不幸な出会い、松井とエンゼルス

Slugger ( スラッガー ) 2010年 03月号 [雑誌]
販売元：日本スポーツ企画出版社
発売日：2010-01-23
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　松井秀喜（ロサンゼルス・エンジェルス）に赤いユニフォームは似合わない、と思っていたが、レギュラーシーズンが始まれば、そのうち目が慣れるだろうと……。しかし、最初の直感が正しかったようだ。ユニフォームだけではなく、チームカラーに合っていないのではないか？　とシーズン中、感じることが多かった。
　4番を打つ「チームの顔」トリー・ハンター が打率.281、21本塁打、84打点。（5番を打つ）松井が打率.270、20本塁打、80打点だから、数字はそんなに変わらない。何故、松井だけに批判が集中するのか？　来シーズンの契約が難しいのか？　全てはケンドリー・モラレスの怪我に由来する。

　昨シーズン、打率.306、34本塁打、108打点のモラレスが本来なら4番に座り、松井はそのサポート、補助で5番DHの座に安住できる筈だった。ところがモラレスが骨折（左下腿部）し、シーズンを棒に振り、松井が代わりにモラレスの仕事を果たさなければならなくなった。
　モラレスの後を打ち、モラレスが還しきれなかった塁上の走者を返すのが、松井の役目。それなのに、モラレスの代わりを務めることを要求され、常に比較対照されるのは、昨シーズンのモラレスの数字。その数字に較べると、物足りないのは厳然としている。……不幸な出逢いだった。

松井秀、信頼度の低さ痛感…勝負どころで交代 （SANSPO.COM）

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販売元：UPPER DECK
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凋落の松坂、5失点KO！（14日・セーフコ・フィールド）

Slugger (スラッガー) 2010年 10月号 [雑誌]
販売元：日本スポーツ企画出版社
発売日：2010-08-24
おすすめ度：
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　14日は久々にキャッチャーが“恋女房”（相性が良い）ジェイソン・ヴァリテックだったから、良いかなと思ったら、6回（0/3）5失点で≪弱小≫シアトル・マリナーズにKOされた、松坂大輔（ボストン・レッドソックス）。
「4対2」2点のリードも守れず、【5回裏】に同点にされ、志願して上がったのであろう（？）【7回裏】のマウンドは、先頭のイチローにセンター前ヒットを許し、ここで降板。3番手が打たれて、勝ち越し（イチローの生還）を許し、危うく負け投手になるところだった。9勝5敗で防御率4.82。……10勝目が遠い、松坂。

　それにしても、松坂は登板する度にピッチング・フォームが微妙に違う。テレビ局のカメラの角度にもよるのだろうが、今回は（何故か）コンパクトで“クイック”なフォーム。球は走っていたが、高めや甘いコースに制球されて、それを≪弱小≫シアトル打線に痛打された。シアトルに打ち込まれるようでは……他のどのチームになら勝てるのだろう？　

悔しさにじむ松坂、イチローに崩され５失点 （SANSPO.COM）

シアトル・マリナーズ セーフコ・フィールド MLB ポスター
販売元：MLB
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黒田、8回3失点でも12敗目（5日・ドジャースタジアム）

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販売元：MLB
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　8回3失点と聞けば、3点も取られたのか、と思うが、【6回表】まで1点に抑えて「0対1」。【7回表】7番パブロ・サンドヴァルを詰まらせながらも、レフト前にポトリと落ちるヒットで出塁を許し、8番ホアン・ウリベを迎え、「ここはバントでしょう」と言うCS（J SPORTS）の阿呆な解説者（元プロ野球選手）の予想に反して、躊躇なくフルスウィングしたウリベの打球はレフトスタンド・ポール際に飛び込む（第19号）2ランホームラン！　
　全然「失投」ではなかった。アウトサイドにスライダーを曲げてきたが、ウリベがバットの先で引っ掛けるようにして振り抜いて、レフトスタンドへ運んでいった。……こんなスウィングをするバッターは、日本球界には「いない」だろう、黒田博樹（ロサンゼルス・ドジャース）。

　一方、味方打線は、サンフランシスコ・ジャイアンツの左腕“ノーヒッター”ジョナサン・サンチェスの前に沈黙……（3安打9三振）。やはり「主砲」マニー・ラミレス（シカゴ・ホワイトソックス）が去ったら、≪貧打≫のチームに戻ってしまった。「0対3」で敗れて、黒田は遂に12敗目（10勝）。防御率は3.39なのに……

黒田が日本復帰へ！巨人、阪神で争奪戦も （SANSPO.COM）

BBH1追加 SP黒田博樹(広島)
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