野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

黒田、誤審のその後に…(23日・ヤンキースタジアム)

2012-09-25 19:46:51 | New-York Yankees
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怒りのジラルディ監督「観客の反応を見れば分かるだろう」 』っていうから、6回途中5失点の先発(スターター)黒田博樹(ニューヨーク・ヤンキース)に≪お怒り≫なのかと思ったら、怒りの矛先は審判(一塁・塁審)。
【2回表】(オークランド・アスレティックス)先頭打者(ジョシュア・ドナルドソン)に初球を叩かれて、三週間に深い当たり! ショート・ストップの(デレク・ジーターではない)エデュアルド・ヌネスが追いついて、一塁に素早く送球したが、判定は「セーフ」! しかし地元放送局【YES】のスローモーションの映像では、打者走者の(着地しようとする)左足が宙に浮いている瞬間に、送球が一塁手のグラヴにすっぽり収まっている。……明らかな「誤審」。
 黒田はこの後、1-OUTを取ったが、9番打者(クリフ・ペニントン)に2球目のチェンジアップ(失投!)を叩かれ、ライトスタンドに放り込まれる(第6号)2ランホームランを喫して3失点目。

 初回も先頭打者(スティーブン・ドルー)をボテボテのサードゴロに打ち取ったが、三塁手のアレックス・ロドリゲスが一塁に悪送球! “A-ROD”がDL(故障者リスト)から戻ってきて、打線に「厚み」は増したが、守備面の「不安」はプラスされた。
 “A-ROD”が戻ってくるまでの間、三塁には『ゴールド・グラヴ賞』6回(2001~2006)受賞の“名手”エリック・チャヴェスが守り、打たせて取る(典型的なグラウンド・ボール・ピッチャー)タイプの黒田にとっては、頼もしい<ホット・コーナー>だった。
 5月27日以降の21度の先発機会で11勝4敗、防御率2.79。抜群の安定感を誇っていた黒田だが、“A-ROD”が戻ってきた9月は4試合に登板して、防御率5.63。≪因果≫(相関)関係は無いと思いたいが……

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ジェフ・クレメントの2連戦(19日・PNCパーク)

2012-09-21 09:32:21 | Pittsburgh Pirates
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 昨日(20日)一昨日(19日)のピッツバーグ・パイレーツvs.ミルウォーキー・ブリュワーズの2連戦(@J SPORTS)。注目したのは≪当然≫ミルウォーキーのリードオフ(1番打者)青木宣親……ではなく、ジェフ・クレメント内野手(ピッツバーグ・パイレーツ)。
 一昨日(現地18日)の【7回裏】1-OUT一二塁のチャンスに代打で起用されて、カウント「1-1」から力強いスウィングで一塁線に痛烈な打球(ファウル)! 「おっ!」と思わせたが、「3-2」フルカウントから7球目を打ち上げて、平凡なレフトフライ。

 そして昨日(現地19日)は【8回裏】1-OUT一塁で代打に起用されて、初球(アウトサイド)を見送って(ストライク)、2球目(インサイド)も見送って(ストライク)、3球目(アウトサイド)を空振りして、3球三振! ……大丈夫か、日本のタイガース(あるいはホークス)? 
 2005年のシアトル・マリナーズのドラフト1位(全体3位)の<トップ・プロスペクト>(超有望株)。高校(マーシャルタウン)時代は通算75本塁打(歴代1位)。大学(南カリフォルニア)時代も歴代2位の46本塁打を放った強打者。期待されていたのに、メジャーリーグにも定着できず、殆どマイナーリーグ暮らし。アメリカ国内でも「今シーズンオフには日本球界入りか」と報道されているらしいが、本当に来るのか? 

ソフトバンク“城島を日本に追いやった男”獲得へ (スポニチ Sponichi Annex)

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岩隈、本領発揮の6勝目!(2日・セーフコ・フィールド)

2012-09-04 20:47:07 | Seattle Mairners
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 岩隈久志(シアトル・マリナーズ)が“ようやく”6勝目(3敗)。【7回表】までロサンゼルス・エンジェルス打線を3安打に抑えて、【8回表】1-OUTから連打を喰らったところで降板(球数101)……
(その時点で)得点は「2対0」。2番手投手(ジョシュ・キニー)が打たれて同点あるいは逆転されないかな? と(日本時間の午前7時過ぎ)「不安」になりながら見ていたが、何とかピンチを凌いでくれて(最終的には)「2対1」で勝利したシアトル。

 今日(3日)の段階で6670敗。借金「4」まで盛り返してきたシアトル。岩隈が開幕から先発ローテーションで回っていれば、ひょっとしたら今頃(アメリカン・リーグ)<ワイルドカード>争いに加わっていたかもしれない。
 岩隈の先発ローテ入りを拒み続けてきたエリック・ウェッジ監督。監督の判断ミスもあるが、しかし岩隈も開幕までに「ベスト」な状態に持っていけなかったのも「事実」。岩隈の代わりに起用されたヘクター・ノエシが2勝11敗(防御率5.77)、あるいはケビン・ミルウッドが4勝12敗(防御率4.38)。この二人が作り出した「23」の敗戦がシアトルを「重く」している。

 それにしても、岩隈(防御率3.14)。球が低めに集まり、球速も(開幕当初に比べたら)格段に速くなっている。東北楽天ゴールデンイーグルス時代(2005年~2011年)や大阪近鉄バファローズ時代(2000年~2004年)のピッチングはよく知らないが、3年前の2009年の第2回『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)で見た岩隈の快投! あの≪MVP≫級のピッチングが現在(いま)メジャーリーグで再現されている(!)。
 2010年のオフに岩隈をポスティング・システム(入札制度)で獲得しようとしたオークランド・アスレティックスのビリー・ヴィーンGM(ゼネラル・マネージャー)の眼は「正しかった」ことが(その入札金額と契約条件は兎も角)証明されたことになる(?)。こんなところでも“あの”名物GMの≪株≫が(密かに)上がっているかもしれない。

岩隈にノーヒッター右腕が脱帽「物凄い投球だった」 (スポニチ Sponichi Annex)

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