野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ツインズに決まった西岡(26日)

2010-11-29 12:35:31 | MInnesota Twins
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 西岡剛(千葉ロッテマリーンズ)内野手(26歳)の落札球団は(個人的には)ミネソタ・ツインズかボルティモア・オリオールズか? と思っていたが、ミネソタか! 【MLB】で二遊間が弱いチームと言えば、この2チームが連想される。
 何より、ミネソタは日本人(メジャーリーガー)“未踏”の地。ミネソタに決まって、良かった。本拠地(ターゲット・フィールド)も新しいし。理想的なポスティング(入札)。
岩隈久志(東北楽天ゴールデンイーグルス)のように、意外なチームに落札されて、交渉の途中で決裂するようなことはないだろう。

 そういえば、ボストン・レッドソックスも西岡の入札に参加したようだが、二塁手にはダスティン・ペドロイアがいるし、ショートストップにはマルコ・スクタロがいるが、ペドロイアは今シーズン、大半をD.L(故障者リスト)で過ごし、1年を棒に振った(75試合)。
 スクタロがペドロイアの代わりにリードオフ(1番打者)を務めたが、ペドロイアが来シーズン戻ってくれば、定位置の9番打者に戻ることになる。二人はタイプが似通っている(右打ちの“泥臭い”選手)。それならば、タイプの異なる西岡(俊足のスウィッチヒッター)を獲得して、停滞する打線に“新風”を吹き込もうとしたのだろう。

 そのGM(セオ・エプスタイン)の目論見(?)は正しいと思うが、入札に200万ドル中盤しか投入しなかったのは、スクタロを斬る決断が付かなかったからだろう。(個人的には)赤いユニフォームを着て、松坂大輔のバックで守る西岡も見てみたかった“気も”するが。

ツインズ、西岡の守備力&走力に期待感 (SANSPO.COM)

【オーナーズリーグ】西岡剛 千葉ロッテマリーンズ スーパースター 《2010 OWNERS DRAFT 01》ol01-201【オーナーズリーグ】西岡剛 千葉ロッテマリーンズ スーパースター 《2010 OWNERS DRAFT 01》ol01-201
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決裂!(21日)

2010-11-25 11:32:04 | Oakland Atheletics
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 オークランド・アスレティックスとエージェント(代理人)団野村氏。この組み合わせを見て、大丈夫かなあ~? と思った野球ファンは多いはずだ。杞憂は杞憂で終わらなかった。
 メジャーリーグ随一の“渋チン”オークランド(フロリダ・マーリンズという説が正しいだろうが)。このチームが(入札に)応札したのには驚かされたが、今回の決裂には驚かない。オークランドって、そういうチーム。

 岩隈久志(東北楽天ゴールデンイーグルス)は≪≫が悪い……と言うより、本人が言うように……。最近2年間の松坂大輔(ボストン・レッドソックス)の不振と“あの”井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)の4年間の“通用しない”っぷりで、メジャーにおける日本人投手の価値は暴落している。

 黒田博樹(ロサンゼルス・ドジャース)には「別格」という評価がされているのだろう。岩隈は別格ではない、松坂や井川のケースに陥る危険性があると判断されたのだろう。第2回【WBC】(2009年)で“あれだけ”好投しても、メジャーのスカウトの眼は≪節穴≫だらけ(?)なのだろう。……やはり、あの大会の『MVP』という“ハク”は、岩隈に授けられるべきだった。そうすれば……

米紙報じる「岩隈は入札制度初の犠牲者」 (SANSPO.COM)

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13勝12敗で最優秀投手!(18日)

2010-11-20 10:59:10 | Seattle Mairners
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 昨シーズンは「19勝5敗」(防御率2.49)の好成績を挙げながら、次点に泣いたフェリックス・ヘルナンデス(シアトル・マリナーズ)。今シーズンは防御率2.27ながら、13勝12敗に終わり、悲願の『サイ・ヤング賞』(最優秀投手賞)。絶望的だと思われていたが……蓋を開けてみれば、初選出! 本人(24歳)は涙を流したらしい。(アメリカン・リーグ)

 メジャーリーグはどうもピッチングの質、防御率を重視するらしい。昨シーズンも「16勝8敗」ながら、防御率(脅威の!)1.07ザック・グレインキー(カンザスシティー・ロイヤルズ)が受賞している。
 日本のプロ野球の場合、『サイ・ヤング賞』に相当する『沢村賞』が(セントラルリーグとパシフィック・リーグから)一人しか選出されず、最多勝投手(と最優秀防御率)ベストナインのタイトル(表彰)で補っている。……日本も『沢村賞』の定義を変えるべきだと思うが。

マ軍のヘルナンデス初選出 サイ・ヤング賞 (SANSPO.COM)

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ポージーとフェリス(15日)

2010-11-16 12:09:21 | San-Francisco Giants
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 ナショナル・リーグの新人王(最優秀新人)は、開幕前からジェーソン・ヘイワード外野手(アトランタ・ブレーヴス)が「本命」視されていたが、ヘイワードの成績(バッティング)が意外に伸び悩んで……(打率.277、18本塁打、72打点)。
 開幕はマイナーリーグ(AAA)からスタートして、シーズン途中に昇格して、レギュラーの座を奪取した、バスター・ポージー捕手(サンフランシスコ・ジャイアンツ)が受賞。ワールドシリーズ(ポストシーズン)の成績(プレー)は反映されなかったのだろうが、ポージーがいなければ、サンフランシスコのワールドシリーズ制覇はなかっただろう。……それにしても“バスター”って名前(ファースト・ネーム)は凄いなっ。

