライヴァル」をサードゴロ。3番ヘルトンをセンターフライ。4番ホリデイをファーストフライ。この回は4分で終わらせた。やっと大家らしいピッチングが戻って来た!
【4回裏】5番ホープを3球三振!! 6番ゴンザレスに初球を打たせてセンターフライ。7番フリーマンもセンターフライ。完全に立ち直った大家。この回は3分で攻撃を終わらせた。

【5回裏】先頭のアドインをショートゴロ。9番キムもセカンドゴロ。1番キャロルにライト前に弾き返されたが、2番「松井稼のライヴァル」を見逃し三振!! (見たか、松井稼?)
【6回裏】先頭のヘルトンをレフトフライに打ち取ったが、4番ホリデイにライト前に流し打たれ、5番ホープにレフト横を破られ、無念……5点目を献上することとなった大家。

【7回裏】先頭のアドインを歩かせたところで、大家は降板。しかし、この後、2番手のベテラン右腕リック・へリングが、2番「松井稼のライヴァル」(しつこい…)にセンター前に落ちるヒットを許して、大家の失点=6点目が入る。そして3番ヘルトンがライトスタンドに(第12号)2ランホームランを叩き込んで、一体何のために出てきたのか、ベテラン・へリング。火消し役が火付け役に転じて、「8対0」絶望的なリードを許す。

【8回表】1番ルーキーのトニー・グウィンJR.のタイムリーヒットで1点を返し、【9回表】には「大家の投げる試合には必ず打つ」3番プリンス・フィルダーがライトスタンドに(第20号)ソロホームランを叩き込んだが、時既に遅し……「8対2」で敗れたミルウォーキー。大家は2敗目(3勝)を喫した。

大家、日韓対決で7回途中KO 今季2敗目 (MAJOR.jp)