 アメリカン・リーグ(新人王)は、ネフタリ・フェリス投手(テキサス・レンジャーズ)。奇しくもワールドシリーズを戦った両チームから選出されることになった。70試合に登板して、4勝3敗40セーヴ。日本人としては、佐々木主浩(当時シアトル・マリナーズ)が持つ新人最多セーヴ「37」(2000年)の記録を更新されたのは「悔しい」が……

 そういえば、日本人への得票はなかったらしいが、左腕・高橋尚成(ニューヨーク・メッツ)は10勝(6敗、防御率3.61)をマークしたのに……。これも(日本人としては)「悔しい」こと。もう日本人は新人と見なされることがないのかもしれない。永遠(半永久的)に(メジャーリーグで)新人王は獲れないのか? その防壁に誰かに挑んで欲しい気持ちはある。

米大リーグ新人王、ポージーとフェリス (SANSPO.COM)

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ハンター落選!(9日)

2010-11-12 11:28:08 | Los-Angeles Angels
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 イチロー(シアトル・マリナーズ)が10年連続「受賞」の『ゴールドグラブ賞』(アメリカン・リーグ)。同じく(昨シーズンまで)9年連続で受賞していた(外野手)トリー・ハンター(ロサンゼルス・エンジェルス)が落選! 
 今シーズンは(シーズン途中に)センターからライトにコンヴァートされ、慣れない守備位置で“あたふた”していた。センターに若手の有望株のピーター・ボージャスを起用するためだったが、このボージャスが打率.204(本塁打6)と不振。守備でも脚は速そうなものの“さしたる”好守を見せることもなく。

 そのコンヴァートに意味があったのか? 疑問を感じた。例年通り、センターを守っていたら、順当に選ばれていたような気がする。しかし、そのハンターの代わりに選ばれたのが、シアトルの新鋭フランクリン・グティエレス外野手(27歳)。
「新旧交代」を感じさせる選出だった。グティエレスも“もう少し”バッティングで数字を伸ばせれば、超一流になれるのだが……(打率.245)。ハンターのように、そしてイチローに追走して、連続受賞を達成できるか? 

また偉業!イチ10年連続ゴールドグラブ (SANSPO.COM)

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遠いニューヨーク…(25日)

2010-11-04 19:52:22 | New-York Yankees
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 ニューヨーク・ヤンキースは結局、シーズン前に獲得したニック・ジョンソン内野手(打率.167)と、シーズン途中に(テコ入れで)獲得したランス・バークマン内野手(打率.248)との契約(来季オプション)を破棄。松井秀喜(ロサンゼルス・エンジェルス)の後釜のDH(指名打者)として獲得したのに、まるで戦力にならなかった。

 その代わりに(生え抜きの)ロビンソン・カノ29本塁打)が成長したから、5番の松井の穴は埋まったのだが、それでもポッカリ空いたDH。(来シーズンは)キャッチャーのホルヘ・ポサーダ(打率.248)を充てるつもりらしいが、それなら松井を呼び戻した方が良い。
 尤もGMブライアン・キャッシュマン)と松井の相性が“どうも”悪いみたい(?)だから、その可能性は低いのかもしれないが、ダッグアウトで(独り)寂しそうにしていた(?)同い年で仲が良かったデレック・ジーター(打率.270)を見ていると、ジーターのためにも呼び戻すべきだと思うが……

松井秀、ヤンキース復帰の可能性消滅 (SANSPO.COM)

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サンフランシスコに凱歌!(1日・レンジャーズ・ボールパーク)

2010-11-03 12:28:17 | San-Francisco Giants
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 昨日で【MLB】ワールドシリーズが終了したが、やっぱり日本人選手が出ていないと(壊滅的に)ツマラない。日本人という“とっかかり”がないと……たとえ田口壮(現オリックス・バファローズ)のように、主役ではなくても、そこに日本人選手がいれば(いるだけで)、メジャーリーグは楽しめるのだが……
 そう考えてみると、昨年のワールドシリーズの松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)の活躍(MVP)は、日本人にとって≪最高≫の“プレイオフ”(ポストシーズン)だった。あれが最後にならなければいいが……

 今年の≪世界一≫は、サンフランシスコ・ジャイアンツ(ナショナル・リーグ)。誰も予想できないワールドシリーズ制覇だった。しかし(よくよく)考えてみれば、2年連続(08-09)『サイ・ヤング賞』のエース、ティム・リンスカム(16勝10敗)がいるし、2番手にマット・ケイン(13勝11敗)。ケインは(レギュラーシーズンに)勝ち星こそ伸びなかったが、防御率は3.14。その安定感で確実にポストシーズンで勝ち星を拾っていった。

 3番手の左腕ジョナサン・サンチェス(13勝9敗)はポストシーズンは(精神的にキレ気味で)不調で、負け星「配給」要員になっていたが、その代わりに4番手のルーキー(21歳)左腕マディソン・バムガーナー(7勝6敗)。彼の(レギュラーシーズンの)勝ち星も少ないが、メジャーに昇格したのが、6月下旬。……これが数字のマジック。(メディアもファンも)数字に騙された。顔触れだけを見れば、実に≪世界一≫に相応しいメンツが揃っていた。

ジャイアンツ、56年ぶり6度目の世界一 (SANSPO.COM)

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